◎ 三重銀行、個人情報を含むマイクロフィルムなど紛失
三重銀行(本店:三重県四日市)は8日、本店営業部、津支店、菰野支店で、個人情報が記載された資料の一部を紛失したと発表した。本店営業部では、「各種手数料等の口座振替結果明細表兼一時未収手数料記入帳」を紛失。同資料には、顧客71名分の氏名、預金科目、口座番号、手数料金額が記載されていた。2つの支店では、税金と電話料金の納付手続をした最大285人分の情報が記載されたマイクロフィルムを紛失。内訳は、津支店では2003年4月16日に扱った最大5件分、菰野支店では2002年2月6日から同27日までに扱った最大209件分。同フィルムに記載されていた情報内容は、顧客の氏名、住所、電話番号、納税金額、電話料金等と推測されている。フィルムの写しが保管されていないため、顧客数と記載内容は推測による。同行は、当該資料を行内で誤って廃棄した可能性が高く、外部に流出した懸念はきわめて低いとしている。
・リリース[PDFファイル](三重銀行)
http://www.miebank.co.jp/news/pdf/news443.pdf
◎ 第一興商、カラオケルーム利用客のクレジットカード利用控え94枚紛失
第一興商(東京都品川区)は8日、子会社である台東第一興商(東京都台東区)の運営するカラオケルーム店で、顧客のクレジットカード利用控え94枚を同店従業員が紛失したと発表した。紛失は2日未明、カラオケルーム店「ビッグエコー銀座並木通り8丁目店」から同従業員が「クレジットカードご利用票」94枚を本部に届ける際に発生した。利用票に記載された情報は、利用金額、クレジットカード名、会員番号(16桁)、有効期限、顧客のサイン。所轄警察に届け出ると共に懸命に捜索したが、今現在発見できていないという。同社は、拾得した第三者により悪用される恐れがあることから、当該顧客に対し、カード会社からその旨を通知してもらい、会員番号変更を依頼するとしている。 また今後は、カード売上票はカード会社への郵送以外に外部に持ち出さないこととするなど、同社グループともども個人情報の管理を徹底し、再発防止に努力するとしている。
・リリース(第一興商)
http://www.dkkaraoke.co.jp/press/051108.html
◎ 厚木市立中の生徒167名分の適性調査用マークシートを納入業者が誤廃棄
厚木市は8日、市立中学で実施した生徒の進路適性調査用マークシート167名分を市内物品納入業者が誤って廃棄したと発表した。進路適性調査は、生徒が自分の個性に合った適切な進路を考えていくための調査で、同市では今年度2校で実施しているが、そのうちの1校で今回の事故が発生した。7月1日、分析・診断処理を行うため私立中から同業者へマークシートを渡したが、マークシートが見つからない旨の連絡があり、10月19日に同市教育委員会に報告した。同委より指示され捜査した結果、業者はマークシートを受領後に誤ってごみとして廃棄したことを報告してきたという。市立中は7日から家庭への事情説明を実施し、保護者と生徒の理解を得た上で再調査を実施する予定であるという。
・リリース(厚木市)
http://www2.city.atsugi.kanagawa.jp/kouhou/kisyakaikn/page_11854.html
◎ 久光製薬、都内の医師3,697名の個人情報を含むパソコン紛失
「サロンパス」の久光製薬(本社:佐賀県鳥栖市)は8日、東京第一支店(東京都渋谷区)の医薬情報担当者が1日の帰宅途中に、電車の中でノートパソコンの入ったカバンを紛失したと発表した。同社によると、紛失パソコンには主に東京都内の医師3,697名分の氏名、勤務先等の情報が記録されていたが、これまでのところ不正使用等の二次被害の報告は受けていないという。同社は、当該ノートパソコンにはパスワードの設定がなされており、データにアクセスすることは困難とし、不正使用等の事実が判明した場合には誠意をもって対処。今後は、個人情報保護対策のいっそうの強化を図り再発防止策を徹底したいとしている。
・リリース[PDFファイル](久光製薬)
http://www.hisamitsu.co.jp/company/pdf/kouhou_051108.pdf
◎ ネットプロテクションズ、お詫びメールの同報配信で561名のアドレス流出
