◎ 産業再生機構、支援先従業員ら650人の個人情報を含むメモリーカード紛失
産業再生機構(本店:東京都千代田区)は17日、支援先の従業員と株主650人の個人情報を含むメモリーカード1枚を紛失したと発表した。同機構によると、紛失したメモリーカードは男性職員が出張時に携帯したもので、今月14日に紛失に気づいたという。メモリーには支援先企業1社の従業員約450名の氏名、役職、入社年、生年月日、株主約200人の氏名、住所を含む資料が保存されていた。同機構では社内の業務ごとに物理的に閉鎖されたネットワークを使用しており、ネットワーク間でファイルを交換するためにメモリーカードを使用している。メモリカードにデータを保存する際には暗号化を施しているため、保存情報が解読される可能性は極めて低いという。同機構は、対象者対し事情説明と謝罪を進めるとともに、情報セキュリティ点検の実施とメモリーカード管理の見直しを行い、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](産業再生機構)
http://www.ircj.co.jp/pdf/sonota_news_2006031701.pdf
◎ 日本ケミファ、ウイルス感染で、大分の医療関係者2,910名の個人情報流出
医療用医薬品メーカーの日本ケミファ(本社:東京都千代田区)は17日、社員の私有パソコンが流出元となり、大分県内の医療関係者2,910名分の個人情報がインターネット上に流出したと発表した。情報内容は氏名、生年月日、住所、電話番号等。同県を担当する社員が自宅で使っていたパソコンにファイル共有ソフトWinny(ウィニー)がインストールされており、ウイルス感染によって、保存していた情報が流出したもの。同社は、該当顧客へは個別に連絡し、お詫びと説明をしているという。
・リリース[PDFファイル](日本ケミファ)
http://www.chemiphar.co.jp/nc/news/20060317.pdf
◎ フジテレビ、外部スタッフがウイルス感染、関係者61名分の情報流出
フジテレビジョン(本社:東京都港区)は17日、イベント「お台場 冒険王2005」の関係者61名分の個人情報がインターネットに流出していたと発表した。同イベントは昨年7月から8月にかけて開催されたもので、流出情報は、氏名、携帯電話番号、メールアドレスなど。流出元は、同イベント開催時に同局の子会社と契約して運営に携わっていた外部スタッフが所有するパソコンで、TBSの番組「さんまのカラクリTV」出演者の個人情報が流出したパソコンと同一であるという。同契約スタッフが私有パソコンに入れて自宅に持ち帰り、Winnyのウイルスに感染したパソコンに保存していた。流出時期は、昨年の秋以降とされている。同社は監督官庁の総務省に経緯を報告。今後は社内でのWinny使用を禁止し、社外スタッフを含む研修会などを開き、個人情報遵守の社風を高めていくよう全力を尽くすとしている。
・リリース(フジテレビ)
http://wwwz.fujitv.co.jp/info/index.html
◎ エクステンド、顧客情報344件が重量金庫ごと盗難
イタリアンレストラン「カプリチョーザ」を運営するWDI(本社:東京都港区)とイタリアンレストラン「カプリチョーザ宇治大久保店(京都府宇治市)」を運営するエクステンドは3月17日、同社が運営する同店で重量金庫が盗難にあい、個人情報を含む書類344枚が流出したと発表した。同月11日午前0時30分から午前9時30分の間に窓ガラスを破られ、当該金庫を盗まれた。当該金庫には現金のほか、キャンペーン応募用紙約250枚、ポイントカード申し込み用紙控え21枚、キッズ会員入会書控え65枚、ファックス会員入会書控え8枚を保管していた。紛失情報は氏名、住所、電話番号およびFAX番号、メールアドレス、生年月日など。今後は管理を強化するとともに、全社員に対し、再度、個人情報の重要性を指示するとしている。
・リリース(WDI)
http://www.capricciosa.com/FIX/060320.html
・リリース(エクステンド)
http://www.extend.co.jp/owabi.htm
◎ 新潟県立養護学校、担任教諭のPCがウイルス感染、生徒11名分の個人情報流出
