◎JAさが、個人情報50件含む業務用携帯電話紛失
佐賀県農業協同組合(JAさが、佐賀県佐賀市)は11月22日、個人情報が登録された業務用携帯電話を紛失したと発表した。同JAによると、10月25日、佐城地区ローン相談センター職員に貸与している業務用携帯電話を紛失した。当該携帯電話には、顧客、取引業者、JA担当者の氏名と電話番号約50件が登録されている。紛失判明後、直ちに携帯電話の利用停止措置を取り、警察へ紛失届を提出した。個人情報が外部に流出した事実は確認されていない。同JAは再発防止に向け、全職員に対し研修等を通じ、個人情報保護管理を徹底するとしている。
・業務用携帯電話紛失による個人情報流出の可能性について(佐賀県農業協同組合)
http://jasaga.or.jp/information/archives/191
◎カゴヤ・ジャパン、顧客の個人情報含むファイルを誤送信
レンタルサーバーサービス「KAGOYA Internet Routing」を運営するカゴヤ・ジャパン(本社:京都市中京区)は11月22日、同サービスを契約している顧客に、誤って他の契約者の氏名とアカウント名が記載されたファイルを送信したと発表した。同社によると、同日に届いた問い合わせのメールに返信しようとして、確認不足により誤送信した。同社では、受信者から指摘を受けて事態を把握。対象者に謝罪し、誤送信したメールの削除を依頼した。情報が不正に利用された事実は確認されていない。同社は、すべての社員とスタッフに対し、作業手順の見直しと個人情報保護に対する教育を徹底するとしている。
・メール誤送信のお詫びとご報告(カゴヤ・ジャパン)
http://www.kagoya.com/new/2012112201.html
◎岡山県瀬戸内市立小、教諭が児童34名分の個人情報含むUSBメモリー紛失
岡山県瀬戸内市教委は11月22日、市立邑久小学校の教諭が児童34人分の個人情報を含む私物のUSBメモリーを紛失したと発表した。同日付の山陽新聞によると、教諭は同15日午後3時半過ぎまで教室でUSBメモリーを使用し、同4時頃に紛失に気付いた。その間に校外には出ていないという。当該USBメモリーには、児童の名前を入れた顔写真などが学校行事の写真とともに記録されていた。教諭は校内を探したが発見できず、同18日に教頭に報告した。学校は20日に保護者へ文書で経過報告とお詫びをした。私物USBメモリーの使用は禁止されている。市教委は、個人情報の管理を徹底し再発防止に努めるとしている。
・岡山県瀬戸内市
http://www.city.setouchi.lg.jp/
◎東京慈恵会医科大学附属柏病院、患者情報16名分含むUSBメモリーを紛失
東京慈恵会医科大学附属柏病院(千葉県柏市)は11月21日、同病院の医師が患者16名の情報が記載されたUSBメモリーを紛失したと発表した。同病院によると、メモリーが入ったケースを柏市内のコンビニエンスストアで置き忘れ、他の客に持ち去られた。メモリーはパスワードでロックされており、内容を閲覧することはできないという。柏警察署に遺失物横領で被害届を出し、柏市保健所にも報告した。該当の患者には説明と謝罪を行っている。情報が不正に利用されたとの報告はない。同病院は、個人情報の適切な取り扱いについて全教職員に教育を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・患者情報の紛失に関するお詫び(東京慈恵会医科大学附属柏病院)
http://www.jikei.ac.jp/hospital/kashiwa/info.html
◎青森県八戸市、委託業者が市民25世帯分の情報含む書類を車上荒らしで紛失
青森県八戸市は11月21日、市が業務を発注している建設業者が市民の個人情報を記載した書類のコピーを紛失したと発表した。翌22日付の毎日新聞によると、20日午後3時半頃、業者の現場責任者が車の助手席に置いていたバッグがなくなっていることに気づいた。バッグの中には、業者が市から借り受けていた「公共ます設置申請書」25世帯分のコピーが入っていた。当該申請書には、世帯主の氏名、住所、電話番号など記載されていた。現場責任者は同日、複数の工事現場を車で回っていたが、停車時にドアをロックしていなかった。市は22日に該当者を訪問して経過説明とお詫びをする。
・青森県八戸市
http://www.city.hachinohe.aomori.jp/
◎飯南町のオンラインショップ、メールをTOで送りメールアドレス180件流出
島根県飯南町のオンラインショップ「さとやまにあ商店」を運営するフロンティアあかぎ(島根県印南町)は11月20日、同ショップの会員にメールをTOで送り、メールアドレス180件が流出したと発表した。同社によると、11月20日午後0時58分、同ショップの会員のうち180名にメールを送信しようとして、BCCで送るべきところをTOで送った。事態は複数の会員からの指摘で判明。同社では同日午後2時に謝罪のメールを送り、当該メールの削除を依頼した。個人情報の不正使用等は確認されていない。同社は、事故の直接の原因はメール送信担当者のミスと確認漏れだが、業務プロセスの徹底にも問題があったとし、今後、複数人によるメール送信設定の確認を徹底するとともに、メール誤送信システムを導入するなどして再発防止を図るとしている。
・メールアドレス流出に関するお詫び[PDF](フロンティアあかぎ)
