◎横浜市、福祉資金貸付の対象者1名と連帯保証人の個人情報記載書類を誤送付
横浜市こども青少年局こども家庭課は4月30日、母子寡婦福祉資金貸付の対象者1名と連帯保証人の個人情報記載書類を誤送付したと発表した。発表によると、、同24日、母子家庭等の経済的自立に向けて資金を貸付ける「母子寡婦福祉資金貸付」の連帯保証人に対し、返済金の請求先を借受人から連帯保証人に変更することを記載した「償還金納人変更のお知らせ」を16件送付した。その宛先の一人から連絡があり、当該書類が無関係な人に送られていたことが判明した。課内の原因調査により、同姓同名の人を誤って連帯保証人としてシステムに入力していたことがわかった。市は該当者に連絡して謝罪と経緯説明をし、誤送付した書類を回収した。書類に記載されていた情報は、貸付対象者1名と連帯保証人の氏名、貸付の資金名、期間、償還総額、償還済み額、残額等。誤った入力は貸付申請の際に行われたものとみられ、同課は今後、システムへの入力の際には、複数の担当者によるダブルチェックを行うよう課内徹底するとしている。
・リリース[PDF](横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/me/kodomo/press/file/090430boshikahu.pdf
◎福井社会保険事務局、書類の誤送付と紛失事故を公表
福井社会保険事務局(福井県福井市)は4月30日、書類の誤送付と紛失事故各1件をを公表した。誤送付事故は昨年10月10日、「健康保険・厚生年金資格喪失確認通知書」と「厚生年金保険資格取得確認及び標準報酬決定通知書」を、本来送るべき社会保険労務士ではなく、別の社会保険労務に送付してしまったもの。担当者が被保険者資格喪失届に記載されていた社会保険労務士コードを見間違えてしまったこと等が原因だという。同局の業務次長が誤送先の社会保険労務士に経過説明と謝罪をして当該書類を回収し、本来送付すべき社会保険労務士に郵送した。また昨年11月20日、「被保険者資格取得届書」を紛失していたことが会保険労務士からの連絡で判明した。届書等は、窓口担当者毎に設けられた受付ボックスで保管しているが、その管理が不十分であったことが原因だという。担当事務所の総合相談室長が、社会保険労務士に経過説明と謝罪を行い、取得届が受理済であったことを確認のうえ処理を行い、決定通知書及び健康保険被保険者証を手渡した。同局は、これらの事故を職員に周知し、再発防止に努める。
・リリース(福井社会保険事務局)
http://www.sia.go.jp/~fukui/JimusyoriAyamri/JimusyoriAyamari210430
◎ 東京都立高等学校9校で1487名分の指導要録が所在不明に
東京都教育庁は4月30日、都立高9校で生徒の成績などを記録した指導要録を誤って廃棄したり紛失していたと発表した。発表によると、誤廃棄、紛失があったのは、都立九段高(今年3月閉校)、深沢高、北園高、八王子東高、武蔵村山高、北野高(2006年閉校)、小岩高、駒場高、新宿山の9校で、保存期間中(学籍記録は卒業後20年)の指導要録1487名分。今年1月末、都立九段高の閉校に伴い、同校の指導要録の点検作業を行っていたところ、1995~97年度の全卒業生、計867名分が所在不明であることが判明した。事故報告を受け、都教委では4月から調査を行い、2006年に保存期間の過ぎた導要録を廃棄した際に誤って廃棄したと認定。4月20日、全都立校に対し指導要録の保管状況を点検するよう指示したところ、30日までに9校から所在不明の報告があった。各校では、該当者に対し謝罪の文書や説明会の案内を送付。他の保管書類などから可能な限り指導要録の再作成を行い、単位修得証明書の発行などに際して記入できない部分が生じた場合には、校長から証明書提出先に経緯を伝え、卒業生が不利にならないよう配慮するとしている。
・リリース(東京都教育庁)
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr090430s.htm
・リリース[PDFファイル](東京都立深沢高等学校)
http://www.fukasawa-h.metro.tokyo.jp/oshirase.pdf
・リリース[PDFファイル](東京都立北園高等学校)
http://www.kitazono-h.metro.tokyo.jp/tsuchi090430.pdf
・リリース[PDFファイル](東京都立八王子東高等学校)
http://www.hachiojihigashi-h.metro.tokyo.jp/flyer/090430news.pdf
