◎ 中国電力、委託先が127名分の顧客情報を含む書類を紛失
中国電力と中電工は20日、島根県隠岐の島町内で今年6、7月に行ったタケノコ伐採工事に関係する土地所有者127名分の個人情報を含む書類紛失したと発表した。紛失したのは、土地所有者の住所、氏名、電話番号が記載された「筍伐採区域明細書」47枚。中国電力が中電工に工事を委託し、工事完了後に報告を求めたところ、今月6日に当該書類が事務所内で紛失したことが判明した。これまでの調査では、紛失した書類が中電工の事務所の外に出た可能性は低いという。該当者には、個別に訪問・連絡を行い事情を説明し謝罪したといい、今後は契約先との相互チェック・管理体制の強化を行い再発防止に取り組むとしている。
・リリース(中国電力)
http://www.energia.co.jp/press/06/p060920-2.html
◎ 三井住友銀行2店舗で住宅公庫顧客情報を不正利用、公庫が業務停止措置
住宅金融公庫(本店:東京都文京区)は20日、同公庫業務の取扱金融機関である三井住友銀行の支店において、住宅金融公庫の顧客情報を不適切に利用した勧誘が行われていたと発表した。発表によると、三井住友銀行成城支店(東京都世田谷区)と同佐野支店(大阪府泉佐野市)の2支店が、同公庫の顧客に対し、借り換えの勧誘を行なっていた。同公庫はこれを業務委託契約違反であるとし、当該2支店に対して、2006年10月1日から同年12月31日までの3か月間、住宅金融公庫融資の新規受付業務を停止する。三井住友銀行は、今後内部管理態勢を強化し、再発防止に万全を尽くすとしている。
・リリース(住宅金融公庫)
http://www.jyukou.go.jp/news/topics/topics_20060920.html
・リリース(三井住友銀行)
http://www.s-housing.jp/modules/news/article.php?storyid=3064
◎ 沖電気工業、子会社社員の私有PCがウイルス感染、顧客情報243名分流出
沖電気工業は20日、同社の子会社である沖ウィンテック(東京都品川区)の社員の自宅パソコンから、顧客情報243名分等が、ファイル交換ソフトWinny(ウィニー)を介して流出したと発表した。流出したのは顧客情報243名分のほか、沖電気が東京電力から受託した社内LAN施設工事に関連する業務関連情報(工事スケジュール、図面、工事完了報告書等)など。電力供給に影響を与えるような保安管理上の機微情報は含まれていない。また現時点では、これらの情報の不正使用の事実も確認されていない。沖電気グループでは、Winnyのインストール禁止および私有パソコンの業務利用禁止をグループ内に周知していたが、同社員は自宅で作業をするために業務関連ファイルを持ち帰り、Winnyをインストールした私有パソコンにデータを保存していた。同グループでは、再発防止に向けて、私有パソコンの業務利用の厳禁、社外へのUSBメモリ等によるデータ持ち出しの制限強化、セキュリティ教育の再徹底等による情報管理の更なる徹底・強化をはかっていくとしている。
・リリース(沖電気工業)
http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2006/09/z06095.html<br>
◎ NTT東日本北海道支店、車上荒らしで353件の顧客情報を含むカバン盗難
NTT東日本北海道支店(札幌市中央区)は20日、インターネット接続サービス「Bフレッツ」の営業業務を委託している業者が車上荒らしにあい、個人326人と法人27社の名前、住所、電話番号などの一覧表が入ったカバンが盗まれたと発表した。同支店によると、業者の女性契約社員が16日夕方から17日昼前にかけて、札幌市豊平区の路上に業務用車両を止めていたところ、助手席の窓ガラスが割られ車内にあったカバンが盗まれた。同支店は、警察に盗難届けを提出するとともに、該当者には訪問などにより個別に事情説明と謝罪を行っている。
・リリース(NTT東日本 北海道支店)
http://www.ntteast-hokkaido.co.jp/news/2006/1574.html
◎ 日本ビジネスコンピューター、メールに352名分の顧客一覧を添付し誤送信
