夏休みは子どもたちがネットに接する時間が多くなり、解放感も手伝ってトラブルに巻き込まれやすくなる。子どもたちは執拗な架空請求メールに怯えたり、悪口を書かれて傷ついたり、交際トラブルに悩んだりしている。違法とは知らずに逸脱行為をしてしまい、取り返しがつかない事態を招いてしまうケースもある。まだ判断力が十分ではない子どもにとって、ネットは安全とは言い難い。わが子をネットいじめやネット犯罪の被害者・加害者にしないために、まずは実態を知ることから始めよう。
[ 実態編 ]
■ ネット利用環境~中高生の携帯電話ネット利用率はほぼ100%
■ コミュニティサイトの憂鬱~トラブルは掲示板からプロフへ
■ ちょっと待った! 「個人情報」の書き込み
■ 「個人情報+悪口+写真」のトリプルパンチ
★ コラム:子どもが怯える架空請求メール
■ 「プロフ」「SNS」で出会った相手との交際トラブル
■ 著作権問題で中高校生が逮捕というニュース
[ 対策編 ]
■ フィルタリング設定で防げるトラブル
■ フィルタリングの段階的設定と家庭のルール
[ 実態編 ]
■ネット利用環境~中高生の携帯電話ネット利用率はほぼ100%
内閣府は、青少年のネット環境について年度ごとに調査を行っている。昨年度の実態調査は今年4月に公表された。満10歳から17歳までの青少年2000人、および青少年の同居の保護者2000人を対象に、調査員が個別面接して聞き取り調査をしている。
その調査結果によると、携帯電話は小学生約2割、中学生5割弱、高校生は96%が所有している。所有する携帯電話を使ったインターネットの利用率は、小学生は約8割、中高生はほぼ100%近い。パソコンの使用率は小学生と高校生が約8割、中学生は約9割で、そのパソコンを使ったインターネット利用率は小学生約7割、中学生約8割、高校生約9割となる。(図1)。
図1 携帯電話の所有率/パソコンの利用率とインターネット利用率(%)
出所「青少年のインターネット利用環境実態調査」報告書(内閣府、2010年3月)
ネットを利用するなかで、「チェーンメール」は中学生の約3割、高校生の約4割が経験している。コミュニティサイトの経験は、「プロフやゲームサイトで知り合った人とやりとりしたことがある」中学生は11%、高校生は17%。そのプロフやゲームサイトで知り合った人と「会ったことがある」のは、高校生3.5%、中学生1.6%という数字だ。
プロフやゲームサイトなどのコミュニティサイトは、いわゆる「出会い系サイト」と対比して「非出会い系サイト」と呼ばれることがある。ネットのトラブルは今、出会い系よりもこの非出会い系で増えているのが現状だ。文部科学省はこれらコミュニティサイトが青少年にどのように利用されているか調査している。次項でその内容をみてみよう。
【関連URL】
・青少年のインターネット利用環境実態調査報告書(内閣府、2010年3月)
http://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/chousa/h21/net-jittai/html/index.html
・平成21年中のいわゆる出会い系サイトに関係した事件の検挙状況について[PDF](警察庁)
http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h21/pdf52.pdf
コミュニティサイトとは、プロフやゲームサイト、SNS、掲示板のように、コミュニティ機能を備え、利用者が情報を投稿することで成り立つサイトのこと。文科省はコミュニティサイトを通じて犯罪やトラブルが多発しているとして、青少年の利用実態調査を行った。調査は、青少年の利用が多い20サイトを選び、昨年12月から今年3月までの約10万件の投稿から、キーワードを使って「注意を要する、問題のある」青少年の投稿6158件を検出し、書かれたサイトや書き込み内容を調べた。
「注意を要する投稿」とは、学校名やバイト先名のみなど、個人が特定できないだろう個人情報、また青少年以外への中傷、暴言、飲酒や喫煙行為に関する告白など。「問題のある投稿」とは、メールアドレスや電話番号など青少年と直接連絡がとれる個人情報や、出会いを誘う書き込み、いじめ、自殺、自傷の告白など。
調査結果によると、こうした問題投稿が最も多かったのは、プロフィールサイト(3299件、53%)で、次にゲーム・SNS系(1524件、25%)、掲示板(570件、9%)という順となった(図2)。
図2 注意を要する、問題のある投稿のサイト種別
出所「青少年が利用するコミュニティサイトに関する実態調査報告書」(文科省、2010年3月)
この調査結果は、ネットいじめの巣窟などとしてひとしきり問題となった「学校裏サイト」(スレッド型掲示板がほとんど)が監視活動等によって鳴りを潜め、学校を話題とした交流は非公開掲示板や他の種類のサイトに移行していることを裏付けていると分析されている。同時に、子どもたちのネットにおける交流の中心が、掲示板からプロフやSNSへ移行していることも示しているだろう。プロフやSNSは掲示板に比べて匿名性が低いため、注意が必要だと報告書は警告している。掲示板は投稿時にその都度ハンドルネームを入れる程度だが、プロフやSNSは個人ページが設けられ、その開設者がどこでどんな投稿をしたか特定しやすい特徴がある。
