◎お名前.com、メルマガに別人の情報を記載して16万4650件送信
ドメイン登録サービスのお名前.comを運営するGMOインターネット(本社:東京都渋谷区)は12月4日、顧客の名字や会員ID等が記載された案内メールを別の顧客に送信したと発表した。同社によると、当該メールを送ったのは12月4日午後5時30分頃で、対象IDは16万4650件。メールには、顧客の法人名または名字、ドメイン名、会員IDが記載されていた。メール配信を行うための対象リスト生成時に、人的ミスにより送信先メールアドレスと掲載情報の組み合わせがずれ、さらにチェック時に発見できなかったことが原因だという。対象の顧客には同日、状況の報告と謝罪、当該メールの破棄、削除をメールで依頼し、翌5日、会員IDの変更方法を案内した。同社は再発防止のため、配信対象リスト生成手順の見直し、メール配信システム運用の見直し、配信対象リストと送信内容におけるチェック体制の強化を行うという。
・メールマガジン誤配信についてのご報告とお詫び(お名前.com)
http://www.onamae.com/news/domain/141205_1.html
・お名前.comメールマガジン誤配信に関するお詫び(GMOインターネット)
https://www.gmo.jp/info/alert/index141204.php
◎三重銀行、顧客情報4万件含むMOを誤廃棄
三重銀行(本店:三重県四日市市)は12月4日、本店営業部が、顧客の小切手や税金の納付書等を画像として保存していたMOを誤廃棄したと発表した。同行によると、10月下旬に顧客から問い合わせがあり、MOの保管部署に照会したところ、当該MOが保存されておらず、誤廃棄していたことが判明した。誤廃棄したのは、2013年10月1日から2014年9月30日までに扱った小切手・手形や歳入金、税金、公共料金の納付書の画像記録4万件を収めたMO 3枚。顧客の氏名、住所、小切手・手形の額面金額等が含まれている。当該MOは同行内部で専用シュレッダーを使って粉砕処理したことが確認されており、情報が第三者に渡る懸念はないという。同行は再発防止のため、MOへの保存をやめ、本部サーバーへ保存することにした。また、顧客情報の重要性およびその取扱いについて、徹底を図っていくとしている。
・本店営業部におけるお客さまの情報の誤廃棄について[PDF](三重銀行)
http://www.miebank.co.jp/news/pdf/20141204.pdf
◎大阪市立中学校、保険加入手続きで違う学年の名簿を提出
大阪市は12月4日、4月に市教委が一括して行った保険加入手続きをめぐり、市立市岡中学校が、誤った学年の一覧表を加入者名簿として提出していたと発表した。市によると同校は、体験活動における賠償責任保険加入の申込書類として2年生の一覧表を提出すべきところ、誤って1年生の一覧表を市教委に提出。当該一覧表は契約保険業者に送付された。同校では10月23日、2年生の体験活動の準備をすすめる中で事態を把握し、市教委に連絡。市教委では、業者から1年生の一覧表を回収し、あらためて2年生の加入手続きを行った。誤提出した一覧表には、1年生151名の学校名、クラス、氏名、出席番号が含まれていた。同校は、対象の生徒と保護者に事情の説明と謝罪を行う。市教委は同校に対し、個人情報管理に関する校内規定の見直しと、書類提出前の点検、管理の徹底を指導していくとしている。
・大阪市立市岡中学校における個人情報を含む書類の提出誤りについて(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000291384.html
◎電気技術者試験センター、受験手数料返還者578名の個人情報含むUSBメモリー紛失
国家資格である電気主任技術者・電気工事士の試験実施機関である一般財団法人電気技術者試験センター(東京都中央区)は12月3日、個人情報を含むUSBメモリーを同試験センター内で紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは11月13日で、当該USBメモリーに記録されている個人情報の内容は、2014年度電気技術者試験の受験手数料を返還した人の一部にあたる578人分の住所、氏名など。同試験センター内を捜索したが、現時点では発見されていない。同センターは、該当者には書面で個別に連絡している。また、再発防止に努めていくとしている。
・個人情報紛失のお詫びについて[PDF](電気技術者試験センター)
http://www.shiken.or.jp/pdf/usbmemori.pdf
◎はせがわ、メールをTOで送り顧客43名のメルアド流出
仏壇、仏具のはせがわ(東京本社:東京都文京区)は12月3日、資料請求をした顧客43名に、他の顧客のメールアドレスが見える状態でメールを送ったと発表した。同社によると、当該メールを送ったのは12月3日午後5時41分。対象の顧客には謝罪のメールを送り、当該メールの削除を依頼した。同社は、メール送信時の手順を見直し、個人情報の取扱いに関して従業員へ注意喚起を行うとしている。
・メール誤送信のお詫びとご報告(はせがわ)
http://www.hasegawa.jp/corporate/information/info/138/
◎ココストアイースト、料金収納の払込票控615件が配送過程で紛失
コンビニエンスストア「ココストア」を東日本地域と沖縄県で運営するココストアイースト(本社:茨城県土浦市)は12月2日、顧客から預かった料金収納の払込票(本部控)を、店舗からの回収後に紛失したと発表した。同社によると、11月11日12時27分、沖縄県宮古島市内の9店舗で11月6日から10日までに受け付けた書類を、同市内の集配センターから沖縄営業所宛てに配送するよう委託先企業へ依頼。荷物が届かないため11月17日に委託先企業へ問い合わせた結果、所在が確認できず、紛失が判明した。同日、所轄の警察署に遺失物届を提出済み。払込票には、顧客の氏名や住所が記載されている。情報が悪用された事実は確認されていない。同社は、代行収納業務における払込票の管理体制を点検し、個人情報の適正な取り扱いを徹底するとしている。なお、この件をめぐっては沖縄電力が、紛失した払込票の中に同社顧客の払込票133枚(127名分)が含まれていたと発表している。
・料金収納払込票(本部控)紛失に関するお詫びとご報告[PDF](ココストアイースト)
http://cocostore.jp/press/image/20141202.pdf
・電気料金振込依頼票(控え)の紛失について[PDF](沖縄電力)
http://www.okiden.co.jp/shared/pdf/whats_new/2014/141202.pdf
◎同志社香里中学校・高等学校、卒業生や在校生の成績含むUSBメモリー紛失
同志社香里中学校・高等学校(大阪府寝屋川市)は12月1日、同校の嘱託教師が、2013年度卒業生および高校1年生の氏名と成績の一部が記録されたUSBメモリーを紛失したと発表した。同校によると、現在、遺失物として探しているが、メモリーの所在は確認できていない。メモリーにはセキュリティ対策が施されているという。情報漏えいなどの事実は確認されていない。同校は、再発防止に全力を尽くすとしている。
・個人情報を記録したUSBメモリの紛失につきまして(お詫び)(同志社香里中学校・高等学校)
http://www.kori.doshisha.ac.jp/info/news/article633.html