◎ 日本データ通信協会、資格試験申請者742名分の個人情報流出か
電気通信関係の国家試験を実施している日本データ通信協会(東京都豊島区)は7日、資格試験申請者742名分の個人情報が流出した可能性があると発表した。同会は2006年度第1回工事担任者試験について今年2月1日から試験申請を受付けているが、流出した可能性があるのはインターネットで申請を受付けた742名分。メールサーバーに不正にアクセスがあったことが3日、調査の結果判明したという。同会は判明後ただちにメールサーバーセキュリティ管理情報の変更等の再発防止措置を講じ、5日には不正アクセス禁止法違反として警察に通報。今後は警察の捜査に協力するととともに、引き続き調査を継続していくとしている。関係者にはお詫び状を発送したという。また今後、個人情報の保護と再発の防止に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](日本データ通信協会)
http://www.shiken.dekyo.or.jp/charge/owabi.pdf
◎ 東芝コンシューマM、PCの盗難2件で顧客のメルアド146名分紛失
電気機械器具販売の東芝コンシューママーケティング(本店:東京都千代田区)は7日、ノートパソコンの盗難と紛失が発生し、顧客のメールアドレス約146名分を紛失したと発表した。盗難については、2月12日、同社従業員が自家用車内に顧客のメールアドレス96人分を保存したノートパソコンを置き忘れ、車の鍵をこじ開けられて盗まれたもの。紛失については、2月22日、同社従業員が帰宅途中、電車下車時に顧客のメールアドレス約50人分を保存したノートパソコン入りの鞄を置き忘れたもので、2台ともパスワード設定等のセキュリティ措置が施してあるという。同社は再発防止のため、安全管理策の見直し・強化、従業員教育の徹底を図るとしている。
・リリース(東芝コンシューママーケティング)
http://www.toshiba.co.jp/tcm/news/060307_j.htm
◎愛媛県警、警部の私有PCがWinnyウイルスに感染、被害者情報など流出
愛媛県警は7日、同県警捜査1課の警部の私有パソコンから個人情報を含む捜査資料が流出したと発表した。流出した資料は同警部が1997年から2005年4月頃までに作成したもので、未解決の殺人事件の関係文書や犯罪被害者の個人情報などが含まれるという。同県警では私有パソコンの業務での使用を原則禁止とし、使用する場合は許可を得て登録する制度を設けていたが、同警部は許可を取らず登録もしていなかった。また、同パソコンにはウイルス対策ソフトが導入されていなかったという。同警部は2003年夏ごろWinnyをインストールし、昨年夏ごろWinnyウイルスに感染したとみられる。県警では2004年3月以降、繰り返しWinnyの削除を指示していたという。
・愛媛県警察<br>
http://www.police.pref.ehime.jp/
◎ テイエフビー、顧客情報1,508件を含むモバイルパソコン盗難
臨床検査薬など医薬品製造販売を行うテイエフビー(本社:東京都豊島区)は7日、個人情報の含まれた業務用モバイルパソコンが盗まれたと発表した。先月8日、東京都内の駐車場で盗難にあったもので、ただちに警察署に盗難届けを提出したが、まだ発見されていない。同パソコンには、顧客氏名、取引先名、取引先住所、取引先電話番号など1,488件、および顧客のメールアドレス20名分が保存されていた。現時点では、不正使用等の事実は確認されていない。パソコンの使用時には2重のパスワードによる安全管理措置を施しており、今後も個人情報流出の可能性は低いと考えるが、万一そのようなことがあった場合は誠意をもって対応するとしている。 同社は今回の事件を厳粛に受け止め、再発防止に万全を期していく。
・リリース[PDFファイル](テイエフビー)
http://www.tfb-net.com/osirase_2.pdf
◎ 第一興商、子会社運営の香水店でクレジットカード売上票34枚紛失
業務用カラオケ事業などの第一興商は6日、子会社である湘南第一興商(神奈川県小田原市)が運営する「The香水屋 上野アメ横店」において2日、顧客の「クレジットカード売上票」(カード会社提出用)34枚を、同店従業員が紛失したと発表した。今年2月2日から同25日までに同アメ横店を利用した顧客のもので、利用金額、クレジットカード名、会員番号、有効期限などが記載されていた。同売上票を店舗内レジカウンターから持ち出していないことなどから、誤って廃棄した可能性が高いという。同社は、当該顧客に対し、紛失の事実と悪用の恐れがある旨を通知するようカード会社に要請している。また、同社は今後、同売上票は保管場所等を改めるなど管理をより厳重にするとしている。
