◎新潟県立佐渡中等教育学校、生徒の個人情報含む書類354名分紛失
新潟県は9月3日、県立佐渡中等教育学校(同県佐渡市)において、全校で実施した「新潟県体力テスト」の結果を記載した調査用紙354名分を紛失したと発表した。県によると、調査用紙には生徒の氏名、生年月日、体格、体力テストの結果などの個人情報が記載されている。詳細については調査中だという。
・県立佐渡中等教育学校で個人情報の紛失がありました[PDF](新潟県)
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/835/538/houdouhappyou.pdf
◎松本ガス、配送車両が荒らされ顧客情報521件含む台帳盗難
ガス供給販売の松本ガス(本社:長野県松本市)は9月3日、プロパンガスの配送車両内から、顧客521件の情報が含まれる顧客台帳が盗まれたと発表した。同社によると、8月27日、プロパンガス配送担当の社員が配送先で鍵をかけずに車両を離れ、車内に置いてあった台帳を盗まれた。台帳には過去の利用者も含めた顧客521件の契約者名、住所、電話番号、顧客番号、ガス料金の支払い方法などが記載されている。松本警察署へ被害届を提出済み。該当の顧客には謝罪と報告の書面を送付した。同社は、個人情報の取り扱いについて社内教育の徹底と管理体制の強化に努め、再発防止に取り組んでいくとしている。
・弊社プロパンガスご使用の一部区域のお客さま情報が記載された書類の紛失について[PDF](松本ガス)
http://www.matsumotogas.co.jp/files/pdf/PressAnnounce.pdf
◎パンドラサーガ、キャンペーン当選者25名の情報をメールで誤送信
オンラインゲーム「パンドラサーガ」を運営するウィローエンターテイメント(東京都新宿区)は、同ゲームで実施したキャンペーンの当選者25名分の会員情報が流出したと発表した。同社によると、9月3日午後2時11分、当選通知メールのテスト配信を行おうとして、人為的ミスにより、当選者全員の情報が記載されたファイルをメールに添付して当選者に送信してしまった。ファイルに含まれていた情報は、25名分のアカウントID、管理ID、登録メールアドレス、当選シリアル。問題発覚後、不正ログインや会員情報の変更等が発生していないことを確認した上で、安全を考慮して対象のアカウントを一時的に停止し、個別に連絡を取って会員情報を変更した上でアカウントを開放したという。同社は、社員全体に対し情報保護についての教育訓練を行い、全社員が情報を適正に運用出来る知識と意識を高めていくとしている。
・会員情報流出についてのお詫びとお知らせ(パンドラサーガ)
http://pandorasaga.com/top/information_detail.action?id=9139
◎河合塾、「東大即応オープン」の未採点の解答用紙259名分を紛失
教育事業の河合塾(名古屋市千種区)は9月2日、個人情報を記載した模擬試験の答案を紛失したと発表した。発表によると、模擬試験採点者の一人が8月23日、答案を運搬している最中に、JR山手線の車内で紛失した。紛失したのは、同塾が実施した「2016年度第1回東大即応オープン」の英語の未採点の解答用紙(3枚あるうちの1枚。大問1・2)259名分で、氏名、受験番号、在・卒高校名、志望する科類が記載されている。採点者は紛失に気付いた後、ただちに下車駅で駅員に捜索を依頼し、あわせて警察に遺失物として届け出た。以降、同塾にてJR線以外にも捜索の範囲を広げて継続的に探してきたが、発見に至っていない。同塾は該当者に個別に連絡してお詫びをし、その後の対応についても伝えている。また、採点者はもとより採点業務に関わる全員に、かけがえのない書類を扱っているという意識付けを確実にするため、答案管理体制の強化および採点者教育の再徹底を図り、再発防止に努めていくとしている。
・2016 年度「第1回東大即応オープン」一部答案の紛失について[PDF](河合塾)
http://www.kawai-juku.ac.jp/pdf/20150902.pdf
◎アイセイ薬局、車上荒らしで顧客情報含むノートパソコン盗難
