◎愛媛県新居浜署、ホームページに補導少年49名の個人情報を誤掲載
愛媛県警は21日、新居浜署のホームページ(HP)で少年49名の実名や年齢などの個人情報を誤って掲載していたと発表した。県警監察官室の発表によると、同署管内で2009年に窃盗容疑で摘発・補導した7歳から19歳までの少年49人の個人情報が、15日から20日までの6日間、同署HPに掲載されていた。内部資料が誤って掲載されてしまったもので、個人情報の内容は少年らの氏名、年齢、校区、町名までの住所など。外部から通報で知るところとなり、同署はただちに掲載情報を削除した。掲載されていた期間のアクセスは7件だった。同署は本件についてのお詫びをHPのトップページに流しており、二度とこのようなことがないよう信頼回復に努めていくとしている。
・愛媛県警新居浜警察署
http://www.police.pref.ehime.jp/
◎中部電力、岐阜支店で顧客情報を含む業務用携帯電話を紛失
中部電力は20日、顧客の個人情報を含む業務用携帯電話を岐阜支店の従業員が紛失したと発表した。発表によると、従業員は19日午前、電気使用量計量器の検針業務のため郡上市で検針業務を行い、11時20分頃に帰社。同40分頃に顧客に連絡しようとした際に携帯電話がないことに気付いた。すぐに社有車内や執務室内等を捜索したが、発見できなかった。当該電話には、顧客の社名、個人名、電話番号(携帯・固定)が27件、同社従業員の個人名、電話番号(携帯・IP-PHS)が16件記録されていた。駐在所へ遺失物届を提出したが、現在のところ見つかっていない。情報紛失による被害の申し出はない。同社は全従業員に対し本件を周知し、携帯電話のロックや社外持ち出し時のネックストラップ再徹底など、厳重管理をしていくとしている。
・会社貸与携帯電話の紛失について(中部電力)
http://www.chuden.co.jp/corpo/publicity/press/ac_press/1230725_1034.html
◎ FC東京オンラインショップ、顧客のメールアドレス105件流出
FC東京オフィシャルオンラインショップを運営するプロ・フィットスポーティング(東京都調布市)は20日、「2009 Jリーグヤマザキナビスコカップ 優勝記念Tシャツ スペシャルエディション」の注文者にメールを送った際、本文中にメールアドレスが一部含まれた状態で送信されたと発表した。同社によると、メールを送信したのは19日。342名に一般メールソフトのBBCで一斉にメールを送信したが、件数が多かっためオーバーフローが発生し、メールアドレス105件が流出したという。事態はメール受信者からの指摘で判明。同社では流出先の顧客全員にメールの削除を依頼した。同社は安全に一斉メール送信が可能なソフトを独自に開発する予定で、同ソフトの安全性が確認されるまでは個別に1件ずつメールを送信するという。
・お客様メールアドレス流出に関するお詫び(EURO SPORTS FC東京オンラインショップ)
http://www.euro-sports.jp/fctokyo/htm.category/100120_info.html
◎ 群馬県、106名分の個人情報含む児童扶養手当等の関係書類紛失
群馬県は19日、同県健康支援部子育て支援課において、106名分の個人情報を含む児童扶養手当および特別児童扶養手当関係の書類を紛失したと発表した。県によると、紛失したのは届出書類の提出状況を市町村に照会するための起案書類2組で、手当受給資格者の氏名、生年月日、住所、自宅と勤務先の電話番号が106名分記載されていた。12月15日に起案書類を決裁後、同16日から所在不明となっている。同課では、書類を他の不要文書とともに誤ってシュレッダーで廃棄した可能性が高いとみており、情報が外部に流出する可能性は低いとしている。関係者には謝罪文書を送付した。また、関係職員をはじめ、同課職員に対し文書の管理に細心の注意を払うよう指導したという。
・児童扶養手当等の関係書類の所在不明について(群馬県)
http://www.pref.gunma.jp/cts/contents?CONTENTS_ID=88896
◎久光製薬、業務委託先でプレゼント発送先28件の情報含むパソコン盗難
医薬品メーカーの久光製薬(東京本社:東京都千代田区)は15日、2009年10月30日から12月5日に実施したメールマガジンアンケートプレゼントにおいて、プレゼントの発送先28件が保存されたパソコン1台を盗まれたと発表した。同社によると、9日午後3時から同8時30分までの間に業務委託先の事務所に空き巣が入り、当該パソコン等が盗まれた。パソコンに保存されていたのは、「ライフセラ くまミミ広場」メールマガジンアンケートプレゼントの当選者28名の氏名と住所。パソコンにはセキュリティ対策が施してあり、同社ではデータへのアクセスは困難だとみている。個人情報の不正使用等の二次被害の報告は入っていないという。業務委託先が所轄の警察署に盗難届を出し、厚生労働省にも同社から14日に報告済み。同社は、業務委託先に対し再発防止策の指導を徹底するとしている。
・お客様の個人情報取り扱いに関するご報告とお詫び[PDF](久光製薬)
http://www.hisamitsu.co.jp/whatsnew/info/100115.pdf
◎ 三井生命保険、携帯端末11台紛失 7247名分の顧客情報含む可能性
