◎ カンセキ、業務委託先で1,524件の契約者情報を含むパソコン盗難
ホームセンター関連事業を展開するカンセキ(本社:栃木県宇都宮市)は7日、業務委託先の会社で、同社の顧客情報1,524件を記録したパソコンが盗まれたと発表した。盗難があったのは先月13日未明、栃木県佐野市にある営業所で、当該パソコンには、2003年11月から2005年12月までに、同社が提供する住まいの修繕・補修サービス「住マイル応援隊」に契約(もしくは仮契約)した顧客の住所、氏名、電話番号、契約内容、工事金額などが記録されていた。所轄警察署へ被害届を提出したが、まだパソコンは発見されていない。パソコンにはセキュリティ対策が講じられており、情報が外部に流出する可能性は極めて低いという。当該顧客には文書にて事情説明とお詫びをし、専用の問合わせ窓口を設置した。同社は今回の事態を厳粛に受け止め、全社をあげて再発防止に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](カンセキ)
http://www.kanseki.co.jp/ir/pdf/info20060207.pdf
◎ 日本アルコン、首都圏の医師ら4,518名個人情報を含む業務PC盗難
眼科用医薬品・機器の日本アルコン(東京都港区)は2月5日、首都圏の医師ら4,518名分の個人情報を含む業務用パソコンが盗難にあったと発表した。2月3日23時40分頃、東京都の医療機関を担当する同社営業担当者の鞄がJR新宿駅構内で盗まれたもので、所轄警察署に盗難届を提出したが、現在のところ発見されていない。当該パソコンには首都圏の医師、4,518名の氏名、勤務先等に関する個人情報、および同社東京営業所所属員63名の氏名、住所等の個人情報が保存されていた。当該パソコンには二重のパスワードによるセキュリティ対策が施されており、保存情報が流出する可能性は極めて低いという。同社は情報暗号化の導入なども検討し、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(日本アルコン)
http://www.alconlabs.com/jp/aa/02_05.jhtml
◎ GEコンシューマーF、ほのぼのレイクのローン契約書9名分紛失
GEコンシューマー・ファイナンス(本社:東京都目黒区 )は3日、同社の「ほのぼのレイク」で、ローン契約をした顧客の契約書を紛失したと発表した。紛失したのは、2004年11月10日~11月17日の間、長野県内の同社無人契約機で契約した計9名分の契約書で、顧客氏名、住所、生年月日、契約日等が記載されていた。顧客の契約書類などを一元管理・保管している同社「書類保管センター」内で紛失した可能性が高いとし、徹底的に捜索したが、現在のところ発見に至っていない。ただし紛失情報が悪用された事実はない。該当顧客には個別に事実説明とお詫びをしているという。同社は今後、個人情報の取り扱いプロセスや規程の改善強化に邁進し、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(GEコンシューマー・ファイナンス)
http://www.gecard.com/info/2006/02_03.html
◎ リクルートコスモス、販売マンション15世帯の顧客情報入りバック盗難
不動産業のリクルートコスモス(本社:東京都港区)は3日、同社が販売し、グループ会社が管理する藤沢市のマンションの居住者情報を記載した資料が盗難にあったと発表した。定期点検補修を委託する会社の従業員が1月28日、相模鉄道の海老名駅でバックごと盗まれたもので、資料には居住する15世帯の部屋番号、氏名、電話番号、引渡日、補修・確認を要望した箇所などが記されていた。同従業員は、管轄警察と相模鉄道に被害届・紛失届を提出し、その報告を受けて今月2日より該当住戸へ経緯報告とお詫びを開始した。監督官庁である国土交通省へも経緯報告をしている。現在までのところ、個人情報の不正使用の事実は確認されていないという。同社は委託会社に厳重注意し、また同社グループとしても従業員教育の徹底に努めていくとしている。
・リリース(リクルートコスモス)
http://www.rcg.co.jp/cosmosinfo/news/2006/news127.html
◎ 西埼玉中央病院付属看護学校、学生のパソコンから患者情報流出
西埼玉中央病院付属看護学校(埼玉県所沢市)は3日、看護学生が自宅で使っていた私物パソコンから患者情報が流出したと発表した。学生が作成した看護実習記録等が、パソコンのウイルス感染によって流出したという。流出ファイルには入院患者の情報が含まれており、一部には実名も記載されていた。同院は、当該患者に対し直接謝罪するとし、今後このような事態が発生しないよう、院内体制を再度確認し情報の流出防止に努めていくとしている。