ITソリューションプロバイダの日本ビジネスコンピューター(本社:東京都大田区)は19日、セミナーの案内メールを送信する際に誤って顧客情報を含むファイルを添付して送信したと発表した。同社によると、今月15日、顧客企業1社からのセミナー案内メールの再送信要望に対し、顧客企業担当者の一覧表を含むファイルを添付し送信してしまった。一覧表には、昨年5月に東京ビッグサイトで開かれた「第12回データウェアハウス&CRM EXPO」に来場した顧客企業や団体352社・352名分の氏名、所属、役職、会社メールアドレスが含まれていた。同社は、送信直後に送信先に対し事情を説明して謝罪し、当該メールの削除を依頼。送信先で添付ファイルの開封や転送などがなかったことを確認した。再発防止に向けて、顧客情報の管理強化、信頼回復に努めていくとしている。
・リリース(日本ビジネスコンピューター)
http://www.jbcc.co.jp/information/pres0609-19.htm
◎ キャンシステム、有線放送の顧客情報526件が流出
全国で有線音楽放送などを展開するキャンシステム(本社:東京都杉並区)は9月19日、同社高松営業所(香川県高松市)の社員の私有パソコンから、顧客情報526件を含む業務資料が流出したと発表した。同社によると、流出したのは同営業所の有線放送設置情報の一部で、個人名(名字のみ)、住所、電話番号など3件と、店名・社名、住所、電話番号など523件が含まれていた。当該社員は、Winny(ウィニー)がインストールされた私有パソコンにこれら情報を保存していたところ、9月4日ごろにウイルスに感染し流出。同社では、9月12日に流出の事実を確認し、該当者に書面を送付するなどして個別に事情説明と謝罪を行った。
・リリース[PDFファイル](キャンシステム)
http://www.cansystem.co.jp/pdf/20060919.pdf
◎ 日本化薬、車上荒らしで札幌市内の医師1,531名分の個人情報を含むパソコン盗難
化学・医薬品メーカーの日本化薬(本社:東京都千代田区)は16日、札幌市内の医療機関を担当する同社医薬情報担当者が、個人情報を含む業務用パソコン1台を紛失したと発表した。当該パソコンには、中央区と豊平区に勤務する医師1,531名分の氏名、勤務先、住所、出身大学、卒年などの情報が保存されいた。同社によると、当該担当者が今月13日昼ごろ、移動中にパソコンを紛失していることに気づき、警察署に届出た。紛失したパソコンには3重のパスワードが設定されており、保存されていた個人情報が流出する可能性は極めて低いという。同社は、該当者に大して事情の説明と謝罪を行うといい、今後は再教育による管理の徹底と保護対策の強化をはかり再発防止に努めるとしている。
・リリース(日本化薬)
http://www.nipponkayaku.co.jp/news/topics/20060916.html
◎ 東京都民銀行、顧客情報10,702件を含むマイクロフィルム紛失
東京都民銀行(本店:東京都港区)は15日、本店営業部と東陽町支店で顧客情報10,702件を含むマイクロフィルムを紛失したと発表した。同行によると、紛失したマイクロフィルムは2004年9月以前の口座残高や取引内容などの内部資料を焼き付けたもので、個人5,711名を含む10,702件の顧客名、口座番号、振替金額、振込金額、預金残高などが記録されていた。内部調査の結果、誤って廃棄した可能性が高いという。今回の紛失は、同行が実施した行内の定期点検で判明したもので、昨年7月には16店舗・約5,000名分の保存資料紛失が報告されている。
・リリース[PDFファイル](東京都民銀行)
http://www.tominbank.co.jp/oshirase/pdf/20060915.pdf
◎ 日本郵政公社関東支社、22万6,000名分の住所情報入り磁気テープ紛失
日本郵政公社関東支社は15日、川口北郵便局(埼玉県川口市)で同局区内の配達原簿が記録されている磁気テープ1本が不足していることが14日に判明したと発表した。紛失したテープには、同郵便局が配達を受け持つ地域全世帯、約9万3,000世帯、約22万6,000名分の住所、氏名(事業所名)、配達順路、転居情報が記録されていた。同支社によると、テープは誤って廃棄した可能性が高く、暗号化されたデータは専用機でしか読み取ることができないので悪用の可能性はないという。同支社は、再発防止に向け記録データの保護管理の徹底を図るとしている。