・リリース(第一興商)
http://www.dkkaraoke.co.jp/news/press/060306.html
◎ ソフトブレーン・フィールド、26社の顧客情報を含むパソコン紛失
営業支援コンサルティング等のソフトブレーン・フィールド(東京都港区)は6日、26社の顧客情報を含むパソコンを紛失したと発表した。2月24日深夜、同社の社内規則に反して同社保有のパソコンを持ち出した同社従業員が、帰宅途中に当該パソコンを紛失したという。紛失発覚後ただちに警察署へ紛失届出を行ったが、いまだ発見されていない。当該パソコンには、同社の顧客企業26社に関する情報(従業員のメールアドレス等の個人情報を含む)が含まれていた。パソコン内のファイルには2重のパスワードロックがかかっているが、暗号化はされていないという。同社は、当該の顧客企業に対しては個別に連絡の上、お詫びと説明をしている。また、今後は防止策の構築、従業員への指導、教育の徹底等、情報管理の強化に全力をあげ、信頼回復に努めるとしている。
・リリース(ソフトブレーン・フィールド)
http://www.sbfield.com/company/pressrelease/20060306_01.html
◎ 横浜市、アルバイト職員が精神障害者医療費助成書類作成で守秘義務違反
横浜市は4日、同市衛生局のアルバイト職員が精神障害者への医療費助成申請書類の入力作業中に知人の名前を見つけ、このことを本人に話してしまったという守秘義務違反の事実が確認されたと発表した。アルバイト職員は2月20日、作業中に知人のAさんの名前を発見。同24日にAさんと会った際、その旨をAさんに伝えた。Aさんから相談を受けたBさんが、アルバイト職員に対し、この行為が守秘義務違反であることを指摘、アルバイト職員は衛生局にこの旨を申し出た。衛生局は、Aさんに状況説明と事実確認をした上で謝罪。3月3日にアルバイト職員を守秘義務違反により解雇した。同局は今後、アルバイト職員に対して守秘義務の徹底を図るとしている。
・リリース(横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/me/eisei/kisha/h180304.html
◎ JR名古屋タカシマヤ、ブランドショップで顧客リストを紛失
ジェイアール東海高島屋は4日、ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区)内の「バリー」において、3月15日から開催するフェアの案内状の宛名書きに使用した顧客リストを紛失したと発表した。調査の結果、謝って廃棄処分にした可能性が高いという。同社は、該当する顧客に対し個別に謝罪と報告をしている。また今後、個人情報保護に向けた管理体制の強化に努め、再発防止の徹底を図るとしている。
・リリース(ジェイアール東海高島屋)
http://www.jr-takashimaya.co.jp/about/index.html
◎ NTT都市開発、クレジットカード会員宛DMに誤ってカード番号印刷
不動産業のNTT都市開発(東京都千代田区)は4日、先月24日付でクレジットカード会員へ郵送したDMハガキの宛名シールに、誤ってカード番号を印刷していたことを明らかにした。同社の中国支店岡山営業所から会員に出したDMハガキで、氏名の後にカード番号を印刷表示していた。当該宛名シールは会員本人へ郵送したDMハガキのみの使用で、これ以外での使用はないという。同社は当該顧客にはすでにお詫びをしており、今後二度とこのような事態を起こすことのないよう万全を期すとしている。
・リリース[PDFファイル](NTT都市開発)
http://www.nttud.co.jp/company/whatsnew/whatsnew060304.pdf
◎ NHK広島放送局、番組制作会社が出演者127名の出演料伝票紛失