http://www.satoyamaniashop.net/user_data/20121120.pdf
◎大阪市、健康局と教育委員会で各1件の個人情報漏えい
大阪市は2件の個人情報漏えいを発表した。1件は、奨学費(学習資金)支給金額確定通知書の誤記載で個人情報1件が漏えいした。市教育委員会の11月20日の発表によると、奨学費システムで作成した「平成24年度 奨学費(学習資金)支給金額確定通知書」を14日、関係学校を通じて受給者に配付した。16日に、受給者Aさんの保護者から、送付された書類の振込口座欄に別人の情報が記載されているとの連絡があった。Aさんの口座情報を確認したところ、確かに別の申請者の情報が記載されていた。同様の誤りがないか、奨学費システム上の全ての口座情報を確認した結果、当該1件の入力誤りであることがわかった。漏えいした個人情報はAさんの振込み先の銀行名、支店名、口座種別、口座番号(下3桁は***)、口座名義(カタカナ)。もう1件は、市の委託業者が検診受診者1名分の個人情報を記載した検体を紛失した。市健康局の11月21日の発表によると、東淀川区保健福祉センターで11月6日に大腸がん検診を受診したA氏から検診結果が届かないと区に連絡があった。区が委託業者から送付されてきた大腸がん検診個人票を確認したところ、A氏は未受診扱いになっていた。委託業者に確認すると、「A氏の検体が見あたらなかったため、未受診者として処理していた」といい、検体の紛失が判明した。検体には氏名、年齢、性別が記載されていた。それぞれ関係者への説明とお詫びをしており、今後は再発防止策の順守、徹底に努めていくとしている。
・大腸がん検診における検診用検体の紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kenko/0000193232.html
・奨学費(学習資金)支給金額確定通知書の誤記載による個人情報の漏えいについて(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000192888.html
・道発表資料の一部訂正について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000193281.html
◎日本海ケーブルネットワーク、委託業者が1軒分の工事施工指示書を紛失
鳥取県東部中部エリアでケーブルテレビ事業を行う日本海ケーブルネットワーク(鳥取市)は11月21日、同社の工事委託業者が工事施工指示書を紛失したと発表した。発表によると、紛失は工事作業中に発生したもので、当該施工指示書には1軒分の氏名、住所、電話番号が記載されていた。同社は該当顧客の自宅を訪問し、説明と謝罪をした。また、関係省庁へ報告した。紛失情報に関しての被害は発生していない。同社は今後、個人情報を含む資料の取り扱いについて管理徹底を図るとしている。
・個人情報を含む書類の紛失についてのお詫び(日本海ケーブルネットワーク)
http://www.ncn-catv.ne.jp/p/ncn/infomation/
◎広島大学、学生や教員等203名分の個人情報含むUSBメモリー紛失
広島大学(広島県東広島市)は11月16日、大学院理学研究科の教員が、学生や教員、学外者計203名分の個人情報が含まれるUSBメモリーを帰省中に紛失したと発表した。発表によると、同大学では11月5日に当該教員から連絡を受けて事態を把握。教員は紛失に気付いた後、帰省中に利用した交通機関や施設に照会し、警察に紛失届を提出したが、メモリーは見つかっていない。メモリーに保存されていた個人情報は、同大学の学生のべ113名の氏名、学生番号や、そのうち49名の在籍期間と14名分の指導所見、ならびに同科教員選考応募者29名の氏名、同科非常勤講師12名の氏名、住所、生年月日、所属、職名、および同科教員49名の氏名、所属、個人番号、任期。メモリーに暗号化やパスワードロックの設定は行っていなかった。該当者には謝罪と状況説明のための文書を送付した。個人情報が第三者に流出したという情報や不正に使用された事実は確認されていない。同大学は、個人情報の管理の徹底について教職員に注意喚起を行ったほか、研修等を通じて、教職員に対し個人情報の適切な取扱いについて法令遵守を徹底していくとしている。
・(お詫び)個人情報を含むUSBメモリの紛失について(広島大学)
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/15475
◎千葉県館山市、一人暮らしの高齢者24名分の名簿を紛失
千葉県館山市は11月16日、一人暮らしの高齢者24名分の名簿を紛失したと発表した。翌17日付の房日新聞によると、この名簿を管理していた民生委員が16日午後、業務で使用するため市内スーパーで名簿をコピーして帰宅した。帰宅後に原本がないことに気づき、すぐに店舗に戻り探したが見つからなかった。電話連絡を受けた市の担当職員が店舗に行き再度探したが見つからず、館山署に遺失物として届け出た。名簿には、今年9~10月に調査した住所、氏名、年齢、性別、外出度合い等が記載されている。名簿に記載があった高齢者の自宅を担当課長らが個別に訪問し、経緯説明と謝罪をした。市は今後、個人情報の管理徹底をはかり、再発防止に努めるとしている。
・千葉県館山市
http://www.city.tateyama.chiba.jp/