◎日本情報システム・ユーザー協、メール誤送信で169名分のメルアド流出
情報システムの高度利用に関する調査や研究等を行う日本情報システム・ユーザー協会(東京都中央区)は4月4日、アンケート回答者にメールを送信した際に送信を誤り、169名分のメールアドレスが流出したと発表した。同協会によると、3月30日12時38分、2010年度「企業IT動向調査」のアンケート回答者にプレスリリースの報告メールを送信した。この際、「BCC」で送るべきところ、誤って「CC」で送ったため、メールアドレスが表示された状態で送信された。送信直後に送信した本人が気づき、セキュリティ管理責任者に報告した。同日午後1時30分、該当する配信先へメールで謝罪するとともに、誤送信したメールの削除を依頼した。当該メールにはメールアドレス以外の個人情報は含まれていない。同協会は今後、個人情報保護研修を再度実施するとともに、個人情報の厳重で適切な管理を徹底するとしている。
・メール誤送信のお詫びとご報告[PDF](日本情報システム・ユーザー協会)
http://www.juas.or.jp/information/110404.pdf
◎外務省、「いっしょに国連」メルマガを誤送信し、986名分のメルアド流出
外務省は4月4日、メールマガジンの送信を誤り、986名分のメールアドレスが流出したと発表した。同省によると、3月25日正午頃、国連企画調整課から「いっしょに国連」メールマガジンを配信した。この際、「BCC」で送るべきところ、誤って「TO」にしたため、メールアドレスが表示された状態でメールが送信された。同省は今回の事態について謝罪するとともに、不審なメールが届いた場合は同課に連絡してほしいと依頼している。今後は個人情報保護の関連法案にのっとって管理体制を見直し、再発防止に取り組むとしている。
・当課からの個人情報流出について(お知らせとお詫び)(外務省)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/together-un/
◎NTT西日本奈良支店、業務委託先で車上荒し、顧客の申込み書13件を紛失
NTT西日本は4月4日、奈良支店の業務委託先の会社社員が車上荒しにあい、顧客の申し込み書類等13件を紛失したと発表した。発表によると、盗難があったのは3月29日で、盗難書類13件には、顧客の氏名、住所、電話番号等が記載されていた。現時点で、盗難された情報の不正使用等の事実は確認されていない。同社は、該当顧客に対し、個別にお詫びと説明をした。同社は今後、委託先での顧客情報管理に関する指導を改めて実施し、信頼回復に努めるとしている。
・お客様情報の盗難に関するお詫びとお知らせ[PDF](NTT西日本)
http://www.ntt-west.co.jp/nara/110404owabi.pdf
◎NTT西日本、愛媛支店で顧客の個人情報23件を漏えい
NTT西日本(本社:大阪市中央区)は4月4日、同社愛媛支店の顧客の個人情報23件を漏えいしたと発表した。発表によると、同支店が注文を受けたフレッツ光等の工事に関して、顧客に事前の同意を得ることなく、顧客の個人情報が工事請負契約先を通じて工事関係者以外に漏えいした。漏えいした個人情報の内容は、個人8件、法人15件分の顧客の氏名、住所、電話番号。同社は該当顧客に個別に説明と謝罪を行った。また今後は社内はもちろん、委託先においても顧客の情報管理の指導を強化するとしている。
・お客様情報管理に関するお詫びとお知らせ[PDF](NTT西日本)
http://www.ntt-west.co.jp/ehime/info/20110401_joho.pdf
◎滋賀県立総合保健専門学校、学生情報を含むUSBメモリーを置き忘れ一時紛失
滋賀県は4月1日、県立総合保健専門学校の教員が、学生の個人情報を含むUSBメモリーの入った手提げカバンを一時紛失したと発表した。発表によると、3月31日、同校教員がJR琵琶湖線で出勤途上、守山駅で下車する際、USBメモリーが入った手提げカバンを置き忘れた。USBメモリーには、2010年度看護学科在籍学生250人のうち30人の氏名および履修状況、2009年度看護学科在籍学生225人のうち10人の氏名および履修状況が記録されていた。JRの忘れ物センターに見つかり次第連絡してもらうよう依頼ていたところ、翌4月1日、忘れ物の届け出があったという連絡があり、無事手元に戻った。同校は関係学生と家族に連絡をして謝罪するとともに、ホームページに経緯を掲載した。また今後、県のセキュリティ対策関係規定の遵守を徹底するとともに、今回の事故の原因を究明し再発防止に努めるとしている。
・学生情報を含むUSBメモリの紛失について(滋賀県)
http://www.pref.shiga.jp/e/sohosen/
◎NHKさいたま放送局、顧客の個人情報を記載した受信料帳票1枚を紛失
NHKは4月4日、さいたま放送局(さいたま市浦和区)で、放送受信料の帳票1枚を紛失したと発表した。発表によると3月28日、同放送局川越営業センター(埼玉県川越市)の居室内で、顧客から放送受信料を収納する際に使う帳票1枚を紛失していることが判明した。紛失した帳票には、顧客の氏名、住所、電話番号が記載されている。同センターの居室およびその周辺を調査したが、これまでのところ発見に至っていない。誤って廃棄したものと考えているという。警察へ紛失届を提出するとともに、該当顧客には直接会ってお詫びと説明をした。NHKは再発防止のため、指導を改めて徹底し、個人情報の取り扱いにいっそう注意していくとしている。
・個人情報を含んだ帳票の紛失について(さいたま放送局)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase110404.html
◎東京都板橋区立小学校、児童名簿や顔写真入り賞状等を含むUSBメモリー紛失