NHK広島放送局とNHKちゅうごくソフトプラン(広島放送会館内にあるNHKの関連会社/以下スフとプラン)は4日、NHK広島放送会館内で、番組出演者の個人情報が記載された伝票の写し127名分を紛失する事態が発生したと発表した。週日の午前11時5分~12時まで放映している番組「ひるまえワイド」はソフトプランが受託して制作・放送しているが、同番組担当の者が1日、出演履歴確認のため、伝票の写しを綴じているファイルを探したところ、ないことに気づいたという。ファイルは2003年4月から2006年2月までの間に出演した127名に支払った番組出演料に関するデータで、出演者の氏名、住所、電話番号、口座名が記載されている。NHK広島放送局とソフトプランは、コンピューターから対象の番組出演者を特定し、個別に連絡しているという。両社は再発防止に向けて、関連団体も含めて改めて個人情報の管理を点検していくとしている。
・リリース(広島放送局)(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase060304.html
◎ ワイズマン、車上荒らしで顧客情報1,140件を含むノートパソコン盗難
福祉・医療情報システム開発のワイズマン(岩手県盛岡市)は3日、同社従業員が車上荒らしにあい、顧客情報1,140件を含むノートパソコンが盗まれたと発表した。盗難は岐阜市内で2月13日夜から14日朝にかけて起こり、当該従業員はただちに所轄警察署に盗難届を出したが、現時点で発見されていない。盗まれたパソコンには、メール受発信情報 (法人名、部署名、氏名、住所、電話/FAX番号、メールアドレス等)、顧客の保有する個人情報(氏名、住所、電話番号、性別、生年月日等)合わせて約1,140件が含まれていた。ほかに約20件の個人情報を記載した書類も盗まれている。同パソコンにはセキュリティ設定がなされており、第三者が情報を取り出すことは困難だという。同社は当該顧客には、連絡とお詫びをしており、今後は管理体制をより強化し、再発防止に全力をあげていくとしている。
・リリース[PDFファイル](ワイズマン)
http://www.wiseman.co.jp/news/news20060303.pdf
◎ JA東びわこ、個人情報を含む経営情報が流出し不正使用
東びわこ農業協同組合(JA東びわこ、本店:滋賀県彦根市)は3日、理事会の情報が外部に流出し不当に使用されていたと発表した。同組合によると、流出したのは2002年8月30日開催の理事会情報「第1号議案 員外貸出承認(案)の件」で、同組合の経営情報や重要な個人情報が含まれているという。当該情報は、本来外部に公表されることのないものであり、同組合では流出した経過について調査を進めるとともに、資料を入手した人には破棄または返還するよう呼びかけている。
・リリース(JA東びわこ)
http://www.jaeast.com/cgi/topix.cgi?md=view&list=247
◎ 益田市、387件の顧客情報を含む水道検針端末用メモリカード紛失
益田市は、委託検針員が水道使用量の検針に使う「検針用携帯端末用メモリカード」を紛失したと発表した。紛失したのは3日、益田市高津町地内で、カードには水道使用者の氏名、水栓所在地、使用者番号、メーター番号等の検針情報が387件保存されていた。すべて暗号化されており、専用端末機器以外で読み取ることは困難だという。同市水道部は、当該顧客に対し、戸別訪問および文書で事実の説明と謝罪をした。また今後、検針用端末にパスワードを設定するとともに、委託検針員ならびに全職員に対して今回の紛失事故を周知し、個人情報の管理を徹底していくとしている。
・リリース(益田市水道部)
http://www.iwami.or.jp/masudasi/top/kurashi/map/suido/info/info_1803.html
◎ 名古屋銀行、顧客情報を記載した伝票1万3,000件紛失
名古屋銀行は3日、同行中村支店(名古屋市中村区)において、顧客の情報を記載した伝票の綴り1万3,000件が入った保管箱を紛失したと発表した。紛失したのは2003年2月分と同年4月分の伝票綴りで、顧客の氏名、口座番号、取引金額等が記載されていた。1月に同支店で保管書類を点検した際に紛失が判明。内部調査の結果、誤って廃棄処理した可能性が高く、外部への情報ろう洩の懸念は極めて低いとしている。これまでに当件に対して外部からの問い合わせや不正要求などは発生していないという。同行は、再発防止に向け、顧客情報の管理の強化や取扱いの厳正化について再徹底を図るとしている。
・リリース[PDFファイル](名古屋銀行)
http://www.meigin.com/news/2006/20060303.pdf
◎ JA仙台、10店で20,554口座分のマイクロフィルム紛失