・リリース(武蔵村山高等学校)
http://www.musashimurayama-h.metro.tokyo.jp/osirase/20090501-oshirase.htm
◎ ゆとりフォーム、車上荒らしで顧客385名分の書類入りバッグ盗難
文化シヤッターの子会社で住宅リフォームの「ゆとりフォーム」(本社:東京都板橋区)は7日、車上荒らしで顧客385名の書類が盗まれたと発表した。発表によると、先月29日、埼玉県草加市内の駐車場に駐車していた足立店の社用車の窓ガラスが割られ、社内にあったバッグが盗まれた。バッグには、顧客385名分の氏名、住所、電話番号、契約金額などが記載された書類が入っていた。警察署に被害届けを提出したが、これまでのところ発見に至っていない。同社は、該当者に事情を説明して謝罪。今後は、再発防止に向けて顧客情報管理を徹底するとしている。
・リリース[PDFファイル](ゆとりフォーム)
http://www.yutoriform.com/0507.pdf
・リリース[PDFファイル](文化シヤッター)
http://www.bunka-s.co.jp/upload/0bc0a3e863729c079aa90e4d6cdb65db.pdf
◎ 神奈川新聞社、メールの誤送信で採用応募者のアドレス216件流出
神奈川新聞社(本社・横浜市中区)は28日、メールの誤送信で今年の定期採用試験の応募者216名分のメールアドレスと氏名が流出したと発表した。発表によると、27日夕方、応募者266名のうちメールアドレスを登録していた216名に対し、エントリー完了を伝えるメールを送る際、本来ならばアドレスを表記しないで送信すべきところを誤って全員のアドレスが表示される状態で送信してしまった。同社は該当者に対しお詫びのメールを送り、当該メールの削除を依頼した。5月の定期採用試験は予定通り実施し、試験会場でも改めて謝罪するとともに、厳正、公平な選考を行うとしている。
・リリース(神奈川新聞社)
http://www.kanaloco.jp/information/entry/information53/
◎ ゲームセンター「ムー大陸戸塚店」、1584名分の個人情報入りメモリー盗難
4月22日明け方、アトラス(本社:東京都新宿区)が運営する横浜市戸塚区のゲームセンター「ムー大陸戸塚店」に4人組の強盗が押し入り、現金約300万円を奪って逃走した事件で、同社は4月28日、現金とともに同店の顧客情報が保存されたUSBメモリーとフロッピーディスクも盗まれていたと発表した。これらには、同店のメダル預りシステムに登録されている顧客1584名の氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレスが保存されていた。同社は、該当者に対して電話や文書での謝罪するとしており、今後は運用オペレーションを改善し、記憶媒体への個人情報保管期限を最小限にするなどの再発防止策を実施する予定。
・リリース[PDFファイル](アトラス)
http://www.atlus.co.jp/ir/news/pdf/1240907715.pdf
◎愛知社会保険事務局、書類の誤送付2件を公表
愛知社会保険事務局(名古屋市中村区)は4月28日、2件の顧客の個人情報の誤送付について発表した。1件は今年2月27日、年金裁定センターが、顧客1名の国民年金、厚生年金保険年金証書を別の顧客に誤送付したもの。書類には、顧客の基礎年金番号、住所、氏名、生年月日、年金額などが記載されていた。誤送付先に謝罪して書類を返送してもらい、当該顧客に経過説明と謝罪を行って了承を得、書類を交付した。もう1件は2月23日、中村社会保険事務所が、顧客1名分の国民年金保険料の納付済期間の納付書を誤送付したもの。昨年10月31日、窓口で国民年金前納保険料を領収する際に、誤って別人の納付書を作成したのが原因だという。同事務所は保険料を納付済の顧客に事情説明と謝罪を行い、了承を得て別人名義の領収書を回収した。また、誤って記録が登録された顧客にも了承を得て納付記録を取り消した。誤送付した書類には、顧客1名分の基礎年金番号、氏名、住所の個人情報が記載されていた。
・リリース[PDF](愛知社会保険事務局)
http://www.sia.go.jp/~aichi/info/kishahappyou/2009/210428.pdf
◎公立昭和病院、患者情報72名分を含むUSBメモリ紛失
