◎ 遠軽信用金庫、284件の顧客情報を含む書類を紛失
遠軽信用金庫(本店:北海道遠軽町)は6日、284人分の顧客情報が記載された書類を紛失したと発表した。紛失した書類は、口座振替依頼書や請求書、管理票など65枚で、計284人分(実質人数は236人)の氏名、住所、生年月日、電話番号、勤務先、口座番号、金額等が記載されていた。同金庫によると、11月に紛失が判明し探索したが見つからず、書類の整理の際に廃棄した可能性が高いという。同金庫では、該当する顧客に対し事情を説明。今後は、文書・資料管理の厳格化に努め、個人情報に関する書類の取扱いについては細心の注意を払うよう職員に徹底するなどし、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](遠軽信用金庫)
http://www.shinkin.co.jp/engaru/gohoukoku0512.pdf
◎ 東芝、124名分のメールアドレス等を含むパソコンを紛失
東芝(本社:東京都港区)は6日、同社従業員が法人の取引先124名分のメールアドレス等を保存したパソコンを紛失したと発表した。紛失したのは11月18日で、当該従業員が帰宅途中、電車の網棚にパソコンを置いたまま神奈川県内の駅で下車。直後に紛失に気づき、鉄道会社に連絡の上、警察に遺失物届を提出した。当該パソコンには三重のパスワードが設定されているほか、情報が暗号化されているので、第三者が情報を閲覧することはきわめて困難だという。同社は該当顧客に事情説明と謝罪をしており、今後は情報の取り扱いに関する従業員教育の実施など再発防止策の徹底を図って、個人情報の保護に努めるとしている。
・リリース(東芝)
http://www.toshiba.co.jp/privacy/info/200512_j.htm
◎ 高島屋柏店、婦人服ショップで75名分の顧客カード紛失
百貨店の高島屋(本社:大阪市中央区)は6日、柏店(千葉県柏市)の婦人服「セオリーショップ」で保管していた、75名分のカスタマーカードが保存されているファイル1冊を紛失したと発表した。カスタマーカードには、今年8月27日から11月29日までの間、同ショップで記入した顧客の氏名、住所、電話番号、生年月日等が記載されていた。現時点で第三者に同カード記載の個人情報が流出した事実は確認されていないという。同社は今後、情報管理体制を強化し、再発防止を徹底していくとしている。
・リリース(高島屋)
http://www.takashimaya.co.jp/about/excuse_kashiwa051206/index.html
◎ UFJ銀行、搬送車が襲撃され顧客情報450件盗難
UFJ銀行(本店:名古屋市中区)は6日、同行祖父江支店(愛知県稲沢市)の駐車場で搬送車が襲撃され、顧客情報が入ったバッグが奪われる事件が発生したと発表した。事件があったのは2日午後4時30分頃で、その後奪われたバッグは発見されたが一部書類が発見されていない。未発見書類の中には、氏名、口座番号等の顧客情報が約450件含まれているという。該当顧客の特定は可能で、同行から順次個別に連絡しているという。電気料金の収納事務を同行に委託している中部電力(本店:名古屋市東区)は、盗難書類中に「電気料金払込取扱票」3枚が含まれている旨の連絡を同行より受けたと発表。同取扱票には、顧客氏名や電気料金の金額などが記載されているが、口座関係や住所、電話番号の情報は記載されていないという。
・リリース(UFJ銀行)
http://www.ufjbank.co.jp/ippan/oshirase/ufj_20051206.html
・リリース(中部電力)
http://www.chuden.co.jp/corpo/publicity/press2005/1206_2.html
◎ 積水ハウス、個人情報紛失事故4件、紛失データ71件を発表
