◎ 豊和麗病院、車上荒らしで患者の検査関連書類盗難
医療法人清風会豊和麗病院(茨城県坂東市)は1月26日、同院の患者の検査に関する書類が入った鞄を盗まれたと発表した。昨年12月30日、つくば市洞峰公園で、後部座席窓ガラスが破られ、車内に置いていたカバンが盗まれていた。盗難が判明した直後に警察署に通報し、盗難届を提出したが、現時点で発見されていない。当該患者には説明とお詫びをしており、今後判明した情報は同院のホームページで報告するという。今後は個人情報の重要性について徹底した教育を行い、再発防止に全力を挙げて取り組むとしている。
・リリース(医療法人清風会 豊和麗病院)
http://www.group-seifu.or.jp/howarei/news/06/0126_001.html
◎ 千早病院、車上荒らしで111名の患者情報を含むノートパソコン盗難
千早病院(福岡県福岡市)は、同院の医師がスーパーの駐車場で車上荒らしにあい、患者情報111名分を収めたノートパソコンが盗まれたと発表した。盗難があったのは1月27日午後9時ごろ、福岡市中央区のスーパー駐車場で、ノートパソコンには111名の患者氏名、生年月日、病名、治療薬のデータがエクセル形式で保存されていた。住所や電話番号は入っていないという。同院は該当患者に順次、個別に謝罪を行っている。また本件を重く受け止め、再度全職員に対し「千早病院個人情報保護に関連する基準」の徹底を図るよう指示するとともに、再発防止策に取り組んでいくとしている。
・リリース(千早病院)
http://www.aurora.dti.ne.jp/~chihaya1/news01.html
◎ 愛媛県議のPCがウイルスに感染、有権者の個人情報約3万名分流出
愛媛県四国中央市選出の県議のパソコンから有権者名簿や後援会名簿など約3万名分の個人情報がインターネット上に流出していたことが、25日までに明らかになった。県議の自宅兼後援会事務所で使っていたパソコンがWinny(ウィニー)のウイルスに感染して流出したもので、流出情報の内訳は、県議の選挙区である川之江地区の有権者名簿約3万名分、後援会名簿約1,200名分など。掲載情報は氏名と住所、一部に電話番号記載もある。Winnyによる個人情報の流出事故では、昨年起きた秋田県湯沢市の市民1万名分以上が最大だったが、今回の事故はそれを大きく上回った。
・愛媛県議会議員名簿(愛媛県)
http://www.pref.ehime.jp/gikai/giin/meibo/giinmeibo.htm
◎ 虎の門病院、患者の個人情報580名分を含むUSBメモリー紛失
虎の門病院(東京都港区)は24日、同院の医師が580名分の患者の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。メモリーに含まれていた個人情報の内容は、患者氏名、登録番号、生年月日、年齢、病名、手術日の患者情報。紛失は21日未明、帰宅途上でタクシーから降りた際、当該USBメモリーが入ったカバンを車内に置き忘れた可能性が高いという。同院は、該当する患者に順次、個別謝罪を行っている。また、今回の事故を重く受け止め、個人情報管理の重要性の周知徹底を図り、再発防止に取り組んでいくとしている。・個人情報漏洩の恐れについて(虎の門病院)<br>
http://www.toranomon.gr.jp/site/view/contview.jsp?cateid=17&id=381&page=1<br>
◎ りそな銀行、手形・小切手画像3万7,571件を紛失
りそな銀行(本店:大阪市中央区)は24日、顧客情報が記載された手形や小切手などの画像データ3万7,571件を収録した、MO(光磁気ディスク)とマイクロフィルムの紛失が判明したと発表した。紛失したのは、2000年4月1日から2003年11月20日までに6支店で預かった手形や小切手、公共料金等の領収書の画像で、顧客の住所や氏名が記載されていた。同行によると、吉祥寺中央支店で2005年12月21日にMOの紛失が発覚。全店の保管状況を点検したところ、川崎中央支店、本郷支店(旧白山支店分)、国立支店、三宮支店、千葉中央支店でも同様の画像を記録したマイクロフィルムの紛失が判明した。同行は、誤って廃棄処分した可能性が高いとしており、外部への流出は報告されていないという。同行では昨年6月にも、28店で約10万件の保存資料紛失を報告している。
