◎永和信用金庫、普通預金等印鑑届60枚、当座預金印鑑届9枚を紛失
永和信用金庫(大阪市浪速区)は13日、顧客の個人情報を記載した書類を紛失したと発表した。発表によると、印鑑届が一部の営業店で紛失していることがわかり、全店調査を実施したところ、12部署で普通預金等印鑑届60枚、当座預金印鑑届9枚が紛失していることが判明した。記載されている個人情報は、顧客氏名、住所、勤務先名称と住所、電話番号、口座番号など。内部調査の結果、誤廃棄された可能性が高く、外部への情報流出の可能性は極めて低いという。これまで照会や問題となる事象は発生していない。当該顧客に対しては、紛失内容等の説明をして理解を得ている。同庫は今後、全職員に対し改めて顧客情報の管理について注意喚起し、再発防止に努めていくとしている。
・お客様情報の紛失について[PDF](永和信用金庫)
http://www.eiwa-shinkin.co.jp/osirase/apology091113.pdf
◎ 中央三井信託銀行、358名分の個人情報を15社にメール誤送信
中央三井信託銀行(東京都港区芝)は13日、株式名簿管理人業務を受託していたコーエーテクモホールディングス(旧テクモ)の新株予約権者358人の個人情報が記載されたデータファイルを、2007年12月以降、無関係の取引先15社にメールで誤送信していたと発表した。誤送信したファイルには、新株予約権者の氏名、住所、役職、新株予約権個数が記載されていた。すでに当該ファイルの削除を依頼し、すべて削除されたことを確認。外部流出に伴う被害の報告はないという。なお、358人に対しては書面でお詫びするとともに専用の問い合わせ窓口も設置して対応に当たっている。
・個人情報が収録された電子ファイルの誤送信について[PDF](中央三井トラスト・ホールディングス株式会社)(中央三井信託銀行株式会社)
http://www.chuomitsui.jp/new/pdf/091113_01.pdf<br>
◎ NHK千葉放送局、視聴者の個人情報を記録した携帯端末と帳票を盗難紛失
NHK(東京都渋谷区)は13日、千葉放送局で受信料の契約および収納業務を委託している個人事業者が盗難にあい、視聴者の個人情報が記録された携帯端末や帳票などを紛失したと発表した。発表によると、盗難事件が発生したのは10日午後9時20分ごろで、委託事業者が集金用鞄を盗まれた。すぐに警察に届け、盗難にあった周辺を探したが、鞄は発見できなかった。盗まれた鞄には視聴者の個人情報が記録された携帯端末と、氏名と住所が記載された帳票などが入っていた。端末には複数のセキュリティ対策を実施しているため、収録された情報が外部に流出する可能性はないとしている。また帳票に記載されていた視聴者に対しては、謝罪と経緯の説明を行ったという。
・携帯端末などの盗難被害について(千葉放送局)(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase091113.html
◎郵便事業、顧客情報697件を保存したUSBメモリーを紛失
郵便事業(本社:東京都千代田区霞が関)の東京支社(東京都港区麻布台)は13日、足立北支店(東京都足立区竹の塚)で同社従業員が顧客情報などを保存したUSBメモリーを紛失したと発表した。USBメモリーに保存されていたのは、氏名や電話番号など顧客情報697件と業務関連資料約1000件で、6日に判明したという。同社は警察に遺失物届けを提出し、該当顧客に謝罪文書を郵送した。また、当該従業員の処分については厳正に行うとしている。
・足立北支店における電子記録媒体の紛失[PDF](郵便事業東京支社)
http://www.post.japanpost.jp/about/houdou/press/2009/toky_1113_01_b1.pdf
◎東京都目黒区、民生委員が高齢者の個人情報記載リストを紛失
東京都目黒区は13日、区内高齢者の実態調査中に、民生委員が個人情報を記載したリストを紛失したと発表した。発表によると、リストを紛失したのは13日で、リストには高齢者34名分の氏名、住所、電話番号が記載されていた。区は今後このようなことが起きないように、個人情報の厳正な管理に努めていくとしている。
・高齢者情報の紛失について(東京都目黒区)
http://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/kucho/mayor_comment_2/index.html
◎シュウエイトレーディング、メール誤送信で顧客情報1件が流出
化粧品輸入販売業のシュウエイトレーディング(東京都品川区)は13日、メール誤送信で顧客情報1件が流出したと発表した。発表によると、5日に同社から顧客へ連絡メールを送信した際、同一の内容が別の顧客1名にもCCで誤送信された。内部調査の結果、メール送信時の宛先指定ミスによる人為的な原因と判明。誤送信は1件のみで、システム上の不具合ではないことが確認された。同社は顧客へのメールやりとり時の宛先最終確認の再徹底やメール内容から住所、電話番号など個人情報を削除するなど再発防止策を講じ、管理を徹底していくとしている。
・電子メールの誤配信のご報告ならびにお詫びにつきまして[PDF](シュウエイトレーディング)
http://www.b-spice.com/pdf/owabi.pdf
◎大阪市、国民健康保険料の収納処理を誤り、個人情報1件流出
