◎ セゾン自動車火災保険、事務所荒らしで512名の顧客情報を含むパソコン盗難
セゾン自動車火災保険(本社:東京都豊島区)は2005年12月26日、同社埼玉南営業所(埼玉県川口市)が事務所荒らしにあってパソコン3台が盗まれ、そのうち1台に512名分の顧客情報が含まれていたと発表した。盗難があったのは12月16日未明で、含まれていた顧客情報は当該営業所扱いの顧客512名分の氏名、住所、電話番号、保険種類、満期日。16日中に所轄警察署に届け出たが、発見されていない。同社によると、顧客情報閲覧には二重のパスワードが必要なうえハードディスクは暗号化してあるため、情報流出の可能性は極めて低いという。該当顧客には事態説明とお詫びをしており、今後は再発防止に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](セゾン自動車火災保険)
http://www.ins-saison.co.jp/pdf/n20051226.pdf
◎ びわこ銀行、105件の顧客情報と1億円の証書入りカバン一時紛失
びわこ銀行(本店:滋賀県大津市)は26日、105件の顧客情報と1億円の証書入りカバンを一時紛失したと発表した。22日午後8時ごろ、同行行員が銀行本店に立ち寄った際、顧客情報が記載された資料等が入ったカバンを本店駐車場に置き忘れ、一時的に紛失。紛失後すぐにカバンを発見した人が警察に届け出ており、すべての紛失物は手元に戻ったという。資料は、同行日野支店の顧客情報105件等で、氏名、口座番号、金額が記載された定期預金証書や各種通帳、受領証、定期積立預金集金のための控え書類など。同行は今回の事態を真摯に受け止め、再発防止に向けて行員教育を徹底していくとしている。
・リリース(びわこ銀行)
http://www.biwakobank.co.jp/hp/new/index157.htm
◎ JAハイナン、車上荒らしで14人の顧客情報を含むカバン盗難
ハイナン農業協同組合(JAハイナン、静岡県牧之原市)は2005年12月26日、顧客14名分の個人情報を含む外務員の業務鞄が盗難にあったと発表した。車中に鞄を置いて車を離れていた間に、車の窓ガラスを割られて盗難にあったもので、発覚直後に警察へ被害届けを提出した。当該鞄に保存されている個人情報は、顧客の氏名、住所、電話番号、共済契約内容、定期積金契約内容。該当顧客には個別に事情説明とお詫びをしたという。今後は、組合を挙げてセキュリティー対策の徹底を図るとともに、個人情報保護の強化と職員教育の再徹底をし、再発防止に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](JAハイナン)
http://www.ja-shizuoka.or.jp/hainan/kojinjiyouho/rouei.pdf
◎ コイデカメラ、メール本文に16,280人のアドレスを記載して送信
カメラ写真店のコイデカメラ(東京都杉並区)は26日、同社ネットプリントサービスの利用顧客1万6,280名のメールアドレスを誤って本文に記載し、1,365名に送信したと発表した。同社によると、23日14時48分頃、「写真年賀状のご案内」と題するメールの本文に送信予定者16,280名のアドレスを誤ってコピーしたまま送信。直後に担当者が気づき、送信メールの取り消しを行ったが、1,365名分が間に合わず配信されてしまったという。本文に含まれていたのはメールアドレスのみで、氏名や住所、電話番号など顧客特定する情報は含まれていない。同社は誤送信先にメールの削除を依頼し、26日に日本専門店協会を通じて経済産業省へ事実関係を報告。該当顧客には、年明けに郵送での対応を予定している。今後は事前に内容の確認とテスト送信を行い、再発防止を徹底するとしている。
・リリース(コイデカメラ)
http://www.koide.jp/info200512.htm
◎ 東芝ファイナンス、顧客情報の紛失やFAX誤送付15件を公表
東芝ファイナンス(本社:東京都中央区)は23日、顧客情報について不適切な取り扱いがあった15件について明らかにした。氏名、住所、契約金額、銀行口座等の扱いに不備があったもので、契約関係書類の紛失 6件(うち1件は発見)、書類のFAX誤送信・誤送付 8件(全件発見)、営業担当者の業務用パソコン紛失 1件(後に発見)。パソコンにはパスワード設定等のセキュリティ措置が施されており、保存していた個人情報は東芝グループ従業員約100人分のメールアドレスのみという。該当顧客には個別に事情説明とお詫びをしており、現在までのところ2次被害は発生していないという。同社は再発防止のため、情報の取扱いの厳正化に努めていくとしている。
・リリース(東芝ファイナンス)
http://www.toshiba-finance.co.jp/information/051223.htm
◎ 大阪ガス、子会社の顧客情報23件が委託先から流出
大阪ガス(本社:大阪市中央区)と、その子会社である大阪ガスセキュリティサービス(OSS、大阪市淀川区)は22日、OSSが大阪ガスを通じて工事業務の一部を委託している通信工事会社から、23件の顧客情報が記載された内部資料の一部が、電子データとして流出していることが判明したと発表した。流出した電子データは、同通信工事会社で工事進捗管理用に作成したもので、顧客の氏名、住所、電話番号、通信回線種別等が記録されている。情報の流出原因は調査中だが、現在までに情報の不正利用等の事実は確認されていないという。OSSは、当該顧客には個別にお詫びと事情説明をしている。また、同通信工事会社から他の顧客情報が流出している可能性があるため、過去に同種の工事を実施した顧客にもその旨を連絡する。同社は、業務委託先に対して指導を強化するなど、再発の防止に努めていくとしている。