公立昭和病院(東京都小平市)は4月27日、患者72名分の個人情報を含むUSBメモリを紛失したと発表した。発表によると、同院職員が担当の患者の個人情報を私物のUSBメモリに保存していたところ、4月17日の昼頃に使用した後、19日の昼頃に再度使用しようとすると、保管場所に当該USBメモリがないことに気づいたという。院内を探索したが、現在のところ発見に至っていない。当該USBメモリには、当該職員が昨年4月から現在まで担当してきた患者72名分の個人情報などが保存されていた。同院では、該当する患者に対して事態の説明と謝罪をしている。
・リリース(公立昭和病院)
http://www.kouritu-showa.jp/hotnews22.html
◎ 京都精華大学「shin-bi」、メールニュースを「TO」で送りアドレス197件流出
京都精華大学が運営するアートスペース「shin-bi」(京都市下京区「COCON烏丸」内)は4月27日、メールニュースの誤送信で購読者197名分のメールアドレスが流出したと発表した。発表によると、4月25日に20~100名のグループ単位でメールニュースを送信した際に、宛先を表示しない「BCC」に送信先を入力すべきところを誤って「TO」に指定し送信してしまったため、メールアドレスが見える形で送られてしまった。「shin-bi」では、翌26日に謝罪のメールを送り誤送信メールの削除を依頼。今後は従業員の教育やチェック体制の強化などを実施するとともに、送信先が非表示となる送信システムを導入するなどして、事故を再発させない仕組みを構築するとしている。
・リリース(shin-bi)
http://www.shin-bi.jp/modules/wordpress/index.php?p=123
◎ UR都市機構、569名分の個人情報を含むパソコン盗難
独立行政法人都市再生機構(UR都市機構、本社:横浜市中区)は4月27日、569名分の名前を含むパソコンを盗まれたと発表した。うち6名分は名前と住所から本人の特定が可能という。発表によると、同機構の文書整理・登録等業務を委託しているURコムシステム(本店:東京都新宿区)の社員が3月26日の帰宅途中、JR中央線の車内で居眠りをしていたところ、パソコンなどが入ったカバンを盗まれた。盗まれたパソコンには、同支社管内の文書ファイルの件名が記録されており、件名に地権者など569名分の名前などが含まれていた。当該パソコンには、7桁のパスワードが設定されているといい、これまでのところ、情報の流出や不正使用などの報告はないという。同機構では、該当者に経緯の説明と謝罪を行っており、再発防止に向けて同機構や契約先の個人情報保護体制を改めて徹底するとしている。
・リリース[PDFファイル](UR都市機構)
http://www.ur-net.go.jp/kanagawa/info/kishahaxtupyou-kojinnjyouhou090427.pdf
◎ ティーオーシー、不正アクセス受けメール会員のアドレス999件流出
東京都台東区浅草にある商業施設「浅草ROX」を運営するティーオーシー(本社:東京都品川区)は4月24日、委託先のインデックス(本社:東京都世田谷区)のメール配信システムが不正アクセスを受け、メールマガジン購読者のメールアドレスが流出した可能性があると発表した。発表によると、流出した可能性があるのは「浅草ROXメールマガジン」「beginメールCLUB」「浅草ROXまつり湯メンバーズ」に登録した一部の顧客のメールアドレス999名分で、他の情報は含まれていない。同22日、「浅草ROXメールマガジン」に登録した同社の複数の社員あてに同じ内容の迷惑メールが届いたため、メール配信システムの調査を行ったところ、当該システムのメールアドレスを保管するファイルの一部が、外部から不正アクセスを受けていたことが判明した。同社は該当するメールアドレスあてに事情説明と謝罪のメールを送信。再発防止に向けて第三者機関によるセキュリティ診断を実施するとともに、委託先への指導や監督の強化・徹底を行うとしている。
・リリース[PDFファイル](ティーオーシー)
http://www.toc.co.jp/toc/news/pages/kokyaku200904024.pdf
◎ 大阪市都市型産業振興センター、元職員が305名分のアドレス持ち出し案内メール
大阪市と市の中小企業支援拠点「大阪産業創造館」を管理する大阪市都市型産業振興センターは4月24日、同センターの元職員が同館で開催したセミナーの申込者のメールアドレスを不正に利用していたと発表した。市などによると、不正に使用されたのは同センターが主催し同館で今年3月26日に開催した「ナレッジセミナー」の参加申込者305名分のメールアドレス。元職員が退職前に持ち帰り、4月21日に自身が始めた事業のあいさつ文を送付した。同日、受信者からの問い合わせで発覚し、同日夜、全員に事情説明と謝罪のメールを送付。元職員が持ち出したメールアドレスを回収した。市はセンターに対し再発防止策の徹底などを指示。センターはUSBメモリなどの媒体への情報コピーや顧客情報の持ち出し禁止などを徹底し、不正使用防止に取り組むとしている。
