◎松山市、個人情報11名分を記載した財務関係書類を紛失
松山市(愛媛県松山市)は16日、同市の納税課の徴収担当職員が松山市内において11名分の個人情報を含む税務関係書類を紛失したと発表した。当該書類は同日午後4時45分に発見された。発表によると16日午前11時頃、当該職員が滞納者の財産調査を終えた後、金融機関の駐車場において関係書類の紛失に気づいた。同日12時50分頃、当該職員より書類の紛失についての連絡が入り、本人を含む納税課職員8名で捜索を開始したが発見には至らなかった。その後、税務職員30名で捜索したところ、同日16時45分に同市小栗5丁目のマンションのゴミステーションの一角で現状のままで発見され、回収された。紛失した財務関係書類には、11名分の住所、氏名、自動車のナンバーや一部の人の滞納額といった内偵状況や登録事項証明書のコピーなどの個人情報が記載されていた。
・リリース(松山市、続報)
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/houdou/houdou.cgi?action=2&kind=2&kid=3698
・リリース(松山市)
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/houdou/houdou.cgi?action=2&kind=2&kid=3696
◎大阪市、HPに40名分の氏名を誤掲載
大阪市は11日、市のホームページ(HP)に市民や職員の氏名45件、40名分を誤掲載していたと発表した。同市では公文書の目録情報をHPで公開しているが、市によると、「○○について」という文書の標題や、公文書を内容や性質ごとに編集した簿冊の副題に、非公開とすべき個人名が含まれていた。市では、文書本文等のネット公開開始に向けて作業中だった昨年10月に事態を把握し、公開中の全ての目録情報を点検。その結果、市民関連では、成年後見制度や戸籍事務等に関わる申請者、問合わせ者および物件所有者19件16名分の氏名が、また、職員関連では、育児休業や公務災害等に関わる氏名26件24名分が記載されていたことが分かった。市では、当該者に個別に連絡をとって、事情説明と謝罪を行った。また今後、文書の標題に個人情報を入力しないこと、簿冊の副題に個人情報を入力する際はネット上で必ず非表示にすること、ネット公開前の確認を徹底すること等により再発防止を図るとしている。
・リリース(大阪市)
http://www.city.osaka.jp/soumu/press/2008/01/11/post_58.html
◎電気通信大学、学生や卒業生1,047名の成績を含むパソコン紛失
電気通信大学(東京都調布市)は11日、同大学の教員が、学生や卒業生の個人情報を含むパソコンを紛失したと発表した。同大学によると、この教員は6日、パソコンが入った鞄を電車内に置き忘れた。駅や所轄署に遺失届を提出したが、パソコンはまだ見つかっていないという。パソコンには、2000年度から2007年度に当該教員が担当した学生1,047名の氏名、学籍番号、レポートの成績が保存されていた。データは暗号化してあり、容易には開けないという。これまでに、個人情報の流出に関する不正使用や被害等の事実は確認されていない。同大学では、個人情報の外部への持ち出しは原則禁止としていた。同大学では、該当する学生や卒業生に謝罪と説明の文書を送付している。また再発防止のため、教職員に対し、個人情報の保護について一層の周知徹底を図り、個人情報の適切な管理に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](電気通信大学)
http://soumu.office.uec.ac.jp/www/hyoukahouki/080111kj.pdf
◎シーズクリエイト、車上荒らしで顧客情報約60件を含むPCやノート紛失
マンション分譲等を行うシーズクリエイト(本社:東京都渋谷区)は11日、同社営業社員が使用する車が車上荒らしにあい、顧客情報が記録されたパソコンや書類が盗まれたと発表した。同社によると、10日午前7時から8時の間に、墨田区のコインパーキングに停めていた車が荒らされ、車内にあった鞄を盗まれた。鞄の中には、顧客約30件の氏名、住所、連絡先等が記録されたパソコンと、顧客約30件の氏名、住所、連絡先等が記載された来訪ノート等が入っていた。パソコンは、IDとパスワードで保護されているという。同社はただちに所轄の警察署に被害届を提出したが、鞄は見つかっていない。同社では、該当する顧客について、判明する限り速やかに個別に事情説明と謝罪を行うとしている。また、今後、再発防止のため個人情報保護の強化と社員教育の再徹底を行うとしている。
