◎ 香川大学付属校、教員が置き引きにあい、生徒や教職員の個人情報紛失
香川大学は17日、同校教育学部付属特別支援学校(香川県坂出市)の教員のバッグが盗まれ、同校の児童生徒、教職員の個人情報が紛失したと発表した。15日に当該教員がレンタルショップに立ち寄った際に置き引きにあったもので、自身のバッグに入れていた個人情報に関する資料がなくなったとしている。紛失した個人情報は、在籍している児童生徒と教職員の名簿、同校の教諭および保護者に対する連絡網など多岐にわたる。同校では、今回の事態を重く受け止め、保護者への説明会を開催し、謝罪と説明を行った。
・リリース[PDFファイル](香川大学)
http://www.kagawa-u.ac.jp/itwinfo/i1345/2007517p%20comment.pdf
◎ ホームズ、取締役の私有PCがウイルス感染、顧客情報など221名分流出
不動産仲介会社のホームズ(和歌山県海南市)は17日、同社取締役の私有パソコンがファイル共有ソフトShare(シェア)のウイルスに感染し、顧客情報など221名分が流出したと発表した。流出した情報は、同社が管理する物件の入居者氏名、建物名、電話番号等を含む191名分の顧客情報と、同社社員の労働者名簿や給与明細など30名の個人情報で、14日に流出が判明した。同取締役は、社内規定に違反して業務データを私有パソコンに保存していたところ、10日にShareのウイルスに感染したという。同社は関連する顧客に対し、説明と謝罪を実施した。また、関連役員の厳正な処分を検討するとしている。
・リリース[PDFファイル](ホームズ)
http://www.homes-homes.jp/letter_of_apology%20.pdf
◎ 日本アムウェイ、入会申込者3,879名のリストを無関係の取引先に誤送信
連鎖販売の日本アムウェイ(東京都渋谷区)は16日、今年3月から4月にかけて行った「2007年度アムウェイカード新規ご入会キャンペーン」の入会申込者リストを、キャンペーンを提携している同社取引先へメールで送る際、誤って無関係の取引先にも送信したと発表した。同社によると、当該リストには入会申込者3,544組(3,879名)分の氏名とディストリビューター番号が記載。データは別のメールでキャンペーンの提携先のみに送付したパスワードで保護されており、二次被害の可能性はないという。同社は、誤送信翌日の11日、誤送信先に当該メールとデータの消去を依頼。14日に消去が完了したことの確認を書面で受け取っており、今後は、個人情報を含むデータの受け渡しに電子メールを使用することを原則禁止するとしている。
・リリース[PDFファイル](日本アムウェイ)
http://www.amway.co.jp/data/current/highlightobj-55-datafile.pdf
・リリース(日本アムウェイ ショッピングサイト)
http://www.amwaylive.com/myoffice/operation/2007_05_16_g.html
◎ 山口市、業務委託先の元社員のPCから約7000名分の住民情報流出
山口市は16日、旧秋穂(あいお)町の住民約7,000名分の個人情報がインターネット上に流出していたと発表した。流出したのは2003年度と2004年度の税務業務に関するデータなどで、住民の氏名や口座番号、納税額などを含んでいる。同市は、山口電子計算センターに業務を委託していたが、30代の女性元社員が内規に反して持ち出したデータを自宅のパソコンで整理した際、当該パソコンがウイルスに感染していたため情報が流出した。
・リリース(山口市)
http://www.city.yamaguchi.lg.jp/dannai/soshiki/soumu/soumu/kurashi/owabi.htm<br>・山口電子計算センター
http://www.i-ycc.co.jp/
◎ JR東日本ステーションリテイリング、クレジット売上票15枚を紛失
