◎あらた監査法人、約7万名の個人情報を含む業務用パソコン盗難
あらた監査法人(東京事務所:東京都千代田区)は26日、個人情報を含む業務用パソコン1台が盗難被害にあったと発表した。発表によると、8日夜に同監査法人の職員が出張先からの帰宅途中に当該パソコンが入った鞄を盗まれた。所轄警察署へ盗難届を提出しているが、現時点では発見されていない。また、本件に関する外部からの不審な問い合わせなど情報漏えいの事実等は確認されていない。当該パソコンには、富士火災海上保険、富士生命保険の顧客データを含む6万3805名(法人含む)の個人データならびにその他4社分の社員データ6191件が記録されていた。富士火災海上保険の顧客データは、氏名、性別、契約内容、事故情報、証券番号等が保存されており、富士生命保険の顧客データは、氏名、契約内容、支払情報、証券番号等が保存されている。いずれも、金融機関口座番号、カード情報は含まれていない。当該パソコンには、多段階のIDとパスワード認証、ハードディスク暗号化など、世界標準の厳重なセキュリティ対策がとられており、情報が外部に漏えいする可能性はきわめて低いという。同監査法人は、該当企業の責任者に、説明とお詫びをしている。また、全社員および職員にパソコン管理手続きの徹底指示と教育を行い、再発防止に努めていくとしている。
・当監査法人職員の業務用パソコンの盗難被害に関するお知らせ(あらた監査法人)
http://www.pwcaarata.or.jp/news/2010/0126.html
・お客さま情報の紛失について[PDF](富士火災海上保険)
http://www.fujikasai.co.jp/news/attach/1001262.pdf
・お客さま情報の紛失について(富士生命保険)
http://www.fujiseimei.co.jp/index.php?id=477
◎ゆうちょ銀行、顧客情報約610名分を含む利用記録紙1個を紛失
ゆうちょ銀行は25日、顧客情報約610名分を紛失したと発表した。発表によると、22日、同行寝屋川店(大阪支店 寝屋川出張所)において、2008年9月4日から9日の取引に関する利用記録紙1個の紛失が判明した。当該記録紙には、約610名分の貯金の預払い(電信振替)情報、約80名分の通常払込み情報が記録されていた。情報内容は、顧客の氏名、住所(通常払込みのみ)、口座の記号番号、取引金額情報。本件に関係すると考えられる照会や不正な要求等はなく、外部漏えいの懸念は低いという。今後は顧客情報の管理を強化し、再発防止に努めるとしている。
・お客さま情報の紛失について(ゆうちょ銀行)
http://www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/press/2010/abt_prs_id000491.html
◎新潟労災病院、患者情報約150名分を記録したパソコンを紛失
新潟労災病院(新潟県上越市)は25日、患者約150名分の個人情報を記録したパソコン1台を紛失したと発表した。発表によると、同院は患者に関する診療上の意見書等作成のため専用ノートパソコンを4台使用していたが、そのうち1台の紛失が判明した。当該パソコンに記録された内容は、約150名分の患者氏名、性別、生年月日、病名など。現時点では、情報流出等が発生した事実は確認されていないが、同院は該当患者に対し、謝罪を予定している。同院は、個人情報保護規程を全職員に周知徹底し再発防止に努めていくとしている。
・新潟労災病院における個人情報紛失事故について[PDF](新潟労災病院)
http://niirou.jp/img/2010-0125_jiko.pdf
◎フリル、大丸福岡天神店の店舗で会員顧客のメールアドレス流出
アパレルやアクセサリー雑貨の販売を行うフリル(福岡市中央区)は23日、デパートの大丸福岡天神店に出店するFLARE大丸店で、顧客のメールアドレスが流出したと発表した。発表によると、同店の会員組織「フリルマニア」にメール会員登録をしている顧客宛てにメール配信をした際、一部の顧客のメールアドレスが流出した。配信は5名または10名ごとに区切りながら行っていたが、その中で一部顧客に対し、最大9名のメールアドレスが見える状態で配信していたことがわかった。メール配信操作の単純ミスによるものだという。同店は今後、メールの配信システム機能を一新し、安全かつ確実な方法を構築していくとしている。
・お詫び(フリル)
http://flare-daimaru.jugem.jp/?eid=199
◎ブックオフ、顧客情報最大16件を撮影記録したデジタルカメラ紛失
中古書店「BOOKOFF」を展開するブックオフコーポレーション(本社:神奈川県相模原市)は22日、顧客からの買取内容を撮影記録したデジタルカメラが紛失し、顧客情報が流出した可能性があると発表した。発表によると、デジタルカメラ紛失が判明したのはBOOKOFF平塚四之宮店で、当該カメラには昨年12月20日から27日の8日間の取引内容のうち、「買取総額が1万円以上の取引」および「買取にゲームソフトが含まれる取引」が記録されていた。記録内容は、タイトル、数量、金額、顧客の住所、氏名などの個人情報(古物営業法により確認および帳簿などへの記載が定められている事項)の全てまたは一部、最大16件。現時点では情報の不正使用等の事実は確認されていない。同社は該当顧客に個別に連絡し、お詫びと状況報告をしている。また、全社員に対し店舗運営ルールの周知徹底、店舗における備品管理の徹底を図り、紛失等に即時に気付き、適切な対応策をとれる環境づくりを構築するとしている。
・お客様情報の紛失に関するお詫びとお知らせ(ブックオフコーポレーション)
http://www.bookoff.co.jp/news/?action=news&news_id=503
