◎多摩市南部地域包括支援センター、個人情報含む業務用携帯電話紛失
多摩市は3月31日、南部地域包括支援センター(運営:多摩市社会福祉協議会)で個人情報を含む業務用携帯電話を紛失したと発表した。発表によると、同センター職員が昨年9月11日に当該電話を紛失したことに気づき、所管警察署へ紛失届けを提出するとともに当該電話の使用停止措置をとったが、現在までに発見されていない。紛失した携帯電話には、個人情報(氏名、電話番号)が約200件登録されていた。携帯電話会社に連絡して機能ロックと使用停止措置をとったため、情報流出の可能性は低いが、可能性は否定できない。現時点において、当該情報の悪用等の情報はない。市は各地域包括支援センターに周知するとともに研修を行い、個人情報保護管理の徹底を図っていくとしている。
・業務用携帯電話紛失による個人情報流出の可能性について(多摩市)
http://www.city.tama.lg.jp/kenkou/koureisha/016073.html
◎早稲田大学大学院ファイナンス研究科、メール宛先を誤り情報1件が1名に漏えい
早稲田大学(東京都新宿区)は3月30日、大学院ファイナンス研究科において、在学生から提出された申請書の一部情報が他の1名の学生に流出したと発表した。発表によると、学生から所定の事務手続きに則って申請された提出書類について、担当職員が電子ファイルにより回答書を作成し、電子メールで回答した。その際、送信先情報を誤って入力し、第三者(同科学生)にメールが送信された。送信された回答書にはパスワードがかけられているため、回答書の内容は確認できず流出していないが、回答書のファイル名とメール本文の文章より、下記事項が受信者に知られることとなった。学生の氏名、および特定授業科目の成績評価について確認を行ったこと。同科は大学本部に経緯を報告し、関係者へ個別に連絡してお詫びと事情説明を行った。同科は、個人情報を含む書類等については可能な限り電子メール等事故の可能性のある方法により伝達を行わないことを改めて厳重に注意する。やむをえず電子メール等を利用する場合は点検手順を作成し、これに則って処理を行うことを徹底する。その他、他の業務も含め業務情報の処理体制について見直しを図るとしている。・個人情報流出(1件)のお詫びとお知らせについて[PDF](早稲田大学)
http://www.waseda.jp/wnfs/pdf/student8/201303_05.pdf
◎東京医科歯科大学、患者3名の個人情報を含むUSBメモリー等を紛失
東京医科歯科大学(東京都文京区)は3月29日、同大歯学部附属病院の医療従事者が、同院の患者3名の個人情報を含む可能性がある個人所有のUSBメモリーとSDカードを紛失したと発表した。発表によると、同医療従事者が3月15日、JR品川駅で電車を下車しようとした際、ポケットに入れていた財布が盗まれたことに気付いた。財布には患者情報を入む可能性があるUSBメモリー等が入っていた。警察へ被害届を提出したが、現時点では発見できていない。紛失したUSBメモリー等に含まれる可能性がある情報は、同院の患者3名の氏名、患者番号、性別、生年月日、年齢および口腔内写真。住所と電話番号は含まれていない。当該USBメモリー等にはパスワードは設定されていなかった。現時点で、紛失した個人情報の転載や流用の事実は報告されていない。同院は該当患者に個別に連絡し、事情説明とお詫びをした。同大は今後、学生、職員等に対して個人情報保護の重要性を再度徹底し、USBメモリー等のパスワード設定の徹底化を図り、再発防止に努めていくとしている。
・個人情報が含まれたUSBメモリ及びSDカードの紛失について(東京医科歯科大学)
http://www.tmd.ac.jp/news/20130329/index.html
◎シュガーマトリックス、メールマガジンに顧客の個人情報を掲載し送信
婦人服の企画製造販売のシュガーマトリックス(東京都渋谷区)は3月28日、同社の一部地域のメールマガジンが、顧客の個人情報を掲載して送信したと発表した。該当する可能性がある顧客には、3月25日に同社からメールで連絡している。同社は業務プロセスを検証・再考してセキュリティ強化を行い、再発防止に努めていくとしている。
・個人情報に関するお詫びとお知らせ(シュガーマトリックス)
http://www.sugar.co.jp/univer/information_130328.html
◎新潟県立看護専門学校、生徒39人分の成績一覧表を紛失
新潟県は3月28日、県立新発田病院付属看護専門学校(新発田市)が学生の成績一覧表を紛失したと発表した。同日付の新潟日報によると、2年生を担任する同校教員が同学年の39人分の精神疾患教科の成績一覧表を紛失した。教員は3月18日に成績をまとめる際に一覧表の紛失に気付き、全教員で校内を探したが発見できなかった。同教員は昨年11月に答案と成績一覧表の入った袋から答案を生徒に返却したが、その後、袋から一覧表を取り出さないまま袋ごと破棄した可能性が高いという。現在のところ、当該一覧表が外部へ流出したという情報はない。同校は生徒と保護者に謝罪文書を郵送した。
・新潟県立新発田看護専門学校
http://www.shibata-ns.jp/
◎JAいび川、FAX誤送信で顧客1名の個人情報が漏えい
農業協同組合のJAいび川(岐阜県揖斐郡)は3月28日、FAX誤送信により、1名の個人情報が漏えいしたと発表した。発表によると、支店担当者が今年1月、同組合の給油所宛てに「灯油配達依頼書」をFAXで送信する際に、FAX番号の確認を怠り、誤って他の取引先に送信した。依頼書には1名の顧客の氏名、住所、電話番号、組合員コードが記載されていた。同組合は該当顧客に謝罪と事情説明をした。また該当支店に対し、FAX送信時の再確認について注意を喚起した。3月の内部会議でも本件について報告し、個人情報の取扱いに注意を促した。
・個人情報漏えい等に関するお詫びとお知らせ(JAいび川)
http://www.jaibigawa.or.jp/topics/130328_02.html
◎JTB中部福井支店、顧客の個人情報2411名分を含むUSBメモリー紛失
旅行業のJTB(本社:東京都品川区)は3月27日、中部福井支店で3月25日、顧客の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、3月25日の業務開始前、営業担当者が支店内のパソコンに挿していたUSBメモリーがなくなっていることに気づいた。支店社員全員で事業所内を探したが、発見できなかった。紛失したUSBメモリーに含まれていた個人情報は、「氏名、性別、所属・役職、住所、電話番号」が1381名分、「氏名、性別、所属・役職、年齢(の一部)」が906名分、「氏名」のみ124名分。該当顧客には順次連絡し、お詫びと経緯報告をしている。同社は本件に関する問合わせ窓口を設けた。また、個人情報管理の取組み強化と社員への周知徹底を図り、個人情報の紛失・漏えい防止に努力していくとしている。
・個人情報紛失に関するお詫び[PDF](JTB)
http://www.jtb.co.jp/chubu/img/news_cub130327.pdf