◎ 明治安田生命、個人情報の流出拡大 就職希望者9000人に
明治安田生命保険相互会社(本社:東京都千代田区)は31日、大阪職域FC営業部(大阪市西区)の採用担当職員の自宅のパソコンから、来年度の入社希望者約2000名の個人情報がWinny(ウィニー)を介してインターネット上に流出した問題で、さらに過去の入社希望者約7000名分の流出が判明したと発表した。同社によると、現時点で新たに判明しているのは、2005~2008年の採用試験に応募した女子学生約7000名の氏名、出身大学、住所、電話番号、メールアドレスなど。同社では、27日の公表後もハードディスクの復元作業やインターネット専門会社による調査を継続して調査を実施していたところ、30日深夜、同営業部の過去の入社希望者の個人情報も流出していたことが判明したという。同社では、該当者や関係者に対し個別に連絡をとり事情の説明を開始したとしている。
・リリース[PDFファイル](明治安田生命)
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/release/2008/pdf/20081031.pdf
◎水戸証券、「本人確認書類の写し」130件を紛失
水戸証券(本社:東京都中央区)は10月31日、「本人確認書類の写し」130件を紛失したと発表した。発表によると、、同社内で自主点検した結果、本店ほか21か所の営業所で、顧客から預った「本人確認書類の写し」130件(130名分)が紛失していることが判明した。外部に持ち出した形跡はなく、他の廃棄資料と共に誤廃棄した可能性が高く、外部流出の懸念はないという。該当顧客に対しては、個別にお詫びと事情の説明を終えている。現在のところ、本件に関する外部からの問合わせなど問題となる事象は生じていない。同社は今後、顧客情報の管理体制を強化・徹底し、再発防止に努めるとしている。
・リリース(水戸証券)
http://www.mito.co.jp/FILE/ir_notice/kozinzyouhouhunsitu08.10.31.pdf
◎南愛知冠婚葬祭互助会、顧客の個人情報6名分記載の資料を置引き盗難
冠婚葬祭を業務とする南愛知冠婚葬祭互助会(愛知県半田市)は10月30日、顧客の個人情報6名分を記載した資料を置引きで盗まれたと発表した。盗難があったのは同19日午前11時頃で、半田市内で同社社員が業務上の買い物をしている間に、内部資料を含むバッグを盗まれた。11時30分頃に置引きに気づいて店員を通じて警察署へ連絡、被害届を提出した。資料には6名分の住所、氏名、電話番号、口座情報が記載されていた。同社は該当する顧客を訪問して経緯説明と謝罪をしている。今後は個人情報を含む書類等の入ったバッグ・営業カバン等は絶対に放置しないよう周知徹底を図る、など再発防止に努める。
・リリース(南愛知冠婚葬祭互助会)
http://www.handatak.com/policy/20081030.html
◎ 岐阜信用金庫、顧客情報を記載したマイクロフィルム1万5224枚紛失
岐阜信用金庫(本店:岐阜市)は29日、顧客情報を記載したマイクロフィルム1万5224枚を紛失したと発表した。同金庫によると、今年3月、関連会社のぎふしんコンピュータサービスで保管していたマイクロフィルムの紛失が判明。保管状況の調査を実施したところ、顧客の氏名や住所、電話番号、生年月日、口座番号、取引記録などが記載されたマイクロフィルム、計1万5224枚の紛失が判明した。紛失したマイクロフィルムのうち、ぎふしんコンピュータサービスで保管していた28店舗分の正本109枚には、約8万6千名分の顧客情報が記載。営業店保管分の75店舗分の副本1万5115枚については、顧客を特定することはできず顧客数は不明。紛失した資料は、1996年6月以前に作成されたものがほとんどであり、内部調査の結果、誤って廃棄した可能性が高という。同金庫では、顧客情報の管理を徹底し再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](岐阜信用金庫)
