◎ 高島屋大阪店、最大241名分の顧客情報を紛失
高島屋は6日、大阪店(大阪市中央区)4階のベビー衣料品売場「コムサデモード フィュ子供服ショップ」で最大241名分の顧客情報を紛失したと発表した。紛失したのは、201名分の「お得意様カード」と、最大30名分の「お取寄せ伝票控」、最大10名分の「お直し伝票控」。このうち「お得意様カード」は、5月1日から7月6日までに顧客が氏名、住所、電話番号、生年月日などを記入したもの。「お取寄せ伝票控」は6月1日から8月21日まで、「お直し伝票控」は3月1日から8月21日までに受け付けた伝票の控えで、顧客の氏名、住所、電話番号などが記載されている。現時点で第三者に紛失した個人情報が流失した事実は確認されていないという。また、全社をあげて情報管理体制を強化し再発防止を徹底するとしている。
・リリース(高島屋大阪店)
http://www.takashimaya.co.jp/about/excuse_osaka050905/index.html
◎ 人材派遣のキャリアバンク、受注記録簿流出か
人材派遣のキャリアバンク(札幌市中央区)は6日、何者かが同社の個人情報漏洩問題であるとして、9件の個人情報が記載されたメールを、一部の取引先企業や行政機関あてに送付していたことが判明したと発表した。当該メールが送られたのは4日で、翌日の5日に配信先から連絡があり、同社が知るところとなった。掲載されていた個人情報は申込者氏名と代表番号で、同社の約1年半前の企業向け受注簿から流出した可能性があるという。当該メールは、その個人情報を加工した後、第三者のメールアドレスを使い、第三者になりすまして送付されている。同社は警察に相談すると共に、メールに掲載された関係者や企業に事情説明とお詫びをしているという。また、今後いっそう個人情報保護に注力し、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(キャリアバンク)
http://www.career-bank.co.jp/press/pdf/20050906.pdf
◎ 江別市、車上荒らしで小学校児童の個人情報を含むパソコン盗難
北海道江別市は5日、市内小学校に勤務する教諭が8月25日に車上荒らしにあい、児童29名の名簿などを含むパソコンが盗まれたと発表した。紛失場所は北広島市の石狩教育研修センター駐車場で、同教諭の車の助手席に置いていた個人所有のパソコン、フロッピーディスクの入ったカバンが盗まれた。パソコンには、担任する学級の児童29名の名簿、連絡網、通知表の下書きデータ、関係するスポーツ少年団の名簿が保存されていた。同市は全教職員に対し個人情報保護に関するいっそうの徹底を図り、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(江別市)
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/info/h170905.html
◎ 東京電力、同報メールの誤送信で16名分のアドレス流出
東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町)は5日、情報配信用の同報メールを送信する際、誤って送信先16名の氏名とメールアドレスを開示状態で送信したと発表した。メールは原子力発電所に関する知識を深めてもらう目的で協力者に送信しているもの。2日の送信時、非表示に設定すべきところ、誤って互いに知りうる状態で送信していたたことが、送信先顧客からの指摘で判明した。同社は直ちに個別に電話をして謝罪するとともに、誤送信メールの削除を依頼したという。今後は、電子メール送信時には同僚または上司が画面等で送信先を確認するよう徹底し、再発防止策の更なる検討を行っていくとしている。
・リリース(福島第一原子力発電所)(東京電力)
http://www.tepco.co.jp/kaifuku/kojin/jishou/05090501-j.html
◎ 武蔵野三鷹ケーブルテレビ、工事指示書1件紛失
武蔵野三鷹ケーブルテレビ(東京都三鷹市)は2日、顧客情報が記載された工事指示書1件を紛失したと発表した。同社によると、8月23日の工事終了後、担当者が工事指示書を専用のファイルケースに収納し忘れ、次の顧客宅へ移動したことが紛失の原因だという。顧客にはすでに報告と謝罪をし、監督官庁へも報告したという。同社は今回の事態を踏まえ、顧客情報の取扱いと管理について社員の教育を徹底し、再発防止に取り組むとしている。
・リリース(武蔵野三鷹ケーブルテレビ)
http://www.mmcatv.co.jp/
◎ 埼玉ダイハツ販売、車検証記載内容を第三者にファックス誤送信
埼玉ダイハツ販売(本社・さいたま市南区)は2日、同社大宮店から保険代理店に車検証記載内容をファックスで送る際、誤って類似番号の第三者に送信したと発表した。同社によると、8月31日に保険代理店から同社大宮店にファックス送信依頼の連絡があり、事務担当者がメモを作成。このメモに基づいて営業担当者がファックス送信したが、9月1日に保険代理店から未着の連絡が入り、メモに記載されたファックス番号の誤りが発覚したという。流出した内容は、顧客の氏名、住所、および登録番号等の車検証記載項目。同社は顧客を訪問して謝罪した上で送信ファックスを回収しており、二次流出の可能性はないとしている。
・リリース(埼玉ダイハツ販売)
http://www.saitama-daihatsu.co.jp/weekly/0901.html
◎JAいずも、顧客情報303件記載の用紙をATMコーナーに置き忘れ
いずも農業協同組合(本部・出雲市今市町)は2日、顧客情報303件分が記載されたジャーナル用紙を同組合乙立支店のATMコーナーに一晩置き忘れていたと発表した。ジャーナルの内容は、6月29日から8月8日までの利用情報で、金融機関・支店コード、顧客氏名、口座番号、取引金額、口座残高、取引可能金額等が記載されているが、暗証番号に関する情報は含まれていないという。8月12日に同支店にてATMジャーナル用紙の交換を行った際にATMコーナーに用紙を置き忘れ、13日に顧客からの連絡でJA職員が用紙を完全な形で回収したという。同組合は再発防止のために職員教育の徹底などを実施して万全を期するとしている。
・リリース(JAいずも)
http://www.jaizumo.or.jp/web/jouhouhogo/kojo-roei.htm
◎ チューリッヒ生命、CD-ROMなど773人分の個人情報紛失
スイスに拠点を置く損害保険会社の大手チューリッヒ生命は2日、計773人分の保険契約に関する個人情報を紛失していたことを明らかにした。紛失対象の内訳は、734名(1,178件)の請求書類画像を納めたCD-ROM1枚はじめ、給付金および解約請求の際に提出された請求書類や契約申込書類など39件分。社内の事務作業で誤って破棄した可能性が高く、外部流出は確認されていない。また、データ悪用による被害や問合わせ等についても報告はないという。
・リリース(チューリッヒ生命)
http://www.zurich.co.jp/aboutus/pr020905.jsp