◎アルビレックス新潟、案内メール1549通に別人の名前を誤記載して送信
アルビレックス新潟(本社:新潟市中央区)は6月20日、同19日に送信したシーズンパスの案内メールの一部において、別人の名前が宛名として本文中に記載されていたと発表した。同社によると、19日午後8時3分頃に案内メールを5440通送信したが、うち1549件で別人の名前が記載されていた。人為的ミスが原因で、200名の名前が複数通のメールで使われたという。同社は、再発防止のため厳重なチェック機能と管理体制を整え、十二分に注意を払っていくとしている。
・シーズンパスご案内メール誤送信のお詫び(アルビレックス新潟)
http://www.albirex.co.jp/news/ticket/46079
◎厚生労働省、委託業者が労働保険関係書類58件を誤送付
厚生労働省は6月19日、労働保険概算・確定保険料申告書および労災保険率決定通知書の封入封緘、発送業務を委託していた3つの業者が、別の事業場の申告書等を誤封入して送付し、個人情報などを漏えいさせたと発表した。発表によると、誤送付先からの連絡により、東京、近畿、中国・四国ブロックにおいて58件の誤送付があったことが6月5日に発覚した。申告書等には、事業場の名称、住所、事業主氏名、労働保険番号、申告済概算保険料額、保険料率等が記載されている。労働局職員等が誤送付先に謝罪して、申告書等を回収。本来送付すべき事業主等へ届けて謝罪した。同省は、誤送付を生じさせた業者に対しては厳正に対処するとし、次回の請負業者には、通数確認、封入時の機械検査を含む誤送付防止策を徹底させるとしている。
・請負業者による労働保険関係書類の誤送付について(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000089211.html
◎九州大学、学生183名分の住所届紛失
九州大学(本部:福岡市西区)は6月19日、同大学理学部等事務部(箱崎キャンパス、同市東区)から学務部(伊都キャンパス、同市西区)宛に学内便で発送した、理学部大学院生と理学部学生、計183名分の住所届が所在不明となったと発表した。同大学によると、事態が判明したのは5月29日。住所届を発送したのは4月6日だった。住所届には、学生の氏名、学生番号、性別、生年月日、本籍地、現住所、電話番号、メールアドレスおよび、保護者の氏名、住所、電話番号、勤務先等が記載されている。対象の学生と保護者には、事態報告と謝罪の文書を送付した。個人情報の転載や流用の事実は確認されていな。い。同大学は、職員等に対して個人情報保護の重要性を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・学生の「住所届」の紛失について(九州大学)
http://www.kyushu-u.ac.jp/notice/index_read.php?kind=&S_Category=N&S_Page=Main&S_View=&word=&page=1&B_Code=6788
◎アットクリエイターズ、不正アクセスでアカウント情報7552件が流出
クリエイターを対象にしたコミュニティサイト「アットクリエイターズ」を運営するグラフィック(本社:京都市伏見区)は6月3日、同サイトのサーバーが不正アクセスを受け、会員のログインID(メールアドレス)とパスワード7552件が漏えいしたと発表した。同社によると、6月1日、アカウント情報が米国籍のWebサイトに掲載されていると利用者から連絡があり、調査を行ったところ、2014年12月に不正アクセスを受けて同年6月時点の情報が漏えいしていたことが判明した。漏えいした情報を使った同サービスへの不正ログインは確認されていない。データベースのパスワードが開発時から変更されておらず、不正アクセスを受けやすい状態にあったことが判明したため、直ちに同データベースのパスワードを変更したという。情報が掲載されていたWebサイトには削除を依頼し、削除が完了したことを確認済み。ログイン窓口もいったん閉鎖したが、セキュリティ向上ためのシステム改修を行い、会員に仮パスワードを発行した上で、19日に再開している。同社は、管理体制の見直しと従業員への個人情報保護教育を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びと調査結果のご報告(アットクリエイターズ)
http://www.creatorz.jp/shop/information150619.php
◎茨城県つくば市、メールをCC送信し103名の氏名やメールアドレス流出
茨城県つくば市は6月18日、農業サポーター103名にCCでメールを送り、全員の氏名とメールアドレスが流出したと発表した。発表によると、農業課の職員が6月4日午後3時24分、BCCで送るべきメールをCCで送り、メールアドレス96件と氏名103件が送信先の全員に見える状態となった。同5時5分に送信した職員自身が気付き、謝罪のメールを送って当該メールの削除を依頼。担当課では謝罪メールを送ったことで対応が済んだと思い、上司へ相談しなかったため、今回、事態の発表が遅れたという。被害の報告は入っていない。同課では改めて関係者に謝罪し、事情説明を行うとともに、誤送信に至った状況を検証して再発防止に向けた対応を徹底するとしている。
・つくば市農業サポーターに対してのメール誤送信について[PDF](つくば市)
https://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/018/429/No54.pdf
◎三菱地所リアルエステートサービス、CCで送信しメルアド563件漏えい
不動産業の三菱地所リアルエステートサービス(本社:東京都千代田区)は6月15日、
同社リーシングマネジメント部において、顧客へ送信したメールの不手際で、顧客のメールアドレスが漏えいしたと発表した。発表によると、6月11日に同部より、賃貸物件の内覧会開催のお知らせを563名の取引先仲介業者に同時にメール送信した。その際、誤って「CC」欄に入力して送信してしまい、宛先全員分のメールアドレスが全送信先に表示された。563件のメールアドレスと、同時に表示される場合の姓名、組織名称が漏えいした。同社はメール誤送信による事故防止のためのシステムを導入しているが、今回送信時にはシステムが正常に機能していなかったという。同社は今後、複数の社外メールアドレス宛に同時送信する際には、メールアドレスの設定状態を確認することを周知徹底する。また、メール誤送信防止のためのシステムが正常に機能しなかったことの原因究明、システム改修等の対応を早急に行うとしている。
・お客様のメール・アドレスの漏洩に関するお詫びとご報告[PDF](三菱地所リアルエステートサービス)
http://www.mecyes.co.jp/resource/20150615.pdf
◎福岡外国人学生支援の会、案内メールをCC送信しメルアド166件流出
福岡県福岡市は6月15日、同市総務企画局国際部が管轄する福岡外国人学生支援の会(事務局:福岡よかトピア国際交流財団)が案内メールを「CC」で送信し、メールアドレス166件が流出したと発表した。発表によると、同会が毎月開催している<外国人学生が語る「ふるさとの街と福岡」>の案内メールを、6月15日午前10時1分に既受講者に送信した。その際、宛先を「BCC」で設定すべきところを誤って「CC」で設定してしまい、メールアドレスが他の受信者に見える状態で送信された。全送信件数は202件だが、アドレス重複が3件、送信後に戻ってきたメールが33件あり、相手方に送達された実件数は166件だった。受信者からの電話連絡で誤送信が判明した後、全送信者に対しお詫びと当該メールの削除を依頼するメールを送信した。市は、メール送信時にはメールアドレスおよび送信方法を確認するよう徹底するとともに、職場研修を通じて個人情報を取り扱う重要性を周知徹底するとしている。
・電子メールの誤送信による個人情報(メールアドレス)の漏えいについて[PDF](福岡市)
http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/48594/1/rouei.pdf