◎コープかながわ、車上荒らしで個人情報14件入りの袋盗難
生活協同組合コープかながわ(本部:横浜市港北区)は12月22日、横浜新山下セン
ターの職員が車を荒らされ、個人情報14件が入った袋を盗まれたと発表した。同組
合によると、12月21日午後9時頃、職員が有料駐車場に車を停めて業務を行い戻って
きたところ、住所、氏名、電話番号14件が入った袋が盗まれていた。警察に盗難届
を提出済み。該当者には電話と文書で謝罪と報告を行った。
・お詫びとご報告 車上荒らしによる個人情報の盗難について(コープかながわ)
http://www.kanagawa-coop.or.jp/info/2012/info_15834.html
◎早稲田大学、学費等振込用紙1名分を誤送付
早稲田大学(本部:東京都新宿区)は12月21日、学費等振込用紙1名分を誤って他の
学費負担者に送付したと発表した。同大学によると、12月14日、2名分の振込用紙を
それぞれの学費負担者に送付しようとして、誤って1名の学費負担者あてに振込用紙
を2通とも送付した。受け取った人から17日に連絡があり、事態が判明した。当該学
費負担者2名には事態の報告と謝罪を行った。同大学は、教職員等に対し個人情報の
適切かつ安全な管理および取扱いについての指導を徹底し、作業手順の改善も図っ
て、再発防止に努めていくとしている。
・学費等振込用紙の誤送付に関するお詫び[PDF](早稲田大学)
http://www.waseda.jp/keiri/20121221.pdf
◎水戸信用金庫、顧客情報50先分含む内部資料が流出
水戸信用金庫(本店:茨城県水戸市)は12月21日、顧客情報50先分を記載した内部
資料が外部に流出したと発表した。同金庫によると、12月10日、同金庫本店に差出
人の記載されていない封書が郵便で届き、中に個人顧客50先分の氏名、住所、電話
番号、融資残高等の情報を記載した書類が入っていた。同金庫で調査したところ、
当該書類は同金庫内部資料の原本で、記載されていた情報は2012年10月31日現在の
ものだった。流出経路は特定できていない。該当の顧客には、面談により事実を通
知し謝罪している。二次被害は確認されていない。同金庫は、情報管理の強化と徹
底を行い再発防止に努めるとしている。
・お客さま情報の漏洩に関するお詫びとご説明[PDF](水戸信用金庫)
http://www.mitoshin.co.jp/info/241221.pdf
◎京都中央信用金庫、顧客情報186先分含む伝票綴り紛失
京都中央信用金庫(本店:京都市下京区)は12月21日、本店営業部において、顧客
情報が記載された伝票綴り1冊を紛失したと発表した。同金庫によると、紛失が判明
したのは11月14日。紛失したのは2012年10月16日付の伝票綴りで、顧客186先の名前、
口座番号、金額等が記載されている。内部調査の結果、誤って廃棄した可能性が高
く、外部への情報の流出懸念は極めて低いという。これまでに、この件に関して外
部からの照会や不正要求等、問題となる事象は発生していない。対象の顧客のうち
連絡が取れるところについては、すでに訪問のうえ説明をした。同金庫は、管理体
制を強化し、職員教育を徹底して再発防止を図るとしている。
・お客さま情報の紛失について[PDF](京都中央信用金庫)
http://www.chushin.co.jp/news/20121221.pdf
◎フクダライフテック南近畿、車上荒らしで個人情報129名分含む書類盗難
医用機器の製造販売等を行うフクダ電子(本店:東京都文京区)は12月20日、子会社で、在宅酸素療法のサポート業務を行うフクダライフテック南近畿(本社:堺市堺区)において、個人情報129名分が含まれた書類を車上荒らしで盗まれたと発表した。同社によると、12月19日午後7時頃、大阪市東成区のコインパーキングに停めてあった車を荒らされ、当該書類の入った鞄を盗まれた。書類には、患者129名の氏名、受信医療機関名、使用機器の形式が記載され、うち33名分については住所と電話番号も含まれている。警察に届け出済み。患者と各患者が受診している医療機関に対しては、個別に説明と謝罪を行う。個人情報の不正利用等の被害は確認されていない。同社は、情報管理を徹底し再発防止に努めるとしている。
・個人情報の紛失に関するお知らせ[PDF](フクダ電子)