JA仙台(本店:仙台市宮城野区)は3日、10支店で合計20,554口座分の顧客情報を含むマイクロフィルム36枚を紛失したと発表した。顧客情報が記載された資料マイクロフィルムの保管状況について全支店で調査を実施したところ、紛失が発覚したという。紛失資料は貯金残高明細票、当座性貯金補助元帳、流動性貯金月中受払明細表で、顧客氏名、口座番号、取引金額などが記載されていた。現時点で当該フィルムは発見されていないが、組合内で誤って廃棄した可能性が高く、外部への情報漏えい懸念は極めて低いという。また、今回の件に関して照会や第三者からの同組合に対する不正要求など、問題となる事象は生じていない。同組合では今回の件に関する専用の問合わせ窓口を設置して対応する。また、再発防止に向けて情報管理を再徹底するとしている。
・リリース(JA仙台)
http://www.jasendai.or.jp/pghunsitu.htm
◎ 住友生命、Winnyのウイルス感染で取引先や顧客情報など8,004件流出
住友生命保険(本社:大阪市中央区)は3日、同社の職員や取引先企業の担当者など合計8,004人分の個人情報が流出したと発表した。流出したのは同社の米国子会社の取引先担当者1,326名分の氏名、会社名、住所、電話番号などのほか、2000年4月現在および2001年4月現在の住友生命の社内配属先リストに記載された6,614名分の所属や役職、氏名。同社の海外現地法人の従業員64名の情報も流出した。流出を起こした社員は1998年10月から2005年3月まで米子会社に出向した間、業務用データを私有パソコンに保存し利用。2005年4月に帰国した際、規定で義務付けられていたデータの消去を行わなかった。帰国後、同パソコンを私用に使ったところ、先月19日頃にウイルス感染したという。現在まで、第三者による個人情報の不正使用などの事実は確認されていない。同社では、情報の社外持ち出し禁止について再度徹底し、個人所有パソコンの安全管理について注意を喚起するとしている。
・リリース[PDFファイル](住友生命)
http://www.sumitomolife.co.jp/news/060308.pdf
◎ セントラルファイナンス、カード情報を含む利用明細控え103名分紛失
クレジットカードのセントラルファイナンス(本社:名古屋市中区)は3日、同社のキャッシュディスペンサー(CD機)の保守作業の過程で、103名分のカード情報を含む利用明細控えを紛失したと発表した。東京都町田市に設置しているCD機で2月22日に障害が発生、CD機の運用と保全業務を委託しているセコムの従業員の立合いのもと、保守契約先にCD機の修理を依頼した。その際、当該控えを抜き取った後の所在が不明だという。3月1日の点検時に紛失が発覚、同2日にセコムから町田警察署に遺失物届けを提出した。紛失情報は昨年2月13日14時15分から2月22日11時45分までに同CD機を利用した顧客の氏名、会員番号、その他カード情報。同社では紛失後、業務委託先および保守契約先に対して事実確認を行うとともにCD機周辺を捜索しているが、現在のところ発見できないという。同社では当該カード情報の不正利用を未然に防止するため、モニタリングの強化やカード番号変更などを提携企業に依頼しているという。また、今後は管理指導の徹底を図るとしている。
・リリース(セントラルファイナンス)
http://www.cfweb.co.jp/info/info_060303.html
◎ 岡山県警倉敷署、巡査長のPCがウイルスに感染し、1,500名分の捜査資料流出
岡山県警は3日、同県警倉敷署刑事1課の巡査長の私有パソコンから約1,500名分の個人情報を含む捜査資料が流出したと発表した。流出した資料は同巡査長が1999年9月頃から2002年10月頃までに作成したもので、倉敷署のほかに同巡査長が以前勤務していた新見署の情報も含まれるという。犯罪被害者の住所や氏名などの個人情報や、窃盗事件の捜査情報、また国会議員の後援会名簿の流出も確認されている。2日、外部からの通報で流出が発覚した。同巡査長は2002年10月ごろ、公務に使用していたパソコンが故障したため、資料を個人のパソコンに保存。今年1月頃からWinnyを使用開始してウイルスに感染し、同2月末頃にデータが流出したと見られている。県警では2004年6月から私用パソコンによるWinnyの使用を禁止しており、同巡査部長については内部規定違反と見て処分を検討している。
・岡山県警察
