◎ 広島大学、学生や調査協力者など834名分の個人情報含むUSBメモリー紛失
広島大学(本部:広島県東広島市)は9月14日、同大学大学院教育学研究科の教員が、学生や卒業生、教員、学外者、計834名分の個人情報を含む個人所有のUSBメモリーを紛失したと発表した。同大によると、当該教員は8月1日午後4時30分頃、USBメモリーに研究室のパソコン内のデータをバックアップした後、外出。同5時頃、立ち寄り先で、当該USBメモリーを紛失したことに気づいた。立ち寄り先や研究室を捜索したが見つからなかったため、教員は所属する講座主任に届け出て、翌2日、最寄りの警察署へ遺失物届を提出した。USBメモリーには、学生の氏名、所属、学生番号、学年、性別、成績等が534名分、調査協力者の氏名、住所、所属等が221名分、共同研究者の氏名、住所、電話番号、年齢、性別、メールアドレス等が47名分、講演会参加者の氏名、住所、電話番号、メールアドレス等が32名分含まれていた。個人情報の第三者への流出や、不正使用の事実は確認されていないという。同大では、該当者に謝罪と状況説明の文書を送付した。また再発防止のため、すでに全職員に配布済みのセキュアUSBメモリーを使用するよう徹底するとともに、研修等を通じ個人情報の適切な取扱いについて、法令遵守を徹底していくとしている。
・個人情報を含むUSBメモリの紛失について(広島大)
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/9027
・個人情報を含むUSBメモリの紛失について(広島大)
http://www.hiroshima-u.ac.jp/mobile/index/news/id/1465
◎ジェイアイエヌ、システムの不具合で顧客の個人情報が閲覧可能に
メガネや服飾雑貨の企画、輸入販売を行うジェイアイエヌ(本社:東京都港区)は9月14日、システムの不具合により個人情報が流出した可能性があると発表した。発表によると、同社が9月1日に新システムを使用してリニューアルオープンしたオンラインショップ「JINS ONLINE SHOP」において、システム的な不具合が発生。メンテナンスのため2日夜からサービスを一時停止した。障害を起こした新システムについて分析を行ったところ、特定の操作を行うことにより、個人情報が第三者に閲覧可能な状態になっていたことが判明した。9月1日午前1時頃から翌2日午後10時頃の間、特定操作により、同ショップ会員またはメールマガジンで顧客が登録した個人情報が閲覧可能だったとみられる。現在、第三者機関がアクセスログ解析を進めているところで、現段階ではクレジットカード情報を含む個人情報の流出は確認されていない。同社は原因の徹底究明と再発防止に取り組み、新事実が判明した場合や対応状況の進捗については随時報告するとしている。なお、PCサイトは9月8日、モバイルサイトは9月10日に、旧システムでサービスを再開している。
・個人情報流出の可能性についてのお知らせとお詫び(JIN)
http://eir.eol.co.jp/EIRNavi/DocumentNavigator/ENavigatorBody.aspx?cat=tdnet&sid=828777&code=3046&ln=ja&disp=simple
◎NHK、横浜放送局と高知放送局で個人情報を含む帳票を紛失
NHKは9月13日、横浜放送局、および高知放送局で個人情報を含んだ帳票の紛失があったことを明らかにした。発表によると、横浜放送局かながわ西営業センター管内で9月8日、放送受信料の契約・収納業務を委託している法人事業者が放送受信料の帳票1件を紛失した。また同日、高知放送局においても、放送受信料の契約・収納業務を委託している個人事業者が放送受信料の帳票を1件紛失した。いずれも紛失した帳票には、顧客の名前、住所、電話番号が記載されていた。警察へ紛失届を提出するとともに周辺の調査をしたが、まだ発見に至っていない。該当する顧客には直接会ってお詫びと説明をし、理解を得た。NHKは今後、指導を改めて徹底し、個人情報の取り扱いに注意していくとしている。
・個人情報を含んだ帳票の紛失について(横浜放送局)
http://www.nhk.or.jp/yokohama/station_info/100913.html
・個人情報を含んだ帳票の紛失について(高知放送局)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase100913-2.html
◎ 第一法規、メール誤配信で顧客のメールアドレス190件流出
法律専門出版社の第一法規(本社:東京都港区)は9月13日、メールの誤配信が2件発生し、顧客のアドレス190件が流出したと発表した。同社によると、1件目は2日午後に発生。顧客にセミナーの案内メールを一斉送信する際、アドレス99件が表示される状態で送った。2件目は8日午前に発生。本来特定の顧客に送信すべきメールを、無関係の顧客89件にもアドレスが表示される状態で送った。2件とも、メール受信者からの指摘で発覚したという。同社では、該当者に謝罪と報告を行い、併せて当該メールの削除を依頼した。また今後、再発防止のため、メール配信時のダブルチェックと、個人情報保護に関する社員教育を徹底し、誤配信防止のための管理対応システムの導入を検討するとしている。