・リリース[PDFファイル](りそな銀行)
http://www.resona-hd.co.jp/ir/pdf/i_01/180124_1a.pdf
◎ パナホーム、筑波工場と神奈川支社で個人情報流出
住宅事業のパナホーム(本社:大阪府豊中市)とその筑波工場は1月24日、同社の委託先業者が1月19日未明、茨城県猿島郡内で車両盗難にあい、建築中の顧客9名分の個人情報を記載した業務書類が盗まれたと発表した。情報内容は氏名、住所などで、すぐに最寄りの警察署に通報し、盗難届を出したが、現在までのところ発見されていない。1月23日には顧客1名の氏名、住所など個人情報を記載した業務書類の紛失が判明。また、神奈川支社の社員が1月19日に、顧客1名分の氏名、住所、建築図面など業務書類を誤って一般宅にFAX送信したことも判明した。FAXの誤送信先以外には流出がないことを確認した。同社は、情報が流出した顧客に対してはお詫びと状況説明をし、今後の不審な訪問等に対する注意をお願いしているという。また今後、個人情報の保護と情報セキュリティのさらなる強化に取り組み、再発防止策を徹底するとしている。
・リリース[PDFファイル](パナホーム筑波工場)
http://www.panahome.jp/info0601/tsukuba_kobai.pdf
・リリース[PDFファイル](パナホーム神奈川支社)
http://www.panahome.jp/east/kanagawa/kanagawa.pdf
◎ 東武百貨店の子ども服ショップがメール誤送信、アドレス46名分流出
子ども服を企画販売するリトルアンデルセン(東京都渋谷区)は1月23日、同社が東武百貨店に出店している「HystericMini池袋東武店」で、顧客46名分のメールアドレスが流出したと発表した。同社販売員が1月18日、同店のパソコンからメール送信を行なった際に、操作ミスでメール受信者全員に他の受信者のメールアドレスが公開された。翌19日にメールを受信した顧客からの連絡で発覚し、内部調査を行なった結果、昨年9月28日、同10月5日にそれぞれ19名、26名へ同様のメール送信が行なわれていたことが判明した。重複照合により、46名分のメールアドレス流出が確認されたという。同社は該当顧客へ個別に説明とお詫びをしている。また、今後は顧客情報管理を徹底し、再発防止に取組んでいくとしている。
・HystericMini 池袋東武店からのお知らせ(リトルアンデルセン)
http://www.littleandersen.com/hystericmini/
・ヒステリックミニにおけるメールアドレスの流出について(東武百貨店)
http://www.tobu-dept.co.jp/kojin/apology1.pdf
◎ NHK、大阪と広島で受信料に関する顧客情報含む携帯端末紛失
NHKは1月23日、放送受信料の契約・収納業務に使用し、個人情報が含まれている携帯端末を紛失する事故が、大阪と広島で発生したと発表した。広島放送局では1月21日午後6時頃、同局営業推進部が契約収納業務を業務委託している会社の社員が、業務中に同携帯端末を紛失。大阪放送局では1月21日午後6時頃、同局営業推進部に勤務する派遣社員が、業務中に同携帯端末を紛失した。いずれも至急警察に被害届けを提出のうえ周辺の調査を実施したが、回収には至っていない。携帯端末にはさまざまなセキュリティ保護をかけており、第三者の手に渡っても個人情報が漏洩する危険性はないという。NHKは今後、セキュリティ教育を改めて徹底するなど、個人情報の取り扱いに注意していくとしている。
・リリース(広島放送局)(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase060123-2.html
・リリース(大阪放送局)(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase060123.html
◎ 富士電機デバイステクノロジー、顧客のメールアドレス60件を含むPC盗難
