◎ すかいらーく、ガストのキャンペーン応募券400名分を紛失
ファミリーレストランチェーン「ガスト」などを運営する「すかいらーくガストカンパニー」は24日、アンパンマンキャンペーンWチャンスの応募券約400名分を紛失したと発表した。当該キャンペーンは今月6日まで実施されていたもので、9日に新潟県下のガスト店舗から約400名分を回収。すかいらーく本部(東京都武蔵野市)に移送中、所在がわからなくなった。応募券には、応募者の氏名、住所、年齢、性別、電話番号が記載されていた。同社は、心当たりのある応募者を探しており、同社「ガストカンパニーお客様相談室(0120-125-807」に6月30日までに申し出て欲しいと呼びかけている。
・リリース[PDFファイル](すかいらーく ガストカンパニー)
http://www.skylark.co.jp/news/070524_pdf/070524.pdf
◎ スターアセット証券、名簿販売業者に顧客情報が流出
スターアセット証券(本社:福岡市博多区)は24日、同社日本橋支店(東京都中央区)の顧客情報、少なくとも2名分が、名簿販売業者に流出していたことを確認したと発表した。同社は当該業者に対して販売差し止めを要請し業者もこれに応じたが、他の顧客情報の有無については、業者に交渉したものの確認できていない。同社によると、今月8日、名簿販売業者が送付してきた販促用のサンプルの中に、同社の顧客情報のコピーなどが入っていたとの通報を受けた。当該サンプルを確認したところ、証券取引の「保護預り口座設定申込書」のコピー1枚・1名分と、商品先物取引の「委託者情報照会」コピー2枚・1名分が含まれていた。当該書類には、顧客の氏名、住所、電話番号、生年月日のほか、銀行口座や年収、金融資産、取引内容などが記載されている。同社は、監督官庁および自主規制団体に報告するとともに、警察にも被害届けを提出。今後も引き続き全容解明に取り組み、調査に進展があったら、あらためてホームページ上で報告するとしている。
・リリース[PDFファイル](スターアセット証券)
http://www.starsec.jp/export/sites/default/corporate/info/2007/pdf/0524.pdf
・リリース[PDFファイル](スターホールディングス)
http://www.star-ir.co.jp/pdf/8702_070524_kogaisha_rouei.pdf
◎ 北秋田市、再委託先元社員の自宅PCから約11万件の住民情報が流出
秋田県北秋田市は22日、同市の住民情報の一部がインターネット上に流出していたと発表した。報道などによると、流出した情報は旧鷹巣町、旧森吉町の住民記録で、住所、氏名などの個人情報約1,900件のほか、住民票コード番号約4万件、印鑑登録情報約2万4,000件など計11万7,022件。このうち700件あまりのデータは個人の特定が可能な状態だった。同市は合併時、電算システム統合のためのデータ移行業務を日本電気株式会社秋田支店に委託し、そこから山口電子計算センター(山口県)に再委託。この再委託先で作業を担当した女性元社員が関連データを持ち出して自宅のパソコンに保存したところ、同パソコンにインストールされていたWinnyを介して流出した。同市は関係業者の管理責任を追及して厳格に対処し、職員および関係業者に対しても個人情報保護の指導を強化して再発防止に努める。また、相談窓口を設けて不審情報の問合せに応じる。
・リリース(北秋田市)
http://www.city.kitaakita.akita.jp/news/2007/05/0522/owabi/owabi.htm
◎ 大阪メトロサービス、PiTaPa入会申込書など個人情報26名分紛失