◎山口大学、患者情報7名分を含むパソコンが医学系大学院生の自宅で盗難
山口大学(山口県山口市)は22日、患者情報を記録したパソコンが盗まれたと発表した。発表によると、同大医学部附属病院の患者の個人情報を保存したパソコンが同大医学系研究科所属の大学院生の自宅で盗難にあった。患者情報の学外持ち出しは原則禁止となっていたが、院生は昨年末に当該パソコンを自宅へ持ち帰っていた。院生は即日所轄署に盗難届を提出したが、現時点でパソコンは発見されていない。盗まれたパソコンに保存されていた患者情報は7名分で、6名分は氏名と計測方法、1名分は氏名、年齢、性別、計測部位が記されている。この情報盗難にかかわる被害等は確認されていない。当該患者には謝罪と説明を行った。同大は個人情報の学外持出しに関して指導・監督する体制が不十分であったとし、学外持出しの際の暗号化や、全職員に対し個人情報保護の周知徹底を図るなど、再発防止に努めていくとしている。
・パソコンの盗難に伴う個人情報の漏えいの可能性について(お詫び)(山口大学)
http://ds22.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~www-yu/cgi-bin/topics_event/2009/topic100122.cgi
◎NTT西日本岐阜支店、委託先社員が顧客情報606件含む鞄を紛失
NTT西日本岐阜支店(以下岐阜支店)と、岐阜支店から業務委託を受けているNTT西日本-東海(以下東海社)の両社は14日、顧客情報の入った鞄を紛失したと発表した。発表によると、東海社の営業担当社員が8日、帰宅途中に当該鞄を紛失した。警察署に紛失届を提出したが、現時点で鞄は発見されていない。鞄の中には、岐阜県瑞穂市の旧巣南町地域でインターネット接続サービスを契約した顧客情報606件(個人顧客603件、法人顧客3件)が入っていた。顧客情報の内容は、氏名、電話番号、受注内容、工事日など。住所や口座情報等は含まれていない。現時点で紛失情報の不正使用等の事実は確認されていない。両社は当該顧客に対し個別に説明とお詫びをするとともに、フリーダイヤルで顧客からの問い合わせに対応している。東海社は、改めて顧客情報保護に関する全社員教育を行い、情報管理の再徹底を図る。岐阜支店では、委託先に対し顧客情報の更なる管理強化を指導する。
・お客様情報の紛失に関するお詫びとお知らせ[PDF](NTT西日本岐阜支店、NTT西日本-東海))
http://www.ntt-west-tokai.co.jp/image/20100114news.pdf
◎三井不動産レジデンシャル、顧客情報1件を記載した書類を紛失
不動産分譲の三井不動産レジデンシャル(本社:東京都中央区)は14日、顧客のマンションへ届けた個人情報記載の書類が紛失したと発表した。発表によると、7日、同社他が分譲した東京都港区にあるマンションの顧客宅に書類を届けたが、投函した顧客宅のポストから書類が紛失していたことがわかった。書類は購入者向けのポイントオプション申込書1枚・1件分で、顧客氏名、現住所、部屋番号、室内カラー、申込日が記載されていた。当該顧客には謝罪し、詳しい経緯報告を行なったうえで、紛失書類を探してきたが発見できていない。この紛失にかかわる個人情報の不正使用などは確認されていない。同社は個人情報の重要性を理解するように指導徹底を図り、再発防止に努める。
・お客様の個人情報が記載された書類の紛失についてお詫びとご報告(三井不動産レジデンシャル)
http://www.mfr.co.jp/information/2010/0114.html
◎横浜市、事務処理ミス等で発生した個人情報漏えい5件を公表
横浜市は13日、昨年12月19日から今年1月8日までに、事務処理ミス等で発生した個人情報漏えい5件について公表した。発表によると、保土ケ谷区保険年金課では昨年12月21日、国民健康保険口座振替停止分連絡表の誤送信があり、個人情報2名分が漏えいした。安全管理局西消防署・西区高齢支援課では昨年12月10日、住宅用火災警報器設置指示書の誤送付で、申込者1名の氏名、住所、生年月日、電話番号、家族1名の氏名、住所が漏えいした。西区税務課では12月25日、軽自動車税納税証明書の誤交付があり、1名分の氏名、住所、軽自動車の車両番号1件が漏えいした。安全管理局鶴見消防署では1月7日、FAXの誤送信が1件発生し、事業所担当者の氏名2名分が漏えいした。都筑区福祉保健課では1月7日、新栄地域ケアプラザにおけるデイサービス連絡票の渡し間違い1件があり、1名の氏名や体温、脈拍、当日の利用状況などが漏えいした。
・事務処理ミス等の状況について[PDF](横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/201001/images/phpiPlNUD.pdf
◎ゼネラルエンジニアリング、派遣先の個人情報260名分を紛失
技術者派遣やソフト開発のゼネラルエンジニアリング(本社:東京都大田区)は12日、同社社員が派遣先の個人情報を紛失したと発表した。発表によると、2009年12月8日の夜、社員がノートパソコン(PC)と外付けハードディスクドライブ(HDD)を電車内に置き忘れた。HDDには約260名分の個人情報が含まれていた。個人情報の内容は、派遣先製品販売店のユーザーの会社名、住所、代表者氏名、担当者氏名、担当者メールアドレス、ユーザーの会社名、氏名、メールアドレス。ただちに、駅と警察に届け出たが発見されなかった。現在まで個人情報の不正利用などの事実は確認されていない。同社は今後、従業者教育を徹底し再発防止に全力で取り組むとしている。
・個人情報紛失事故のお知らせとお詫び(ゼネラルエンジニアリング)
http://www.geng.co.jp/news/100112.html