グーグルは13日、脆弱性1件を修正した「Google Chrome 71」の最新安定版「71.0.3578.98」を公開した。対象は、Windows、Mac、およびLinuxである。
最新版では、PDFファイルを扱う「PDFium」で発生する、解放したメモリにアクセスしてしまう問題が修正されている。同社はChrome 70でこの問題に対処していたが、今回、追加の修正が行われた。問題の深刻度は、4段階中2番目に高い「高」としている。
更新方法
最新版への更新は自動的に行われるほか、メニューの[Google Chromeについて]を選択すると、ただちに最新版の確認とアップデートが行える。Mac版はChromeメニューから、Windows版は右端の設定アイコン→[ヘルプ]と進むと選択できる。
最新版はブラウザの再起動後に利用できるようになるので、ブラウザを起動したままでいる方は注意していただきたい。
(2018/12/13 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:Google】
・Stable Channel Update for Desktop[英文]
https://chromereleases.googleblog.com/2018/12/stable-channel-update-for-desktop_12.html