・リリース(大阪ガス)
http://www.osakagas.co.jp/Press/pr05/051222.htm
◎ NTTネオメイト関西、工事関連資料36件が委託先から流出
インターネットの宅内配線工事を行うNTTネオメイト関西(大阪府大阪市)は22日、36件の顧客情報を含んだ工事関連資料が委託先の通信工事会社から外部に流出していることが判明したと発表した。同資料には顧客の氏名、住所、電話番号、工事予定日時等が記載されていた。流出原因は調査中だが、現時点で流出情報の不正利用等の事実は確認されていないという。顧客へは個別に説明とお詫びをし、これまで以上に委託会社への指導を強化する等、管理の徹底を図り、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(NTTネオメイト関西)
http://www.kansai.ntt-neo.com/news/news_051222.html
◎ CSKシステムズ、Winnyのウイルス感染で528名分の名刺情報流出
大手システム開発CSKグループのCSKシステムズ(東京都港区)は22日、法人顧客286社528人分の名刺情報が流出したと発表した。流出したのは2003年に西日本地区で開催した同社主催イベントの案内状送付先リストで、20日に同社ホームページの問い合わせ窓口宛てに入った匿名の連絡で発覚したという。流出したリストは社員が無断で持ち出し、個人所有のパソコンに保存していたもので、法人顧客286社528人分の法人名、部署名、役職名、氏名、法人住所、法人電話番号、法人FAX番号、メールアドレスが含まれていた。同社は、該当顧客には順次お詫びと事情説明を実施するとともに問合わせ窓口も設置。再発防止に向けて情報管理の強化に全力をあげて取り組むとしている。
・リリース(CSKシステムズ)
http://www.csk.com/systems/press/2005/20051222_1.html
◎ ローソン、粕谷3丁目店で27件分の公共料金等振込票控を紛失
ローソン(本社:東京都品川区)は22日、粕谷3丁目店(東京都世田谷区)で、19日に当該店舗から本部に送付する公共料金等振込票控27件分(18日午後1時から午後10時の間に同店で受付分)を添付した台紙を紛失したと発表した。同票には、顧客氏名、住所、電話番号等のいずれかが含まれていた。関係当局へ報告を行うとともに所轄の警察署にも届け出た。当該顧客には取引先等と協力して個別に連絡しているという。同社は管理体制の強化と従業員教育の徹底により、再発防止に努めるとしている。
・リリース(ローソン)
http://www.lawson.co.jp/news/56.html
・リリース(東京電力)
http://www.tepco.co.jp/kaifuku/kojin/jishou/05122201-j.html
◎ ケーブルネット埼玉、業務委託先が車上荒らしで3名分の書類盗難
ケーブルネット埼玉(埼玉県川口市)は22日、同社のインターネット接続サービスの設定など個人情報を記載した書類「ご利用開始のご案内」3名分が盗難にあったと発表した。ケーブルモデム等を設置する工事を委託している施工会社の社員が20日、同書類を車内に残して路上駐車をし、顧客宅内で工事をしている間に車上荒らしにあったもので、同書類と工具類が盗まれた。記載されていた顧客情報は氏名、電話番号、子メールアドレスなど。工事会社から警察に被害届を提出したが、見つかっていない。該当顧客には個別に報告しお詫びしたという。同社は顧客情報の取扱いを再徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(ケーブルネット埼玉)
http://www.cablenet.co.jp/announce/20051222.html
◎ NHK奈良放送局、受信料に関する顧客情報含む携帯端末盗難
NHKは21日、放送受信料の契約・収納業務に使用している携帯端末が盗難にあう事故が発生したと発表した。NHK奈良放送局営業部に勤務する派遣社員が20日午後6時頃、駐車した自動車の中から携帯端末の盗難の被害にあったもので、至急警察に被害届けを提出のうえ周辺調査を実施したが、まだ回収に至っていない。携帯端末にはさまざまなセキュリティ保護をかけており、万が一、第三者の手に渡っても個人情報が漏洩する危険性はないという。NHKは今後、このような事態が発生しないよう、セキュリティ教育を改めて徹底するとしている。
・リリース(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase051221.html
◎ 日研化学、福島県内の医療関係者1,435名の個人情報含むパソコン盗難
医薬品製造・販売の日研化学(本社:東京都中央区)は2005年12月21日、同社医薬情報担当者が使用する営業車が郡山市内の自宅駐車場にて車上荒らしにあい、個人情報を含む業務用モバイルパソコン1台が盗難にあったと発表した。盗難があったのは12月20日の夜間で、所轄警察署に盗難届を提出したが発見されていない。当該モバイルパソコンには、福島県内の医師・病院薬剤師1,435名の個人情報(氏名、診療科、役職等)が保存されていた。同社によると、当該パソコンには三重のパスワードでアクセス制限が施されており、個人情報が流出する可能性は低いという。同社は紛失情報のすべての関係者に状況報告とお詫びをしている。また、今回の事態を厳粛に受け止め、改めて個人情報保護対策の強化と再発防止の徹底に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](日研化学)
http://www.nikken-chemicals.co.jp/info/release/p20051221.pdf