富士電機デバイステクノロジー(本社:東京都品川区)は20日、顧客情報が入ったパソコンを含む鞄が盗まれたと発表した。同社によると2005年12月27日、同社西日本営業部の社員が大阪市のビルでトイレに行っている間に、パソコンを入れた鞄が置き引きにあったという。パソコンには、顧客60件分のメールアドレス帳が記録されており、アドレスと氏名、一部には会社名や所属部署名、役職等も含まれていた。同社は、ただちに所轄警察署に被害届けを出し、該当する顧客に対し個別に事情を説明し謝罪。今後は、全社員に対し顧客情報保護を再徹底するとともに、社外持ち出し情報機器に対し暗号化等のセキュリティ対策を実施するとしている。
・リリース(富士電機デバイステクノロジー)
http://www.fujielectric.co.jp/fdt/news_0601201.html
◎ トヨタカローラ福岡、事務所荒らしで8名の個人情報を記載した書類盗難
トヨタカローラ福岡(本社:福岡市中央区)は20日、北九州マイカーセンター(北九州市小倉北区)が事務所荒らしにあい、顧客8名分の個人情報を記載した書類が金庫ごと盗まれたと発表した。同社によると、11日未明に警備会社の警報システムが侵入者を検知。ガードマンが駆けつけたが犯人は逃走した後で、施錠ロッカー内に保管していた小型金庫が盗まれていたという。盗まれた金庫には、3名の氏名やカード会員番号などが記載されたトヨタTSキュービックカード関係管理帳票1通、2名分の名前などが記載された領収証の控え2通、3名分の名前や車両登録番号などが記載された発注書の写し3通が入っていた。同社は警察署に被害届を提出し、該当する顧客には個別に説明して謝罪。厳重に保管をしていたことで、かえって現金などと間違われて持ち去られた様子もあり、今回の反省を踏まえて、より安全な再発防止策を講じ再発防止に努めたいとしている。
・リリース(トヨタカローラ福岡)
http://www.tns.ne.jp/tcfsaiyo/corolla_f/tounan/kitakyusyumc.htm
◎ 福岡中央銀行、税金納付書の控え2,985枚紛失
福岡中央銀行(本店:福岡市中央区)は20日、全営業店で税金納付書の銀行控え(納付書原符)の保存状況調査を実施したところ、2,985件の紛失が判明したと発表した。同行によると、紛失したのは2000年4月から2002年2月に福岡県内6店で受け付けたもので、顧客の氏名や商号、住所、納付金額が記載されていた。内部調査の結果、誤って破棄した可能性が高く、顧客からの問い合わせや不正請求等も起きていないことから、外部への流出は極めて低いという。同行は、再発防止に向けて管理体制の見直しや行員の意識向上を図り、管理徹底に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](福岡中央銀行)
http://www.fukuokachuo-bank.co.jp/ir/pdffile/news180120.pdf
◎ 筑波大学附属病院、学生の私有PCウイルス感染で、患者情報41名分流出
筑波大学(茨城県つくば市)は19日、同学医学専門学群学生が臨床実習レポートを作成するため私有パソコンに保存していた診療情報が流出したと発表した。患者の氏名を記載したもの20名分、患者のイニシャルを記載したもの5名分のほか、匿名資料16名分も含まれていた。学生は2005年7月に当該パソコンにファイル交換ソフトWinny(ウィニー)をインストールし、同年10月ごろウイルスに感染したとみられる。同大は緊急に学生の患者情報の保管状況、パソコンのセキュリティ対策などを点検し、今後は患者情報の取り扱いルールの再点検や情報の暗号化など、総合的再発防止策を実施するという。当該患者に対しては事情説明と謝罪を行い、今後も誠意をもってケアを行っていくとしている。
・リリース[PDFファイル](筑波大学)
http://www.tsukuba.ac.jp/koho/press/press060119.pdf
◎光通信、メールの誤送信で採用内定者245名のアドレス流出