積水ハウス(本社:大阪市北区)は6日、北陸、近畿、関東、中部の4圏で盗難・紛失事故が4件発生し、顧客の個人情報データ合計71件分を紛失したと発表した。北陸圏では11月4日、発注先の設備機器メーカーのメンテナンス担当社員が車上荒らしにあい、1邸分の顧客情報を入力したデータ端末を盗まれた。紛失情報は、顧客の住所、氏名、アフターサービス対応内容。近畿圏では11月16日、45邸分の顧客の住所、氏名、電話番号を記載した手元資料が、見込客に渡した資料に混入した。関東圏では11月21日、社員が出勤時の移動中に21件分の顧客情報を登録した携帯電話を紛失した。紛失情報は顧客の姓、住所の一部、電話番号。中部圏では11月26日、社員が訪問業務から帰社する途中、立ち寄った駐車場で車上荒らしにあい、カーナビゲーションシステムを盗まれた。カーナビには同日訪問した顧客4邸分の地図データおよび氏名が含まれていたという。同社では各事件それぞれに対応、また各事件に合った今後の対策を打ち出し、徹底するとしている。
・リリース(積水ハウス)
http://www.sekisuihouse.co.jp/information/20051206-1.html
http://www.sekisuihouse.co.jp/information/20051206-2.html
http://www.sekisuihouse.co.jp/information/20051206-3.html
http://www.sekisuihouse.co.jp/information/20051206-4.html
◎ 北陸ミサワホーム、車上荒らしで286件の顧客情報を含むパソコン盗難
北陸ミサワホーム(本社:石川県金沢市)は5日、同社従業員が自宅で車上荒らしにあい、顧客情報の入ったパソコンを盗まれる事故が発生したと発表した。事故があったのは3日未明で、すぐ警察署に紛失届けを提出したが、まだ発見されていない。紛失情報は、商談中または工事中の顧客情報ファイル6件、入居者名簿110件、営業用顧客名簿170件で、いずれも氏名と住所を含み、営業用名簿以外は電話番号も含まれている。パソコンには起動時パスワードが設定されており、データの一部は暗号化を実施しているという。当該顧客には事実関係の通知と謝罪をし、監督官庁の国交省と経産省に報告。再発防止策としては、従業員の個人情報の外部持ち出しの原則禁止など教育と監督を徹底して実施していくとしている。
・リリース(北陸ミサワホーム)
http://www.hokuriku-misawa.co.jp/accident/index.html
◎社保庁職員3,021人が年金個人情報を業務目的外で閲覧、第三者へ漏えいも
社会保険庁は5日、職員が業務とは無関係に年金個人情報を閲覧していた問題で、昨年1年間で3,021人がのべ4,247件の業務目的外閲覧をしていたという報告をまとめた。昨年1月から12月までの間に個人情報の閲覧が可能だった職員約2万8,000人について、オンライン通信履歴の記録をもとに調査した。その結果、業務外閲覧を行ったことを認めたものは1,574人、オンライン履歴が残っているが自分が閲覧したことを否定しているものは1,447人。閲覧対象は国会議員や著名人、友人や知人で、閲覧理由は大半の1,524人が「興味本位」と回答。23人が閲覧した内容を他言したとし、そのうち3人は上司・同僚以外の第三者に漏えいしたという。処分は、最も軽いもので口頭での厳重注意、最も重いもので3か月間の減給1割。第三者に閲覧情報を漏えいしたものは免職または停職とする。閲覧行為を否定しているものも、情報にアクセスする磁気カード管理の不十分を理由に処分対象とするという。
・リリース[PDFファイル](社会保険庁)
http://www.sia.go.jp/infom/press/houdou/2005/h051205.pdf<br>
◎ 長野県、納税者情報2,111件を記録したUSBメモリー紛失
長野県は5日、松本地方事務所税務課の職員が納税者の個人情報2,111件を含むパソコン用USBメモリーを紛失したと発表した。同職員は2005年12月20日、自宅で事務処理するためにメモリーにデータを記録。帰宅途中で紛失に気づき、翌21日に松本警察署に紛失届けを提出した。県は1月4日に外部からの指摘を受け、翌5日に事実関係を確認したという。紛失した個人情報は県税を滞納している個人1,933人と178法人の住所、氏名、税額など。5日の時点で紛失したメモリーは発見されていないが、第三者への情報流出は確認されていないという。県は紛失データに関する納税者に対し経緯説明とお詫びの文書を5日に発送するとともに、全職員に対し今後の防止策を通知した。
・リリース[PDFファイル](長野県)
http://www.pref.nagano.jp/soumu/zeimu/matsuchipress01.pdf<br>
