マイクロソフトは7日、今月12日に公開が予定されているセキュリティ更新プログラムの概要を発表した。
リリース予定のセキュリティ更新プログラムは、深刻度が最も高い「緊急」2件で、影響を受けるソフトウェアは、Windows、Office、および VBA(Visual Basic for Applications;Officeシリーズ搭載の開発ツール)。
「緊急」2件の脆弱性は、いずれもリモートでコードが実行されるおそれがある。
Windows関連の脆弱性では、2000/XP/Vista、Server 2003/2008が「緊急」、Windows 7と Server 2008 R2は深刻度レベルが2番目の「重要」にランクされている。
Office、および VBA関連の脆弱性では、VBAは「緊急」、Office XP/2003/2007 は「重要」にランクされている。
このほか、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」更新バージョンがリリースされる予定だ。
(2010/05/07 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/advance.mspx
■マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2010年5月(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms10-may.mspx