調剤薬局事業等を行うアイセイ薬局(本社:東京都千代田区)は9月2日、社員が車を荒らされ、顧客情報を含むノートパソコンが盗まれたと発表した。同社によると、8月29日未明に尼崎市内の駐車場で被害にあった。ノートパソコンには営業用の取引先リストと、送受信したメール等が保存されており、顧客の氏名583件、法人名357件、住所583件、メールアドレス230件が含まれている。当該ノートパソコンにはパスワードが設定されており、ハードディスク自体にもパスワードが設定されている。個人情報の漏えいによる二次被害は確認されていない。該当の顧客には謝罪と報告を行っている。警察へ被害届を提出し、監督省庁へ報告済み。同社は再発防止のため、情報管理を強化し、情報機器の持ち出しと情報の取扱いについて全従業員への周知、教育を徹底するとしている。
・個人情報の盗難事故に関するお詫びとご報告(アイセイ薬局)
http://www.aisei.co.jp/company/about_us/news/tabid/172/Default.aspx?itemid=375&dispmid=515
◎クラウドゲート、76名分の個人情報含むファイルを誤送信
ネットゲーム運営などを行うクラウドゲート(本社:東京都千代田区)は9月1日、同社が運営するコミュニティサイト「キャラコミュ」の利用者76名分の個人情を誤って1名に送信したと発表した。同社によると、8月28日午後5時35分、同社に登録しているクリエイター1名に対し、同社社員が制作依頼のメールを送信した際、制作に必要なデータを添付するべきところ、誤って個人情報が記載されたリストを添付して送信した。社員が9月1日、送付したデータを再確認した結果、事態に気付いた。速やかにクリエイターに連絡を取り、誤添付したファイルを削除してもらった。また、当該クリエイターを訪問してファイルの消去を確認する予定。情報の不正使用の事実は確認されていない。情報漏えいの対象者には報告と謝罪の連絡をし、ゲームで利用できるコインを配布するという。同社は再発防止のため、個人情報についてはセキュリティ保証がされたシステム上でのみ利用することとし、人的ミスが発生しないようにすべての手順を改善するとしている。
・【重要】メール誤操作による個人情報漏洩に関するお詫びとご連絡(キャラコミュ)
http://t-on.jp/cc/info.cgi?gmid=CHAR&info_id=13400
◎栃木県、ふるさと旅行券Web申込者のメルアド1995件を誤表示
栃木県は、ふるさと旅行券の第2期Web申込みにおいて、一部応募者のメールアドレスが他の応募者の入力画面に誤って表示されたと発表した。県によると、9月1日午前10時にWeb申込みの受付を開始したが、同11時20分、返信された応募フォームに見覚えのないメールアドレスが表示されていると応募者から連絡があった。事務局では直ちにシステムを一時停止し、改修後の11時27分に応募の受付を再開した。アクセスが集中したことにより誤送信が発生したもので、閲覧可能となった可能性のある個人メールアドレスは1995件。該当者には謝罪のメールを送信し、再応募を依頼した。
・「ふるさと旅行券」WEB申込みにおける個人メールアドレスの一部誤送信について(栃木県)
http://www.pref.tochigi.lg.jp/f05/shinko/documents/hurusatot.html
・「ふるさと旅行券」WEB申込みにおける個人メールアドレス 一部誤送信への対応について(栃木県)
http://www.pref.tochigi.lg.jp/f05/shinko/20150902ryokoken-saioubo.html
◎島根銀行、21か店で顧客情報含む書類計134件を紛失
島根銀行(本店:島根県松江市)は9月1日、顧客情報が含まれる書類134件を紛失していたと発表した。同行によると、紛失したのは財形住宅(年金)貯蓄申告書、同申込書などの書類で、21か店で顧客115先分を紛失していたことが内部調査・点検で判明した。当該書類には顧客の氏名、住所、電話番号、生年月日、最高限度額、勤務先等の情報が含まれている。他の保管書類とともに誤廃棄した可能性が高く、情報が外部へ流出した可能性は極めて低いという。情報が不正に利用されたとの連絡はなく、その事実も確認されていない。該当の顧客には直接、説明を行う。同行は再発防止に向け、これまで営業店で保管していた財産形成非課税貯蓄申告書類等を本部で集中保管することとした。また、全職員に顧客情報の管理について厳格な取扱いを徹底するとしている。
・財産形成非課税貯蓄申告書等の紛失について[PDF](島根銀行)
http://www.shimagin.co.jp/news/pdf/nr20150901.pdf