・リリース(西埼玉中央病院)
http://www.hosp.go.jp/~wsaitama/owabi/owabi_zyoho.html
◎ 千葉県、副主幹の私物パソコンから個人情報を含む行政文書流出
千葉県の県土整備部の出先機関に勤務する副主幹の私物パソコンから、個人情報67件などを含む県の行政文書ファイル17個が流出していたことが判明した。流出資料は副主幹が過去に在籍した機関から持ち出した、2000~2002年度の行政文書。用地買収などに関する「補助金完了実績報告書」が含まれており、個人18名の氏名、28法人の名称や該当する土地の所在地、補償予定額などが記載されていた。個人情報の持ち出しは上司の許可があれば可能だが、副主幹は許可を得ていなかったという。
・千葉県県土整備政策課
http://www.pref.chiba.jp/syozoku/i_kensei/index.html
◎ グリーンシティケーブルテレビ、メールに別の顧客情報を記載し送信
グリーンシティケーブルテレビ(名古屋市守山区)は2日、顧客へ電子メールを返信する際、誤って別の顧客1名の個人情報を記載して送信したと発表した。情報の漏えいが発生したのは1月22日で、電子メールの文面を作成する際、過去の送信文を複写して使用したため、当該顧客の氏名、住所、電子メールアドレスを記載してしまったという。今後は電子メール作成時の注意事項を社員全員に周知し、再発防止に努めるとしている。
・リリース(グリーンシティケーブルテレビ)
http://www.gctv.co.jp/owabi/index.html
◎ カーギャラリーブリッジ、メルマガ誤送信で301件の氏名とアドレス流出
輸入車販売のグッドオフィス カーギャラリーブリッジ(本店:東京都練馬区)は2日、同社発行のメールマガジンを誤送信し、301件の氏名とメールアドレスが流出したと発表した。1日に送信したメールマガジンの宛先を、BCCにすべきところCCで設定してしまい、宛先欄に301件の個人名、メールアドレスが記載され配信された。受信した顧客からの返信メールで送信事故に気づいたという。同社は再発防止として、個人情報の取り扱いに関する重要性について社内教育を徹底していくとしている。
・リリース(グットオフィス カーギャラリーブリッジ)
http://www.bridge-car.com/info_2006.htm
◎ ジェイ・スポーツ、顧客情報など415件を含むパソコン盗難
スポーツ専門チャンネルのジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング(本社:東京都江東区)は2日、顧客情報が記録されているノートパソコン1台が盗難にあったと発表した。事故があったのは先月26日から27日、同社社員が米国から成田空港へ空路移動中、航空会社のカウンターで預けた荷物からノートパソコン1台が盗まれたもの。判明後ただちに航空会社、米国現地荷物検査所などへ捜索を依頼したが、現時点では発見されていないという。当該パソコンには同社の顧客情報など415名分が含まれていた。情報内容は、取引先348件の住所、担当者氏名、電話番号、メールアドレス。同社社員67件の氏名、メールアドレス。一般消費者の個人情報は含まれていないという。 同社は、本件に対する専用の相談窓口を設置した。また、本件を重く受け止め、業務用パソコンの社外持出しを禁止するなど個人情報保護対策の強化を図り、再発防止策を徹底していくとしている。
・リリース[PDFファイル](ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング)
http://www.jsports.co.jp/new/notice/notice_060202.pdf
◎ 目黒区、12世帯分の国民健康保険料訪問カード紛失
目黒区は2日、国民健康保険料収納推進員が12世帯分の国民健康保険料訪問カードを紛失したと発表した。紛失したのは先月31日で、訪問カードには氏名、住所、生年月日、電話番号、収納状況などの個人情報が記載されていた。同区では再発防止と改善に全力で取り組むとしている。
・リリース(目黒区)
http://www.city.meguro.tokyo.jp/owabi/index.htm
◎ あいおい損保、自動車保険契約者7,945件の顧客情報入りCD-ROM紛失
