◎山形県スポーツ振興21世紀協会、個人情報を目的外使用
Jリーグ・モンテディオ山形を運営する山形県スポーツ振興21世紀協会(山形県天童市)は9月24日、同協会が運営するチーム「モンテディオ山形ジュニアユース村山」のセレクションに応募した42名の情報について、不適切な目的外使用があったと発表した。同協会によると、スタッフが9月17日午後9時9分頃、同チームに所属している中学1年生の選手20名対し、応募者の氏名、所属クラブ、身長、体重、50m走のタイムをLINEで送信した。当該メッセージを受け取った選手の父親から指摘があり、同協会は19日に事態を把握。選手にメッセージを削除するよう連絡し、第三者への転送がなかったことを確認した。セレクション応募者には電話で謝罪し、謝罪文書も送付した。同協会は、個人情報の取り扱い方法について厳格な管理、指導を行い、再発防止に向けて取り組んでいくとしている。
・モンテディオ山形ジュニアユース村山における個人情報の不適切使用に関するお詫びとお知らせ(山形県スポーツ振興21世紀協会)
http://www.montedio.or.jp/news/y-2014/n-00003384/
◎JAL、マイレージバンク会員の情報が漏えい 最大で75万件
日本航空(本社:東京都品川区)は9月24日、社内のパソコンに悪意のあるプログラムが仕込まれたことにより、JALマイレージバンク(JMB)会員の個人情報が漏えいした可能性があると発表、29日に続報を公開した。同社によると、最大で75万件の顧客情報が漏えいした可能性がある。9月19日と22日に顧客情報システムでスローレスポンスが発生しており、この2日間で約19万名分の情報が漏えいした可能性が高い。またそのうち最大約2万1千件が、悪意のある外部サーバーに送信されていることが判明しているが、個々の顧客の特定はできていない。漏えいした可能性がある情報は、JMBの会員番号、入会年月日、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号や、勤務先の名称、所属部門名、役職、メールアドレスなど。漏えいの可能性の高い19万名にはメール、郵送、会員ログインページで連絡する。上記2日間以外での情報漏えいの可能性などについて、原因も含め調査は継続中。同社は、今後の調査結果をふまえ、再発防止に向けて全力で取り組んでいくという。
・JAL顧客情報システムへの不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性について(日本航空)
https://www.jal.co.jp/info/other/140924.html
◎法務省、サーバーが不正アクセスを受け情報が流出したおそれ
法務省は9月22日、同省民事局および法務局が保有する一部のサーバーと端末が不正アクセスを受けていたと発表した。同省によると、法務局の一般事務を処理するためのネットワークにつながれた端末から、外部に不審な通信があることが確認されたため、調査を行ったところ、サーバーや端末に不正アクセスがあったことと、情報が外部に送信された可能性があることが10日に判明した。直ちに情報流出を防止する措置をとり、原因および外部に送信された可能性のある情報の内容について調査を進めている。登記を始めとする法務局の各種業務に用いるシステムへの影響は確認されていない。
・法務省民事局及び法務局のサーバ等への不正アクセスを確認した件について[PDF](法務省)
http://www.moj.go.jp/content/001127290.pdf
◎神戸新聞社がイベント参加者にメール誤送信、メルアド436件と氏名7名分流出
神戸新聞社(本社:神戸市中央区)は9月20日、「神戸マラソンランニングフェスタ」の参加者に、他の参加者のメールアドレスや氏名が表示される状態で案内メールを送信したと発表した。同イベントの参加受付業務は同社地域活動局が担当している。同社によると、17日に当該メール436通を2回に分けて送り、メールアドレス計436件、氏名7名分が見える状態となっていた。該当者には同日、削除依頼のメールを送った。また、20日の朝刊におわび文を掲載した。
・神戸新聞社
http://club.kobe-np.co.jp/corporate/index.html
◎大和ハウス工業、書類の誤送信により顧客情報1件が漏えい
ハウスメーカーの大和ハウス工業(本社:大阪市北区)は9月20日、関西地区で顧客情報の漏えい事故が1件あったと発表した。同社によると、関西地区の事務所で、同社社員が顧客情報を含む書類を誤送信したため、顧客情報1件が漏えいした。情報内容は、氏名、住所など。同社は該当顧客に事情説明とお詫びをした。事故については国土交通省に報告した。同社は顧客情報の取り扱いルールを再徹底するよう全社に指示し、再発防止に努めていくとしている。