新潟県下越地方の県立養護学校の生徒11名分の氏名などが記された個別指導の資料がインターネット上に流出していたことが16日、明らかになった。資料には生徒氏名のほか、教科別の学習目標や生徒の集合写真等も含まれていた。担任の男性教諭は、仕事が間に合わなかったために当該データを持ち帰り、自宅パソコンにコピーして作業したという。このパソコンがWinnyウイルスに感染し流出元となった。生徒の個人情報を校外に持ち出すことは県教育委員会が定めた個人情報流出防止規定に反しており、同教諭は減給1か月の懲戒処分を受けたという。
・新潟県庁:下越教育事務所
http://www.kyouikucho.nein.ed.jp/kaetsu-kyouji/index.htm
◎ 国際交流基金、村上春樹シンポ通知を「TO」で送り268名のアドレス流出
国際交流基金(東京都港区)は16日、シンポジウム「春樹をめぐる冒険」の事前申込みに落選した応募者へ通知メールを出す際に設定を誤り、268名のメールアドレスが流出したと発表した。13日午後7時頃、業務委託先である国際文化交流推進協会内に設置された村上春樹シンポジウム事務局よりメールを送信したが、本来BCCで送信すべきところを誤ってTOで送信してしまったという。同基金は、今後は業務委託に際する安全確保の措置を徹底し、同時に基金内部でも注意を払い、再発防止に取り組むとしている。
・リリース(国際交流基金)
http://www.jpf.go.jp/j/intel_j/topics/murakami/index.html#apology
◎ JNSA、同報メールにセミナー参加者110名分の表を添付し誤送信
日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA、事務局:東京都江東区)は16日、同日開催の第8回JNSA西日本支部主催セキュリティセミナーに参加申し込みをしたメールアドレス110件分が、メール誤送信により流出したと発表した。担当者は15日にJNSAで保管していた参加者情報を基にメールアドレスを抽出した作業ファイルを作成。メールアドレスリストをBCCに設定して案内メールを送信したが、このとき送信先アドレスリストが入った作業ファイルも一緒に送信してしまったという。誤送信に気づいた時点で、改めて添付ファイルの削除を依頼するメールを発信した。同協会は、セミナー当日に事務局長よりお詫びをし、経過説明を行った。今後は案内メール発信用システムツールの利用も検討するなどして再発防止に努め、継続的に個人情報保護に取り組むとしている。
・リリース(日本ネットワークセキュリティ協会)
http://www.jnsa.org/note_060316.html
◎ WDB、車上荒らしで取引先56件分の営業関係書類盗難
人材派遣業のWDB(本社:東京都千代田区)は15日、同社社員が車上荒らしにあい、取引先56件分の営業関係書類が盗難にあったと発表した。14日午後7時頃、同社明石支店の営業社員が帰宅途中、立ち寄った先の駐車場で車内に残した営業関係書類入り鞄が盗難にあったもので、事件発生後すぐに警察に被害届を出し、自らも現場付近の捜索を実施したが、当該書類は発見されていない。書類には顧客名、担当者名、スタッフ名等が記載されているが、住所・電話番号・メールアドレス等は含まれておらず、悪用の可能性は極めて低いという。当該顧客とスタッフには個別に連絡をし、お詫びと事情説明をしている。また今後、社員に対する指導研修をはじめ、再発防止と管理強化に努めるとしている
・リリース(WDB)
http://www.workdatabank.co.jp/news/topics0315/index.html
◎ 日本ジャグリング協会、ウイルス感染で、のべ225名の会員情報流出
ジャグリングの普及・振興活動を行うNPO法人、日本ジャグリング協会(事務所:東京都板橋区)は15日、協会員の個人情報のべ225名分がインターネット上に流出していることを確認したと発表した。2001年の同会会員名簿113名分と、2001年に名古屋で開催されたイベント参加者名簿112名分の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど。両名簿の氏名は大部分が重複する。同会の調査結果から、2001年当時の同会旧スタッフが情報を保存していたパソコンが今年に入ってウイルスに感染、データの流出元となった可能性が高いという。同会は現在、個人情報ファイルはすべて暗号化するなどの対策を進めている。
・リリース(日本ジャグリング協会)
http://www.juggling.jp/problem.html
