◎安曇野市立小学校、学力検査結果1クラス分を紛失
長野県安曇野市は4月24日、市立小学校の教諭が、昨年実施した標準学力検査の個人票1クラス32名分を紛失したと発表した。報道によると、同校では12月に国語と算数の学力検査を実施。2月に結果を記載した家庭配布用の個人票が業者から届いていたが、担任教諭はこれを配布しておらず、4月になってから、児童が他の教諭に個人票をもらっていないと話して紛失が判明した。同票には、検査結果と氏名、学校名などが記載してある。同校では同日、保護者に経緯を説明して謝罪した。個人票は業者に再発行を依頼したという。
・安曇野市
http://www.city.azumino.nagano.jp/
◎江戸川区立小学校、家庭訪問中の教諭がクラス名簿紛失
東京都江戸川区は4月24日、区立小学校の男性教諭が、担任クラスの児童35名の住所などが記載された名簿を紛失したと発表した。報道によると、教諭は21日、家庭訪問の途中で、携帯していた名簿を紛失していることに気付いた。名簿には児童の氏名、保護者の氏名、住所、電話番号等が含まれている。同校では該当の家庭を訪問して謝罪したという。
・江戸川区
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/
◎長野県、労働力調査対象世帯25件分の名簿紛失
長野県は4月24日、労働力調査対象世帯25件の情報が含まれる名簿を紛失したと発表した。労働力調査は、就業、不就業の状況を把握するため全国4万世帯を対象に毎月行われている。県によると、県が任命した調査員が20日、長野市内の受け持ち調査区において、準備調査として「抽出単位名簿」を携行して名簿の記載内容を確認。その後、午後6時頃に自宅で当該名簿の紛失に気付いた。県職員とともに調査区内や通行した場所等を捜索したが見つからず、警察へ紛失届を提出した。名簿には、調査対象世帯の所在地と氏名が記載されている。22日と23日に関係世帯を訪問し、説明と謝罪を行った。県は再発防止のため、すべての調査員に対して、調査関係書類を適正に管理するよう指導するほか、調査関係書類を紙ばさみにはさむことと、調査員が携行することになっている調査カバンと紙ばさみをチェーンで結ぶことを徹底するとしている。
・労働力調査の調査対象一覧である「抽出単位名簿」の紛失について(長野県)
https://www.pref.nagano.lg.jp/tokei/happyou/20150424press.html
◎自動車事故対策機構、運転者適性診断の結果33名分が漏えい
独立行政法人の自動車事故対策機構(本部:東京都墨田区)は4月24日、同機構が貸し出した運転者適性診断用機器から、33名分の診断結果が漏えいしたと発表した。同機構によると、4月17日、機器を借りた埼玉県の運送事業者から、別の事業者の社員の診断票がプリンターから出力されたと連絡があった。同機構の職員が調査を行ったところ、以前にこの機器を貸し出して回収した際に、内部に残っていたデータの削除と設定確認を行わなかったことが原因で、6事業者33名分の適性診断票が誤って印刷されたことが分かった。診断票には、氏名、所属事業者名、顔写真、運転行動に関係のある諸特性の測定結果と、安全運転のためのアドバイスが記載されている。誤って印刷された診断票は同機構が回収済み。該当の事業者と33名には説明と謝罪を行う。同機構は再発防止のため、チェックシートの作成や、職員2名体制で貸し出し機器返却時にダブルチェックを実施するなどの対策を行うとしている。
・個人情報の漏洩に関するお詫び[PDF](自動車事故対策機構)
http://www.nasva.go.jp/gaiyou/pdf/2015/20150424.pdf
◎ネオファースト生命保険、顧客情報含む帳票3000名分を紛失
ネオファースト生命保険(本社:東京都品川区)は4月23日、顧客情報が記載された事務帳票約3000名分を紛失していたと発表した。同社によると、紛失したのは保険料を会計処理する際に使用する事務帳票の2004年度分と2005年度分で、顧客約3000名の氏名、証券番号、保険料の借受金の残高等が記載されている。当該帳票は社内ルールで10年保存とされているが、4月14日に2004年分を廃棄しようとした際、本来保管してあるべき2004年度分および2005年度分が所定の場所に保管されていないことが分かった。社内調査の結果から、保管期限前に誤って廃棄した可能性が高いという。帳票が不正に使用された事実は確認されていない。同社は、顧客情報管理の取扱いについて社員教育を通じて徹底する等、再発防止に努めていくとしている。