東京都板橋区は4月1日、区立小学校の教諭が学校から持ち出したUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは3月29日で、当該USBメモリーには、同教諭が担任するクラスの児童名簿、通知書所見下書き、児童1名分の顔写真と氏名入り賞状、および247名のクラブ児童名簿が記録されていた。教諭の自宅、学校等を捜索したが、発見できていない。区教育委員会では、各学校において児童生徒の個人情報の適正な取り扱いを徹底するよう改めて指導していくとしている。
・個人情報紛失事故について深くお詫び申し上げます(東京都板橋区)
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_oshirase/035/035258.html
◎ウィル、顧客の個人情報を含む契約書類1件を紛失
不動産取引のウィル(本社:兵庫県宝塚市)は4月1日、顧客の個人情報を含む不動産取引の契約書類一式を紛失したと発表した。同社によると、同社社員が3月31日未明に当該書類を紛失し、同日朝に紛失に気づいた。警察へ遺失物の届出を行い、上司を通じて同社に報告した。同社は関係各所への連絡を行うとともに書類の捜索を行っているが、1日現在、発見に至っていない。紛失書類には、顧客の住所、氏名が記載されている。同社は該当顧客に謝罪を行う。また、全社員に経緯と問題点を説明し、改めて個人情報の取り扱いについて周知徹底し、再発防止に努めるとしている。
・個人情報が記載された書類の紛失に関するご報告とお詫び[PDF](ウィル)
http://www.wills.co.jp/ir/database/pressreleases/70_23.pdf
◎横浜市水道局、廃棄処分のため運搬中の個人情報記載書類が落下し散乱
横浜市水道局は3月31日、個人情報を含む書類が運搬中に散乱したと発表した。発表によると、青葉区と緑区は水道メーター検針業務および料金整理業務を関東サービス工社に委託し、同社から個人情報を含む書類の廃棄処分が共益・商会に委託されている。共益・商会は3月30日午後3時45分頃、緑区の関東サービス工社事務所で、ダンボールに入れた廃棄書類等を機械式ごみ収集車の荷台に積み込み、港北区にある共益・商会の事業所に向けて出発。午後4時22分、付近住人から同局お客さまサービスセンターへ「検針データチェックリストが散乱している」との連絡があった。関東サービス工社と水道局職員が現地に急行して周辺付近と走行ルートを捜索し、検針データチェックリスト124枚、再調チェックリスト90枚、計214枚を回収した。散乱書類に記載された個人情報の内容は、検針データチェックリスト(2009年4月~2010年2月分)に、最大1612人分の氏名、顧客番号、使用水量。再調チェックリスト(2009年4月~2010年3月分)90枚に、最大810人分の氏名、住所、顧客様番号。散乱の原因は、収集車の後方部分の投入口のちょうつがいが壊れていて、走行中にその部分から書類が落下したもの。同局は該当顧客に連絡しお詫びをした。また、受託事業者に対し改めて全社員研修を実施するよう指導するとともに、全地域サービスセンターに今回の事故情報を提供し、注意を喚起した。
・水道メーター検針に関わる個人情報を含む書類の散乱について(横浜市)
http://www.city.yokohama.lg.jp/suidou/press/press-20110331-2.html
◎静岡市清水区、国保高齢受給者証の誤配達で個人情報1件が漏えい
静岡市は3月31日、郵便物の誤配達により、国民健康保険高齢受給者証に関する個人情報が1件、漏えいしたと発表した。発表によると、3月16日、清水区保険年金課に、同区のA氏から郵便物の誤配達があったことが伝えられた。同課は前日15日、同証をB氏あて発送したが、別人のA氏に誤配達されていた。A氏は気づかずに郵便物を開封してB氏の個人情報を見ることとなった。同証には、被保険者氏名、被保険者番号、住所、自己負担割合が記載されていた。同課は16日午後、郵便事業社コールセンターへ誤配達の事実を伝え、同社清水支店集配課から回収に行く旨の連絡を受けた。A氏に連絡し、同証を郵便局職員が回収に伺う旨と、今回知り得た情報の守秘を依頼し、了承を得た。午後5時20分に誤配達郵便物が同課に届けられた。中身を確認後、B氏に電話で誤配達の状況を伝え、謝罪。その後自宅を訪問し、同証を届けた。翌17日、 同社清水支店第一集配営業課長から事故報告書が市に提出された。市は、同社に対し再発防止の徹底を求めていく。また、再発防止のため封筒等のデザインを含めて改善策を検討するとしている。
・個人情報の漏えいについてのお詫び[PDF](静岡市)
http://www.city.shizuoka.jp/000108653.pdf
◎野田市立福田保育所、車上荒しで児童128人の個人情報を含むバッグ盗難
千葉県野田市は3月26日、市立福田保育所の保育士が車上荒しで児童128人の個人情報が入ったバッグを盗難されたと発表した。発表によると25日、保育士が勤務終了後、食事に立ち寄った店舗の駐車場で施錠した自家用車の窓ガラスを割られ、バッグを盗まれた。バッグの中には児童128人の氏名、性別、生年月日、保護者氏名、住所の個人情報が記載された書類が入っていた。同所は、警察に被害届を提出した。また、保護者に事情を説明するとともに、26日までに全ての方にお詫びをした。当該書類は本来持ち出すことが禁じられていたものだった。市は、市内全保育所の施設長に対し、個人情報の保護を徹底するとともに再発防止に努めるよう指示した。
・個人情報漏えいに対するお詫び(千葉県野田市)
http://www.city.noda.chiba.jp/osirase/osirase20110326.html