◎ 未来予想、会員691名に送信したメルマガ本文に受信者以外の氏名を誤表示
ベンチャーの経営メンテナンス事業等を行う未来予想(本社:東京都中央区)は15日、同社が運営するポータルサイト「MiraiZ.bz」の会員の一部691名宛てに送信したメールマガジンで、受信者とは異なる氏名が本文に表示されるミスがあったと発表した。当該メールマガジンは9日に送信されたもので、同社によると、この件に限り、従来とは異なる複雑な条件で配信先を抽出したため、顧客氏名が入れ違いになった状態で配信されてしまった。同社は誤送信確認後ただちに対象会員に謝罪メールを送信。さらに順次、お詫びと受信メールの削除依頼を個別に行っている。また、再発防止のため、メルマガ送信のシステム化を完了したという。
・リリース(未来予想)
http://www.miraiz.co.jp/?page_id=397
◎岐阜県、「県政世論調査」対象候補の個人情報517名分を委託業者が紛失
岐阜県は15日、「県政世論調査」等の業務を委託している業者が調査対象候補である県民の個人情報517名分を紛失したと発表した。県では、20歳以上の県民に県政全般に関する意見を聞く「県政世論調査」「県政モニター」を実施しており、当該業務をグリーンエコ(大阪市)に委託していた。同社は調査対象候補者の抽出のため、県内市町村役場で住民基本台帳の一部を閲覧し、住所、氏名、性別、生年月日の4項目を書き写した書類を作成。先月23日夕方、同社社員がヤマト運輸の宅配便を利用し、当該書類を入力業務委託先(大阪市)へ発送したが、宛先へ届かないまま所在不明となった。今月8日、同社は中津川警察署に遺失届を提出した。県は書類に記載されていた517名に個別にお詫び文書を郵送した。また、今後は委託業者の指導を徹底し、委託元として事故の再発防止に努めていくとしている。
・リリース(岐阜県)
http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s11103/kojinjoho/owabi.htm
・グリーンエコ
http://www.gr-eco.co.jp/index.html
◎北海道旭川工業高校、生徒1656名分の個人情報含むUSBメモリー紛失
北海道旭川工業高校(旭川市)は15日、教員が卒業生を含む生徒1656名の個人情報を記録したUSBメモリーを紛失したと発表した。紛失したのは9日で、記録されていた個人情報の内容は、2007年度の全校生徒の健康診断結果、2005年度から2008年度の1学年の保健調査票のまとめ、2005年度から2008年度までの生徒健康診断精密検査の結果、2007年8月頃からの保健室での相談内容。紛失が判明した10日に警察に遺失物届を提出しており、今後も可能な限り探していくという。現在のところ、今回の紛失に起因する個人情報の漏えい等は確認されていない。同校は全力をあげて再発防止に取組んでいくとしている。
・リリース[PDF](お詫び)
http://kyokko.ed.jp/uploads/20080515-01.pdf
◎西濃運輸、1061名分の顧客情報が3年間、閲覧可能状態に
西濃運輸(本社:岐阜県大垣市)は15日、取引先から配送を依頼された顧客1061名分の個人情報が、過去3年間にわたりインターネット上で閲覧可能な状態にあったと発表した。9日に顧客の1人が検索サイトで自分の個人情報を発見し、同社に問い合わせて事態が発覚した。同社によると、当該顧客情報は社内のネットワークから独立したサーバー内に保管されていた。第三者からのアクセスは想定しておらず、アクセス制限などのセキュリティ対策が不十分だったという。同社は事態発覚後、当該サーバーをインターネット回線から切断し、社内に同様のサーバーがないことを確認した。いまのところ当該情報の不正使用は確認されていない。閲覧可能だったのは、2005年7月から2008年5月11日までの間に同社が配送業務を依頼された顧客1061名分の氏名、住所、電話番号。同社は、該当する取引先に本件の経緯について報告した。今後、社内で個人情報保護に関する再教育を行い、情報管理の運用ルールや管理体制強化などの再発防止策を構築していくという。
・リリース[PDFファイル](西濃運輸)
http://www.seino.co.jp/seino/news/pdf/20080515-01.pdf
◎島根大学医学部附属病院、患者11名分の個人情報を含むUSBメモリ紛失
島根大学は15日、同学医学部附属病院の患者11名分の個人情報を保存したUSBメモリを紛失したと発表した。発表によると、9日、研修医が病棟ナースステーション内のパソコンにUSBメモリを差し込んで資料を作成していたところ、他病棟からの呼び出しがあった。当該医師はUSBメモリをパソコンに挿入したまま席をはずし、4時間後に戻ったところUSBメモリが紛失していることに気付いたという。当該USBメモリについては、現在も調査中だが発見には至っていない。いまのところ個人情報に関わる被害などは確認されていない。紛失したUSBメモリには、患者11名分の氏名、病歴、検査所見などが保存されていた。同学は該当する患者に本件の経緯について説明と謝罪を行った。また、今回の事態を踏まえ、職員に対して個人情報管理の教育、指導を徹底するとともに、個人情報管理システムの見直しを図るという。
・リリース[PDFファイル](島根大学医学部)
http://www.shimane-med.ac.jp/topics/pdf/happyou0805.pdf
◎朝日放送、メール誤送信でラジオ番組のリスナー244名のアドレス流出