http://www.gifushin.com/news/info/20081029.pdf
◎ 神奈川県立青少年センター、メールの誤送信でアドレス16件流出
神奈川県立青少年センター(横浜市西区)は29日、メールの誤送信でアドレス16件が流出したと発表した。センターによると、職員がこの日、センター主催のボランティア体験講座修了者の交流団体構成員101人に対し、ボランティア活動情報を電子メールで送る際、本来ならば「BCC」欄に指定すべきグループリストの内1件の指定を誤り、16名分のメールアドレスが見える状態で送信してしまった。センターでは該当者に対して電話で事情を説明して謝罪。今後は全職員に対し再度、個人情報の管理の徹底を図るとしている。
・リリース(神奈川県)
http://www.pref.kanagawa.jp/press/0810/101/index.html
◎日本ヴォーグ、同報メールを「TO」で送り顧客アドレス104名分流出
手芸品の情報提供や材料販売を行っている日本ヴォーグ(東京都新宿区)は10月29日、電子メールの誤送信で顧客104名分のメールアドレスが流出したと発表した。発表によると、10月21日に「読者作品コンテストの締め切り迫る」というメールを同報メールを送る際、「BCC」欄に記載すべき顧客のメールアドレスを「TO」欄に記載したため、他の受信者のメールアドレスが見える状態で配信されてしまった。同日、2名の顧客より事態の指摘を受けたが、担当者が独断で謝罪のメールを送って対処した。24日、さらに1名の顧客より情報セキュリティ担当者宛てに指摘があり、事態が発覚したという。同社は28日、顧客宛に改めてメール誤配信についての謝罪と報告メールを送信し、翌29日にHP上での発表に至った。誤送信をしたのは、同社が発刊している「ホームスウィートクラフト」のサポーター104名分のメールアドレス。同社は該当メールの削除を依頼した。今後は既存のメールソフトからの送信をやめ、BCCでしか送信できないサービスを利用する、または個別に送信を行うことでミスを防止するなど再発防止の徹底を図るとしている。
・リリース(日本ヴォーグ)
http://www.nihonvogue.co.jp/info/
◎KCN京都、顧客21名分の個人情報を含む「工事完了報告書」紛失
有線放送事業を展開するKCN京都(本社:京都府精華町)は10月29日、顧客21名分の個人情報を含む「工事完了報告書」を紛失したと発表した。発表によると、紛失があったのは10月20日午前9時頃、同社発注先の3次請負会社が社有車で当社へ書類を搬送する途中に発生した。請負会社はただちに警察署に届けるとともに、走行道路や周辺地域を捜索したが見つかっていない。工事完了書には21名分の氏名、住所、電話番号、加入種別が記されていた。同社は該当顧客に、お詫びと事実関係の説明を個別に行っている。また今後、社内はもちろん2次、3次請負会社も含めた委託・協力会社すべてに対し、管理監督の徹底を図るとしている。
・リリース(KCN京都)
http://www.kcn-kyoto.jp/page_00/kinet/index.html
◎ プラザスタイル、宛名ラベルの二重貼りで個人情報流出
輸入雑貨販売などを手がけるプラザスタイル(本社:東京都港区)は28日、ダイレクトメール(DM)に宛名ラベルを二重に貼り付けたため、顧客情報が流出したと発表した。同社によると、委託先がセレンディピティ日本橋店(東京都中央区)で行う「2008ボジョレーヌーボー販売」のお知らせを送付する際に、一部貼付済みのラベルに間違いを発見。その上に別の顧客の正しい宛名ラベルを貼って発送してしまったため、下のラベルに記載されていた顧客の氏名と住所が他の顧客の目にふれる可能性があった。DMは1052名に発送したが二重貼りした顧客が特定できないため、同社では全員に返信用の封筒を送付し、二重貼りした封筒の回収を行うとしている。
・リリース(プラザスタイル)
http://www.plazastyle.com/information/btqmt30000002sw4.html