http://www.pref.okayama.jp/kenkei/kenkei.htm
◎ 富士ゼロックス、車上荒らしで顧客1,631件のメールアドレスを含むPC盗難
富士ゼロックス(本社:東京都港区)は3日、同社社員が車上荒らしにあい、顧客情報1,631件を含むノートパソコンが入ったカバンが盗まれたと発表した。先月17日の夜、東京都品川区で同社社員が業務終了後に駐車中の車から離れている隙に車上荒らしにあったという。ただちに警察に通報して被害届けを提出し、全力で探索しているが現時点で発見されていない。同社によると当該パソコンにはパスワード設定、ハードディスク・ドライブにはロック設定をしており、現時点で顧客情報が外部に流出し、不正利用された事実は確認されていない。同社は監督官庁に報告、また今後同様の事態が再発しないよう、全社員に対し情報セキュリティの再教育などを行うという。
・リリース(富士ゼロックス)
http://www.fujixerox.co.jp/release/2006/0303_notice.html
◎ ジェイコム関西、配達直前の情報誌188部が配達用自転車ごと盗難
ケーブルテレビ局を統括運営するジェイコム関西かわち局(本社:大阪市天王寺区)は3日、顧客宅へ配布予定の同社月刊番組情報誌「J:COM Magazine1月号」188部が配達用自転車と共に盗難にあったことを明らかにした。盗難があったのは昨年12月26日で、冊子には配布先顧客の氏名、住所が貼付されていた。配布予定地域は大阪府柏原市本郷・今町・堂島町で、同社は該当顧客には事情説明とお詫びをしている。同社は配達員に対し個人情報に関する再教育を実施し、配布物管理の徹底を図り、再発防止に務めていくとしている。
・リリース(ジェイコム関西 かわち局)
http://www.jcom.co.jp/jcom/notice/20060303_kansai.html
◎ 姫路南郵便局、Winnyのウイルス感染で、簡易保険の顧客情報など流出
日本郵政公社は3日、姫路南郵便局(兵庫県姫路市)局員の私有パソコンから簡易保険の顧客情報などがWinny(ウィニー)を通じてインターネット上に流出したと発表した。流出したのは2003年から2004年6月ごろにかけて同局員が自宅のパソコンで作成した資料で、同局の訪問先企業リストや簡易保険に関する書類など法人38社分が記載されていたという。このほか、職員75人分などの個人別営業成績表も流出していた。内閣官房情報セキュリティセンターから同近畿支社への通報で発覚した。
・日本郵政公社HP
http://www.japanpost.jp/
◎ 東京電力、車上荒らしで20名の顧客情報入りバッグ盗難~17名分回収
東京電力(本店:東京都千代田区)は3日、同社神奈川支店が業務委託している関係会社の委託員が車上荒しにあい、車内にあった個人情報が含まれたバックを盗まれたと発表した。盗難があったのは3日午前11時頃、藤沢市内で、当該委託員が作業のため車輌から離れた際に起きた。カバンの中には、20名の顧客情報(住所、氏名、電話番号、作業内容など)を記載した「作業予定表」などが入っていた。当該委託員はただちに藤沢警察署に被害届を提出し、関係者とともに現場捜索を実施。同日午後2時45分頃、現場近辺の公園でカバンを発見し、17名分の顧客の作業予定表を回収したという。残りの3名の顧客情報は発見されていない。同社は対象顧客には、個別に訪問しお詫びと事情説明をしている。同社はこれまで、帳票類の管理を指示してきたが、さらなる厳重・適正管理を徹底していくとしている。
・リリース(東京電力)
http://www.tepco.co.jp/kaifuku/kojin/jishou/06030301-j.html
◎ 富士宮信用金庫、PCのウイルス感染で、顧客情報1万3,619名分流出
富士宮信用金庫(本店: 静岡県富士宮市)は2日、同金庫が手形管理システムの開発および保守業務を委託している日本電気(本社: 東京都港区)とNECソフト(本社:東京都江東区)の協力会社社員が個人で所有するパソコンから、手形決済処理に関するデータが流出したと発表した。同社員は同データをNECソフトから無断で持ち出し、私有パソコンに保存していたという。流出した資料は2003年10月時点の1万3,619件分の法人および個人の顧客情報で、法人の名称や個人の氏名、金融機関コードや支店コード、口座番号、手形金額が記載されていた。情報が流出した手形の決済はすでに完了しており、また流出情報では資金移動はできないため、被害が発生する可能性は低いとしている。3社は共同で「富士宮信金・NEC情報事故共同対策本部」を設置、金融機関および個人からの本件に関する問い合わせを受け付けている。
