◎全国健康保険協会奈良支部、健康保険被保険者証1枚を紛失
全国健康保険協会奈良支部(奈良県奈良市)は11月30日、健康保険被保険者証1枚を紛失したと発表した。同支部によると、紛失が判明したのは10月6日。新規資格取得者の被保険者証を事業所あてに送付しようとして、紛失に気付いた。同支部では、機器に出力された被保険者証を取り出した後、箱に入れて保管しているが、不要となった箱に被保険者証を残したまま、箱を廃棄した可能性が高いという。送付先の事業所には電話で経緯を説明して謝罪した。同支部では再発防止のため、これまで1人で行っていた当該作業を、今後、複数人で行うことにしたという。
・健康保険被保険者証の紛失について(全国健康保険協会奈良支部)
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/nara/template02/h26/20141022021301/20141022021302
◎ピクシブ、キャッシュの設定ミスで利用者125名の情報が漏えい
インターネット関連サービスを提供するピクシブ(東京都渋谷区)は11月30日、同社が運営するウェブサービス「BOOTH」および「APOLLO」において、利用者のうち最大125名分の情報が漏えいしたと発表した。同社によると、11月29日午後5時09分から同6時12分の間、他のユーザーのアカウント情報を閲覧、更新できる障害が発生した。サーバーの負荷を削減するために行ったキャッシュの設定に誤りがあり、一部ユーザーのログイン状態(クッキー)が他のユーザーと共有されてしまったのが原因という。閲覧、変更された可能性のある情報は、氏名、住所、メールアドレス、クレジットカードの下4桁とフルネームと有効期限、購入履歴、連携しているpixivアカウント名。また、オーナー登録をしていた人については、銀行口座情報、電話番号、注文情報、売上情報、非公開のアイテム、ダウンロードファイルも閲覧、変更された可能性がある。同社では障害発生期間中の決済をキャンセルおよび返金したほか、障害発生中に保存されたデータのうち、個人情報を含むものを削除した。同社は、当該125名に対し、補償として、オンラインの音楽即売会イベント「APOLLO」再開後の買い物にて、1人につき30アルバム分の購入代金を同社が負担すると発表した。
・BOOTH並びにAPOLLOご利用ユーザー様へ、お詫びとお知らせ(ピクシブ)
http://www.pixiv.net/info.php?id=3032&lang=ja
・BOOTH並びにAPOLLOご利用ユーザー様へ(ピクシブ)
http://www.pixiv.net/info.php?id=3030&lang=ja
http://www.pixiv.net/info.php?id=3028&lang=ja
・BOOTH及びAPOLLOをご利用の皆様へ(BOOTH)
https://booth.pm/announcements/31
◎NHK名古屋放送局、7名の顧客情報を記載した受信料の帳票等を盗難紛失
NHKは11月28日、名古屋放送局()の管内で、放送受信料の帳票等の盗難被害が発生したと発表した。発表によると、同放送局が契約・収納業務を委託している法人事業者が11月15日、名古屋市内で車上荒らしの被害にあった。被害品の中には、携帯端末と顧客情報が記載された帳票9枚が含まれている。直ちに警察に盗難届を提出するとともに、周辺の調査を実施したが、発見できなかった。携帯端末には様々なセキュリティ保護がかけられており、個人情報が漏えいすることはないという。9枚の帳票には、顧客7名の氏名、住所、電話番号等が記載されていた。当該顧客にはお詫びと説明をし、理解を得たという。NHKは再発防止のため指導を徹底し、個人情報の取り扱いに注意していくとしている。
・個人情報を含んだ帳票等の盗難被害について(名古屋放送局)(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase141128-1.html
◎NHK西東京営業センター、顧客情報含む受信料の帳票1名分紛失
NHKは11月28日、西東京営業センター(東京都立川市)で、個人情報が記載された放送受信料の帳票1名分を紛失したと発表した。発表によると、紛失が判明したのは11月17日。帳票には、顧客の氏名、住所、電話番号、口座番号などが記載されている。事務所内を探したが見つからず、誤って廃棄したとみられている。該当の顧客には謝罪と説明をおこなった。NHKは再発防止のため、指導を徹底し、個人情報の取り扱いに注意していくとしている。
・個人情報を含んだ帳票の紛失について(西東京営業センター)(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase141128-2.html
◎ギャラリー ・ドゥー・ディマンシュ、メール誤送信でメルアド326名分が漏えい
インテリア雑貨や絵本などを販売するギャラリーショップのドゥー・ディマンシュ(東京都渋谷区)は11月28日、BCCで送るべきメールマガジンをTOで送り、326名分のメールアドレスが漏えいしたと発表した。発表によると、不定期で発行しているメールマガジン(11/27号)を、11月27日午後7時25分に送信した。その際、326名宛てに本来はBCCで送信すべきところ、「宛先欄」にメールアドレスを入力して送信してしまった。送信後に顧客2名からメール連絡があり、事態が判明。すぐにお詫びと説明を該当顧客にメールした。同社は今後、作業手順の見直しを行うとともに、社内教育と管理体制の強化に努め、再発防止に取り組んでいくとしている。
・メール誤送信のお詫びについて(ギャラリー ・ドゥー・ディマンシュ)
http://2dimanche.com/2014MailMAG/2014MailMag.html
◎ありあけ、顧客情報3000名分がネット上で閲覧可能に
菓子製造販売のありあけ(本店:横浜市中区)で、オンラインショップ利用者などの情報が、ネット上で閲覧可能になっていたことが分かった。11月28日付の朝日新聞によると、閲覧可能となっていたのは、2013年9月から今年11月にオンラインショップで商品を購入した顧客や届け先の氏名、住所、電話番号などで、約3000名分。事態は顧客からの問い合わせで判明した。出荷用プログラムの誤作動が原因だという。
・ありあけ
http://www.ariakeharbour.com/index.html