JR東日本ステーションリテイリング(東京都港区)は16日、運営する店舗ecute(エキュート)品川において、クレジットカード売上票を紛失したと発表した。紛失したのは、14日に顧客が商品を購入した際のクレジットカード売上票15枚で、カードの会社名、会員番号、有効期限、購入品目と個数、カード利用金額が記載されている。同店において15日、14日販売分を確認したところ、紛失が判明した。同社では、本件を真摯に受け止め、再発防止に取り組むとしている。
・リリース[PDFファイル](JR東日本ステーションリテイリング)
http://www.ecute.co.jp/owabi.pdf
◎ 鳥取県観光事業団、「とっとり花回廊」職員の自宅PCから個人情報流出
鳥取県観光事業団(本部:鳥取県鳥取市)は15日、同事業団が運営する「とっとり花回廊」(鳥取県南部町)の男性職員(32歳)が所有するパソコンから、個人情報を含む内部資料がファイル交換ソフトWinny(ウィニー)を介して流出したと発表した。流出したのは当該職員が2002~05年度に自宅パソコンへ保存したデータで、2003年度職員25名の氏名や、給与額、花回廊主催の旅行に参加した一般の人10名の氏名などを含んでいる。10日、県に総務省から指摘があり、流出が明らかとなった。職員は、昨年10月、当該パソコンへWinnyをインストールしていた。
・鳥取県観光事業団
http://park19.wakwak.com/~tottori-kanko/
◎ 広島県大竹市消防本部、消防職員の個人PCから個人情報5名分含む業務情報流出
広島県大竹市は15日、同市消防職員の個人所有パソコンから、個人情報を含む行政情報が、ファイル交換ソフトを介してインターネット上に流出したと発表した。同市によると10日、県を通じて総務省から流出を指摘された。流出した業務情報は、2002年3月から2004年9月の間に更新、登録されたもので、出動報告書、実況見分調書などの文書16ファイルや、訓練等の報告用写真20ファイル。ファイルには、氏名、住所、生年月日、電話番号など5名分の個人情報と、法人3件の社名や住所が含まれていた。当該職員は、2004年度中、私用パソコンを職場で使用しており、これを自宅に持ち帰ってからウイルスに感染し、今回の流出となった。
・リリース[PDF](大竹市)
http://www.city.otake.hiroshima.jp/c-info/documents/press_190515.pdf
・リリース(大竹市)
http://www.city.otake.hiroshima.jp/c-info/jouhou_190515.html
◎ 岐阜県観光交流課、メール誤送信で送信先アドレス154名分流出
岐阜県観光交流課は15日、同課から一斉メールを送信する際、誤って154名分の個人情報が表示された状態で送信したと発表した。誤送信したのは、県の映画協力事業「岐阜フィルムコミッション」にサポーター登録している171名中154名分の名前と電子メールアドレス情報。同日午前、同課の職員が事業のお報せメールを送る際、アドレスの入力欄を誤り、本来表示しないはずの送信先アドレスが、全員分表示された状態で送信。直後に送信先のサポーターから電話で指摘があり、判明した。悪用された報告はないといい、担当課長名で対象者全員に、謝罪と削除依頼のメールを送った。同課では、送信前のチェックを徹底するなどセキュリティー対策を整えたいとしている。
・リリース[PDFファイル](岐阜県)
http://www.pref.gifu.lg.jp/contents/news/release/H19/z00000123/files/happyou-gosousin.pdf
◎ 愛知社会保険事務局、書類送付ミスや紛失で被保険者情報流出