クレジットカード決済サービスなどを運営するネットプロテクションズ(本社:東京都港区)は8日、顧客にお詫びメールを一斉配信する際に、誤って他顧客のメールアドレスが表示される状態で配信したと発表した。同社によると、対象者をデータベースから選別する際にキーコードを誤り、配信対象の選択と設定を間違えたという。流出したのは、配信時に利用したメールアドレスのみで、2名から107名の配信単位で、計561名のアドレスが相互に閲覧できる状態で配信された。同社は、該当者に対し事情説明と謝罪のメールを送るとともに、当該メールの削除を依頼。今後は、個別配信もしくはBCCでの配信しか出来ないようメール配信システムを改修し、一斉配信時には上長の承認がない限り配信できない形にするとしている。
・リリース(ネットプロテクションズ)
http://www.netprotections.co.jp/about_np/pressrelease/tr051108privacy.html
◎ ロシュ・ダイアグノスティックス、253件の個人情報を含むパソコン盗難
診断薬・機器メーカーのロシュ・ダイアグノスティックス(本社:東京都港区)は7日、同社社員が253名の個人情報を含む業務用パソコン1台が入った鞄を盗まれたと発表した。盗難があったのは10月7日午後9時頃、東京駅で、盗まれた鞄に入っていたパソコンには、長野県内の医療関係者140件(氏名、勤務先、所属部門、出身校等)、代理店担当者5件(氏名、役職)、埼玉県内の同社製品利用顧客101件(氏名、住所、電話番号)とその主治医名7件、計253件の個人情報が保存されていた。ただちに丸の内警察署に盗難届けを提出したが、いまだ発見されていない。同社は、パソコンには複数のパスワードが設定されており、情報流出の可能性は極めて低いといい、現時点で情報の不正使用等の問題は発生していないという。パソコンに情報が収納されていた関係者に対しては、状況報告とお詫びをしているという。また、改めて安全管理の強化、社内教育の徹底に邁進し、信頼回復に努めていくとしている。
・リリース(ロシュ・ダイアグノスティックス)
http://www.roche-diagnostics.jp/new/05/11/07.html
◎ 自衛隊中央病院、勤務医の私物パソコンから59人分の医療情報流出
ファイル共有ソフトWinny(ウィニー)を通じた情報流出が相次いでいるが、今月7日付けの各紙の報道によると、自衛隊中央病院(東京都世田谷区)で受診した59名分の医療データが、同院に勤務する航空自衛隊の医官の私物パソコンから流出した。流出した情報は、受診者59人分の氏名、年齢、病名など。9名は自衛官と自衛官OBだが、残りは一般人という。9月に通報があり、流出が発覚した。
・防衛庁・自衛隊HP
http://www.jda.go.jp/
◎ スポーツクラブNAS、1,437名分の顧客情報を含む記憶媒体紛失
日本体育施設運営株式会社(NAS、本社:東京都千代田)は4日、同社稲毛海岸店で、1,437名分の顧客情報漏洩事故が発生したと発表した。事故があったのは1日、同社社員が電車に乗車中、当該情報が入った記録媒体を紛失したもので、情報内容は、2005年1月から8月の間の入会および退会した顧客の住所、氏名、年齢、電話番号、銀行口座など。同社は駅、警察への届け出、および経済産業省への報告を行い、当該顧客にはお詫びと事情説明をしたという。また、顧客情報の取り扱いルールを再徹底するように全社に指示、事故の再発防止に努めていくとしている。
・リリース(スポーツクラブNAS)
http://www.nas-club.co.jp/topic/topic113.html
◎ NTTドコモ中国、13万4,782件の支払先情報等を含むハードディスク紛失
エヌ・ティ・ティ・ドコモ中国(NTTドコモ中国、本社:広島市中区)は4日、経理業務の一部を委託しているドコモサービス中国が、支払先の口座情報等が含まれている外付型ハードディスクを紛失したことが判明したと発表した。発表によると、ドコモサービス中国は事務所に保管していた外付型ハードディスク1個が見当たらないことに10月26日に気づき、事務所内を捜索したが発見できず、10月28日に同社に紛失の連絡をした。ドコモサービス中国の事務所は同社の本社ビル内にあり、両社で同ビルの全フロアを捜索したが発見できず、2日に広島中央警察署に紛失届を提出した。紛失したハードディスクには同社およびドコモグループ全社で使用する顧客情報、従業員情報が含まれている。内訳は加入契約者2,805件、基地局等の地権者17,372件、取引先109,010件、従業員5,595件で、計13万4,782件。情報内容は、取引先名、銀行コード、口座番号、口座名義など。法人名義の顧客情報(名前、住所、携帯電話番号、連絡先電話番号)が30件含まれている。同社は、取引先については事情説明とお詫びをし、また専用コールセンターを設けて問い合わせに応じている。現時点では、本件に関する外部からの照会や情報の不正利用などは確認されていないという。また、同社は本件を厳粛に受け止め、ドコモ中国グループ全体で、情報管理の徹底を図り、信頼回復に取り組んでいくとしている。
