◎ エスペック、年賀状送付先など759名の個人情報含むパソコン紛失
工業用試験機器のエスペック(大阪市北区)は9日、同社社員が2日夜、JR東北線の車中に759名分の個人情報を含むノートパソコンが入った鞄を置き忘れ、紛失したと発表した。同社によると、紛失したノートパソコンには、年賀状の送付先など759件の個人情報が記録されており、セキュリティはWindowsのログオンパスワードのみの設定。直ちに警察とJR遺失物センターに届け出たが、発見には至っていないという。同社は、このような事態が起こることがないよう管理体制の見直しを行い、信頼の回復に努めるとしている。
・リリース(エスペック)
http://www.espec.co.jp/corporate/newsrelease/050909.html
◎ 熊本東社会保険事務所、配送トラブルで511名の個人情報含む書類紛失
熊本社会保険事務局は9日、熊本東保険事務所(熊本県熊本市)が民間業者に配送を依頼した管内26事業所、511名分の「標準報酬月額算定基礎届決定通知書」を紛失したと発表した。紛失した決定通知書は、健康保険料や厚生年金保険料などの算定基準となるもので、被保険者の氏名、生年月日、健康保険証番号などが記載されている。同局によると、事業主から届出があった2005年度の同届の内容を審査後、8月8日に宅配業者に依頼して、手続きの代行を委託している社会保険労務士あてに送付。依頼された宅配業者は翌朝、労務士の事務所に配達に行ったが、不在だったため施錠されている郵便ポストに入れたという。同月31日、当該労務士からの問い合わせで、紛失が発覚。調査したものの、配送物はまだ見つかっていないという。
・リリース(熊本社会保険事務局)
http://www.sia.go.jp/~kumamoto/topics/topics11.html
◎ 日本たばこ産業、帯広市周辺の販売店29軒の個人情報紛失
日本たばこ産業は9日、北海道帯広市周辺のたばこ販売店に関する個人情報29件が記載された書類を紛失したと発表した。書類には、今年8月1日時点の氏名、住所、電話番号、商談担当者、配達曜日、配達回数、受注方法、販売店コードが記されていた。紛失したのは6日11時半頃で、同社社員が、たばこ自動販売機の横にバインダーに綴じた書類を置いたまま商品装填作業を終了。次の売場に到着してから当該バインダーの置き忘れに気付いて戻ったが、バインダーは無くなっていた。その間10分程度という。同社は、紛失情報は、電話帳やホームページあるいは店頭などで公開されている情報であるため、今回の紛失による被害拡大、二次被害発生の可能性は低いという。また、社員の抜本的な意識改革と、営業現場における個人情報保護のための業務手順を改めて徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(日本たばこ産業)
http://www.jti.co.jp/News/05/NR20050909/20050909.html
◎ 小田原市立国府津中学校、生徒688名の成績や進学調査書等含むパソコン盗難
小田原市は8日、市立国府津中学校の職員室に何者かが侵入し、688名分の生徒の成績などが入ったパソコンが盗まれたと発表した。同市学校教育課によると、6日午後10時52分ごろ不法侵入を知らせるアラーム通報があり、警備会社職員と小田原署署員が駆けつけたところ、職員室のガラス窓が破られており、翌朝出勤してきた男性教諭が机上のパソコンがないことに気づいたという。パソコンには、2001年度から本年度1学期までの担当教科の成績688名分、昨年度と本年度の担任した学級の生徒の氏名、住所など197名分、昨年度の3年生の写真画像102名分と担任していた学級33名分の進学調査書などが入っていた。
・リリース(小田原市役所 学校教育課)
http://www2.city.odawara.kanagawa.jp/press/press_cgi/public_content.cgi?ENTERPRISE_NO=20050269
◎ 大阪ガス、業務委託先が26名分の領収証控を紛失
大阪ガス(本社・大阪市中央区)は8日、業務委託先のヤマキ(滋賀県草津市)が6日、滋賀県草津市および栗東市での業務中に、26件の顧客情報が記載された「領収証(控)」を紛失したと発表した。記載されていた顧客情報は、氏名、住所、ガスの使用番号、領収金額など。紛失したのは6日で、ヤマキの作業員が社有車で顧客先数件を訪問し予定作業を終えて事務所へ帰った際に紛失に気づいた。当日の経路、事務所内などを捜索するとともに、所管の警察署に遺失届を提出したが、現時点で発見には至っていない。同社によると、紛失した顧客情報が外部に流出し利用された事実は確認されていないという。同社は7日から該当顧客を個別に訪問して事情説明とお詫びをしており、業務委託先会社を含め再発防止に努めていくとしている。