・お客様情報の盗難・紛失・流出事故についてのお知らせ詳細(大和ハウス工業)
https://www.daiwahouse.co.jp/info-privacy/list_index.html
◎大阪市環境局、個人情報含む業務メモを誤送信
大阪市は9月19日、市環境局環境管理課の職員が、個人名などが含まれる業務メモを誤送信したと発表した。市によると、9月17日午後3時6分、A社にメール添付で資料を送ろうとして、誤って業務メモを送信した。当該メモは事業者からのヒアリング内容などを記載したもので、事業者2社の担当者2名の名字も含まれている。局では18日にA社から指摘を受けて事態を把握し、ただちにA社に当該メモの削除を依頼した。メモに名前のあった2名には、訪問の上、謝罪と説明を行って了解を得た。同局は、メール送信時における添付文書の確認が不十分だったとして、再発防止のため、情報の保護や取扱いについて職員に注意喚起と周知徹底を行うとしている。
・環境局における業務メモの誤送信による業務関係情報及び当該情報に含まれた個人情報の漏えいについて(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kankyo/0000282223.html
◎大阪市港区、委託業者が送信したメールから個人情報漏えい
大阪市は9月19日、港区の英語交流事業「英語大すき♪わくわく交流・ドキドキ体験事業」において、同事業を委託している民間事業者が送信した受講決定通知メールで、個人情報の漏えいが発生したと発表した。市によると、9月18日午後0時35分頃、当該メールを受信した人が、別人の個人情報を含むやりとりがメールに掲載されていると区に申し出た。委託先事業者に確認したところ、A氏宛てに送信した決定通知メールを流用して、転送機能を使い3名に通知メールを送ったが、このときにA氏宛てのメールの本文を削除していなかったことが判明した。漏えいした情報は、A氏の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、申込者の氏名、学校名、学年、申込者の保護者氏名、事業への参加の意向。区では事業者とともにA氏を訪問し、事情を説明して謝罪した。メールを受信した3名には、事情を説明して謝罪し、当該メールの削除を依頼した。区では事業者に対し、業務フローを改善し、通知文の送信等を行う前に送信内容を印刷して複数人による事前チェックをするなど、チェック体制を強化し、細心の注意を払って個人情報に係る事務処理を行うよう厳重に指導した。
・港区英語交流事業「英語大すき♪わくわく交流・ドキドキ体験事業」における受講決定通知メールの誤送信による個人情報の漏えいについて(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/minato/0000282311.html
◎鹿児島県鹿屋市役所広報課、保険証コピー1名分を誤って報道機関にFAX送信
鹿児島県鹿屋市は9月17日、市職員が市民の保険証のコピーを誤って報道機関6社宛てにFAXしたと発表した。18日付の報道によると、広報広聴課の職員が17日、報道機関への広報文書1枚を送信した。この際、当該文書と同じFAX機に届いていた保険証のコピーも一緒に送ってしまった。保険証のコピーは安全安心課に宛てられたもので、市民1人の名前や生年月日、住所などが記載されていた。市は保険証の持ち主の関係者に誤って送ったことを伝え、謝罪した。
・鹿児島県鹿屋市
http://www.e-kanoya.net/
◎コシダカホールディングス、シンガポールの孫会社で会員情報31万件流出
カラオケ事業等を行うコシダカホールディングス(東京本社:東京都港区)は9月17日、同社孫会社でシンガポール国内でカラオケ事業を展開しているK BOX ENTERTAINMENT GROUP(以下、K BOX社)の会員情報が流出したと発表した。同社によると、シンガポール国内のサーバーが不正アクセスを受け、会員情報約31万件が流出した。シンガポール国内のメディアに、当該会員情報を不正に取得し漏えいさせたとのメールが送りつけられたことから、K BOX社が調査を行った結果、事態が判明した。警察当局の捜査に全面的に協力し、情報流出を防止するための対策をとっているという。
・当社孫会社であるK BOX ENTERTAINMENT GROUP PTE LTDにおける会員情報流出に関するお知らせ[PDF](コシダカホールディングス)
http://www.koshidakaholdings.co.jp/news/20140917.pdf