・リリース(日本郵政公社)
http://www.japanpost.jp/pressrelease/s04/yubin/060915_04201.html
◎ GE Money、カード申込者の国保被保険者証のコピー紛失
米GEの個人向け金融サービス部門の日本法人であるGEコンシューマー・ファイナンス(東京都目黒区)は15日、顧客の国民健康保険被保険者証のコピーを紛失したと発表した。紛失したのはカード発行を申し込んだ顧客1名分の国民健康保険被保険者証コピー1枚。カード入会申込書の再記入を依頼した際に、顧客から連絡を受け、6日に同書類の紛失が判明した。他書類と混在し、誤って廃棄した可能性が高く、外部へ流失した可能性は極めて低いという。紛失情報が社外に流出したり二次被害につながったという報告はない。同社では、今後は個人情報管理の全社的周知徹底を促すとともに、取り扱いプロセスの見直し等により、再発防止に努めるとしている。
・リリース(GEコンシューマー・ファイナンス)
http://gemoney.jp/etc/20060915.asp
◎ JA全農いばらき、車上荒らしで個人情報218名分を含むパソコン盗難
JA全農いばらき(全国農業協同組合連合会・茨城県本部、茨城県茨城町)は15日、今月13日に車上荒らしにあい、個人情報を含む同会のパソコンが盗まれたと発表した。盗まれたパソコンには茨城県内のマスコミ15社分の郵便番号、住所、社名、担当者名を記載した郵便宛名シールと、アルバイト職員の氏名と携帯電話番号27名分、同会職員の所属と氏名約176名分が記録されていた。同会は、事実確認後ただちに警察に届出るとともに、該当者に対し謝罪の連絡をとっているといい、今後は個人情報安全管理の徹底を促し再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](JA全農いばらき)
http://www.ib.zennoh.or.jp/image/06.09.15owabi.pdf
◎ 寺小屋グループ、ウイルス感染で生徒情報3,371件流出
愛媛で学習塾を経営する寺小屋グループ(本社:愛媛県松山市)から、生徒の氏名や塾内成績などの個人情報3,371件が流出していたことが15日、明らかになった。同社の伊予教場(愛媛県伊予市)に2002年から2006年3月までの間に在籍した生徒の氏名や住所、電話番号、塾内成績等で、4日に経済産業省および全国学習塾協会から個人情報漏えいの可能性があると指摘を受け、同社内で調査した結果、流出が判明した。同社によると、流出元となったのは同社元職員の自宅パソコンで、この元職員は異動の際、異動先のパソコンで使用するためにこれらの情報を無断で会社から持ち出し、いったん自宅のパソコン内に保管。この間、自宅パソコンがWinnyを介してウイルスに感染し、情報がインターネット上に流出したものとみられる。同社では機密保持のため、社内ハードウエアの整備や保管機器管理、および個人情報取扱いに関する研修や社内ルールの徹底を図ってきた。今後は管理体制を改めて再徹底するとしている。
・リリース(寺小屋グループ)
http://www.terakoyagroup.com/topics/detail.php?lif_id=274&ef_id=1<br><br>
◎ 鹿児島の串良郵便局、ウイルス感染で簡易保険の顧客名簿が流出
日本郵政公社は15日、公社職員が自宅で使用している個人所有のパソコンから、簡易保険の顧客情報等がファイル交換ソフトWinny(ウィニー)を介して流出したと発表した。流出情報は、公社金融総本部職員が、鹿児島県串良(くしら)郵便局(鹿児島県東串良町)に勤務していた2003年3月から同年5月頃までに作成した保険料払込団体代表者名簿など81名分と、郵便局職員の氏名、携帯電話番号23名分など。公社では個人所有のパソコンおよび記録媒体に保存されている顧客情報などの点検、削除を指導してきており、同職員も削除していたが、削除漏れがあったという。現時点では流出した情報が不適正に使用された事実は確認されていない。公社では事実関係を踏まえ厳正に対処したうえで、再発の防止に努めるとしている。
・Winnyを介した顧客情報等の流出について(日本郵政公社)