大阪市営交通機関のサービス業務などを行っている大阪メトロサービス(本社:大阪市西区)は22日、IC乗車カードPiTaPa(ピタパ)の入会申込書と管理台帳26名分を紛失したと発表した。同社によると、紛失したのは今月10日に京都市営地下鉄京都駅構内で行ったキャンペーン「京都ぷらすOSAKA PiTaPa」で入会を受け付けた13名分の申込書と、この13名と仮受付者13名分の管理台帳で、顧客の氏名、電話番号のほか、申込書には住所や口座番号が記載されていた。同日、キャンペーン業務の委託先が同社宛とカード会社宛ての2通をポストに投かんしたが、16日になっても届かず紛失が判明した。申込者や仮受付者の記録は残っておらず、心当たりの方は、同社ICカード事業部(0120-582-529)まで申し出て欲しいと呼びかけている。
・リリース(大阪メトロサービス)
http://www.osaka-pitapa.com/archives/240
・リリース[PDFファイル](大阪メトロサービス)
http://www.osaka-pitapa.com/wp/wp-content/uploads/Image/topics/20070522_240.pdf
◎ 千葉市みどりの協会、町内会や学校などボランティア26団体のリスト紛失
千葉県千葉市都市局公園緑地部緑政課は5月22日、財団法人千葉市みどりの協会業務課において個人情報を記載したリストが紛失したと発表した。紛失リストは緑政課がみどりの協会に委託しているフラワー散歩道事業の播種参加団体の一覧表で、町内会等11団体、ボランティアグループ7団体、学校8校の情報が含まれていた。紛失情報は団体の名称、代表者氏名、住所、電話番号。紛失したのは5月17日で、同業務課課員が団体へ連絡するためにリストを自宅に持ち帰り、5月20日午前8時30分頃、出勤のためにJR成田駅から乗車した電車内で資料を確認して上着ポケットに入れたが、JR稲毛駅到着後にトイレに寄った際に紛失に気がついた。その後、JR稲毛駅に遺失物届けを提出し、JR東日本テレフォンセンターへ遺失物の問い合わせをしたが、現在まで届けられていない。当該団体の代表者および学校には、紛失の経緯を説明して謝罪した。同課では引き続き発見に努めるとともに、市と連携し個人情報保護条例に基づき、個人情報の管理徹底を図るとしている。
・リリース[PDFファイル](千葉市)
http://www.city.chiba.jp/somu/shichokoshitsu/koho/contents/l0705221.pdf
◎ ダイスプロジェクト、案内メールを「CC」で送りアドレス415件流出
建築、広告などのダイスプロジェクト(福岡市南区)は5月21日、会員415名分のメールアドレスを流出したと発表した。5月21日17時頃、同社で「山本育也×廃材ラボ」の壁掛け時計ワークショップ開催の案内を顧客にメールで送信した際、送信先の顧客のメールアドレスを「CC」欄に入力して送信したため、当該メールアドレスが他の受信者に見える形となった。当該顧客には事故発生後第一報のメールで謝罪するととも当該メールの削除を依頼した。同社は二度とこのような事故が起こらぬよう、管理、運営を徹底するとしている。
・リリース(ANABA PROJECT)
http://www.anaba-project.com/news/index.html
◎ ホンダカーズ愛知、従業員の私有PCから顧客情報438件流出のおそれ
自動車販売のホンダカーズ愛知(愛知県長久手町)は21日、同社従業員の私有パソコンから、ファイル共有ソフトのWinny(ウィニー)を介して顧客の個人情報438件が流出したおそれがあると発表した。流出の可能性がある情報は、同社顧客の氏名、住所、車両登録ナンバーなど438件。同社従業員が、社内規定に反して顧客情報を持ち帰り、Winnyがインストールされている自宅のパソコンに保存したところ、17日から18日にかけてインターネット上に顧客情報が流出した。
・リリース(ホンダカーズ愛知)<br>
http://www.hondanet.co.jp/hondacars-aichi/home/073_apology.html<br><br>
◎ 成田記念病院、患者情報1,924件を含むメモリー紛失