愛知県社会保険事務局は14日、当事務局管内の複数の社会保険事務所等において、被保険者の関係書類に送付ミスや紛失があったと発表した。送付ミスが判明したのは、当事務局総務課、事務局事務センター、刈谷および豊川の社会保険事務所。それぞれ発送作業の際の確認ミスにより、 健康保険被保険者証および被扶養者異動届の控えや、年金手帳などが、誤って他の被保険者宛てに送付されていた。また、笠寺社会保険事務所では、初回分の健康保険任意継続保険料を窓口で納めた市民に対し、誤って資格取得の取消通知を送付していたことが判明した。紛失があったのは、刈谷社会保険事務所で、3月16日に受け付けた老齢厚生年金の裁定請求書書類で、事務所内の書類保管体制の不備によるものという。同事務局では、被保険者など関係者に謝罪と説明を行ない、今後の管理体制の強化に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](愛知県社会保険事務局)
http://www.sia.go.jp/~aichi/info/kishahappyou/1905/190514.pdf
◎ 日本郵政公社近畿支社、顧客情報含む簡易保険資料56枚を紛失
日本郵政公社近畿支社は14日、大阪府の堺郵便局で、簡易保険の営業関係資料56枚を局内で紛失したと発表した。10日に、担当する保険課職員が閲覧しようとして見当たらずに紛失が発覚した。紛失した資料は簡易保険の営業関係資料(満期カード)で、2007年5月満期分23枚、同年6月満期分33枚。記載されている顧客情報は、保険契約者と被保険者の氏名、年齢、保険種類、保険金額など。これまでの調査では外部に漏えいした事実は確認されていないが、本件を解明するため引き続き調査を行う。該当顧客に対しては、訪問等によりお詫びと説明をしている。同社は紛失の原因は顧客情報管理の不徹底にあるとし、関係者の処分を検討している。また、各郵便局に対して顧客情報の保護管理の徹底を指導し、再発防止に努めるとしている。
・リリース(近畿支社)
http://www.japanpost.jp/pressrelease/s09/kani/070514_09401.html<
◎ ときめきドットコム、メールマガジンで個別セッションIDを含むURL誤配信
インターネット上でショッピングモールを運営する、ときめきドットコム(本社:東京都墨田区)は14日、同社発行メールマガジン配信の際、誤って有効な認証済みのセッションIDを含むページへのアクセスURLを記載、メールマガジン全会員に向けて配信したと発表した。メールマガジン運営の委託先である有限会社アドワンが10日、「宇宙戦隊NOIZ」のメールマガジンを配信する際に誤って、顧客1名に対して個別に発行されたセッションIDを含むURLを掲載して2,640名に配信。他の顧客が接続可能な状態になったという。記載されたリンクを使ってアクセスすると、氏名や生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、取引履歴などが閲覧可能だった。同社は顧客からの連絡で漏えいに気付き、当該メールマガジン配信後約1時間で、セッションID付の商品情報ページへのリンクを削除。その後、原因調査のため同社携帯サイトを閉鎖した。現時点で該当顧客の情報が悪用された事実はない。同社は今回の事態発生を重く受け止め、再発防止に向けて個人情報の適正管理を徹底していくとしている。
・リリース[PDFファイル](ときめきドットコム)
http://tokimekimall.jp/pdf/0705100013.pdf
◎ 日本郵政公社北陸支社、突風で配達車両が転倒、郵便物61通を紛失
日本郵政公社北陸支社は12日、福井県高浜郵便局で、郵便物が強風に飛ばされて紛失したと発表した。紛失事故があったのは10日の午後3時15分頃、高浜町安土地内で、突風により配達車両(自動二輪車)が転倒し、集配かばんが固定器具からはずれ落ちて中に入っていた郵便物が強風に飛ばされた。該当の郵便物等は、配達予定の郵便物129通とポストから取り集めた郵便物約20通で、高浜町安土と高浜町和田の一部、高浜町水明に配達予定だった。ただちに高浜郵便局職員のほか近隣の郵便局職員が付近を捜索し、12日午前中までに、配達予定の郵便物78通とポストから集めた郵便物10通を回収したが、残りの郵便物約61通は捜索中である。回収した郵便物は差出人に連絡し、高浜郵便局長名の詫び状を添えて、返送または配達した。回収できていない郵便物については、配達対象地域の顧客に高浜郵便局の職員が訪問して事情説明の上、お詫びをしている。また、該当するポストには高浜郵便局に連絡するよう、お知らせを掲出している。