朝日放送(本社:大阪市北区)は15日、メールの誤送信により、ラジオ番組リスナー244名のアドレスが流出したことを発表した。同社によると、14日午後5時31分頃、ABCラジオの番組「全力投球!! 妹尾和夫です」からメールを送信した際、本来アドレスを「BCC」に入力するべきところ、全てのアドレスを「宛先」に入力して一括送信したため、リスナー244名のメールアドレスがそれぞれの受信者にわかる状態で送られた。同社では、個人情報の管理を厳重にし、再発防止に努めるとしている。
・リリース(朝日放送)
http://abc1008.com/info.html
◎ ヤマハ、オンラインショップで顧客情報120件が誤表示
ヤマハ(本社:静岡県浜松市)は5月15日、同社製品「TENORI-ON」のオンラインショップの購入申込み確認画面上に、購入者とは別の顧客情報が誤表示されたと発表した。発表によると、12日午前10時55分から午後6時45分の間に、「TENORI-ON」のオンラインショップで購入申込をする際、同時刻にヤマハオンラインメンバーとしてログインした他の顧客情報が表示された。問題確認後、同社はオンラインショップの機能を閉鎖している。これまでのところ、カードの不正利用などの被害はないという。誤表示により流失した個人情報は、最大で120件。内容は顧客の氏名、住所、メールアドレス、電話番号で、パスワードやクレジットカード番号などの情報は含まれていない。同社が調査した結果、システム開発を行った業務委託先のプログラムの不具合が原因で、通常時には正常に処理が行われるが、同時に多数のアクセスがあった場合にデータ処理プログラムが誤表示を発生させるという。同社は該当顧客に対して連絡し、状況説明と謝罪を行う予定。また、今後は個人情報の安全管理のため、業務委託先の監督を強化するとともに、該当プログラムの修正と検証を行い、同時に多数のアクセスがあった場合の負荷対策などの再発防止策をとるとしている。
・リリース(ヤマハ)
http://www.yamaha.co.jp/news/2008/08051502.html
◎ 大阪商工会議所、メールマガジン登録者10名の個人情報が一時閲覧可能に
大阪商工会議所(大阪市中央区)は14日、同所発行の「大商メールマガジン」購読者の個人情報が漏えいしたと発表した。発表によると同日、メールマガジン発行に際し、メールマガジン登録画面の操作を担当者が誤った結果、午後3時44分~4時33分に同画面に個人情報を入力した登録者10名の個人情報が、同メールマガジン登録者から閲覧できる状態になった。閲覧可能だった個人情報は、氏名、性別、生年、役職、会社名、勤務所在地、電話番号、関心項目など。本件は登録者からの通報により発覚し、発覚後ただちに当該画面を閲覧できない状態にするとともに、登録者全員にお詫びメールを送信した。同会議所はシステムの改変を緊急に行うほか、個人情報の厳重かつ適正な管理を徹底していくとしている。
・リリース[PDFファイル](大阪商工会議所)
http://www.osaka.cci.or.jp/Chousa_Kenkyuu_Iken/press/080514owabi.pdf
◎ 茅ヶ崎市、市立小の担任教師が児童29名分の個人情報含むUSBメモリー紛失
茅ヶ崎市は13日、市立小学校の教諭が、学級名簿を保存したUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、8日に当該教諭が担任する教室の教師用机の上に個人所有のUSBメモリーを入れた筆箱を置いて、学年合同体育の授業のため、体育館、運動場に向かった。体育の授業を終えて教室に戻ると、机上の筆箱がなくなっていた。放課後の午後9時過ぎまで同僚とともに校舎内を探したが見つからなかった。当該メモリーには、同小4年の児童29名分の学級名簿が保存されていた。情報内容は児童氏名、生年月日、保護者名、住所、電話番号、当該校に在籍する兄弟姉妹の氏名と学年学級、緊急時の引受人氏名。翌日以降も、全職員と児童が紛失した筆箱を探し続けたが発見できなかった。同校は12日、全校集会を開いて全児童に状況説明を行い、さらに当該学級児童の緊急保護者会、全校児童の緊急保護者会を開いて学校長が経緯を報告し謝罪した。市教育委員会では、臨時校長会議を開き、改めて個人情報の取扱いの徹底と危機管理意識を高めるように指導を行った。
・リリース(茅ヶ崎市)
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/newsection/hishokouhou/houdou/080513/school.html
◎ りそな銀行、顧客情報を記載した書類1,772件を紛失
りそな銀行(本店:大阪市中央区)は13日、同行新百合ヶ丘支店(神奈川県川崎市)において、顧客の情報が記載された資料1,772件を紛失していたと発表した。同行によると、紛失していたのは本人確認記録書等で、顧客の氏名、住所、生年月日等が記載されている。同行では、内部調査の結果から、これらの資料は誤廃棄した可能性が高く、外部に情報が流出した可能性は極めて低いとみている。紛失した資料に関する外部からの不正要求や、顧客からの照会等は発生していない。同行は、該当する顧客に謝罪と説明を行うとしている。また、再発防止に向け、顧客情報の管理をさらに徹底するとしている。
・リリース[PDFファイル](りそな銀行)
http://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/newsrelease/pdf/200513_1a.pdf