大阪市は12日、同市平野区役所で国民健康保険料の収納処理を誤り、個人情報が1件流出したと発表した。発表によると、10月6日、窓口で被保険者の保険料を収納する際、国保システム端末操作を誤り、別人の保険料収納として入力処理を行い、別人名の領収証書を交付した。その際、次回納付書も同じ別人名で発行し、その納付書で今月2日に納付が行われたことが10日夕刻の点検中に発見された。流出した個人情報は、同市国民健康保険被保険者1名の被保険者証番号、氏名、住所。翌11日に納付書を誤発行した人の自宅を訪問し、お詫びと事情説明を行い、別人名の領収証書を回収した。また、個人情報が流出した人に対しても同日に自宅訪問し、お詫びと事情説明を行った。同区は今後、国保システム端末操作時に入力処理の誤りがないか確認を確実に行うなどの対策を講じ、信頼回復に努めるとしている。
・国民健康保険料の収納処理誤り並びに個人情報の流出について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/hirano/0000058249.html
◎大阪府、個人情報を含む病院廃止届の添付書類1件を紛失
大阪府は12日、病院廃止届に添付する書類を紛失したと発表した。発表によると、10日朝、府の健康医療部保健医療室医療対策課の職員が出勤したところ、自席横の紙箱の中で保管していた書類が見当たらないことに気付いた。八尾市内の医療法人から提出された病院の移転に伴う旧病院の廃止届に添付する書類で、病院管理者1名の住所、氏名、医師免許の写し、履歴書が含まれている。自席周辺やゴミ収集場所のほか、当該書類が紛れ込んだ可能性のある場所を捜索したが見つからず、同日、警察に遺失届を提出した。関係者には11日にお詫びと状況説明を行った。府は今後、退庁時に職員自らが書類の保管を徹底し、グループ長等がさらに確認することを徹底するなど、再発防止に努めるとしている。
・病院廃止届に添付する書類の紛失について(大阪府)
http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=2156
◎神奈川社会保険事務局、職員の懲戒処分と事務処理ミス5件を公表
神奈川社会保険事務局は11日、職員の懲戒処分と事務処理ミスについて発表した。懲戒処分が行われたのは、高津社会保険事務所専門官とその監督者の事務所長について。同専門官は被保険者から申請された国民年金保険料の学生納付特例及び免除・納付猶予の申請書177件を処理しないまま放置し、うち17件を紛失するなどしていた。処分は専門官に対しては減給10分の1を2月間、事務所長は訓告。また、事務処理ミスは、管内の相模原社会保健所で6月にあった算定基礎届用紙の誤送付(1事業所5名分)、小田原社会保険事務所で7月に会った国民年金被保険者記録照会票のFAX誤送信1件、相模原社会保険事務所で8月にあった標準報酬決定通知書の誤送付(3事業所15名分)、横須賀社会保険事務所で8月にあった学生証の写しの誤送付1件(1名分)、および同局管内の業務監理室で10月にあった国民年金保険料追納納付書の誤送付1件(1名分)について公表した。いずれも関係者に説明とお詫びを行い、再発防止のための指導を行っている。
・職員の懲戒処分及び事務処理誤りについて[PDF](神奈川社会保険事務局)
http://www.sia.go.jp/~kanagawa/kisha/211111.pdf
◎東急ホームズ、顧客宅の建築図面の紛失2件を公表
住宅事業の東急ホームズ(東京都渋谷区)は9日、顧客の個人情報漏えい事故を2件、公表した。発表によると、1件は先月17日、同社の請負大工が所有している自動車が自宅駐車場において盗難にあい、顧客宅の建築図面一式を紛失した。情報内容は顧客1名の氏名、住所、電話番号、平面図、立面図、仕様書、詳細図。もう1件は先月30日、同社社員が建築現場を巡回中に顧客宅の建築図面を紛失した。情報内容は顧客1名の氏名、住所、電話番号、平面図、立面図、詳細図。2件とも同社は国土交通省へ報告し、当該顧客に事実関の報告とお詫びをしている。現在のところ、どちらにも紛失による二次被害は発生していない。同社は、顧客情報の管理体制を強化・徹底し、再発防止に努めていくとしている
・お客様情報の漏洩についてのお知らせ(東急ホームズ)
http://www.tokyu-homes.co.jp/event/2009/11/post-102.html
◎大阪市立小、教諭が出勤途上で児童の個人情報等を保存したUSBメモリー紛失
大阪市は9日、私立小の教諭が児童の個人情報等が保存されているUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、当該教諭は11月5日に家で作業をするためUSBメモリーを自宅へ持ち帰り、翌6日朝、出勤時に市営地下鉄の駅ホームで荷物の出し入れをした際、ベンチにUSBメモリーの入った筆入れを置き忘れ、地下鉄に乗車した。次の駅で気づいて引き返し、ベンチ付近を探すと共に、駅に紛失届けを出した。警察にも遺失物届けを提出し、駅ホーム付近の捜索などを数回にわたって実施しているが、見つかっていない。当該USBメモリーには、2009年度2年2組の児童30名の氏名と1学期のテストの点数(国語、算数、生活)、2008年度3年2組の児童33名の氏名と3学期の国語のテストの点数の他、児童の作文や写真データなどが収録されていた。校長は、全教職員に本件を伝え、個人情報管理の徹底について、あらためて教職員に指導した。また、該当児童と保護者に対し、家庭訪問等を通じて謝罪している。同市教育委員会は、各校に対し個人情報保護の更なる意識の向上を改めて指導し、再発防止に努めるとしている。
・平野区 喜連東小学校における個人情報を含むUSBメモリーの紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000057838.html