【関連URL】
・青少年が利用するコミュニティサイトに関する実態調査報告書(文科省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/seisyounen/houshin/1295040.htm
文科省調査で「注意を要する、問題のある投稿」の内訳をみると、最も多かったのは「個人情報等」4629件(60%)だった(図3)。そのほとんどは学校やアルバイト先、クラスや部活など個人の特定には直接つながらないものだが、うち802件(18%)は直接本人に連絡がとれるメールアドレス、電話番号などが書き込まれていた。また、プロフなどに自分の顔写真を掲載している青少年も多く(抽出投稿の4割以上)、なかには飲酒や喫煙している写真、自傷行為を撮影した画像なども少数ながら(35件)見られた。
図3 注意を要する、問題のある投稿の内訳(複数の分類に該当する投稿を含む)
出所「青少年が利用するコミュニティサイトに関する実態調査報告書」(文科省、2010年3月)
氏名や顔写真、電話番号などでなく、学校名やバイト先等だけなら個人を特定できないので無問題と思われるかもしれない。しかし、他に本人が投稿した情報等をたどり関連付けることで、個人が特定される可能性がある。ネットの「祭り」などではターゲットになった個人がそのようにして突き止められ、プライバシーがさらされることが少なくない。
未成年の飲酒や喫煙、自傷行為、自殺願望などの投稿は、悪意を持った人間が見れば「付け入る隙」となる。ネットで得られる情報を結び付けて個人が特定されれば、悪意を持つ人間のアプローチを可能にしてしまうことにもなる。そこまで至らなくとも、写真の公開だけでも悪用される危険はある。アダルト写真に改造されたり、中傷とともに別サイトに転載されたり等は、実際に起きている。
文科省の調査はコミュニティサイトを外側から見たものだが、実際に子どもたちがネットのトラブルに悩んだ相談事例をまとめた、いわば内側からの報告書もある。東京都が行っている18歳未満の青少年のためのネットトラブル専用総合相談窓口「東京こどもネット・ケータイヘルプデスク(愛称「こたエール」)」が、2009年7月の開設時から今年3月末までに寄せられた相談542件(青少年からの相談383件)についてまとめたものだ。国の統計的調査に比べて数は少ないが、ケーススタディとして、子をもつ親にとり示唆に富んだものになっている。ぜひ一読をお勧めしたい。
相談を寄せた学年は中学2~3年が多く(相談件数の3分の1)、また中学生の相談の半数以上、高校生の相談の7割近くがケータイに起因するものだった。相談件数が最も多いのは、架空請求(128件)、次に迷惑メール(29件)の順だが、ネットいじめ(17件)と名誉毀損・誹謗中傷(17件)、削除方法(26件)を「ネット上の書き込みトラブル」としてまとめると60件で、相談件数第2位となる。
図4 ネット上の書き込みトラブルの内容
出所「子供のネット・ケータイトラブルの状況について」[PDF](東京都、2010年6月)
図4を見ると、「ネット上の書き込みトラブル」の内容は、「悪口」と「写真」「個人情報」の組み合わせでできていることがわかる。「ネットいじめ」や「名誉棄損・誹謗中傷」がこの3要素を使って行われ、傷ついた被害者はその「削除方法」について悩み、相談を寄せることになる。削除方法の相談事例として、中2女子の保護者から寄せられたものを報告書から引用し紹介する。
<都の「こたエール」に寄せられた削除方法の相談事例>
娘が掲示板で知り合った女の子にメールアドレスと本名を教え、写真を送信した。自分のブログのことも知らせた。ところが娘あてに、「おまえの氏名と住所が特定できた!」というメールが知らない名前、知らないアドレスから送られてきた。それと同時に娘になりすました誰かが、あちこちの掲示板に名前を入れた書き込みを始めた。娘は大変ショックを受けている。削除は可能でしょうか?(都の報告書より引用、一部改変)
ネットの怖さを教えてくれる事例だ。相談を受けたヘルプデスクは、実際に「なりすまし」で書き込みが行われている掲示板を確認。その数が多いこと、信頼性に欠ける掲示板が大半であることから、削除依頼を慎重に行うようアドバイスしている。
このケースでは被害を受けた側が忍耐強い対処をすることになるが、悪質な例では警察に相談することも検討される。自分の名前をかたって不名誉な書き込みをされた場合は名誉棄損で提訴することができる。また次項でみるような例(成人との交際や写真公開など)の場合は、ヘルプデスクも警察への相談を勧めている。
【関連URL】
・子供のネット・ケータイトラブルの状況について[PDF](東京都)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2010/06/DATA/60k6t300.pdf
