◎NHK横浜放送局、受信料の免除事由証明書1000世帯分を紛失
NHK横浜放送局(横浜市中区)は2月6日、かながわ東営業センターで、放送受信料の帳票を紛失したと発表した。同局によると、紛失が判明したのは1月27日。紛失したのは川崎市と横浜市の顧客の放送受信料免除事由証明書1000世帯分で、顧客の氏名、住所、電話番号、免除事由などが記載されている。保管場所や周辺を調べたが見つからず、同局では、同書類を誤って廃棄し、すでに焼却処分したものとみている。該当の顧客には、個別に訪問の上、謝罪と経緯の説明を行っている。NHKでは、再発防止のため、指導を改めて徹底し、個人情報の取扱いに注意していくという。
・お知らせとお詫び(NHK横浜放送局)
http://www.nhk.or.jp/yokohama/station_info/120206.html
◎大阪市、個人情報含む書類の紛失事故と誤送付事故各1件を公表
大阪市は2月6日、個人情報を含む書類の紛失事故と誤送付事故各1件が発生していたことを発表した。健康福祉局健康推進部健康づくり課では、1月17日に受け付けた「市民の声」に関する書類を紛失した。同課の担当者が寄せられた意見に対する回答案を作成し、1月24日に決裁の回議を開始したが、25日に紛失が判明。書類には、意見を寄せた人の氏名、住所、電話番号、メールアドレスが記載されていた。該当者には面談の上、経緯と謝罪を実施した。今後は、机上の整理、ファイリング等、書類整理を徹底するとともに、決裁等を回議する際は可能な限り直接手渡し、出来ない場合は必ず所定の場所に置いて当日中に必ず進捗状況の確認を行うという。大阪市保健所では1月31日、予防接種委託料の支払いに関する書類14名分を誤送付した。誤送付したのは、氏名、性別、生年月日、年齢、住所、電話番号などが記載された予防接種実施申込書(報告書)で、2つの診療所に対しそれぞれ2名分、12名分を誤送付した。同保健所では当該診療所を訪問して謝罪し、書類を回収。対象の14名に謝罪を行っている。再発防止のため今後、発送作業時の複数人による確認を徹底するとともに、作業の責任者を決め、作業手順を管理するという。
・健康福祉局における「市民の声処理カード」の紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kenkofukushi/0000155578.html
・健康福祉局における個人情報が記載された予防接種実施申込書(報告書)の誤送付について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kenkofukushi/0000155324.html
◎東京成徳大学、受講生のレポートがネット検索で閲覧可能に
東京成徳大学(東京都北区)は2月4日、同大の八千代キャンパス(千葉県八千代市)において、「芸術学B」受講生のレポートが、インターネットの検索で閲覧可能な状態だったと発表した。保護者から指摘があり、判明した。同大は、閲覧可能だった当該レポートを削除した。同大は教育に関する個人情報が漏えいしたことを関係者にお詫びし、今後このようなことが起きないよう、万全の対策を講じていくとしている。
・八千代キャンパスの学生のみなさんへのお知らせ(東京成徳大学)
http://www.tsu.ac.jp/tagblocks/studentY/news/newsY/0000005534.html
◎SOU・SOU netshop、メール誤送信で顧客145名のメルアド流出
衣料品や雑貨を扱うSOU・SOU netshopを運営する若林(京都市中京区)は2月4日、メールの誤送信により、顧客145名のメールアドレスが流出したと発表した。同社によると、1月28日午後8時32分に「商品発送メールの誤送信につきまして(SOU・SOU)」という件名のメールを145名に対し送った際、BCCで送るべきところ、誤って送信先にすべてのメールアドレスが表示される状態で送信した。該当の顧客には報告と謝罪を行った。誤送信による被害の情報は入っていない。同社では、再発防止のため、メールの配信は責任者が行い、一斉送信の際は責任者と他スタッフでの2重チェックを行うよう社内教育を徹底した。個人情報の管理も徹底していくという。
・ご案内メール誤送信でのお詫びのお知らせ(若林)
http://sousounetshop.jp/?tid=10&mode=f53
◎東京女子医大八千代医療センター、患者情報104名分含むノートパソコン紛失
東京女子医科大学八千代医療センター(千葉県八千代市)は2月3日、同院の医師が、104名分の患者情報が含まれた私物のノートパソコンを紛失したと発表した。同院によると、1月27日夜に当該医師が紛失に気付き、翌28日、同院へ報告。同院では緊急の対応会議を開催し、八千代警察や関係機関に届出を行った。紛失の可能性がある関係先での捜索も行っているが、パソコンは見つかっていない。医師本人が保存していたパソコンのバックアップデータから、当該パソコンには、2008年5月から2010年7月までの入院患者104名分の氏名、患者番号、生年月日、住所の一部と、転院先医療機関名が含まれていることが分かっている。パソコンにはパスワードが設定されており、通常は開けることができないという。個人情報が流出したという情報や、不正使用の事実は確認されていない。該当の患者には、経緯を報告して謝罪している。同院は、再発防止対策について全職員に徹底するとしている。
・当院医師による個人情報の紛失について[PDF](東京女子医科大学附属八千代医療センター)
http://www.twmu.ac.jp/TYMC//topics/topics_20120203.pdf