・リリース[PDFファイル](シーズクリエイト)
http://www.cscreate.co.jp/pdf/jp/pressrelease/080110jouhou.pdf
◎エル・ピー・エル日本証券、顧客2名や関係者の個人情報を含む携帯電話紛失
金融商品取引のエル・ピー・エル日本証券(東京都千代田区)は10日、同社従業員が顧客の個人情報を含む携帯電話を紛失したと発表した。同社によると、8日に従業員が不注意により紛失したもので、当該携帯電話には顧客2名のメールアドレスと、外務員約40名、関係者約15名の氏名、電話番号が登録されていた。同社では警察署に遺失物届を提出。顧客や関係者には謝罪を行うとしている。顧客情報の不正使用等の情報は確認されていないという。同社では、今回の事態を真摯に受け止め、再発防止のため、顧客情報の管理を一層徹底するとしている。
・リリース(エル・ピー・エル日本証券)
http://www.lpl.co.jp/news/news08011001.html
◎アクセルマーク、取引先関連情報111件などを含む業務用パソコン紛失
ネットメディア関連事業のアクセルマーク(東京都新宿区)は10日、同社の広告事業部社員が、仕入先担当者の個人情報等を含む業務用パソコンを紛失したことを発表した。同社によると、この社員は7日午後10時ごろ、帰宅途中に立ち寄った東京都渋谷区内の小売店付近でパソコンを紛失。同社ではただちに警察へ紛失届を提出した。パソコンには、同社の仕入先担当者の氏名と連絡先の情報111件や、この社員がやり取りしていた業務上のメール受発信情報などが保存されていた。一般の顧客に関する個人情報は含まれていないという。パソコンには指紋認証、ユーザーIDとパスワードが施されており、データの一部には個別のパスワードが施してある。同社では、管理体制の見直し、および社内ルール遵守のための社員教育の再徹底を図り、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](アクセルマーク)
http://www.axelmark.co.jp/pr/pdf/2008110.pdf
◎鳥取銀行、顧客の通帳7冊や顧客情報22件等を含む営業用鞄を一時紛失
鳥取銀行(本店:鳥取県鳥取市)は9日、7日に紛失した顧客情報入りの営業用鞄が9日に発見されたと発表した。同行によると、7日午後5時30分ごろ、同行旗ヶ崎支店の渉外行員がバイクで帰店途中、車に接触して転倒。バイク荷台の箱から営業用鞄が転がり出た。鞄の中身の一部は付近で見つかったが、鞄と、中に入っていた個人顧客の通帳7冊、現金14万円、36万8、000円分の小切手1枚、個人顧客11件と法人顧客11件の情報が記載された預り証1冊は見つからなかった。同行は該当する顧客に説明と謝罪を行い、遺失物届を提出し、紛失小切手の処理等を実施。その後、9日午前9時ごろに近隣住民からの通報で鞄が発見された。紛失物はすべて紛失当時のままで、悪用された形跡がないことを確認したという。同行では、交通安全管理を徹底するとともに、顧客情報の厳格な取扱いを継続的に教育し、再発防止に努めるとしている。
・リリース(鳥取銀行)
http://www.tottoribank.co.jp/torigin/news/2008-01-09.htm
http://www.tottoribank.co.jp/torigin/news/2008-01-08-1.htm
◎熊本県相良村、村民や職員187名分の個人情報流出
熊本県相良村は7日、総務課の男性職員(34歳)の私有パソコンから、村民や役場職員の個人情報がファイル共有ソフトのWinny(ウィニー)を介してネット上に流出したことを発表した。相良村によると、流出したのは2004年度の区長、班長、各種団体長や役場職員の氏名、住所や電話番号などで、187名分に上る。相良村では2005年にコンピュータのシステムを更新したが、男性職員はシステム更新前にバックアップの目的でデータを持ち出し、自宅のパソコンに保存。昨年12月、Winnyのウイルス感染によりデータが流出した。流出は外部からの指摘で判明。役場では、業務に関するデータの持ち出しを禁止していた。
・相良村
http://www.vill.sagara.lg.jp/