http://www.japanpost.jp/pressrelease/japanese/kani/060915j401.html
◎ 住友林業ホームテック、21名分の個人情報含む携帯紛失
建材事業を営む住友林業(本社:東京都千代田区)は14日、同社の100%子会社でリフォーム専業企業の住友林業ホームテック(本社:東京都千代田区)において、顧客情報が登録された携帯電話を紛失したと発表した。発表によると、香川県内の事業所に勤務する担当者が、5日帰宅途中に、顧客7名分の氏名と電話番号、および取引先14社の担当者氏名と電話番号が登録されている携帯電話を紛失した。当該警察署へ紛失届を提出、携帯電話に登録されている全ての情報を遠隔操作にて消去したが、14日現在、携帯端末は発見されていない。同社では改めて携帯電話の使用ルールについて指導を徹底するとともに、携帯電話を常に身につけるなど紛失防止の徹底をはかっていくとしている。
・リリース(住友林業)
http://www.sfc.co.jp/information/news/2006/2006-09-14-rou.html
◎ 東和銀行、行員が融資先の顧客情報541件を含むFDD紛失
関東北部を中心に支店を持つ東和銀行(本店:群馬県前橋市)は13日、本部行員が先月31日帰宅途中に私用鞄の盗難にあい、顧客情報が流出したと発表した。盗難にあった私用鞄には、融資先である個人528名分と法人13社分の取引店番、顧客番号、氏名、約定レート、貸出日、貸出残高等が書き込まれたフロッピーディスク1枚が入っていた。現在までに当該情報が悪用された事実は確認されておらず、これらの情報にはパスワードがかかっているため、他に読み取られ悪用される可能性は極めて少ないという。同行では今後、全行をあげて再発防止に向けた顧客情報の管理を強化していくとしている。
・リリース[PDFファイル](東和銀行)
http://www.towabank.co.jp/whatsnew/20060913tounan.pdf
◎ 積水ハウス、車上荒らしで顧客情報を含む47邸分の工程表盗難
積水ハウス(本社:大阪市北区)は13日、近畿圏で現場担当者が今月1日に車上荒らしにあい、47邸分の工程表が盗まれたと発表した。盗まれた工程表には、顧客の住所、氏名、電話番号が記載されていた。同社は、警察に盗難届けを提出するとともに、該当者には事情を説明して謝罪。今後は、個人情報の取扱いについて繰り返し指導教育を行い、再発防止に努めるとしている。
・リリース(積水ハウス)
http://www.sekisuihouse.co.jp/information/20060913.html
◎ 読売新聞大阪本社、就職フェア来場者800名分の「企業訪問シート」紛失
読売新聞大阪本社(大阪市北区)が今月13日に大阪市北区のホテルで開いた「読売就職フェア」で、来場者が記入した「企業訪問シート」の一部を紛失していたことが分かった。同フェアは同社広告局が主催、参加企業53社が出展し1,124人が来場した。同社によると、紛失したのは約800名分の複写式シート(5枚組み)の各1枚目で、来場者の住所、氏名、電話番号、メールアドレス、希望職種などの個人情報が記載されていた。主催した同社広告局は求人情報サイト「よみうり求人ネット」に謝罪文を掲載し、今後は個人情報の取り扱いに一層留意し、再発防止に努めるとコメントしている。
・リリース(読売新聞大阪本社広告局)
http://www.yomiuri-kyujin.net/
◎ NTTデータ、ウイルス感染で個人情報172名分、遺伝子情報144名分流出
NTTデータ(本社:東京都江東区)は13日、同社社員の自宅パソコンから、社内外の関係者172名分の個人情報と、社外との複数の共同研究プロジェクトの関する業務情報431件が、Winny(ウィニー)ネットワーク上に流出したと発表した。流出した個人情報は、NTTデータ社員26名の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、および同社外のプロジェクト関係者146名の氏名、連絡先(うち14名は、自宅住所、電話番号、メールアドレスも)。理化学研究所によると、NTTデータとの共同研究に関する業務情報100ファイルも流出しており、その中に特定疾患をもつ患者144名の遺伝子情報も含まれていた。この遺伝子情報は匿名化されており、被害が発生する可能性はないとしている。当該社員は2003年10月から今年3月まで、遺伝子多型研究センターにほぼ常駐勤務。2005年秋から今年3月にかけ、USBメモリを使って業務関連ファイルを持ち出して、Winnyがインストールされた個人所有のパソコンに保存していた。