・「相談からわかる、青少年のネットとケータイのトラブルに関する考察」[PDF](東京都)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2010/06/DATA/60k6t301.pdf
都の「こたエール」に寄せられた相談で最も多かったのは「架空請求」だった。青少年からの相談の33%を占めており、とくに中学生、高校生からの相談が多い。請求金額の最高額は40万円、平均額は約6万円、支払った最高額27万円という。親のクレジットカード情報を教えてしまい、クレジット会社からの請求で発覚した中2女子のケースもある。この中学生は架空請求メールを受信して着信拒否をしていたが、拒否設定を解除すると「拒否設定を行っていたため料金が加算されます」という脅迫めいたメールを受信。怖くなって親に内緒で5万円を支払ったが、その後も絶えず請求メールが来るため、親のクレジットカード番号を業者に知らせ、20万円の支払いをしてしまった。
ヘルプデスクは、こうした架空請求の相談には「払わなくても大丈夫」であることを伝え、徹底無視を勧めている。この場合は、お金を取り戻す方法として、業者側が引き出していなければ「口座の凍結」等で戻せる可能性もあること、しかし時間が経っていると難しい場合が多いことを説明。対処法としては請求メールや支払い先口座の情報等を持って警察に届出る、または消費者センターに問い合わせてみることをアドバイスしている。
コミュニティサイトは「書き込みトラブル」だけでなく「交際トラブル」の元にもなる。都の「こたエール」に寄せられた交際トラブル18件のうち、ネットで知り合った見知らぬ相手と実際に会っているケースは8割に及ぶ。知り合ったきっかけは、非出会い系サイト12件(65%)、出会い系サイト3件(17%)で、非出会い系サイトの種別ではプロフが最も多い。
図5 トラブルが起きた交際の「知り合ったきっかけ」
出所「子供のネット・ケータイトラブルの状況について」(東京都、2010年6月)
交際トラブルで最も多いのは、嫌がらせのメールや電話(4件)で、個人情報と写真の要求(3件)、成人との交際(3件)、サイトでの画像アップ(3件)と続く。
報告書にある交際トラブルの相談事例を2件紹介すると。1つは中1女子の保護者からのもので、娘がゲームサイトで知り合った20歳男性と直接会い、無断外泊までしている。会ってはいけないと説得しても言うことを聞かない。警察に被害届を出そうと思うがどうかというもの。もう1件は、中2男子からの相談で、好奇心から出会い系サイトで知り合った成人女性と実際に会い、互いの裸の写真を交換してしまった。その後、しばらく連絡をしなかったところ、相手が怒って写真をネット上に公開してしまったというもの。
ヘルプデスクは、どちらも成人が児童を相手にしている点で犯罪該当性も考えられるとし、警察への相談を勧めている。
コミュニティサイトでのトラブルを中心に見てきたが、実態編の最後に、子どもが違法行為をして検挙されたニュースを紹介しておきたい。どちらも著作権法に抵触したものだ。「皆が喜んでくれるから」等という理由で、音楽や漫画等の著作物を無断で複製しネットに公開すれば違法行為となり、たとえ中高校生であっても検挙されることを、子どもたちには十分に理解させておきたい。
【中3男子が逮捕:発売前の漫画を撮影してYouTubeにアップ】
名古屋市の男子中学生(14歳)が6月14日、著作権法違反容疑で逮捕された。少年は、昨年12月22日から今年2月9日までの間に、週刊少年ジャンプ(集英社)掲載の「ONE PIECE」「NARUTO-ナルト-」「銀魂-ぎんたま-」と、週刊少年サンデー(小学館)掲載の「MAJOR」の最新話を、雑誌発売前の段階でYouTubeに投稿、公開した疑い。少年は昨年12月以降、漫画30作品、118話分をページごと、あるいはコマごとに撮影し、スライドショーのような動画にして公開。動画は合計で800万回以上再生されていた。少年は、動画をアップしたことをブログやTwitter上で告知しており、このブログを共同管理していた佐賀県と沖縄県の少年らも任意で事情聴取されている。
・「YouTube」での違法アップロードを初摘発(ACCS)
http://www2.accsjp.or.jp/criminal/2010/1009.php
【高校生と中学生を検挙:携帯電話向けに違法音楽配信300曲以上】
16歳の高校生と15歳の中学生が7月21日、著作権法違反容疑で検挙、送検された。少年2人は今年3月ごろ、人気アイドル「AKB48」や「矢島美容室」などの音楽ファイルをそれぞれ3曲、携帯電話向けレンタル掲示板にアップロードし、不特定多数が無料でダウンロードできる状態にしていた疑い。2人は合わせて300曲以上の音楽ファイルをアップロードしており、それらの中には正規商品として発売される前の音源のファイルも多数含まれていた。そのためか、開設以来100万人を超えるアクセスがあったという。16歳の高校生は、今年2月から携帯電話向けレンタル掲示板で「音楽の神様の保管庫」と題するサイトを開設・運営しており、15歳の中学生はこのサイトを利用していた。