・リリース(富士宮信用金庫)
http://www.miyashin.co.jp/topics/060302.htm
◎ レオパレス21、中部地区で88名分の顧客リストを紛失
不動産業のレオパレス21(本社:東京都中野区)は2日、中部地区で88名分の顧客リストを紛失したと発表した。先月25日、管理部門担当社員が複数件の顧客宅を訪問途中、物件敷地内で顧客リストを紛失したもので、情報内容は顧客の氏名、住所、電話番号等。その後、顧客リストは回収したが、同社は当該顧客に詫び状を郵送。国土交通省への届出も完了した。今後は業務手順の見直しや、社員に対する情報保護教育等により、情報の適正管理を徹底していくとしている。
・リリース(レオパレス21)
http://www.leopalace21.co.jp/IR_topics_180302.html
◎ ゴンゾロッソ、当選メールを「CC」で送り、26名のアドレス流出
オンラインゲーム「ナイトオンライン」を運営するゴンゾロッソ(東京都中央区)は2日、登録ユーザー26名のメールアドレスを漏えいしたと発表した。先月27日18時頃、「転生・転職イベント」の複数当選者に対して当選確定メールを送信する際、担当者がまとめて送信しようとして、当選者26名のメールアドレスをCC欄に入れてメールを送信してしまった。同社の規定では、ユーザー個々の問い合わせメールに対して、1件ずつ返信することになっていた。同社では今後、顧客に二次被害が発生しないよう、調査により判明した情報について、同社のホームページと個別連絡にて知らせるとしている。現時点では第三者による個人情報の不正使用などの事実は確認されていない。同社では先月、ユーザー情報1,373名分がFTPから流出する事故があったばかりで、改善策を行っている最中にこのような事故があったことを残念であるとし、再発防止と信頼回復に努めるとしている。
・リリース(ゴンゾロッソオンライン)
http://www.gonzorosso.jp/ko1.html
◎ 横浜市、保険解約請求書を入れ違え2社に誤送付
横浜市は1日、横浜市中区納税課で生命保険解約請求書2通を誤送付したと発表した。市税滞納者に対して差押さえた2社分の生命保険を解約して市税に充当するため、個人情報が記載された解約請求書を2月27日に作成し、2社に宛てて送付した際、誤って別会社宛てに封入したという。3月1日午前11時頃に一方の会社から指摘を受け、同日午前11時30分頃にもう一方の会社から同様の連絡を受けたという。同日午後に両社から書類を回収し当該顧客に電話にて謝罪、2日に自宅を訪問して説明と謝罪をするとしている。同課で書類を送付する際にはダブルチェックを行っているが、今回の誤送付は担当者もチェック担当者も誤りに気づかなかったため発生した。同課では再発防止に向けて、当該担当者およびチェック担当者に厳重に注意するとともに、職員全体に誤送付の防止と個人情報保護を徹底するとしている。
・リリース[PDFファイル](横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/me/naka/kishahapyo/pdf/18/180301.pdf
◎ Winnyのウイルス感染でモスバーガーの顧客ら279人の個人情報流出
ファーストフードのモスバーガーを運営するモスフードサービス(本社:東京都新宿区)は1日、Winny(ウィニー)ウイルスに感染した社員の私有パソコンから、顧客と従業員の個人情報が流出していたと発表した。流出したのは、モスバーガー所沢東口店の顧客176名、藤野パーキングエリア店の顧客58名、東所沢店と津久井三ヶ木店のパート・アルバイト36名の個人情報で、住所、氏名、電話番号、メールアドレス等が含まれていた。同社は該当顧客に個別に連絡をしてお詫びと状況説明を行なっている。私有パソコンの業務利用を禁止していたなかでの情報流出であったといい、同社は再度従業員の注意を促す文書を全店に通達。いっそうの情報管理と教育の徹底に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](モスフードサービス)
http://www.mos.co.jp/company/pr_pdf/pr_060301.pdf