・リリース(NTTデータ)
http://www.nttdata.co.jp/release/2006/091300.html
・リリース(理化学研究所)
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2006/060913/index.html
◎ 千葉ガス、車上荒らしで顧客情報25名分を含む領収書冊子を盗難
千葉ガス(本社:千葉県佐倉市)は9月12日、同社の協力企業であるヤシマ(千葉県成田市)の作業用車両が車上荒らしにあい、顧客の個人情報25名分を含む書類が盗まれたと発表した。紛失情報は顧客の住所、氏名、修理代金、修理内容。同社によると、同月9日15時20分頃、作業のため成田市土屋にある書店の駐車場に当該車両を駐車した際、当該車両の運転席側の窓ガラスを割られ、顧客の個人情報が記載された機器修理領収証の控えと未使用の同領収証を含むカバンを盗まれた。作業員が所管の成田警察署に盗難の被害を届け出、週明けの11日にヤシマから千葉ガスに連絡。千葉ガスは11日までに当該顧客全員に個別に連絡し、事情の説明と謝罪を行った。当該カバンは現時点で発見されていない。これまでに当該情報が外部に流失し利用された事実は確認されていない。千葉ガスは事態を真摯に受け止め、他の協力企業とも協力して顧客情報の管理を厳重に行うよう徹底し、再発の防止に努めるとしている。
・リリース(千葉ガス)
http://www.chiba-gas.co.jp/hp/info/0913.html
◎ TBS、メール誤送信で取材協力者103名のアドレス流出
TBS(本社:東京都港区)は11日、番組企画への協力者にメールを送る際、誤ってCCで一斉送信したため、103名のアドレスが流出したと発表した。同社によると、この103名は新番組の企画で募集した「メイクのお悩みを持つ女性」への協力者の一部で、誤送信の結果、メールアドレスが送信先に互いに表示されてしまった。該当者には、メールで通知済み。また、メールアドレス以外の情報は流出していない。同社は今後、再発防止のため、メールなどによる情報発信は慎重に行い、個人情報の管理体制をさらに厳重にするとしている。
・リリース(TBS)
http://www.tbs.co.jp/company/owabi/20060911.html
◎ 石川コンピュータ・センター、旧能都町と旧中島町の住民税情報1万2,694件流出
情報処理サービスを行う石川コンピュータ・センター(本社:石川県金沢市)は11日、同社が住民税業務を受託していた旧能都町(石川県)と旧中島町(石川県)の個人住民税に関する情報が、Winnyのウイルス感染により流出したと発表した。流出したのは、旧能都町の2003年度の情報4,558件、2004年度の情報8,134件と、旧中島町の2004年度の情報2件。2003年度の情報は整理番号と税額を、2004年度の情報は納税者の住所、氏名、住民税額を含んでいた。同社によると、業務を担当した同社関連会社社員がデータをUSBメモリに入れて持ち出し、Winnyが入った自宅のパソコンに保存。今年8月、ウイルスに感染してデータが流出した。当該パソコンにはウイルス対策ソフトがインストールされていたが、期限が切れていたという。同社は、PtoPソフトの利用禁止や、顧客データの社外持ち出し禁止を徹底するなどして、再発防止に努めるとしている。
・リリース(石川コンピュータ・センター)
http://www.icc.co.jp/info/20060911.html
・リリース(石川県能登町)※1本目はPDFファイル
http://www.town.noto.ishikawa.jp/03-community/04-tyousei/kisya_hapyou_06_09_11.pdf
http://www.town.noto.ishikawa.jp/03-community/04-tyousei/jouhou_rouei.html