・香川県警と高松北署が無料レンタル掲示板の違法アップロード者2人を送致(JASRAC) http://www.jasrac.or.jp/release/10/07_1.html
【関連記事:セキュリティ通信】
・著作権侵害で逮捕相次ぐ:発売前漫画をYouTubeに/海賊版販売/無断上映など(2010/06/15)
・著作権侵害で高校生と中学生を検挙:携帯電話向けに違法音楽配信300曲以上(2010/07/23)
内閣府の調査では、携帯電話のフィルタリング利用率は、小学生61.7%、中学生54.7%、高校生38.7%。パソコンでは、小学生39.3%、中学生29.5%、高校生20.7%となっている。2009年4月に「有害サイト規制法」が施行され、18歳未満の携帯電話にはフィルタリング機能をつけることが義務づけられたが、普及はまだまだのようだ。新規購入の場合は、携帯電話会社が使用者の年齢を確認したうえでフィルタリング機能をつける。しかし、法の施行前に契約された電話の場合は、保護者が申し込みをしなければならない。
保護者が子どもにフィルタリング機能を付けていない理由は、携帯電話の場合は「子どもを信用している」(41.7%)が最多で、「特に必要を感じない」28.5%が次に続く。パソコンでは「親がいるところで使っているので必要ない」「家族で使っているのでそこまで考えなかった」がどちらも37%で最多、「子どもを信用している」26.6%、「特に必要を感じない」19.4%と続く。
「子どもを信用している」「特に必要を感じない」とする保護者がかなり多いが、子どもが信用できれば、ほんとうにフィルタリングは必要ないのだろうか。
子どものネットトラブル相談を受け付けている都のヘルプデスクは、調査報告書の中で小学生にホワイトリスト方式のフィルタリング設定を勧めつつ、次のように述べている。「子供のプライバシーを尊重すること」と、「子供が被害者や加害者になりうること」を黙ってみていることは別であることを保護者に理解してほしい、と。
また、ネットトラブルについて、フィルタリングをしていれば防げた相談かどうかを分析し、63%は防げたのではないかと結論づけている。出会い系サイト、アダルトサイトなどはフィルタリングでブロックできるものとして「防げた」とし、メール本文での請求は「防げなかった」、サイトの種類がはっきりしないものは「不明」、相談内容がサイトに関係ないものについては「関係なし」として分類している。
図6 フィルタリングがあれば防げたと考えられる相談の割合
出所「子供のネット・ケータイトラブルの状況について」(東京都、2010年6月)
都のヘルプデスクは、子どもの成長に合わせた3段階でのフィルタリング設定と、家庭でのルール作りを勧めている。
第1段階(小学生を目安):安全なサイトだけに接続できる「ホワイトリスト方式」のフィルタリング設定とする。携帯電話を初めて渡す「前」に、利用時間の決まり事や保護者が利用状況をチェックする等のルールを作る。
第2段階(中学生を目安):有害サイトへの接続をブロックする「ブラックリスト方式」のフィルタリング設定とする。方式を切り替える「前」に、利用時間の決まり事や、迷惑メールに返信しない、個人情報は書かない等のルールを作り、守らせる。
第3段階(高校生以上を目安):フィルタリングをはずす時期になったら、はずす「前」に、ネットの危険性や注意事項を教える。
こうしたフィルタリングの導入や設定、基本的な家庭のルール作りは、子どものネットトラブル予防として、ぜひ検討してみていただきたい。携帯電話のフィルタリング機能は、携帯電話各社のサイトから無料で設定できる(下記URL参照)。また、販売窓口でも対応している。
【関連URL】
・有害サイトアクセス制限サービス(電気通信事業者協会)
http://www.tca.or.jp/mobile/filtering.html
・NTTドコモ(アクセス制限サービス)
http://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/access_limit/index.html
・KDDI(EZ安心アクセスサービス)
http://www.au.kddi.com/anshin_access/
・ソフトバンクモバイル(ウェブ利用制限サポート)
http://mb.softbank.jp/mb/support/3G/filtering/
・ウィルコム(有害アクセス制限サービス)
http://www.willcom-inc.com/ja/service/filtering/
・イー・モバイル(Webアクセス制限)
http://emobile.jp/service/option1.html
・違法・有害情報から子どもを守るための情報(内閣官房)
http://www.it-anshin.go.jp/activity/information.html
(執筆:現代フォーラム/熊谷)