◎ 住友林業、顧客5名と取引先約60名を登録した携帯電話を紛失
住友林業(本社:東京都千代田区)は9月8日、首都圏の同社住宅本部支店の生産業務担当者が、顧客5名と取引先約60名の電話番号を登録した携帯電話を紛失したと発表した。同社によると同月5日深夜、当該担当者が私鉄沿線駅構内にて当該携帯電話を紛失。鉄道会社および所轄警察署へ紛失届を提出し、携帯電話会社へ通信停止依頼を行った。当該顧客に対しては、電話による連絡や個別訪問で事態の報告と謝罪を行っている。同社は今後、改めて携帯電話の使用ルールについて指導を徹底するとともに、携帯電話のダイヤルロック管理などの徹底をはかり、顧客の信頼回復に努めるとしている。
・リリース(住友林業)
http://www.sfc.co.jp/information/news/2006/2006-09-08-rou.html
◎ 第一生命、川崎市麻生区内の契約者88名分の個人情報流出
第一生命保険(本社:東京都千代田区)は8日、神奈川県川崎市麻生区に在住している顧客88名の情報が流出したと発表した。同社によると、顧客88名分の情報を記載したリストが当該顧客の一部に郵送されたもので、リストには、顧客氏名、住所、電話番号、保険種類、保険金額等が記載されていた。データは2002年11月から2003年3月時点のものと推定されている。同社によると、88名のうち54名については、2005年11月にも、今回と同様にリストの郵送により情報が流出している。同社では、該当顧客に謝罪と事実説明をしている。また、警察と相談し、原因究明と再発防止に努めるという。
・リリース[PDFファイル](第一生命)
http://www.dai-ichi-life.co.jp/news/pdf/nr06_42.pdf
◎ 東京電力、社員の私有パソコンから個人情報約340件が流出
東京電力(本店:東京都千代田区)は8日、同社沼津支店(静岡県沼津市)社員の個人所有パソコンから、同支店の配電設備業務に関する工事関係資料や設計関係資料と、社内外関係者の個人情報約340件がShare(シェア)ネットワーク上に流出したと発表した。匿名での指摘により発覚したもので、保安管理上の機微情報は流出していない。流出した個人情報は、氏名、住所、メールアドレスなど。同社は昨年12月に個人所有パソコンからの業務情報の削除を指示しており、当該職員もこの指示に従ったが、一部のデータが残っていたものと同社は推定している。同社は8日、本件について、原子力安全・保安院から口頭注意を受けた。なお同社では5月、福島第一原子力発電所職員のパソコンから原発の資料が流出する事故が起きており、原子力安全・保安院より厳重注意を受けている。
・リリース(東京電力)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/06090801-j.html
◎ 土屋ホーム、車上荒らしで個人情報200件を含むパソコン盗難
注文住宅の設計施工の土屋ホーム(本社:札幌市北区)は9月7日、個人情報を含むパソコンを盗まれたと発表した。紛失情報は同社社員が営業活動を通じて取得した個人情報476件のうち200件で、DM発送用の宛名印刷に使用していた顧客の氏名、住所、郵便番号。ほかに商談用資料(見積書、資金計画書)2件分も含まれていた。同社によると同月5日18時30分から20時45分の間に、長野県佐久市大字小田井にある佐久インターウェーブの駐車場に駐車中の同社社員車両から、当該パソコンを含むカバンを盗まれた。当該車両は施錠してあった。同日、警察に通報するとともに周辺などを捜査したが発見に至っていない。現時点では当該個人情報の不正利用などの事実は確認されていない。当該顧客に対しては謝罪と今後の対応についての説明を文書で行っている。同社では今回の事態を真摯に受け止め、今後の再発防止に全社を挙げて取り組むとしている。
・リリース[PDFファイル](土屋ホーム)
http://www.tsuchiya.co.jp/down_road/ir_060907.pdf
◎ 富士ゼロックスシステムサービスを戸籍情報流出で脅迫、協力会社社員逮捕
