◎北海道開発局、メール誤送信でメルアド613名分漏えい
国土交通省の北海道開発局(札幌市北区)は3月4日、非表示とすべきメールアドレスを表示された形式で送信し、メールアドレス613名分が漏えいしたと発表した。発表によると、3月3日午後1時28分頃、同局事業振興部都市住宅課において、まちづくりに関する情報を提供する「まちづくりメールニュース」の登録者613名に対し、当該メールニュースの最新号を送信した際、非表示とすべきメールアドレスを表示された形式で送信してしまった。送信先613名に対し、直ちに報告とお詫びのメールを送信するとともに、当該メールの削除を依頼した。同局は今後、対外的にメールを送信する際には、必ずBCC形式で行うことを徹底し、チェック体制を整えるなど、再発防止に努めていくとしている。
・メールアドレス表示に関するお詫びとお知らせ[PDF](北海道開発局)
http://www.hkd.mlit.go.jp/topics/press/press_h2603/04_osirase.pdf
◎ジブラルタ生命、合併会社の合併前の契約者情報18名分が社外へ漏えい
ジブラルタ生命(東京都千代田区)は3月4日、旧エイアイジー・スター生命(2012年1月1日に合併)の保険契約に関する顧客情報18名分が社外へ漏えいしたと発表した。発表によると、2月24日、旧エイアイジー・スター生命の社名入りリスト2枚が同社に届けられた。当該リストの作成日は2007年6月29日で、同年6月時点の旧エイアイジー・スター生命の熊本市内の営業拠点で契約があった14契約(18名分)について、個人情報が記載されていた。情報内容は、契約者氏名(漢字・カナ)、被保険者氏名(漢字・カナ)、それぞれの性別、生年、住所、電話番号、保険料や主契約保険金など。金融機関口座情報およびクレジットカード情報、病歴など機微情報は含まれていない。現時点でこれらの顧客情報の不正利用等の事実、二次被害の発生は確認されていない。同社は、当該リストの取扱い状況等の経緯を特定すべく対応するとともに、当該リストに記載された顧客全員に、お詫びと問合わせ先案内をしている。また、管理体制の強化および社員教育の徹底等により、顧客情報の適切な管理に努め、再発防止を図っていくとしている。
・顧客情報の漏えいについて[PDF](ジブラルタ生命)
http://www.gib-life.co.jp/st/about/is_pdf/20140304.pdf
◎東京都大田区立小学校、児童82名の写真含むSDカードを紛失
東京都大田区は3月3日、区立矢口小学校の教諭が、児童82名の個人情報が含まれるSDカードを紛失したと発表した。4日付の読売新聞によると、SDカードを紛失したのは2月24日。教諭は4年生の担任で、SDカードには、校内行事のために4年生の児童から集めた幼時の写真と氏名が保存されている。紛失時、SDカードは教室内の教諭の机の上に置かれており、教諭、児童ともに、行事の準備のために教室を出入りする状態だった。同校では保護者会を開催し、保護者に謝罪した。
・東京都大田区教育委員会
http://www.city.ota.tokyo.jp/kyouiku/
◎福島県消防保安課、資格免状交付申請書1通を紛失
福島県は3月3日、消防保安課に届いた「第二種電気工事士試験」の免状交付申請書類1名分を紛失したと発表した。報道によると、申請書類には氏名、年齢、住所、電話番号、顔写真などが含まれている。同試験の合格者が簡易書留で申請書類を郵送したが、免状が届かなったため2月26日に県に問い合わせ、事態が判明した。消防保安課では2013年10月22日に当該書類を受け取っており、誤って廃棄したとみられている。申請者には謝罪し、再申請してもらって免状を交付した。同課は再発防止のため、受け取りの記録簿を作成するなどの対策をとるという。
・福島県
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/
◎大阪女子短期大学、学生40名の個人情報含むUSBメモリー紛失
大阪女子短期大学(大阪府藤井寺市)は3月1日、生活科学科ライフプロデュース専攻において、学生の個人情報が入ったUSBメモリを紛失したと発表した。同大学によると、当該メモリーには、「ヴィジュアル表現演習」を履修した学生40名の氏名、学籍番号、提出物データおよび成績集計に係るデータが含まれている。同大学は、引き続き紛失したUSBメモリーの捜索を行うとともに、再発防止の徹底に努めていくとしている。
・学生個人情報が入ったUSBメモリの紛失について(お詫び)(大阪女子短期大学)
http://www.owjc.jp/%e5%ad%a6%e7%94%9f%e5%80%8b%e4%ba%ba%e6%83%85%e5%a0%b1%e3%81%8c%e5%85%a5%e3%81%a3%e3%81%9fusb%e3%83%a1%e3%83%a2%e3%83%aa%e3%81%ae%e7%b4%9b%e5%a4%b1%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%ef%bc%88/
◎立川市女性総合センター、保育室の「利用申込書」「利用希望者名簿」紛失
東京都立川市は3月1日、同市女性総合センターで、200人分の個人情報を記載した名簿の誤廃棄があったと発表した。発表によると、同センターの職員が2月24日、「保育室利用申込書」および「保育室利用希望者名簿」の紛失に気付いた。当該書類は、同センターを利用する団体が保育を希望する場合に提出するもの。紛失したのは2013年4月1日から紛失日までに提出された書類で、200人分の個人情報が記載されていた。「保育室利用申込書」には、団体名と責任者の個人情報(住所、氏名、メールアドレス、電話番号)が、「保育室利用希望者名簿」には幼児の個人情報(氏名、年齢、性別、保護者名、市・町までの住所、電話番号、食品アレルギーの有無)が記載されていた。捜索と関係者への聞き取り調査の結果、2月20日に不燃ごみとして廃棄され、清掃事業者が収集していたことが25日にわかった。ごみ処理の工程は、清掃事業者のリサイクル施設内で圧縮処理されており、他に流出するおそれはないことを26日に確認した。同センターは今後、該当者を特定する作業を行い、経緯説明と謝罪をする。また個人情報の取り扱いについて、職員の意識の徹底を図り、再発防止に努める。
・女性総合センターにおける保育利用者名簿の紛失について(立川市)
http://www.city.tachikawa.lg.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=11513