モジラは13日、Webブラウザ「Firefox」の最新版「65.0.1」を公開した。対象となるのは、Windows、Mac、Linux、およびAndroid。法人向けの延長サポート版(ESR)「60.5.1」も公開されている。
■更新内容
最新版では、不具合への対処と、脆弱性3件の修正が行われた。脆弱性の深刻度は、いずれも4段階中で2番目に高い「高」とされている。脆弱性が悪用されると、アプリが異常終了したり、異なるサイト間の制限を突破されて画像を盗み見られたりするおそれがある。ESR 60.5.1では、65.0.1と共通する2件を含め、3件の脆弱性が修正されている。
■更新方法
デスクトップ用の最新版は、自動更新機能を通じて配布されているほか、今すぐ手動で更新することもできる。手動更新は、Windowsではメニューボタン「≡」をクリックし、[ヘルプ]→[Firefoxについて]を選択する。または、[Alt]キーを押してメニューバーを表示し、[ヘルプ]メニューの[Firefoxについて]を選択する。macOSでは、Firefoxメニューの[Firefoxについて]を選択する。
自動や手動で更新したデスクトップ版のFirefoxは、ブラウザの再起動後に最新版が利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意していただきたい。
Android用の最新版は、「Google Play」で配信されている。アプリの自動更新が有効に設定されている場合は自動的に更新されるほか、「Google Play」の「マイアプリ&ゲーム」で「アップデート」を表示すると、手動で更新できる。
(2019/02/13 ネットセキュリティニュース)