◎かもめガス、車上荒らしで顧客情報含む書類27件分盗難
LPガス販売のかもめガス(本社:千葉県船橋市)は1月30日、従業員が車上荒らしにあい、顧客情報を含む書類が鞄ごと盗まれたと発表した。同社によると、1月29日午後1時頃、ガスメーター交換作業のため市川市内の顧客宅を訪問した際、車両の座席に置き忘れていた鞄を盗まれた。鞄の中には、領収証の控え4枚と、集合住宅入居者から預かる保証金の受領証の控え23枚が入っており、これらには顧客の氏名、住所、領収金額等が記載されている。市川警察署に盗難の被害を届け出たが、発見には至っていない。顧客情報が外部に流失し利用された事実は確認されていない。該当の顧客には個別に訪問の上、事情説明と謝罪を行う。同社は、顧客情報および領収証等の管理を厳重に行うよう徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・お客さま情報が記載された書類の盗難について[PDF](かもめガス)
http://www.kamomegas.co.jp/assets/20150130.pdf
◎NHK、業務委託先で発生した個人情報漏えい事故2件を公表(札幌、千葉)
NHKは1月30日、2件の個人情報漏えい事故を発表した。1件は、札幌放送局北海道南営業センターが契約・収納業務を委託している個人事業者が1月14日、函館市内で放送受信料の帳票1枚を紛失した。帳票には顧客の名前と住所が記載されている。もう1件は、千葉放送局船橋営業センターが契約・収納業務を委託している法人事業者が1月17日、松戸市内で放送受信料の帳票1枚を紛失した。帳票には顧客の名前と住所、電話番号が記載されている。2件とも紛失したと思われる周辺を調査したが現在までのところ発見されていない。警察へ紛失届を提出するとともに、該当顧客に対しお詫びと説明をし、理解を得た。NHKは今後、このような事態が発生しないよう、指導を改めて徹底していくとしている。
・個人情報を含んだ帳票の紛失について(NHK札幌放送局)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase150130-2.html
・個人情報を含んだ帳票の紛失について(NHK千葉放送局)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase150130-1.html
◎姫路市社会福祉協議会、デイサービス利用者28名分のリスト紛失
姫路市社会福祉協議会(兵庫県姫路市)は1月29日、同会が運営する「香りの里デイサービスセンター」の職員が、同センター利用者の情報が含まれるリストを紛失したと発表した。1月30日付の毎日新聞によると、1月28日にセンターの利用者を迎えに行った際、リストを紛失したとみられている。リストには、28名分の氏名、電話番号と留意点などが記載されていた。該当者と家族に謝罪したという。
・姫路市社会福祉協議会
http://www.himeji-wel.or.jp/
◎東京ガスエネルギー、委託先車両が車上荒らしで顧客情報122件含む書類を一時紛失
LPガス販売の東京ガスエネルギー(本社:東京都中央区)は1月29日、LPガス容器交換作業の最終委託先である日誠運輸(本社:神奈川県綾瀬市)が、交換作業用車両の中に置いていた「LPガス配送指示書」122件分を盗まれたと発表した。発表によると、1月28日午前9時頃、神奈川県大和市内の路上に駐車していた作業用車両から、当該書類入りのショルダーバッグが盗まれた。書類には、大和市17件、相模原市57件、座間市48件の顧客の住所、顧客名、配送予定日、一部では電話番号と、過去4か月分のガス使用量、LPガス容器の種類、本数が記載されている。作業員が車を離れて交換作業を行った3分の間に盗まれたもので、作業員はこの時、鍵をかけ忘れていたという。大和警察署に盗難の被害を届け出していたが、1月31日に当該書類が発見され、すべて回収された。被害があった場所から600m離れた施設の職員が駐車場を清掃中にショルダーバッグを発見し、連絡してくれたもので、一時紛失した顧客情報が外部に流出し利用された事実は確認されていない。同社は該当顧客全員に個別に連絡し、事情を説明して謝罪している。同社は委託先である配送会社とも連携し、再発防止に努めていくとしている。
・盗難被害にあった「お客さま情報が入った書類」の発見について(0202)[PDF](東京ガスエネルギー)
http://www.tgenergy.co.jp/important/docs/20150202.pdf
・お客さま情報が入った書類の盗難被害について[PDF](東京ガスエネルギー)
http://www.tgenergy.co.jp/important/docs/%E3%81%8A%E5%AE%A2%E3%81%95%E3%81%BE%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%8C%E5%85%A5%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%9B%B8%E9%A1%9E%E3%81%AE%E7%9B%97%E9%9B%A3%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf
