◎ 共栄火災、2003年度の自賠責保険申込書など2,174名分を紛失
共栄火災海上保険は20日、西関東支店長野支社(長野県長野市)で2003年度計上分の自動車損害賠償責任保険に関する申込書類2,174名分の紛失が判明したと発表した。同社によると、紛失したのは2003年4月から2004年3月までの間に機械計上した、自賠責保険契約の「申込書・入金通知書」「承認請求書」「本人確認書類」などで、個人および法人の氏名、住所、電話番号、車両の登録番号、保険期間などの情報が記載されていた。
・リリース(共栄火災海上保険)
http://www.kyoeikasai.co.jp/news/2005/050920.html
◎ ブラザー販売、オンラインユーザー登録システムの不具合で顧客情報漏えいか
ブラザー販売は20日、同社のオンラインユーザー登録システムに不具合があり、顧客の情報が他の顧客に閲覧された可能性があると発表した。同社によると、19日朝「ブラザーオンラインユーザー登録システム」で内部管理番号の重複発行が発生。二重に発行された3つの管理番号を持つ計6名の顧客間で、一方の住所、氏名、電話番号、メールアドレスなどの登録情報が閲覧されてしまう可能性があったという。同社は、発覚後システムを停止し、原因追及とプログラムの修正を実施。20日午後より同サービスを再開。他の同様なシステムもチェックし、重複チェックプログラムを組み込むことで、同様の事故が発生しないよう対策を講じたとしている。
・リリース(ブラザー販売)
http://www.brother-hanbai.co.jp/announce/notice050920.html
◎ 顧客情報85万件含むPCを隠匿、NTTコムを恐喝した委託会社の社長逮捕
NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区)(以下NTTコム)の顧客情報が入ったパソコンを隠し、情報漏えいをほのめかして同社を恐喝したとして、警視庁代々木署は17日、業務委託先の社長(53)を恐喝未遂容疑で逮捕した。容疑者が経営するエム・ピー・アイ(東京都渋谷区)は、電話料金の口座振替えを希望するNTTコム利用者の個人情報(氏名、住所、口座番号など)を業務上知りえる立場にあり、最大85万件の顧客情報を掌握していたという。容疑者はこの情報漏えいをほのめかして、NTTコムに高額な現金を要求した疑いがもたれている。現在、顧客情報を記録したパソコンは所在が判明しており、情報流出の事実もないという。NTTコムは今後も警察当局による捜査に協力するとともに、業務委託先の管理をより徹底していくとしている。
・リリース(NTTコミュニケーションズ)
http://www.ntt.com/release/2005NEWS/0009/0917.html
◎ 長崎三菱信用組合、生徒9名分の「校納金引落明細書」を誤交付
長崎三菱信用組合は16日、同組合深堀支店(長崎県長崎市)で学校に郵送すべき「校納金引落明細書」を、窓口に来訪した関係者を名乗る人物に交付し紛失したと発表した。紛失した明細書には、生徒9名分の名前と口座名義人8名分の名前、取引店名、口座番号、引落金額、電話番号が記載されていた。同組合によると、先月23日に学校関係者を名乗る人物が窓口に来訪し、当該書類を交付。その後、書類が送られてこないとの問い合わせが学校からあり発覚したという。同組合は、警察当局にも相談の上、誤交付した来訪者の特定と回収に全力をあげているとしている。
・リリース(長崎三菱信用組合)
http://www.ryousin.shinkumi.jp/joho01.html
◎ ビッグカメラのポイントカード申込書44件、日本通運が輸送中に紛失
ビッグカメラは16日、高崎東口店(群馬県高崎市)で8日に受け付けたポイントカード申込書44名分が、日本通運のペリカン便で輸送中に紛失したことを明らかにした。申込書に書かれていた情報は、氏名、生年月日、住所、電話番号等で、信用情報は含まれていないという。現時点では情報の不正利用等の事実は確認されていないが、万一の流出に伴う二次被害を防止するため、同社は該当する顧客に対し、同店または「お問い合わせ窓口」まで連絡をするように呼びかけている。同社は今後の再発防止のため、各種書類の運送業務委託先・運送方法の見直しを図るとともに、情報管理体制の強化に取り組んでいくとしている。
・リリース(ビックカメラ)
http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/report/maintenance/20050916.jsp
◎ コニシ、お知らせメールの誤送信で登録ユーザーのアドレス2,697件流出