三井生命保険(本店:東京都千代田区)は15日、2004年7月から2008年8月までの間に、7247名分の顧客情報を含む可能性のあるモバイルノートパソコン(以下、携帯端末)11台を紛失していたと発表した。昨年12月に行った内部調査の結果判明したもので、紛失したのは東京都、千葉県、大阪府の営業組織で使用されていた携帯端末。当該端末に保存されている可能性がある情報は、顧客7247名分の氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、一部で病歴等の情報を含む保険契約内容など。端末は未使用状態が数日続くと起動しないほか、IDとパスワードによるアクセス制限、暗号化、社外環境での印刷不可措置等が講じられており、同社では顧客情報が流出する可能性は低いとみている。情報の流出や不正利用等の二次被害の発生は確認されていない。同社は、携帯端末の管理ルールを厳格化し、社内教育を徹底して再発防止に努めるとしている。
・お客様情報の紛失について[PDF](三井生命保険)
http://www.mitsui-seimei.co.jp/corporate/news/pdf/20100115.pdf
◎ 常陸太田郵便局、4590名分の顧客情報を含む書類紛失
ゆうちょ銀行(本社:東京都千代田区)は13日、常陸太田郵便局(茨城県常陸太田市)において、顧客4590名分の個人情報を含む書類を紛失したと発表した。同社によると、紛失が判明したのは8日。紛失していたのは、2520名分の情報を含む貯金関係の記録簿と、2070名分の情報を含む保険関係の記録簿計24冊で、2007年度分と2008年度分。記録簿には顧客の住所、氏名、性別、生年月日、電話番号などが記載されていた。同社では、これらの書類を不要書類とともに廃棄したとみており、外部に情報が漏えいする懸念は低いとしている。情報の外部漏えいが疑われるような事象は発生していない。同社は、顧客情報の管理を強化して再発防止に努めるとしている。
・お客さま情報の紛失について(ゆうちょ銀行)
http://www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/press/2010/abt_prs_id000488.html
◎信濃毎日新聞、ポータルサイトで個人情報が外部から閲覧可能に
信濃毎日新聞(長野県長野市)は13日、同社が運営するポータルサイト「信州Liveon」において、「リンク集」と「スポーツ大会結果」の投稿フォームに入力された個人情報が、外部から閲覧できる状態になっていたと発表した。同社によると、2009年12月18日から2010年1月3日までの間、投稿者名、メールアドレス、電話番号322件が外部から閲覧できる状態になっており、ログを確認した結果、6件の情報が閲覧されていたことが判明した。データのページ表示を制御するテンプレートに不適切な設定があったため、通常は公開していない携帯サイト用の特定のURLのページにおいて、検索サイト経由で情報が外部から閲覧できる状態になっていたという。同社では、3日に関係者から連絡を受けて事態を把握し、同日、原因となっていたテンプレートを改修。個人情報が漏えいした6名には個別に事情を説明し、謝罪を行った。同社は、今回の事態の原因を徹底解明して問題点を洗い出し、再発防止を図るとしている。
・個人情報漏出についてのお詫び(信濃毎日新聞)
http://www.shinshu-liveon.jp/www/mypage/liveon/blog/node_141148<br><br>
◎北辰物産、旧顧客196名の氏名を記載したリストを紛失
商品先物取引等の北辰物産(本社:東京都中央区日)は12日、顧客リストを紛失したと発表した。発表によると、8日、同社従業員が、旧北辰商品社の旧顧客196名の氏名を記載したリストを紛失した。リストに記載されていたのは氏名だけで他の情報は記載されていないという。同社は監督省への報告を行った。また、当該リストに記載されていた顧客に対しお詫びと紛失の経緯説明を行っている。
・個人情報の紛失について[PDF](北辰物産)
http://www.hoxsin.co.jp/news/pdf/news20100112.pdf
◎葉月、顧客への配送で業者が宛名シールを二重貼付し顧客情報漏えい
オーガスト/ARIAなどのブランドでパッケージソフトを制作販売する葉月(本社:東京都中野区)は8日、配送業者が顧客宛ての封筒の宛名シールを二重貼りしたことによる顧客の宛名漏えいがあったことを明らかにした。配送を受託したアローエンジニアリング(埼玉県八潮市)とヤマト運輸(本社:東京都中央区)の発表によると、オーガスト/ARIAのユーザー宛てに発送した封筒の宛名シールに不備があり、受取人ではない顧客の個人情報(住所、氏名)の痕跡を残してしまった。昨年末に出荷作業を行った際に、葉月から委託されたリストをもとにヤマト運輸が宛名シールを出力し、アローエンジニアリングが封筒の梱包、宛名シールの貼付を担当。約5000通の宛名シールを貼り終えた時点で、違う宛名シールであることに作業員が気づき業務を中断、宛名シールを再出力することとなった。再出力に日数を要するため、年末休暇に入るアローエンジニアリングに代わり、シール再貼付もヤマト運輸が担当することとなった。再貼付は修正テープを貼った上に重ね貼りする方法で、先に貼ったシールの宛名は十分に隠蔽できると判断したという。この際、発注先である葉月には相談がなかった。アローエンジニアリングとヤマト運輸両社は今後、個人情報管理体制の全面点検を行い、従業員教育を徹底し、再発防止に全力をあげて取り組むとしている。
・個人情報取り扱い不備についてのお詫びとご報告[PDF](アローエンジニアリング/ヤマト運輸)
http://aria-soft.com/support/20100108.pdf