◎早稲田大学、志願者への問い合わせFAXを別人に誤送信
早稲田大学(本部:東京都新宿区)は2月3日、2012年度学部一般入試の志願処理において、提出された志願票の内容について志願者本人に確認するための問い合わせFAXを、別の志願者に誤送信したと発表した。同大学によると、誤送信したのは2月1日午後4時10分頃で、誤送信した情報は、志願者1名の氏名、FAX番号、志願票整理番号、当該志願者宛ての問い合わせ内容。誤送信先から連絡があり、事態が判明した。同大学は、当該志願者2名に謝罪を行った。また、FAX送信システムの記録等を解析し、誤送信が発生した原因について調査を行っている。同大学では、教職員等に対して、個人情報の適切かつ安全な管理および取扱いについての指導を徹底し、再発防止に努めるという。
・学部一般入試志願処理におけるFAX誤送信に関するお詫び(早稲田大学)
http://www.waseda.jp/nyusi/inf/120203.html
◎大阪市北消防署、個人情報含む書類をFAXで誤送付
大阪市は2月2日、同市北消防署(大阪市北区)において、個人情報が記載された書類をFAXで誤送信したと発表した。発表によると、北消防署大淀町出張所において、2月1日午後1時45分頃に誤送信した。同出張所の消防隊は、同日午前中に同市福島区内での災害事案に出場しており、その際の活動内容を記したメモをFAXで福島消防署に送ろうとして、送信先を誤った。メモには、通報者の氏名、生年月日、性別、関係者と責任者の氏名、立会警察官名(姓のみ)が記載されていた。同日午後2時頃、誤送信先からの連絡で事態が判明。該当者に経緯を説明し謝罪し、誤送信したメモを回収した。市は、再発防止のため、各職員に個人情報の重要性について再認識させた上、個人情報を含む文書については原則としてメールで送ることを徹底し、個人情報の取り扱いに万全を期すとしている。
・大阪市北消防署における個人情報の流出について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/shobo/0000155099.html
◎UR都市機構神奈川地域支社、個人情報含む書類を誤送付
UR都市機構(本社:横浜市中区)は2月1日、同機構神奈川地域支社(横浜市中区)において、1名分の個人情報が記載された書類を別人に誤送付したと発表した。同機構によると、誤発送したのは1月24日。同機構が業務を依頼していた不動産鑑定士へ2011年度分の「報酬等の支払調書」を発送した際に、同調書1枚、1名分を別人に送った。同調書には、住所、氏名、支払金額が記載されている。1月26日に誤送付先から指摘を受けて事態が判明。同機構では、該当者に事実説明と謝罪を行い、誤送付した支払調書を回収した。同機構は、個人情報が記載された文書について、注意喚起を図るなどして取り扱いを徹底するとしている。
・お客様の個人情報が記載された文書の誤送付について[PDF](UR都市機構)
http://www.ur-net.go.jp/kanagawa/oshirase/pdf/20120201.pdf
◎パナソニック エクセルインターナショナル、請求書誤送付で個人情報110名分漏えい
パナソニックの100%出資会社で、海外人事・海外赴任の総合支援等を行うパナソニック エクセルインターナショナル(大阪本社:大阪市中央区)は2月1日、個人情報を含む請求書の宛名ラベルを張り間違え、誤送付先に個人情報の漏えいが発生したと発表した。発表によると、2011年12月26日、国内の取引先企業に宛てて請求書を発送する際、2社分の宛名ラベルを貼り間違えた。結果として、誤送付された書類に記載されていた個人情報が、誤送付先の企業に漏えいすることとなった。当該書類には、2社合計110名分の個人情報が記載されていた。情報内容は、企業名、従業員氏名、取引内容に関する情報。同社は事故発覚後、ただちに誤送付先企業にお詫びと報告をし、当該書類を回収した。また、関係省庁に事故の報告をした。現在のところ、漏えいした情報が不正に利用された痕跡は確認されていない。同社は今後、再発防止策の徹底に努め、個人情報の取り扱いに万全を期すように取り組んでいくとしている。
・お客様個人情報の漏えいに関するお詫びとご報告[PDF](パナソニック エクセルインターナショナル)
http://panasonic.co.jp/peico/pdf/report120201.pdf
◎千葉ガス、顧客情報17件含む領収証冊子紛失
千葉ガス(本社:千葉県佐倉市)は2月1日、宅配水の製造販売事業において、顧客情報17件が記載された領収証冊子を紛失したと発表した。同社によると、作業員が1月31日午後0時45分頃、千葉県四街道市の顧客宅で水のサーバーを車へ積む際、車両のドアミラーに集金バッグをかけ、そのままの状態で車を運転。午後2時頃、バッグを紛失したことに気付いた。バッグには、領収証が3枚1組で50組綴られた手書き用の領収証冊子1冊が入っており、そのうち使用済みだった33組に、顧客17件の住所、氏名、領収金額が記載されていた。紛失判明後、作業員は直ちに運転ルートを探したが、紛失物は見つからず、同日、四街道警察署に届け出た。当該情報が外部に流出し利用された事実は確認されていない。該当の顧客には、個別に連絡をとり事情説明と謝罪を行う。同社は、顧客情報や領収証等の管理を厳重に行い、再発防止に努めるとしている。
・お客さま情報が記載された「領収証(冊子)」の紛失について[PDF](千葉ガス)
http://www.chiba-gas.co.jp/cms/org_upload/192-20120201142428.pdf