・リリース(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/keizaikyoku/0000035261.html
・リリース(大阪産業創造館)
http://www.sansokan.jp/owabi/
◎東京社会保険事務局、書類の紛失や誤送付など4件を公表
東京社会保険事務局(東京都千代田区)は4月24日、書類の誤送付や紛失など4件を発表した。1件は昨年11月、渋谷社会保険事務局が顧客2名に国民年金保険料の過誤納金にかかる国庫金振込通知書を送付する際、顧客1名の戸籍謄本(写)を誤って別の顧客宛てに誤送付したもの。顧客同士の姓が同じだったため、担当者が誤って封入したのが原因という。2件めは、府中社会保険事務所が2004年5月、顧客の家族から年金相談を受けた際、誤って別人の被保険者記録照会回答票を渡していたことが今年2月、顧客の家族からの申し出により判明した。3件めは2月4日、府中社会保険事務所の国民年金推進員が、国民年金被保険者宅を訪問した際、顧客との面談時に渡す封筒4通を紛失したもの。当該封筒の表面には、顧客の住所氏名が記載されていた。翌日、4通の封筒が拾得物として警察に届出されて事態が判明した。4件めは3月4日、江戸川社会保険事務所の国民年金推進員が国民年金被保険者宅を訪問した際、1名の顧客より受け取った国民年金保険料免除申請書を紛失。推進員は帰宅経路と顧客宅を確認したが発見できず、警察に遺失物届を提出した。当該書類には、顧客の氏名、生年月日、基礎年金番号、住所などが記載されていた。東京社会保険事務局は管内の各社会保険事務所に今回の4件の事態を周知し、個人情報漏えい防止の意識を高めるよう注意喚起を行った。
・リリース(東京社会保険事務局)
http://www.sia.go.jp/~tokyo/owabi-210424.htm
◎旭ミサワホーム、案内メールの誤送信でアドレス96件流出
阿部建設(本社:千葉県旭市)の住宅事業部(旭ミサワホーム)は4月23日、案内メールの誤送信でメールアドレス96件が流出したと発表した。発表によると、4月17日午前11時頃、同社従業員がイベント案内メールを96名の顧客に一斉送信する際、送信先のメールアドレスがすべて表示される状態で送信してしまった。同日午後10時頃、メール受信者のうち1人からメール連絡があり判明した。メールアドレス96件のうち19件はアドレス不在で戻ってきており、漏えい対象となったのは77名となる。同社は77名の顧客に対し、訪問を基本にメールや電話も使い、事実関係の報告と謝罪をした。 同社は再発防止のため、対外メール送信時のBCC方式と責任者チェックを徹底するとともに、従業員教育を強化していくとしている。
・リリース(旭ミサワホーム)
http://www.misawa.co.jp/asahi/info.html
◎パナソニック関連会社、取引先46名の一覧を添付しメール誤送信
パナソニックの社内分社でシステムソリューション事業を担うパナソニックファクトリーソリューションズ(横浜市港北区)は4月23日、関係会社が取引先46名の一覧を添付した状態でメールを誤送信したと発表した。発表によると、同社の関係会社パナソニックSSインフラシステム(旧社名:パナソニックSSファシリティーズ)の担当者が3月25日、説明会で配布した資料を電子メールの添付ファイルで説明会出席者に送ろうとしたが、宛先数が社内メールシステムの制限を越えたためメールは未送信となった。再度送信する際に、本来送るべきメールとは別のメールを選択し、購入先の一覧表を添付して購入先の担当者19名に送信してしまった。一覧表には購入先の担当者46名の氏名と会社の電子メールアドレスが記載されていた。19名の受信者にはメールと添付資料削除を依頼し、一覧表に記載された46名には郵送で事故のお知らせとお詫びをした。同社と関係会社は再発防止にに真摯に取り組んでいくとしている。
・リリース(パナソニックファクトリーソリューションズ)
http://panasonic.co.jp/pss/info/20090423/index.html
◎神奈川県、3200名分の医療費助成受給者データ含むFDDを職員が持ち出し紛失