・リリース(大阪ガス)
http://www.osakagas.co.jp/Press/pr05/050908_2.htm
◎ 鳥取県立厚生病院、患者情報約1,000名分含む18台のパソコン盗難
鳥取県立厚生病院(鳥取県倉吉市)は8日、患者約1,000人分の個人情報を含むパソコン18台が盗まれたと発表した。9月6日未明に盗まれたパソコンに入っていた情報は、ICU患者統計情報約400件、医療費預り金・還付金状況約350件、一般健診データリスト約200件、患者からの苦情情報約20件。これらの情報には、個人の氏名、住所、病名などが含まれている。同病院によると、パソコンにはパスワードが設定してあり、簡単にこれらの情報を取り出すことはできないという。また、日頃の情報管理を再徹底し、施設の防犯対策やデータの保存方法についてより万全を期すとしている。
・リリース(鳥取県立厚生病院)
http://www.pref.tottori.jp/kouseibyouin/newpage21.htm
◎ ニチイ学館、医事業務を受託する病院の患者情報221名分を記録したFD紛失
医療関連サービスのニチイ学館(本社・東京都千代田区)は8日、医事業務を受託している福島県立大野病院(同県大熊町)の患者221名分の個人情報が記録されたフロッピーディスクを紛失したと発表した。発表によれば、同社の社員が3日、移動中にフロッピーディスクを入れたカバンを紛失し、翌日警察に届け出た。フロッピーディスクには、昨年6月から今年5月までの福島県立大野病院の診療報酬委員会報告書が保存されており、患者氏名、診療月、再審査理由を含む再審査内容のべ221件が記載されていた。同社では、個人情報保護の重要性を再認識し、個人情報の保護および管理のいっそうの徹底を図っていくとしている。
・リリース[PDFファイル](ニチイ学館)
http://www.nichiigakkan.co.jp/top/pdf/news/17_09_08.pdf
◎ ケーブルテレビ足立、配達委託先で顧客情報記載の「番組ガイド誌」109冊紛失
ケーブルテレビ足立(東京都足立区)は7日、番組ガイド誌の配達業務を委託している業者が、顧客の氏名、住所、顧客番号を記載した番組ガイド109冊を紛失したと発表した。顧客にはすでにお詫びと事態概要の連絡をしているという。同社では、再発防止のため、個人情報保護法に関した専門コンサルタント会社のコンサルティングをすでに受けており、積極的に個人情報保護に取り組む。また、具体的改善策として、配達業者に配達物の厳正な管理を求め、対応措置について継続的に実施状況を確認するとしている。配達業者は、世界基準のBS7799、日本基準のISMSの情報セキュリティを取得している会社であるという。
・リリース(ケーブルテレビ足立)
http://www.adachi.ne.jp/what_new/news14.html
◎ 住友林業、120名分の顧客情報を含む手帳紛失
住友林業(本社・東京都千代田区)は7日、同社住宅本部埼玉住宅営業部の営業担当者が、営業目的で作成した顧客120名分の個人情報を記した手帳を紛失したと発表した。紛失したのは3日で、すぐに警察署へ紛失届を提出すると共に、該当する顧客に電話連絡や個別訪問を行い、事態の報告とお詫びをしているという。今後は、必要以上の顧客情報を事務所外に持ち出さないことや、個人情報の含まれるものを短時間でも目の届かないところに置かないなど社内ルールの再徹底をはかり、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(住友林業)
http://www.sfc.co.jp/information/news/2005/2005-09-07.html
◎ オンラインゲーム「リネージュ」、94件のアカウントID流出
エヌ・シー・ジャパン(本社・東京都渋谷区)が運営するオンラインゲーム「リネージュ」のサービスチームは7日、同報メールを送付する際に、84件の顧客のメールアドレスに他の顧客のアカウントIDを誤って記載し送信したと発表した。同日午後6時頃に同社からメール「8月30日お支払い窓口の不具合に関する補償について」を送信する際に起きたもので、1つのメールアドレスに対して1つの別アカウントIDが記載され送信された。ただし、アカウントID以外の個人情報は一切含まれていないという。同社は関係する顧客に詳細をメールで連絡、今後の再発防止に努めるとしている。
・リリース(オンラインRPG リネージュ)
http://www.lineage.jp/news/news_detail.aspx?ct=1&nn=746