・お客さま氏名・証券番号が記載された社内帳票の紛失について[PDF](ネオファースト生命保険)
http://neofirst.co.jp/cms/news/pdf/2015/1504239999.pdf
◎総務省統計局、メールを担当者以外に誤送信
総務省は4月22日、統計局統計調査部消費統計課において、都道府県の事務担当者へメールを送信した際、担当者以外の人のメールアドレスにも誤って送信したと発表した。同省によると、4月16日午前10時26分、都道府県の家計調査事務担当者に事務上の連絡のためのメールを送ろうとして、誤送信した。他の送信先にもメールアドレスが見られる状態となっていたため、謝罪して経緯を伝え、当該メールの削除を依頼したという。同省は再発防止のため、送信前に文書送信者以外の職員が宛先を再度確認することを徹底し、厳重かつ適正な管理に努めていくとしている。
・電子メールの誤送信(総務省)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei07_01000084.html
◎東京大学、大学院情報理工学系の学生136名の情報がネットで閲覧可能に
東京大学は4月21日、大学院情報理工学系研究科の教員が担当した科目の成績評価資料が、ネット上で外部から閲覧可能になっていたと発表した。同大学によると、当該教員は4月6日から研究室のローカルサーバーのシステム変更を行ったが、その際の誤操作が原因となった。学生136名の氏名、学籍番号とそのうち70名の成績が、講義の受講者だけが知るURLをたどることで閲覧が可能になっていた。13日朝に学生からの通報を受け、直ちにデータの削除を行うとともに、同日、Googleのキャッシュの削除も完了したという。該当の学生には文書で報告し謝罪した。情報の不正使用などの事実は確認されていない。同大学は、個人情報および職務上守秘、保護すべき情報の取扱いについて周知徹底するなどして、再発防止に努めるとしている。
・成績評価に係る資料が外部から閲覧可能となった件について[PDF](東京大学大学院情報理工学系研究科)
http://www.u-tokyo.ac.jp/content/400030650.pdf
◎エス・エム・エスキャリア、個人情報最大500件含むノートパソコン紛失
人材派遣業のエス・エム・エスキャリア(本社:東京都港区)は4月20日、人材バンク登録者などの個人情報が含まれたノートパソコンを紛失したと発表した。同社によると、3日、同社従業員が都内で移動中に紛失した。パソコンには、同社のサービス「ナース人材バンク」に登録している求職者や取引先企業とやりとりしたメールが保存されており、最大で約500件の個人情報が含まれている。パソコンのログイン時にはパスワード入力が必要で、第三者への情報漏えいおよび不正使用などの事実は確認されていない。紛失発覚後、同社では当該ノートパソコンから社内サーバーへのアクセスを禁止する措置をとったほか、関係各所からの情報収集をすすめているという。同社は、社内管理体制の強化および教育を実施し、再発防止に努めていくとしている。
・個人情報を含むノートパソコンの紛失に係わるお詫びとご報告[PDF](エス・エム・エスキャリア)
http://www.sms-c.co.jp/wp-content/themes/smsc/file/20150420.pdf
◎熊本市、メールをTOで送り595名分のメールアドレス流出
熊本市は4月20日、メールをTOで送り、595名分のメールアドレスが流出したと発表した。市によると、17日午後3時53分、くまもとシティ・フィルムオフィスにエキストラ登録をしている595名全員に講演会の案内メールを送ったが、担当者の不注意によりBCCで送るべきところ、送り先全員のメールアドレスが表示されるTOで送った。同55分に受信者からの指摘で事態が判明。対象者には謝罪のメールを送信した。市は、再発防止に向け、個人情報の取扱いについて徹底を図るとしている。
・エキストラ登録者への不適切な手法によるメール送信について(熊本市)
http://www.city.kumamoto.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=8838&class_set_id=2&class_id=2259