神奈川県は23日、3200名分の医療費助成受給者データを含むフロッピーディスク(FDD)を職員が持ち出し紛失したと発表した。発表によると、22日夜、保健福祉部子ども家庭課職員が自宅で作業するため、当該FDDを私物鞄に入れて持ち帰った。帰宅途中、横浜市泉区のパチンコ店に立ち寄り、自家用車内に鞄を置いたまま駐車していた。この駐車場で車上荒しにあい、鞄を盗まれた。盗難に気付いてすぐに警察に通報し被害届を提出したが、当該鞄は見つかっていない。盗まれたFDDに入っていたのは、「障害者自立支援医療」「未熟児等養育医療」「小児慢性特定疾患医療」に関する受給者データで、2008年3月から2009年1月までの11か月分が11枚のFDDに収録されていた。計約3200名分あり、情報内容は受給者番号(6-8桁の数字)と総医療費、公費負担額、自己負担額で、氏名や生年月日、住所、電話番号等は含まれていない。県は関係医療機関等へ通知を出し、注意喚起を図っていく。また、個人情報の保管と持ち出しのルール化について現状を再確認し、必要な見直しと更なる徹底を図っていくとしている。
・リリース(神奈川県)
http://www.pref.kanagawa.jp/press/0904/070/index.html
◎神奈川県立がんセンター、患者3名分の細胞診標本と個人情報を紛失
神奈川県立がんセンター(横浜市旭区)は22日、患者3名分の細胞診標本と個人情報を記載した書類を紛失したと発表した。発表によると、16日午前9時頃、同センター職員が同院の細胞診断室内に、3名の患者の細胞診標本(がん診断に使用する細胞診断の標本)、氏名や生年月日等が書かれた細胞診依頼伝票、および細胞診所見紙を、専用の保管箱に入れ所定の場所に置いた。当日午後2時頃、別の職員が細胞診断室を訪れ、所定の場所にないことに気づいた。関係職員で同室を中心に捜索したが発見できず、その後も想定できる場所全てを捜索をしたが、発見に至っていない。同院は該当患者に経過を説明して謝罪した。再検査のための組織採取を行うが、引き続き可能性のある場所を徹底的に捜索するという。今後は、細胞診標本等を鍵のついた保管庫に入れて管理し、標本の受渡しは必ず担当職員を介して行うシステムに改める。また、全職員に対して、標本等の適正な保管・管理について改めて厳正を期すよう周知・徹底を図るとしている。
・リリース(神奈川県)
http://www.pref.kanagawa.jp/press/0904/069/index.html
◎東京労働局、亀戸労働基準監督署で通知書を入れ違え誤送付
東京労働局(東京都千代田区)は4月22日、亀戸労働基準監督署で通知書の入れ違え誤送付が発生し、個人情報が漏えいしたと発表した。発表によると、亀戸署において、休業補償給付の支給決定通知書を発送する際、Aさん宛ての通知書とBさん宛ての通知書を封筒に入れ違えて送付してしまった。当該通知書には、それぞれの氏名、住所、給付基礎日額、保険給付額、振込先金融機関等の個人情報が含まれていた。4月6日にAさんの妻から、他人の通知書が送付された旨の連絡があり、判明した。同日、亀戸署の職員がAさんとBさんに連絡し、経過を説明のうえ謝罪し、了承を得た。同8日、誤送付した通知書の回収が終了したことから、改めて両者に通知書を発送した。亀戸署は全職員に対し、文書送付に際しては複数職員による確認の徹底を図るよう指示。東京労働局は個人情報の適正な管理・保護について徹底を図り、再発防止に万全を期すよう指示した。
・リリース(東京労働局)
http://www.roudoukyoku.go.jp/news/2009/20090422/20090422.html
◎ジーティービー、ディズニーグッズ通販メール誤送信でメルアド1151件が流出
ディズニーグッズの通販等を行うジーティービー(神戸市中央区)は21日、同社が運営する「マイ・ディズニー・スタジオ」から顧客宛てにメールを送信した際、送信先をBCC欄とするべきところ、誤ってTO欄に記載して送信してしまい、顧客のメールアドレス1151件が流出したと発表した。発表によると、メール件名は「再送:マイ・ディズニー・スタジオから重要なお知らせ」で、マイ・ディズニー・スタジオにメンバー登録している会員のメールアドレスに送付された。400件、400件、351件の3回に分けて送信され、それぞれのメールに対して、他の登録メンバーのメールアドレスが流出した。メールアドレス以外の流出はない。同社は、受信者にお詫びのメールを送り、本件メールの削除を依頼した。
また、再発防止については現在協議検討中で、今後の対応はホームページで報告するとしている。
・リリース(ジーティービー)
http://mds.gtb.jp/index.php?option=com_content&task=view&id=47&Itemid=93