接着剤「ボンド」のコニシ(大阪市中央区)は16日、同報メールの宛先を誤って「CC」で送信し、計2,697件のメールアドレスが漏えいしたと発表した。同社によると、15日に「MSDS(製品安全データシート)配布システム」の登録ユーザーにお知らせメールを配信した際、本来BCCで送信すべきところ、CCにリストを挿入して配信した。この誤送信により、17グループ(1グループ約200 件 合計2697 件)でメールを受信したユーザーに同報のメールアドレスが表示がされたという。同社は、個人情報保護方針の徹底など今後の再発防止に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](コニシ)
http://www.bond.co.jp/03zaimu/pdf/msds.pdf
◎ ソリッド、メールマガジンの配信ミスで顧客のアドレス100件流出
情報通信機器や電気・電子機器などの輸入販売を手がけるソリッド(大阪市中央区)は16日、メールマガジンの配信ミスで、100件分のメールアドレスが漏えいしたと発表した。15日に同社発行のメールマガジン9月15日号を配信する際、他の顧客のメールアドレスが見える形で送信したもの。同社は配信対象の顧客全員にお詫びとともに誤送信メールの削除を依頼したといい、今後の再発防止のために社員教育を含めた厳格な個人情報管理を推進していくとしている。
・リリース(ソリッド)
http://www.solidcable.com/news_release/20050915_gosousin.asp
◎ 住信・松下フィナンシャルサービス、顧客情報260件登録の携帯電話1台紛失
住信・松下フィナンシャルサービスは16日、同社の営業社員が260件の顧客情報を登録した会社貸与の携帯電話1台を紛失したと発表した。8月31日夕刻、新潟市の銀行のキャッシュコーナーに置き忘れたもので、警察署および携帯電話会社に届出ているが、まだ発見されていない。携帯電話には、取引先の会社名、個人名および電話番号が260件登録されていた。現時点では第三者に不正利用された事実はないという。同社は該当者に個別にお詫びと事情説明をしたといい、今後いっそうの情報管理強化を図っていくとしている。
・リリース(住信・松下フィナンシャルサービス)
http://www.smfc.co.jp/etc/info.html
◎ テレビ東京、視聴者79名分の個人情報を含むパソコン盗難
テレビ東京(東京都港区)は16日、業務委託先のテレビ東京ブロードバンド(東京都港区)の車両が車上荒らしにあい、携帯サイトで募集した視聴者の個人情報79件を含むパソコンが盗まれたと発表した。個人情報は、同社の放送番組「ぶちぬき」に出場応募した視聴者の氏名、年齢、電話番号、メールアドレス。テレビ東京ブロードバンドのモバイル配信サービス「てれとモバイル」などから、アイドルタレントのファン対抗腕相撲企画への出場者を募集した際に収集されたもの。10日に駐車中の車両内から盗まれ、警察に盗難届けを出し、捜索中であるという。同社によると、パソコンはログイン認証とパスワードでセキュリティ管理されており、個人情報流出の可能性は極めて低いとしている。
・リリース[PDFファイル](テレビ東京)
http://www.c-direct.ne.jp/tvtokyo/jpn/press/pubfile/00000080.pdf
◎ 無印良品のクレジットカード申込書53件、日本通運が輸送中に紛失
「無印良品」の良品計画(東京都豊島区)とクレディセゾン(東京都豊島区)は16日、両社の提携クレジットカード「MUJI Card」の申込書53件が輸送中に紛失したと発表した。クレディセゾンは8日、無印良品の有楽町店で同カードの申込受付業務を行い、氏名、住所、電話番号、生年月日、勤務先、振替口座など個人情報が書かれた申込書を日本通運の宅配便でクレディセゾン東京支店宛てに送付した。同時に、その宅配便伝票控えを普通郵便にて同支店宛てにも送付した。郵便が12日に宛て先へ到着した時点で、宅配便が未着であることが判明した。日本通運は同社の運宅配便センター(約770か所)を捜索しているが、発見に至っていないという。良品計画とクレディセゾンは日本通運に厳重抗議するとともに、より安全性が高い配送方法への変更など見直しを行い、顧客からの信頼回復に努めていくとしている。
・リリース(良品計画/クレディセゾン)
http://ryohin-keikaku.jp/news/2005_0916_02.html
http://ryohin-keikaku.jp/news/2005_0916_01.html
◎ ダイハツ、問い合わせへの回答メールを他人に送信
ダイハツ工業(大阪府池田市)は16日、顧客の問い合わせに対して電子メールで回答を送信する際、誤って他の顧客のメールアドレス宛てに送信したと発表した。回答メールを誤送付したのは15日で、メールには問い合わせた顧客の氏名、電子メールアドレスが記されていた。同社は誤送信先にお詫びとメール削除を依頼、該当顧客に事情説明と謝罪をしたという。また、全社をあげて再発防止に努めていくとしている。
・リリース(ダイハツ工業)
http://www.daihatsu.co.jp/wn/050916-1f.htm