あいおい損保(本社:東京都渋谷区)は2日、同社が保険契約の事務を委託している関連会社(あいおい事務サービス。以下IJS社)が、顧客情報7,945件分を収録したCD-ROMを紛失したと発表した。当該CD-ROMは2005年5月分の自動車保険継続契約の一部のバックアップデータ(正・副2枚)で、情報内容は、顧客の氏名、住所、電話番号、車種、登録番号、車台番号など。IJS社が2005年12月中旬に過去分のCD-ROMの整理を行った際、所在不明に気づいたという。ただちに社内捜索を行ったが発見できず、1月5日に同社に紛失を報告した。現時点では情報の不正使用等の事実は確認されていない。同社は、該当顧客に謝罪文を送付して状況説明をしている。また、本件の発生を極めて重大なことと認識し、顧客情報の保護強化に取り組んでいくとしている。
・リリース(あいおい損害保険)
http://www.ioi-sonpo.co.jp/corporate/news/NewsDtl.aspx?news_id=2006020200545
◎ ネッツトヨタ道都、車上荒らしで398件の顧客情報を含む業務用パソコン盗難
ネッツトヨタ道都は1日、元町店(札幌市東区)で車上荒らしにより、顧客情報398件を含む業務用パソコン1台を盗まれたと発表した。盗難があったのは1月25日で、紛失情報は住所、氏名、生年月日、性別、電話番号、勤務先、車両情報、自動車保険満期日。すでに所轄の警察に届出たが、現時点で当該パソコンは発見されていない。当該パソコンを起動するにはパスワードを必要とし、パソコン内部のデータにも暗号化措置を施している。現時点で個人情報が悪用された兆候はなく、当該顧客には説明と謝罪のために訪問をしているという。今後は社員教育の一層の推進と再発の防止に全力で取り組むとしている。
・リリース(ネッツトヨタ道都)
http://www.netzdoto.com/tounan_info.html
◎ ザ・アール、メルマガのアドレスと受信者名一致せず719件誤配信
人材派遣などのザ・アール(京都千代田区)は1日、同社発行のメールマガジン(以下メルマガ)のアドレスと受信者名が一致せず、719件を誤配信したと発表した。先月23日に読者2人から、受信したメルマガに表記されている宛名が、他社・他人宛になっているとの連絡があって発覚。同社は「メルマガ誤送信調査チーム」を立ち上げて事実関係の確認に努めた。その結果、送信時に使用した「メルマガ配信リスト」に記録されている宛先719件について、メールアドレスと受信者に関わるデータが一致していなかったことが判明したという。同社は読者にお詫びと事情説明のメールを送付した。今後は、再発防止に向け、社員の再教育と管理の徹底を図るとしている。
・リリース(ザ・アール)
http://www.ther.co.jp/infor.html
◎ パナホーム滋賀、車上荒らしで顧客6,327名分の書類入りカバン盗難
住宅販売・施工のパナホーム滋賀(滋賀県栗東市)は1日、同社社員が京都市内で車上荒らしにあい、6,327名分の顧客情報を記載した書類が入ったカバンを盗まれたと発表した。盗難が発生したのは先月29日15時頃で、発覚直後に所轄の警察署へ被害届けを提出したが、当該カバンは発見されていない。紛失情報は2004年12月までに同社でパナホームを建築した顧客の氏名、住所、電話番号などで、信用情報は含まれていない。現時点で顧客情報が流出した事実や二次被害に関する情報はないという。同社では個人情報の保護と情報セキュリティの強化に取り組み、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](パナホーム滋賀)
http://www.panahome-shiga.co.jp/180201-panahome-shiga.pdf
◎ JEUGIA、顧客167名分の修理品預り票控え紛失
楽器などのJEUGIAは1日、同社マイカル茨木店(大阪府茨木市)の店舗内において顧客情報167名分を含む修理品預り票控えを紛失したと発表した。使用状況および保管状況から、社外への流出の可能性は低く、誤って廃棄した可能性が高いとしている。紛失した控えは同店で受付け分のうち2005年2月20日~2006年1月9日分。紛失情報は顧客の氏名、住所、電話番号、預り楽器名、修理依頼内容など。すでに所轄官庁への届出を済ませたが紛失書類は発見されていない。顧客情報の不正使用などの事実は確認されていないという。当該顧客には1月28日より電話連絡および訪問による説明と謝罪を行っているという。
・リリース[PDFファイル](JEUGIA)
http://www.jeugia.co.jp/ir/report/pdf/060201.pdf