・リリース(NTTドコモ中国)
http://www.docomo-chugoku.co.jp/info/notice/2005/hdd.html
◎ ファンケル、委託先が2,587件分のメールアドレスを記録したUSBメモリ紛失
ファンケル(横浜市中区)は4日、アンケートの集計・分析を依頼した委託先が、同社の顧客2,587件分のメールアドレスを記録したUSBメモリを紛失したと発表した。10月28日に委託先から報告があり、発覚した。紛失したのは先月、同社製品を購入した顧客に向け電子メールで行ったアンケート調査で使用したメールアドレスと、その回答内容。名前、住所、電話番号など個人を特定できる情報は入っていないという。同社はすでに警察への遺失物届けならびに経済産業省、社団法人日本通信販売協会への報告を行っており、該当顧客に対しては、報告とお詫びの文書をメールで送付したという。今後は、同社での管理はもとより外部委託先への管理、監督を徹底して再発防止に努めるとしている。
・リリース(ファンケル)
http://www.fancl.co.jp/campaign/notice_051104/index.html
◎ 朝日新聞、11日開催「中国の台頭と日米同盟」シンポの聴講応募はがき75枚紛失
朝日新聞社主催のシンポジウム「中国の台頭と日米同盟」への参加募集に応募した往復はがき75枚を、同社が紛失していたことが2日にわかった。シンポジウムは11日に東京・赤坂プリンスホテルでの開催が予定されているもの。募集は10月13日に開始し、締め切り前日まで、往復はがきによる応募は371通あったという。返信の準備をしていた同25日、応募枚数に比べ返信はがきの枚数が少ないことに気づいたという。紛失しはがきには、応募者の氏名、住所、年齢、職業、電話番号などが書かれていた。同社は2日付朝刊でお詫びを掲載。応募者全員を当選としており、同社から返信がない応募者は問い合わせるよう呼びかけている。
・関連サイト(朝日新聞社)
http://www.asahi.com/event/TKY200510120248.html
◎ 杏林製薬、1,349名分の個人情報を含むパソコンが車ごと盗難
杏林製薬は2日、1,349名分の個人情報を含むパソコンを積んだ医薬情報担当者の営業車が盗難にあったと発表した。盗難があったのは10月27日早朝、埼玉県所沢市内の駐車場。盗難車両内のパソコンには、東京都羽村市、東大和市、武蔵村山市を中心とする医療関係者や多摩地区を中心とする卸店関係者の氏名、所属施設など473名分、および同社社員の携帯電話などの情報876名分が含まれていた。同社は、当該パソコンに二重のセキュリティ対策を施しているため第三者によるデータアクセスは困難であり、個人情報流出の可能性はきわめて低いとしている。現時点では個人情報の不正使用等の事実は確認されていない。また同社は、当該関係者に状況の報告と謝罪を行うとともに、今回の事件を真摯に受け止めて個人情報保護の強化を図り、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](杏林製薬)
http://www.kyorin-pharm.co.jp/ir/news/171102/eigyo.pdf
◎ ミサワホーム近畿、車上荒らしで顧客名簿など805件盗難
ミサワホーム近畿(本社:大阪市中央区)は2日、同社従業員が帰宅途中に車上荒らしにあい、顧客情報が記載された書類の入ったカバンを盗まれたと発表した。事故があったのは10月29日午前0時過ぎ、同従業員が立ち寄った飲食店の駐車場である。紛失情報は805名分の氏名、住所、電話番号で、そのなかに商談記録2件、契約情報(見積、図面、地図)3件が含まれる。警察署に紛失届けを提出したが、現在のところ発見されていないという。当該顧客には書面等で事情説明と謝罪を行い、監督官庁である国土交通省と経済産業省に事故の内容を報告したという。また今後は、個人情報の外部持ち出しの制限を再徹底するなど個人情報管理の強化を図り、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(ミサワホーム近畿)
