◎三菱地所リアルエステートサービス、TO送信で顧客72名のメルアド等漏えい
不動産業の三菱地所リアルエステートサービス(本社:東京都千代田区)は11月20日、メール送信時の不手際で、顧客のメールアドレスが漏えいしたと発表した。発表によると、11月12日、同社アドバイザリー営業第二部から、税務相談会開催の案内メールを72名の顧客に送信した。その際、BCCで送信するべきところ、TOで送信したため、全員の顧客のメールアドレスがメール内に表示されてしまった。漏えいした個人情報は、72名のメールアドレス、同時に表示される場合の姓名、組織名称。同社は今後、管理体制と業務手順の見直しを行うとともに従業員への個人情報保護教育を徹底し、再発防止に取り組んでいくとしている。
・お客様のメール・アドレスの漏洩に関するお詫びとご報告[PDF](三菱地所リアルエステートサービス) http://www.mecyes.co.jp/doc/20131120_01.pdf
◎日本ガス、委託先の車が荒らされ顧客情報含む伝票88枚盗難
日本ガス(本社:鹿児島県鹿児島市)は11月19日、ガスメーターの交換作業を委託している田上設備工業(本社:同市)が車上荒らしの被害にあい、同社の顧客情報を含む「メーター伝票」88枚が盗まれたと発表した。同社によると、車を荒らされたのは11月18日午後5時30分から同9時頃までの間。同伝票には顧客の氏名、住所、電話番号、お客様番号等が記載されている。田上設備工業では18日午後9時に異変に気づき、鹿児島西警察署田上交番に盗難の被害を届け出て、翌19日、日本ガスに事態を報告した。情報が外部に流出し利用された事実は確認されていない。該当の顧客には個別に連絡して事情説明と謝罪を行う。日本ガスは、委託先と連携して再発防止に努めるとしている。
・お客さま情報が記載された「メーター伝票」の紛失について(日本ガス) http://www.nihongas.co.jp/20131119-150042.html
◎三井不動産レジデンシャル、顧客情報1237件含むファイルをメール添付で誤送信
不動産事業の三井不動産レジデンシャル(本社:東京都中央区)は11月19日、顧客情報1237名分を含む電子データファイルを誤って第三者に送信したと発表した。同社によると、11月12日午後2時50分頃、社員間で業務関連資料のデータファイルを送受信する際に、メールアドレスの一部文字入力を誤り別のアドレスを宛先として、顧客情報を含むファイルを添付して送信した。誤送信の相手先は1件。ファイルには、分譲マンションについて資料請求または問い合わせをした1237名の氏名、住所、電話番号などが含まれており、情報項目は顧客によって異なる。誤送信先についてはメールアドレスしかわからないため、メールで誤送信の事実を伝え、同社への連絡を依頼したが、連絡はないという。同社は、会議、研修等を通じて顧客情報の取り扱いに関する社内規定の順守について徹底するほか、当該規定を厳格化し、顧客情報の安全管理基準と運用を強化するとしている。
・お客様情報誤送信に関するお詫びとお知らせ[PDF](三井不動産レジデンシャル) https://www.mfr.co.jp/company/information/2013/pdf/1119_01.pdf
◎吹田市民病院、廃棄処分したはずの患者情報記載書類が盗まれ流出
吹田市民病院(大阪府吹田市)は11月19日、保管期間が経過して廃棄予定になっていた患者の健康診断用診療録と保険証・医療証のコピーが盗まれたと発表した。同日付の毎日新聞によると、外部に持ち出され流出した個人情報は、健康診断用カルテなど204件と、保険証などのコピー3747件。患者の氏名、住所、電話番号、生年月日、既往症などが記載されていた。保管期限を過ぎた書類で、今年1月に機密書類として業者に廃棄を依頼。同29日に廃棄のため段ボールに詰めて敷地内の集積場所に置いたが、約1時間半後に収集車へ搬入するまでに無人の時間帯もあったという。その後10月18日、男性が当該書類の一部を病院に持参。同院は盗まれたとみて吹田署に被害届を提出した。今月13日までに全ての文書を回収したという。 同院は今後、職員に対する個人情報管理教育の徹底、管理体制の強化に努め、再発防止に取り組んでいくとしている。
・個人情報盗難のお詫び(吹田市民病院) http://www.city.suita.osaka.jp/home/hospital/_54810/_55168/_60058.html
◎レオパレス21、顧客情報247名分を一時紛失
マンション賃貸管理等を行うレオパレス21(本社:東京都中野区)は11月15日、顧客リストを紛失したが、その後回収したと発表した。同社によると、11月9日、建築請負部門の社員が業務中に大阪市内で顧客リストを紛失。関係者で捜索したが見つからなかったため、11日、警察署へ遺失届を提出した。その後、13日に警察署から遺失物取得の連絡を受け、紛失当時のままの状態であることを確認し回収したという。一時紛失していたのはオーナーと土地所有者のリストで、247名分の氏名、電話番号、住所、所有物件情報、土地情報等が記載されていた。国土交通省に届け出済み。情報の不正使用等の事実は確認されていない。対象の顧客には謝罪と説明を行っている。同社は、個人情報の管理について教育を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・お客様情報の紛失事故ならびに回収に関するお知らせ(レオパレス21) http://www.leopalace21.co.jp/news/2013/1115_764.html
◎上野郵便局、台東区の居住者情報125人分を記載した資料紛失
日本郵便社(本社:東京都千代田区)は11月14日、上野郵便局(東京都台東区)で、郵便物等の配達に使用する居住者情報(住所、居住者氏名)を記載した資料を紛失したと発表した。紛失したのは11月11日で、紛失資料には東京都台東区根岸3丁目の一部の世帯情報が記載されていた。内容は、現在居住している人(22世帯、89人)の住所(部屋番号)、世帯主氏名(会社名)、家族名・同居人名。過去に居住していた人(25世帯、36人)については、氏名(会社名)のみ。同社は、管内全社員に対する指導を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・弊社 上野郵便局における顧客情報の紛失[PDF](日本郵便社) http://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2013/03_tokyo/1114_01_01.pdf
◎アークコミュニケーションズ、宛先と住所を誤って組み合わせ918通郵送
翻訳サービス等を行うアークコミュニケーションズ(東京都港区)は11月13日、郵便物の送付にあたり、宛先名と住所を一部誤った組み合わせで配送し、個人情報が漏えいしたと発表した。同社によると、10月31日に配送した「新会社案内」について、顧客918件に対し、住所と会社名および氏名の組み合わせが誤った状態で送った。配送先リストを作成する際、リスト作成時の元データから送付データを作成する手法に問題があったため、氏名と住所の組み合わせが間違った状態でリスト化されたのが原因。受け取った顧客から違う会社名が記載されていると指摘があり、事態が判明した。該当の顧客にはお詫び状を送付した。同社は今後、送付データの作成手法を見直し、システム的な整合性チェック、複数回数、複数人による確認チェックを徹底するとしている。
・弊社「新会社案内」送付における宛先誤配送のお詫び(アークコミュニケーションズ http://www.arc-c.jp/info/press/131113.html