◎大阪府民共済、生命共済加入申込書の控え259名分を紛失
大阪府民共済生活協同組合(本部:大阪市西区)は1月29日、「生命共済新規加入申込書」の控え259名分を紛失したと発表した。同組合によると、消印が2014年11月15日から19日までの同書類を綴ったファイル1冊が、本部ビル事務所内の所定の場所にないことが分かった。同書類には、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、加入コース、金融機関口座情報、健康告知内容が含まれている。該当者はすべて特定できており、個別に電話または訪問によって謝罪と状況説明を行っている。情報の外部流出や不正利用は確認されていない。所轄庁である大阪府に報告済みで、捜査機関への相談も行っている。同組合は再発防止のため、個人情報保護管理体制における問題点の確認と整備拡充、個人情報を含む媒体の持ち出しに関する管理の徹底、連絡報告体制の確認などの対策を講じるという。
・お客様情報の紛失に関するお詫びとお知らせ(大阪府民共済生活協同組合)
http://www.osaka-kyosai.or.jp/whatsnew/newsview.html?id=3999
◎大阪市人材データバンク、メールをTOで送り140名分のメールアドレスと表示名流出
大阪市は1月29日、市人事室が事務局となっている「大阪市人材データバンク」において、同市退職者で求人情報のメール配信を希望している140名に対しメールをTOで送り、メール表示名とメールアドレスが流出したと発表した。市によると、人材データバンク事務局の担当者が1月27日午後3時11分、BCCで送るべきところ、誤ってTOで送った。同日午後5時30分頃、受信者からの指摘で事態が判明。該当者には翌28日、経過を説明して謝罪し、当該メールの削除を依頼した。市は再発防止のため、メールの送信様式を改善するとともに、メール送信前の点検を徹底するとしている。
・「大阪市人材データバンク」からのメールの誤送信による個人情報の漏えいについて(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/jinji/0000296862.html
◎リヒトラブ、キャンペーン応募者の個人情報338名分がネット上で閲覧可能に
事務用品メーカーのリヒトラブ(本社:大阪市中央区)は1月28日、2014年1月に同社サイトで行った「これは何の道具?」クイズキャンペーンに応募した338名の個人情報が、2015年1月21日から27日までの間、インターネット上で閲覧可能になっていたと発表した。同社によると、閲覧可能となっていた情報は、漢字とカナ書きの氏名、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレスなど。景品発送作業を行うため、応募者の情報をテキストファイル、エクセルファイルとして管理していたが、同ファイルを誤って操作してしまったことが原因だという。ファイルは1月27日に削除済みで、情報の不正利用などの事実は確認されていない。同社は、情報管理方法の見直しと徹底を図り、再発防止に努めていくとしている。
・キャンペーン応募者情報の流出に関するお詫びとご報告(リヒトラブ)
http://www.lihit-lab.com/info/archives/2015/01/post-31.html
◎NTTロジスコ、荷物481個に別人宛の送り状も貼付して送付
物流業のエヌ・ティ・ティ・ロジスコ(本社:東京都大田区)は1月28日、顧客から受託した物品発送業務において、本来の宛先の送り状の下に、別人の氏名等が記載された送り状を貼った状態で、荷物481個を発送したと発表した。同社によると、発送したのは1月15日。該当者には個別に連絡している。同社は、再発防止と顧客情報の管理強化を図るとしている。
・個人情報流出のお詫びとお知らせ(エヌ・ティ・ティ・ロジスコ)
http://www.ntt-logisco.co.jp/owabi/list/150128.html
◎市立伊勢総合病院、退院患者のカルテ11名分を紛失
市立伊勢総合病院(三重県伊勢市)は1月23日、退院患者11名のカルテを紛失したと発表した。同病院によると、紛失が発覚したのは1月7日。院内外を含め捜索を続けているが、発見には至っていない。9日に警察へ遺失届を提出し、22日に所管の保健所へ報告した。個人情報が漏えいしたという報告は入っていない。カルテをダンボール箱に入れて保管していたことから、他の廃棄物と合わせて処分してしまった可能性が高いという。該当の患者には経緯を説明して謝罪した。同病院は再発防止のため、診療情報管理係および病棟双方での退院カルテ受け渡し簿を作成し、病棟では借用した退院カルテを専用のBOXに入れて保管するなどの対策をとるほか、カルテ管理についてスタッフ教育を徹底するとしている。
・当院退院患者さまの入院診療録の紛失のお知らせとお詫び(市立伊勢総合病院)
http://hospital.city.ise.mie.jp/2015/01/23/2387/