http://www.fukuda.co.jp/wp/wp-content/uploads/121220.pdf
◎ベッコアメ・インターネット、ネットショップの顧客情報最大6556件が閲覧可能に
インターネット関連サービスのベッコアメ・インターネット(本社:東京都台東区)は12月19日、同社が運営および運営委託を受けているネットショップ14店舗において、顧客情報が閲覧可能な状態になっていたと発表した。同社によると、「ビッダーズ」「auショッピングモール」「mixiモール」上に出店している14の店舗において、10月2日から12月14日までの期間に購入された商品について、注文者の氏名とメールアドレス、送付先の氏名、住所、電話番号が、最大で6556件閲覧可能になっていた。原因について同社では、商品発送管理のために利用している委託先のシステムに脆弱性があったためとみている。12月15日に利用者からの問い合わせで事態が判明した。該当情報については12月18日、すべて閲覧できなくなっていることを確認したという。流出の可能性のある顧客には個別に連絡している。二次被害は確認されていない。該当店舗での商品販売は、安全性が確認されるまでの間、停止されている。同社は、再発防止策の構築と顧客情報保護の強化を行うとしている。
該当店舗▽まるごとショッピング▽世界のすずき▽なかそね大サーカス▽サタケドットコム▽ゲームフロンティア▽キャプテンタカハシ▽ゲームホスピタル▽世界の玉さん▽ゲームショップ吉野家▽ピコピコ嵐▽ピカルGENJI▽ゲームガラパゴス▽ゲーストaus店▽ゲーム戦隊タンバルカンZ
・お客様情報の一部(発送情報および注文情報)流出の可能性に関するお知らせ(ベッコアメ・インターネット)
http://www.bekkoame.co.jp/20121219.html
◎新生銀行、ATM2か所でカード情報盗難、30人が641万円の被害
新生銀行は12月18日、同行自由が丘出張所(東京都目黒区)および上野支店(東京都台東区)のATMにおいて、スキミング機器などの設置により利用者のキャッシュカード番号と暗証番号が盗まれ、現金が不正に引き出されたと発表した。同行によると、カード130枚の情報が盗み取られた可能性があり、18日の時点で、顧客30名の口座から641万7129円が不正に出金されたことが分かっている。14日と15日に、身に覚えのない出金があると顧客から10件の連絡があり、調査の結果、事態が判明した。情報を盗まれた可能性がある顧客130名のうち、同行キャッシュカードの利用者は71名、同行以外の金融機関のキャッシュカード利用者は54名、クレジットカードの利用者は5名。同行カードの利用者71名については、17日に口座からのATMでの払出しを停止するとともに、連絡を取って被害状況の有無を確認し、暗証番号の変更、キャッシュカードの再発行について案内しているという。同行は、ATMの警備体制を見直すほか、ATMのカード挿入口に不正物を設置できないようにする、不正検知システムを導入するなどの対策をとるとしている。
・当行ATM でのキャッシュカード情報の盗用(スキミング被害)について[PDF](新生銀行)
http://www.shinseibank.com/investors/common/news/pdf/pdf2012/121218atm_j.pdf
◎アジア航測、町民の個人情報を記載した除染調査用図面を紛失
測量業のアジア航測(本社:東京都新宿区)は12月18日、福島県川俣町から受託した業務の現地調査実施時に、個人情報を記載した調査用図面を紛失したと発表した。同社および同日付の福島民友ニュースによると、同社は川俣町の4地区の線量測定作業を行う「除染等の事前調査及びモニタリング業務」(2013年度)を受託している。紛失した調査用図面は町から貸与された資料に基づいて作成したもので、14世帯と1法人の物件の所有者や番地などが記されていた。12月3日、図面を拾得した町民が届け出たことにより、紛失が判明した。下請会社社員が35枚の調査図面を紛失したもので、拾得現場近くを捜索し30枚を回収したが、残る5枚は見つかっていないという。同社会長は町役場を訪れて町長に謝罪した。同社は、再発防止に全力をあげるとしている。
・受託業務における現地調査用図面紛失に関するお詫びとお知らせ[PDF](アジア航測)
http://www.ajiko.co.jp/news/documents/oshirase20121217.pdf