情報処理サービス業の富士ゼロックスシステムサービス(本社:東京都千代田区)は7日、同社協力会社の社員が脅迫の容疑で逮捕されたと発表した。協力会社社員は同社に派遣されていたが、同社が開発したシステムから戸籍に関する情報を持ち出して、別の男に渡したとみられている。情報を受け取った男は、8月8日と同10日に同社へデータを持ち込み、同社幹部らを脅したとして、脅迫容疑で逮捕されている。この件について、同社では情報セキュリティ調査委員会を立ち上げ、流失リスクを低減する緊急措置を講じるなどしてきたが、警察の捜査を最優先としたためにこれまで報告ができなかったという。また、今後も真相究明のため捜査に協力し、再発防止に全力で取り組むとしている。
・リリース(富士ゼロックスシステムサービス)
http://www.fxss.co.jp/info.html
◎ 東京電力、神奈川支店小田原支社で顧客情報44件含む書類紛失
東京電力(本社:東京都千代田区)は6日、同社神奈川支店小田原支社(神奈川県小田原市)において、個人情報が含まれた書類等を紛失したと発表した。同支社では、当該書類を事務所内で保管していたが、1日に紛失していることに気付き、5日に小田原警察署へ紛失届けを提出した。紛失した書類には、44件の顧客の個人情報(住所、氏名、電話番号、請求書の郵送先など)が含まれていた。同社では、同書類管理箇所において7月に実施した廃棄処理の際に、誤って廃棄してしまった可能性が高く、書類保管場所へは容易に第三者が立ち入りできないことから、社外へ持出された可能性は極めて低いとしている。
・リリース(東京電力)
http://www.tepco.co.jp/kaifuku/kojin/jishou/06090601-j.html
◎ かぐやまコンタクト、運営ショッピングサイトで顧客情報流出
コンタクトレンズのオンラインショッピングサイト「かぐやまコンタクト」を運営するコロニー(愛知県日進市)は、同サイトから顧客情報が外部に流出したと発表した。発表によると、流出が判明したのは4日で、ただちにシステムの稼働を停止し、顧客情報を同社サーバより待避する緊急措置をとった。現在、同社はショッピングサイトの利用を中止しており、できうる限りのセキュリティー対策を施しているという。該当顧客に対しては、お詫びの書状を送付する準備をしている。
・お客様情報の流出に関するお詫びとご説明
http://kaguyama.biz/syazai/
◎ 日本コンピュータシステム、約150件の顧客情報等含むノートPC紛失
日本コンピュータシステム(本社:東京都新宿区)は4日、同社営業社員が先月30日にJR常磐線の車内において、顧客情報が入ったノートパソコン1台を置き忘れ、紛失したと発表した。このノートパソコンには、顧客150名分のメールアドレスと、2006年4月1日以降のメール送受信履歴(取引先との商談内容や一部個人情報を含む)が保存されていた。事故発生後、ただちにJR東日本および警察に対し紛失を届け出たが、現時点では当該パソコンは発見されていない。また、これまでに当該パソコン内の個人情報および取引先情報が外部に流出し、利用された事実は確認されていない。同社では再発防止に向けて、情報セキュリティ施策の見直しや教育の再徹底をはかっていくとしている。
・リリース[PDFファイル](日本コンピュータシステム)
http://jds.jasdaq.co.jp/documents/tekiji/3NPJVMREIDG+UBAA.PDF
◎ 九州電力熊本支店、車上荒らしで顧客情報15名分を含む書類盗難
九州電力(本店:福岡市中央区)は2日、同社熊本支店(熊本県熊本市)で電気料金集金業務を委託している集金員が車上荒らしにあい、顧客情報15名分を含む書類を盗まれたと発表した。同社によると、1日に当該集金員が駐車中の車両から当該書類を盗まれた。紛失情報は顧客の住所、氏名、電気料金など。事件発生後、警察に盗難届を提出するとともに盗難場所周辺を捜索しているが、現在のところ発見できていない。当該顧客に対しては、個別に連絡し謝罪と事情の説明を行っている。同社は今後、顧客情報の管理を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・リリース(九州電力)