・リリ-ス(北陸支社)
http://www.japanpost.jp/pressrelease/s07/yubin/070512_07201.html
◎ 富士通、パソコン修理を委託した会社から顧客情報638名分流出
富士通(本店:川崎市中原区)は11日、同社製パソコンの修理を委託していた富士通ゼネラルのグループ会社社員が、過去に修理を受けた顧客638名の個人情報をインターネット上に流出させたと発表した。富士通の関係者が4月末に流出を発見した。富士通によると、流出したのは、2001年10月から2002年4月までに同社製パソコンの修理を受けた東京近郊在住の顧客の一部、638名の氏名、住所、電話番号。当該グループ会社社員のパソコンがウイルスに感染し、ファイル交換ソフトを介して情報が流出した。同社によると、当該情報が不正利用されたとの事実は確認されていないという。
・リリース(富士通、富士通ゼネラル)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/05/11-1.html
◎ 静岡銀行、清水町支店の内部検査で顧客情報含む伝票350枚の紛失判明
静岡銀行(本店:静岡市葵区)は11日、同行清水町支店で、顧客情報が記載された伝票綴り1冊を紛失していたと発表した。同行によると、紛失した伝票は2000年4月17日の取り扱い分、約350枚で、顧客の氏名、住所、口座番号と、取引金額などが記載されていた。紛失は内部監査により判明。調査の結果、誤って廃棄した可能性が高く、同行では情報が外部へ漏えいする可能性は低いと見ている。これまでに、本件に関する問い合わせや、情報の不正利用などの事象は生じていない。伝票に記載されていた取引情報は、コンピューターシステムに保存されているため復元可能で、業務上の支障は生じていないという。同行は、今回の事態を重く受け止め、顧客情報管理の強化徹底に努めるとしている。
・リリース(静岡銀行)
http://www.shizuokabank.co.jp/new/ug-001.jsp?id=104
◎ 河北総合病院、個人情報171名を含む書類紛失
河北総合病院(東京都杉並区)は11日、同院の河北サテライトクリニック内の居宅介護支援事業所および訪問看護事業所において、利用者の個人情報が記載された書類を紛失したと発表した。同院によると、紛失は11日に判明。同事務所の窓を開けた際、強風により書類が外に飛ばされたためとしている。紛失した書類には、利用者171名分の氏名、生年月日、介護保険被保険者番号などの個人情報が記載されていた。このうち住所や電話番号、病名を含む情報が9名分、住所情報が4名分含まれているおそれがある。同院では、14日までに対象者へ個別に報告と謝罪を実施。引き続き紛失書類を捜索するほか、今後の個人情報等書類の保管管理の徹底を図るとしている。
・リリース(河北総合病院)
http://www.kawakita.or.jp/oshirase/070514.html
◎ 千寿製薬、ウイルス感染で医療関係者など1,368名の個人情報流出
医薬品等を製造、販売している千寿製薬(本社:大阪市中央区)は11日、同社社員の個人所有パソコンから、医療関係者などの個人情報がファイル共有ソフトWinny(ウィニー)を介して流出したと発表した。同社によると、流出が発覚したのは6日。医療関係者24名と取引先関係者4名の氏名や、住所、施設名、会社名等と、同社社員25名の給与・賞与データならびに社員1,315名の氏名、連絡先が流出した。当該社員は、同社サーバー内に保管されていたデータを、社内規定で禁止されていたにもかかわらずメールで自宅のパソコンに転送。当該パソコンが今月3日ごろウイルスに感染し、今回の流出となった。同社では、業務用パソコンについてはハードディスクでのデータ保管禁止、指紋認証を含むセキュリティの強化等を図っていたという。
・リリース[PDFファイル](千寿製薬)
http://www.senju.co.jp/japan/newproduct/pdf/20070511.pdf