◎東京都板橋区、メールをTOで送りメールアドレスと氏名61名分流出
東京都板橋区は8月7日、アンケートの案内をメールで一斉送信する際、BCCで送るべきところをTOで送ったため、メールアドレスと氏名61名分が流出したと発表した。区によると、同日、広聴広報課の職員がeモニターへメールを送る際に操作を誤った。対象者には電話およびメールで謝罪し、当該メールの削除を依頼した。区は、個人情報保護についての研修を実施するなど、再発防止に向け、個人情報の管理強化と徹底を図っていくとしている。
・電子メールの誤送信についてのお詫び(東京都板橋区)
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_oshirase/063/063231.html
◎富山大学、個人情報248人分含むノートPCが盗難紛失
富山大学(富山市)は学生の個人情報を含むノートパソコンなどが盗まれたと発表した。8月7日付のチューリップテレビによると、7月24日、同大の五福キャンパス内にある人間発達科学部の研究室などで入口のガラスが割られ、盗難が発生。教員個人の現金と、大学所有のiPad1台、ノートパソコン1台が盗まれた。ノートパソコンには、同大の学生のほか、被害にあった教員が非常勤講師を務める他の教育機関の関係者など、のべ248人分の個人情報が含まれていた。ログインするにはパスワードが必要で、現在までのところ、個人情報の流出による被害は確認されていない。研究室の扉は全て施錠されていたが、防犯カメラは設置されていなかった。同大は盗難の被害届を出し、警察が捜査を進めている。
・富山大学
http://www.u-toyama.ac.jp/
◎グローバルコミュニティ、分譲マンション所有者2名の情報が漏えい
マンション管理等を行うグローバルコミュニティ(本社:大阪市中央区)は8月5日、同社が管理している神戸市内の分譲マンションにおいて、個人情報が漏えいしたと発表した。同社によると、個人情報を含む書類が別の管理物件の消防設備点検報告書綴りに混入。これにより、区分所有者2名の情報が別物件の管理組合役員に漏えいした。漏えいした情報は、顧客1名の氏名、部屋番号、マンション名、プライバシーに関する情報と、別の顧客1名の氏名、マンション名。該当の顧客には直接、謝罪と説明を行った。同社は、再発防止に向けて情報セキュリティ教育と社内管理体制の徹底を図るとしている。
・個人情報等漏洩に関するお詫びとご報告[PDF](グローバルコミュニティ)
http://glob-com.co.jp/pdf/apology_2014_8_5_3.pdf
◎北陸ガス、個人情報が記載された書類1名分を紛失
北陸ガス(本社:新潟市中央区)は8月5日、開栓業務委託先において、顧客の個人情報が記載された「預金口座振替・自動払込申込書」1枚を紛失したと発表した。同社によると、同申込書には顧客の氏名、住所、電話番号、支払指定金融機関、口座番号、預金者名義等が記載されている。6月15日に開栓業務を行った顧客から、口座振替の手続きが完了していないとの連絡を8月1日に受け、調査を行ったところ、開栓担当者は申込書を受領して業務委託先事務所へ持ち帰ったが、同社には届いていないことが判明した。委託先事務所内で紛失したとみられている。該当の顧客には事情を説明して謝罪した。同社は、顧客情報の管理について社内および関係会社において指導を強化し、再発防止を図るとしている。
・お客さまの個人情報が記載された「預金口座振替・自動払込申込書」の紛失について[PDF](北陸ガス)
http://www.hokurikugas.co.jp/pdf/company/press/h26/20140805kojin.pdf
◎十六銀行、顧客情報含む帳票3000件紛失
十六銀行(本店:岐阜県岐阜市)は8月4日、同行東加納出張所(同市)において個人情報を含む帳票3000件を紛失したと発表した。同行によると紛失したのは、2013年6月から12月までの現金両替票、支払金種別票、税金・公共料金納付依頼書。帳票の種類によって異なるが、顧客の氏名、住所、電話番号、金額が記載されている。他の書類を廃棄する際に誤廃棄した可能性が極めて高く、情報の外部への流出はないという。情報が不正に利用されたとの連絡や問い合わせは入っていない。同行は、文書管理の厳正化など顧客情報の管理を徹底して、再発防止に努めていくとしている。
・東加納出張所におけるお客さま情報の紛失について[PDF](十六銀行)
http://www.juroku.co.jp/16bank/release/new/20140804_1.shtml
◎大阪市水道局、個人情報含む共同住宅料金適用申請書紛失
大阪市水道局は8月4日、水道局営業所において、個人情報を含む「共同住宅料金適用申請書」を紛失していたと発表した。発表によると、1月17日、申請書の情報公開請求を受けて大宮営業所で当該申請書を確認したところ、紛失が判明。これを受けて全営業所で点検を行った結果、調査対象2万8816件のうち、5564件の申請書を紛失していることが判明した。申請書には、申請者や管理責任者、入居者の氏名、住所、電話番号、印影などが記載されている。同申請書は共同住宅料金適用の間は保管し、適用取り消し後も5年間保管した後に廃棄することになっているが、事務処理マニュアル等がなかったことにより、申請書の内容を営業所オンラインシステムに入力した後、廃棄してしまったとみられている。また、手元に一時保管していた申請書が他の文書に紛れ、誤廃棄したケースもあるとみられる。紛失による水道料金への影響はない。市水道局は、公文書および個人情報の適正な保管と管理について研修を実施するとともに、文書廃棄時の作業手順を徹底し、複数職員によるチェック体制を確立して、誤廃棄の防止に取り組んでいくとしている。
・水道局営業所における「共同住宅料金適用申請書」の紛失について(大阪市水道局)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/suido/0000277382.html
◎尾道市立小学校、児童の成績等含むUSBメモリー紛失
広島県尾道市は8月1日、市立重井小学校が、児童の個人情報が記録されたUSBメモリー1本を紛失したと発表した。市によると、7月30日午前11時30分頃、教務主任が紛失に気付いた。メモリーには、2013年度3学年の成績補助簿、あゆみ、指導要録資料が23名分、2014年度3学年1学期の成績補助簿とあゆみ16名分、2014年度3学年の個別指導計画2名分が記録されている。市は、市内全小・中・高等学校長および共同調理場所長に対し、個人情報保護および適正な文書管理の徹底について文書で通知するとともに、臨時校長等会議を開催し再発防止に努めるとしている。
・尾道市立重井小学校における成績等個人情報を記録したUSBメモリーの紛失について(尾道市)
http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/www/info/detail.jsp?id=6281
◎JAぎふ、共済契約申込書96名分を紛失
ぎふ農業協同組合(本店:岐阜県岐阜市)は8月1日、共済契約申込書96名分を紛失したと発表した。同組合によると、今年1月から2月にかけての一次調査および、5月から6月にかけての二次調査の結果、34店舗で96名分96枚を紛失していることが判明した。同申込書には、氏名、住所、電話番号、口座番号、生年月日、性別、職業、身体情報等が記載されている。何らかの理由により店舗内で別途保管したものが発見できていないか、他の保管書類に混入して誤廃棄した可能性が高く、外部への情報漏えいの懸念は極めて低いという。情報が不正に利用されたとの連絡はない。対象の顧客には契約店舗から個別に連絡する。同組合は、再発防止のため今後、契約申込書の閲覧と持ち出しを限定するとともに、厳格な取り扱いを徹底するとしている。
・個人情報漏えい(紛失)に関するお詫びとお知らせ[PDF](ぎふ農業協同組合)
https://www.jagifu.or.jp/lsc/lsc-upfile/news/00/97/97_4_file.pdf