光通信(本社:東京都豊島区)は19日、電子メールの誤送信で採用内定者のメールアドレス245名分が流出したと発表した。事故があったのは10日、同社の採用部門から一部の内定者に連絡メールを送る際、設定を誤ってメールアドレスを互いに知りうる状態で送信してしまった。事実確認後、送信先全員にお詫びのメールを送り、当該メールの削除を依頼するとともに、個別の電話連絡を行って重ねてお詫びと事情説明をしたという。同社は今後、同様の事態を招かぬよう、送信前のダブルチェック等運用ルールの徹底、同報メール一括送信プログラムの作成など、再発防止に取り組んでいくとしている。
・リリース[PDFファイル](光通信)
http://www.hikari.co.jp/class-01/topics/file/060119.pdf
◎ ネット書店「スカイソフト」、カード情報含む顧客情報1万3,000件流出か
インフォトレーダー(大阪市西区)は、同社が運営するネット書店「スカイソフト」のサイトが外部から不正アクセスを受け、利用者の個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。流出した可能性がある個人情報は1万3,000件で、このうち5,000件にはカード情報が含まれるという。同社によると、同サイトに外部から不正な攻撃を受け、19日にログを徹底調査した結果、個人情報流出の痕跡を確認。20日にスカイソフトを一時閉鎖し、過去にさかのぼって不正アクセスの痕跡がないか調査を続けている。対策本部を設置し、警察当局の指導を受けながら対応を進めているという。
・リリース(インフォトレーダー)
http://www.infotrader.jp/
◎ ナイスコンピュータシステム、1,084名の顧客情報を含むパソコン盗難
住宅資材の管理システムを販売するナイスコンピュータシステム(本社:横浜市鶴見区)は19日、1,084名の顧客情報を含むパソコンが盗難にあったと発表した。昨年12月26日、群馬県桐生市で同社社員が使用するノートパソコンが盗まれたもので、含まれていた個人情報は、同社の取引先企業担当者の氏名、会社名、連絡先電話番号、会社住所など。パソコンには、非接触ICカードによる個人認証と2段階のパスワードによるセキュリティが施されているが、情報漏えいの可能性がセロではないという。現在のところトラブルは起きていないが、同社は本件に関する問い合わせ窓口を設置。今後は万全のセキュリティ対策に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](ナイスコンピュータシステム)
http://www.nice-comp.com/top/20060119.pdf
◎ 室蘭信用金庫、顧客情報を含む当座勘定照合表3通を郵送し、不着に
室蘭信用金庫(本部:北海道室蘭市)は1月18日、顧客情報を含む郵便物3通の不着が判明したと発表した。郵便物に内容は3通とも当座勘定照合表で、2005年12月6日に1通、12月26日に2通、顧客からの問い合わせで判明したという。同金庫での取扱いに不備はなく、郵便局に調査を依頼したが、不着郵便物は発見されていない。同金庫は、該当顧客には不着のお詫びとともに、あらためて当座勘定照合表を渡し、郵便局の調査結果報告に基づく事情説明を行い、了解を得たという。現時点で顧客に被害は発生していない。同金庫は郵便局に適正な郵便物の配達を申し入れるとともに、自らも個人情報の厳正な取扱いを行っていくとしている。
・リリース(室蘭信用金庫)
http://www.muroshin.co.jp/gohaisou.htm
◎ 関東電気保安協会、車上荒らしで46件の顧客情報を含む携帯端末盗難
関東電気保安協会(本部:東京都豊島区)は1月18日、46件の顧客情報を含む携帯端末が盗難にあったと発表した。1月16日午後、香取郡小見川町の駐車場に業務用軽自動車を停車し、月次点検作業中に車上荒らしにあったもので、所轄警察署に盗難届けを提出した。携帯端末には46軒分の顧客情報が登録されているが、セキュリティのため8桁のパスワードを設定しており、現在のところ悪用などの情報はないという。同協会は17日に当該顧客を個別訪問して事情説明と謝罪を行った。また、今後は個人情報の適正管理を徹底し、再発防止に取り組むとしている。
・リリース[PDFファイル](関東電気保安協会)
http://www.kdh.or.jp/kdh/owabi/owabi2006.1.16.pdf