http://www1.kyuden.co.jp/press_h061002-1
◎ 目黒区、八雲すくすくのびのび園で園児10名分の名簿紛失
東京都目黒区は1日、同区立八雲すくすくのびのび園で、園児10名分の名簿を紛失したと発表した。紛失したのは8月29日で、同30日夕刻に判明した。名簿は保護者連絡用に作成されたもので、園児の氏名、保護者名、住所、電話番号、生年月日などが記載されている。同区は、個人情報の厳正な管理は区民の信頼を得るための基本であるとし、再発防止と改善に全力で取り組むとしている。
・園児名簿の紛失について
http://www.city.meguro.tokyo.jp/tanki/meibo.htm
◎ エムティーアイ、運営サイト「デコとも」設定ミスで、顧客情報流出
コンテンツ配信事業等を行うエムティーアイ(本社:東京都新宿区)は1日、同社が運営するサイト「デコとも」において、設定ミスにより、一部顧客のメールアドレス、獲得ポイント等の登録情報が、他の顧客から閲覧、編集可能になる不具合が発生したと発表した。不具合が起きたのは8月28日午前6時から同10時半の間で、その間のアクセス者は229人。同社には身に覚えのないポイント減少や、退会処理について問い合わせが来ており、個別に修正、復旧作業を実施している。また、該当する顧客にメールで連絡し、被害発生状況を確認しているという。同社は当面の対策として、プロフィールページにパスワード機能を追加。サイトの運用やテストの体制を見直し、チェックを強化するなどして再発防止に取り組むという。
・リリース(エムティーアイ)
http://www.mti.co.jp/ir/news/html/mti_pr_20060901_3.html
◎ 大分銀行、行員の私有パソコンから52先分の顧客情報流出
大分銀行(本店:大分県大分市)は1日、同行行員の自宅私用パソコンから、ファイル交換ソフトを介して52先分の顧客情報が漏えいしたことを明らかにした。漏えいしたのは、顧客氏名、預金残高、年齢等を含む「手数料見込先」11先分と、顧客氏名、ローン種類等を含む「ローン管理表」41先分。同行員は今年3月、内規に反して顧客のデータを持ち出し、自宅で業務推進上の管理用書式を作成。7月29日、ファイル交換ソフトを通じて入手したファイルから当該パソコンがウイルスに感染し、ハードディスクに保存していた顧客情報が流出した。流出は、8月21日、匿名の情報提供によって発覚。同行は、該当する顧客にはすでに謝罪しており、1日の時点では情報の不正使用等の事実は確認されていないとしている。
・リリース(大分銀行)
http://www.oitabank.co.jp/kaisha/news/wn180901b.html
◎ ナイキジャパン、顧客情報44万名分を含む磁気テープ紛失
運動用品のナイキジャパン(東京都品川区)は1日、同社直営店の顧客約44万5,000名分の個人情報が記録された磁気テープなどが、運送委託先である佐川急便(京都市南区)の配送車ごと盗難にあったと発表した。8月20日頃、佐川急便の江東区の集配拠点構内でナイキ製品を専門に搬送する10tトラックが盗まれた。同月26日、茨城県稲敷市内の解体工場で佐川急便社員が当該トラックを発見したが、荷物はなかった。現在、茨城県警と警視庁城東署が窃盗容疑で捜査している。当該トラックには当該個人情報を含むシステムバックアップ用テープのほかナイキ製品が積まれていた。紛失情報は、ナイキ直営店「ナイキストア」のポイントサービス会員の氏名、住所、電話番号など。ナイキは、高度なセキュリティ措置を施しており、個人情報が外部の者に読み取られる可能性は低いとしている。ナイキでは、今回の事態を重く受け止め、情報の管理に引き続き万全を期するとともに、佐川急便に対して再発防止を強く要請した。
・リリース(ナイキジャパン)
http://nike.jp/info/060901.html