成田記念病院(愛知県豊橋市)は19日、患者の氏名、患者番号、受診日、医療費用などのデータ1,924件を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。患者の住所や電話番号、病名などの情報は含まれていない。同院によると、今月8日、同院関連機関の職員が業務を行うために、当該メモリーを自宅へ持ち帰り、翌日カバンに入れて出勤。同日午後、紛失していることに気づき探したが見つからず、豊橋警察署へ遺失届を提出した。同院では、該当者に対し事情の説明と謝罪の手紙を送付。全職員に対し、個人情報の適正管理を徹底した。
・リリース(成田記念病院)
http://www.meiyokai.or.jp/narita/news/index.php?ID=79
◎ 好日山荘Webショップ、不正アクセスで顧客情報3,490件流出の可能性
登山、アウトドア用品販売の好日山荘(本社:兵庫県加古川市)は18日、同社のオンラインサイト「好日山荘Webショップ」に海外から不正なアクセスを受け、カード情報を含む顧客情報3,490件が流出したおそれがあると発表した。流出した可能性があるのは、同Webショップから商品を購入した顧客の個人情報3,490件で、外部に管理を委託している同Webショップのサーバに置かれていた。情報内容は、氏名、住所、電話番号、メールアドレスのほかに、クレジットカード番号とカードの有効期限も含まれる。同社では、最終的な調査は完了していないが、すべての個人情報について流出したおそれがあるとしている。同社では、先月10日に顧客情報流出の可能性を指摘され調査したが、不正アクセスの事実が確認できず、18日に外部機関に調査を依頼するために営業を中止。今月9日に海外からの不正アクセスが判明し、16日に個人情報の流出が確認された。同社は、現在不正アクセス禁止法違反等で関係官公署に相談するとともに、詳細な事実確認、原因究明を続けており、すべての調査が完了するまで同Webショップの営業を中止している。
・リリース[PDFファイル](好日山荘)
http://www.kojitusanso.jp/img/070518-kokuti.pdf
◎ 愛南町、業務委託先の元社員のPCから住民情報14万2,843件流出
愛媛県愛南町は18日、合併前の旧5町村の全住民情報が流出したと発表した。2004年10月に5町村が合併して愛南町となったが、当該旧町村の全住民の住民票コードや国民年金情報、口座情報など計14万2843件が流出した。流出個人情報の実人数は5万4850名分にのぼる。情報を流出させたのは、同町の委託先のデンケン(愛媛県宇和島市)から再委託を受けた山口電子計算センターの女性元社員で、内規に反して持ち出していたデータを自宅のパソコンで整理した際、当該パソコンがウイルスに感染していたため情報が流出した。同町は21日から全職員が全世帯を個別訪問し、謝罪と説明を行っている。
・リリース(愛南町)
http://www.town.ainan.ehime.jp/life/soumu/joho_roei/20070518_3-Press%20release.pdf
・リリース別紙 住民情報漏えいに係るデータ調書(愛南町)
http://www.town.ainan.ehime.jp/life/uploaded/pdf/973_pdf2.pdf
・山口電子計算センター
http://www.i-ycc.co.jp/
◎ ホビー商品通販のカサレ、メール誤配信により顧客メールアドレス漏えい
プラモデル等ホビー商品の通信販売を行うカサレ(本社:神奈川県相模原市)は18日、メール配信時のミスにより、同社顧客のメールアドレスが漏えいしたと発表した。漏えいしたのは、同社ネットショッピングを利用したことがある顧客58名分のメールアドレス。誤配信が起きたのは17日で、同社から顧客への案内メール配信の際、本来BCCにて配信すべきところを、誤ってCC欄に送付アドレスを設定して送信したため、送付先アドレスがすべて表示された状態で各顧客に配信された。配信後に担当者が間違いに気付き、アドレス表示を訂正したメールを再配信した。その後、配信先に対して、誤配信の謝罪と報告を送付し、当該メールの削除を依頼するなどして対応を図っている。
・リリース(ホビーショップ カサレ)
http://www.kasare.com/shop_infomation/privacy20070517/