◎ アコーディア・ゴルフ、会費未納者467名分の一覧表が流出し恐喝
ゴルフ場を運営・管理するアコーディア・ゴルフ(本店:東京都渋谷区)は5日、467名分の個人情報が記載された書類が外部に流出し、公表をほのめかして同社を恐喝する事件が発生したと発表した。流出したのは万壽ゴルフクラブ会員の年会費未入金者一覧表で、会員の氏名、勤務先名、会員番号と、年度別の年会費未入金額が記載されていた。同社従業員に強要して当該一覧表を入手した者が金員交付等を要求してきたため、同社は一覧表の破棄または返還を求めるとともに、恐喝未遂事件として警察に告訴した。その他の個人情報の流出や、二次被害の発生の報告は受けていないという。同社は、会員情報のアクセス制限の強化を含めたセキュリティ対策を徹底し、再発防止策を強化するとしている。
・リリース(アコーディア・ゴルフ)
http://www.accordiagolf.com/htmls/press/index.html
◎ セントケア、151名の顧客台帳とスタッフ87名の名簿入りカバン紛失
在宅介護サービスのセントケア(本社:東京都中央区)は5日、151名の顧客台帳などが入った鞄を紛失したと発表した。同社によると、平塚営業所(神奈川県平塚市)に勤務する介護職員が先月25日深夜の帰宅途中、運転中のミニバイクから鞄が落下し紛失したという。紛失した鞄の中には、介護サービスを受けている平塚営業所の顧客151名の氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、介護保険の被保険者番号、認定の有効期間、要介護度等が記載された顧客台帳と、営業所のスタッフ87名の名簿が含まれていた。同社は、ただちに警察当局に遺失物届を提出し、該当顧客に対しては事情を説明して謝罪。現時点では情報の不正使用等の事実は確認されていないが、当該事実が発生した場合には誠意を持って対応するとしている。
・リリース[PDFファイル](セントケア)
http://www.saint-care.com/info/images/H17.12.05_1.pdf
◎ アイ・エックス・アイ、年賀状送付先250名分の個人情報を紛失
システム開発とコンサルティングのアイ・エックス・アイ(大阪市淀川区)は2日、東京支社の営業担当者が、同支社関連企業の年賀状送付先情報に含まれる約250名分の個人情報を紛失した可能性があると発表した。同社は関係者に連絡をとり事情の説明と謝罪を行っているといい、今後は個人情報の管理、保護の徹底を図るとともに、社内関係者の処分と体制の見直しを強化するとしている。
・リリース[PDFファイル](アイ・エックス・アイ)
http://www.ixi.co.jp/ir_data/IXIetci_00065.pdf
◎ 旭化成ホームズ、計81件の顧客情報を含む携帯電話2台紛失
旭化成ホームズ(本社:東京都新宿区)は2日、関東圏で顧客の個人情報を含む携帯電話を紛失する事故が2件発生したと発表した。紛失したのはいずれも10月25日で、工事課担当者の携帯電話には41件の電話番号が、営業担当者の携帯電話には40件の電話番号が記録されていた。同社はただちに警察署に届け出を行い、該当する顧客には個別に事情を説明して謝罪。再発防止に向け、社員に対する情報管理教育を徹底するとしている。
・リリース[PDFファイル](旭化成ホームズ)
http://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/kojinjyoho3_20051202.pdf
◎ ルネサンス、業務委託先がスポーツクラブ会員112名にDM送付
スポーツクラブ運営業のルネサンス(本社:東京都墨田区)は2日、同社運営の「スポーツクラブ ルネサンス横浜」において、マッサージサービス業務を委託する専門会社の従業員が、同クラブ会員112名にダイレクトメールを送付する事態が発生したと発表した。同従業員は自ら、またはルネサンスのアルバイトスタッフを通じて知ったマッサージサービス利用顧客の個人情報を利用して、同従業員を差出人としてダイレクトメールを送付したという。同社は、当該顧客に対し個別に事情説明とお詫びをしており、今後は従業員教育を徹底し、再発防止に全力をあげていくとしている。
・リリース[PDFファイル](ルネサンス)
http://www.s-renaissance.co.jp/corp/IR/newsrelease/pdf/051202-01.pdf