http://www.misawa-kinki.co.jp/jyouhou/index.htm
◎ 第一生命保険互助会、54名分の顧客リストが社外流出
第一生命保険相互会社(本社:東京都千代田区)は2日、神奈川県川崎市在住の顧客54名分の情報が社外に流出していることが1日に判明したと発表した。発表によると、同市麻生区に住む54名分の顧客の氏名、住所、電話番号、保険種類、保険金額、契約日が、リスト形式で一部の顧客宛てに郵送されていたという。同社は当該リストは同社が作成したものではないといい、また同社のシステムに外部からの不正なアクセスは認められていないという。情報が流出した顧客へはお詫びと事情説明をしており、現在までのところ顧客情報が悪用された事実は確認されていないという。同社は所轄警察へも相談し、全力をあげて原因の究明と再発の防止に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](第一生命)
http://www.dai-ichi-life.co.jp/news/pdf/nr05_48.pdf
◎ メディアライブ・ジャパン、「Interop Tokyo 2005」で個人情報約710件含むサーバ機器紛失
メディアライブ・ジャパン(本社:東京都港区)は2日、6月初旬に幕張メッセで同社が主催したイベント「Interop Tokyo 2005」で、同社所有の個人情報約710件を含むサーバ機器を紛失したことを発表した。紛失した機器には、同イベント出展社の担当者や関係者の会社名、会社住所、会社電話番号(一部携帯電話番号を含む)、会社メールアドレスなどの情報が含まれていた。同社は発覚後ただちに警察署へ遺失物届出を行い、日本情報処理開発協会とプライバシーマーク事務局へ経過報告したという。現在のところ発見に至っていないが、当該機器から情報を取り出すのは困難で、情報流出の事実も確認されていないという。同社は全社員へ再発防止策を含めた社内啓発を実施したといい、今後も再発防止の取り組みを徹底していくとしている。
・リリース(メディアライブ・ジャパン)
http://www.medialive.jp/press-release/inner.php?news_c=1053
◎ 昭和シェル、系列特約店でクレジットカード利用控え盗難、不正使用で発覚
昭和シェル石油(本社:東京都港区)は1日、同社系列特約店でクレジットカード利用伝票控えの一部が盗まれていたことが、不正アクセスにより判明したと発表した。発表によると、同社系列特約店が運営する東京都中央区のサービスステーションを利用した顧客のクレジットカード番号を悪用し、インターネットでのなりすまし利用を試みるなど、不正アクセス犯罪が起きていることが発覚。当該特約店などとともに調査を行なったところ、同サービスステーションで保管していた2005年2~4月のクレジットカード買い上げ伝票控えの一部が盗まれていることがわかったという。同伝票控えには、会員番号や有効期限のほか、同社シェルスターレックスカードの場合は英字の名字とイニシアルが含まれている。同特約店は管轄警察署へ被害届を提出。また、不正利用拡大を防ぐため、当該顧客には新たなカードへの差し替え発行等の手続きを実施している。同社はクレジット番号盗用防止として、番号のマスキング対策を完了、系列特約店に対しても厳重管理を指導し、再発防止に万全の対策を講じるとしている。
・リリース(昭和シェル石油)
http://www.showa-shell.co.jp/card_denpyou_tounan.html
◎ 兵庫県信用保証協会、個人情報を含む書類1通をFAX誤送信
兵庫県信用保証協会(神戸市中央区)は1日、同協会の顧客1名分の個人情報が記載された書類を誤ってFAXする事故が発生したと発表した。事故がおきたのは10月31日で、書類には顧客の氏名、生年月日が含まれていた。同協会は事故後ただちに誤送先にお詫びをし、同日中に全て回収したという。このため二次被害が発生する可能性は極めて低いとしている。また、当該顧客には訪問のうえお詫びと事情説明を行い、今後は事務管理態勢の強化を図っていくとしている。
・リリース(兵庫県信用保証協会)
http://www.hosyokyokai-hyogo.or.jp/owabi2/index.html