・電子メール誤配信による個人情報の流出について(ご報告)(第一法規)
http://www.daiichihoki.co.jp/dh/information/detail.html?infomationId=2041
◎ 北ケーブルTV、個人情報含む書類を他の顧客に誤送付
ケーブルテレビ局の北ケーブルネットワーク(東京都北区)は9月13日、顧客に引落口座変更用紙を送付する際、誤ってすでに別の顧客の個人情報が記載された用紙を送ったと発表した。同社によると、送付したのは6日午前10時頃。用紙を受け取った顧客から同日午後6時頃に連絡があり、午後7時頃に同用紙を回収したという。この件に関して、情報の不正使用等の事実は確認されていない。同社では、該当する顧客に事態を報告し謝罪を実施。今後、再発防止のため、顧客情報の厳重管理に努めるとしている。
・個人情報書類の漏えいに関するお詫びとご報告(北ケーブルネットワーク)
http://www.kitanet.co.jp/news/?incode=2&table_cms_id_in=1482
◎ らでぃっしゅぼーや、車上荒らしで個人情報含む書類9件分盗難
食材宅配のらでぃっしゅぼーや(本社:東京都港区)は9月13日、宅配中の配送車両から、個人情報を含む配送用地図9件分が盗まれたと発表した。同社によると、10日午後2時50分頃、東京都羽村市小作台で、トラック荷物室内の整理作業中に、キャビンの助手席側足元に保管していた鞄を盗まれた。鞄には、顧客の氏名、住所、電話番号を含む地図9軒分が入っていた。盗難発覚の直後に所轄警察署へ盗難の被害届を提出済みで、関係機関と関係省庁にも現状を報告するという。該当する顧客には状況を報告、謝罪済み。個人情報の不正流用等の事実は確認されていないという。同社は、キャビンの施錠を怠ったことが本件の原因とし、顧客情報を預かることの重要性を全社員が再認識して、再発防止に万全を期すとしている。
・盗難による個人情報漏洩のおそれについて(らでぃっしゅぼーや)
http://corporate.radishbo-ya.co.jp/info/info10091302.html
◎ 文化シャッターサービス、車上荒らしで顧客情報5名分を含む書類盗難
シャッターの点検修理等を行う文化シャッターサービス(本店:東京都文京区)と、同社親会社の文化シャッター(本社:東京都文京区)は9月13日、文化シャッターサービス西宮サービスステーション(兵庫県西宮市)の社用車が荒らされ、顧客の個人情報を含む書類の入ったバッグを盗まれたと発表した。両社によると、10日深夜、兵庫県尼崎市内で修繕作業を行っていたところ、顧客の駐車場内に施錠して停めていた社用車が荒らされ、車内にあったバッグを盗まれた。バッグの中には、顧客の氏名、住所、契約金額が含まれた書類が5名分入っていた。直ちに所轄警察署に被害届を提出したが、書類は見つかっていないという。同社では、該当する顧客や関係者に状況を報告して謝罪。今後、再発防止のため、個人情報の取り扱いと管理について教育を徹底するとしている。
・お客様の個人情報を含む書類の盗難事故に関するお詫びとお知らせ[PDF](文化シャッターサービス)
http://www.bunka-shutter-service.co.jp/201009131000.pdf
・お客様の個人情報を含む書類の盗難事故に関するお詫びとお知らせ[PDF](文化シャッター)
http://ir.bunka-s.co.jp/ja/PressRelease/PressRelease1287445402560736995/TopLink/RedirectFile/2010_09_13.pdf
◎ 大阪府吹田保健所、患者情報2名分をFAXで誤送信
大阪府は9月13日、吹田保健所(大阪府吹田市)において、患者情報2名分をFAXで誤送信したと発表した。府によると誤送信したのは10日夕方。診療依頼をするために、大阪府立呼吸器・アレルギー医療センターへ「診療情報提供書」2名分をFAX送信するはずが、番号を誤り送信してしまった。書類には、患者の氏名、性別、住所、電話番号、生年月日、職業、病名等が記載されていた。同センターへFAX到着確認の電話をしたところ未着だったため、誤送信が判明。FAX送信票を作成する際に、誤った番号を記載したことが誤送信の原因だという。当事者には、同日夜に経緯を説明して謝罪済み。誤送信先には経緯説明と謝罪のFAXを送り、あわせてFAX情報の回収を依頼したが、電話がつながらないためどこへ誤送信したのかが特定できず、書類も回収できていないという。府では、個人情報部分の原則黒塗り、FAX番号のダブルチェック等を定めた取扱指針を所内職員に対し徹底し、再発防止に努めるとしている。
・誤った番号にファックスを送信したことによる個人情報の漏洩について(大阪府)
http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=4842