◎ リトルアンデルセン、不正アクセスでメールアドレス6,725件流出
キッズ向け衣料販売のリトルアンデルセン(東京都渋谷区)は2日、同社が運営するオンラインショップ「キッズオンライン」のサーバーに不正アクセスがあり、顧客情報の一部が流失したと発表した。流出データは、ID(メールアドレス)およびパスワード6,725件で、氏名や住所、クレジットカード情報などの流失事実は確認されていないという。不正アクセスがあったのは11月6日、サーバの保管運営を委託しているNECネクサソリューションズがその事実に気づいたのは11月29日深夜で、サーバーを緊急停止し、オンラインショップを停止。リトルアンデルセンは対策室を設置し、事実解明や顧客への連絡、相談窓口の開設などにあたってきた。警視庁渋谷警察やハイテク犯罪対策総合センターへも連絡し、相談しているという。同社は事実関係を引き続き調査して、随時ホームページに公開していくとしている。
・リリース(リトルアンデルセン)
http://www.littleandersen.com/owabi/
◎ 東和銀行、20店で顧客情報21,000名分を含むマイクロフィルム紛失
東和銀行(本店:群馬県前橋市)は2日、20支店で合計21,000名分の顧客情報が含まれるマイクロフィルムを紛失したと発表した。顧客情報管理の高度化および紛失の回避に向け、同フィルムを本部で一括管理するために移行作業を行ったところ、紛失が発覚したという。紛失資料は預掛金残高一覧表、普通預金月中取引一覧表など。紛失情報は取引日、顧客氏名、口座番号、取引金額など。現時点で当該フィルムは発見されていないが、内部調査により不正に持ち出された形跡は認められず、行内で誤って廃棄した可能性が高いという。また、読み取り専用機を使用しなければ閲覧不可能であり、顧客からの照会や不正要求など問題になる事象は発生していないという。同行では今回の事態を重く受け止め、再発防止に向けて管理の見直しを図っていくとしている。
・リリース[PDFファイル](東和銀行)
http://www.towabank.co.jp/whatsnew/20051202release.pdf
◎ 住友林業緑化、480件の顧客情報を記した手帳を紛失
個人住宅の外構・造園工事等を行なう住友林業緑化(本社:東京都中野区)は2日、同社関東営業部城南営業所に勤務する工事担当者が、顧客の個人情報480件分を記した手帳が入った鞄を紛失したと発表した。紛失したのは11月28日深夜から29日未明にかけて、東急田園都市線の車内で、29日夕方に東急電鉄ならびに自宅最寄りの警察署へ紛失届を提出した。同時に該当顧客に電話連絡や個別訪問を行い、事態の報告とお詫びを伝えているという。同社は、今回の事態は会社としての個人情報の取扱い認識と管理指導が不十分であったためと深く反省し、今後は親会社である住友林業(本社:東京都千代田区)の住宅本部で実施している取り組みを踏まえ、信頼回復に努めていくとしている。
・リリース(住友林業緑化)
http://www.sumirin-sfl.co.jp/jyuutaku/topics/2005/1202.html
・リリース(住友林業)
http://www.sfc.co.jp/information/news/2005/2005-12-02.html
◎ メディコン、車上荒らしで医師1,439名の個人情報を含むパソコン盗難
医療機器および用具輸入販売を手がけるメディコン(本社:大阪市中央区)は1日、営業車が車上荒らしにあい、営業担当者が使用していた業務用パソコン1台が盗まれたと発表した。11月22日午後4時頃、愛知県、岐阜県、三重県の東海3県を担当する営業担当者が使用する営業車のドアの鍵が破壊され、当該パソコンが盗まれたという。紛失情報は、医師1,439名の氏名、勤務先病院、病院住所・電話番号など。同社は直ちに所轄の愛知県小牧警察署に被害届けを提出したが、現在までに当該パソコンは発見されていない。パソコンにはパスワードが設定されており、保存情報が流出する可能性は極めて低いという。現時点で個人情報の不正使用等の事実は報告されていないが、不正使用等の事実が判明した場合は誠意を持って対処するとしている。
・リリース(メディコン)
http://www.medicon.co.jp/osirase/index.html