◎ 国土交通省、イベント参加者98名分の個人情報を含むバック盗難
国土交通省関東地方整備局・東京国道事務所(東京都千代田区)と日本ウオーキング協会(東京都千代田区)は15日、今月11日に実施した五街道をゴミを拾いながら歩くイベント「五街道クリーンウォーク2006」で、参加者98名の個人情報を含むバックを盗難紛失したと発表した。同事務所などによると、当日の運営などを委託していたニッセイエブロ(本社:東京都港区)の委託員が11日昼前、昼食地点の明治公園で準備作業中に参加者の書類を入れたバッグが置き引きされたという。盗まれた書類には、「大山道コース」参加者98名の氏名、住所、電話番号、年齢、職業が記載されていた。同事務所などでは、事件発生後直ちに被害届けを提出するとともに、当日参加者を除く89名に対し14日付けで主催者連名の報告と謝罪を書面で郵送。個人情報の厳重な保管管理に取り組み再発防止に努めるとしている。委託先のニッセイエブロでは15日、全社員に厳重注意を社内通達。関係役員・社員に対しては、社内処分を実施したという。
・リリース[PDFファイル](国土交通公社 関東地方整備局・東京国道事務所)
http://www.ktr.mlit.go.jp/toukoku/press/h18_3_15/060315.pdf
・リリース[PDFファイル](ニッセイエブロ)
http://www.eblo.co.jp/news/pdf/060323.pdf
◎ 横浜市、印鑑登録証明書申請者に控え用の書類を誤交付
横浜市は3月15日、同市中区役所戸籍課において印鑑登録証明書の誤交付があったと発表した。同8日、印鑑登録証明書を申請した住民に誤って区役所控え用の書類を渡してしまったもので、当該書類には、印鑑登録証明書に記載される住所、氏名、生年月日、印影のほかに、印鑑登録番号、個人コード、登録年月日、当初登録区、当初印鑑登録番号が記載されていた。同15日、当該証明書の提出を受けた法人から問い合わせがあり、誤交付が判明。同課は当該住民に謝罪し、正しい印鑑登録証明書を提出先法人に送るとともに、誤った書類の回収について了解を得たという。同市は、事務処理マニュアルの確認等を行うなどして、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/me/naka/kishahapyo/pdf/18/180315.pdf
◎ ソフトウェア・トゥー、1,000名分のアドレスを本文に記載して送信
コンピュータソフトの販売を行うソフトウェア・トゥー(本社:東京都江戸川区)は3月15日、顧客のメールアドレス1,000件が漏えいしたと発表した。同社によると、同14日、同社の登録ユーザーにメールを配信する際、メール本文中にアドレス1,000件を誤って挿入し、そのまま送信してしまったという。事態はメールを受け取った顧客からの指摘で判明。同社は、事態発生直後に、送信先の1,000件にあらためてメールで連絡をし、当該メールの削除を依頼したという。同社は今後、メール配信業務のチェック体制の強化、システムの自動化等を進めるなど、人為的ミスが介在することのないよう業務の見直しを検討するとしている。
・リリース(ソフトウェア・トゥー)
http://www.swtoo.com/info/20060314.html
◎ 東電不動産、顧客と従業員62名が登録された携帯電話を紛失
東京電力が100%出資する東電不動産(本店:東京都中央区)は3月15日、顧客と従業員62名が登録された会社貸与の携帯電話を紛失したと発表した。同社社員が、同社運営の「いこいの湯多摩境店(町田市小山ヶ丘)」店内で紛失したもので、同月12日の夜間勤務中に紛失に気づき、直ちに警察へ届け出、捜索を行っているが、発見に至っていない。紛失した携帯電話には、取引先担当者41名、同社従業者21名、計62名分の個人情報(名字、電話番号)が登録されていた。同社は、関係者に対しては個別に連絡し、お詫びと事情説明をしている。また、今後の再発防止に向け、厳重・厳正管理を徹底していくとしている。・リリース(東電不動産)
http://www.tdfkk.co.jp/kojin3.htm
◎ 毛髪クリニックリーブ21、顧客3名分の書類をヤマト運輸が紛失
毛髪クリニックのリーブ21(本社:大阪市中央区)は3月15日、配送を委託したヤマト運輸が顧客3名の書類を紛失したと発表した。1月24日に書類の発送をヤマト運輸に委託、2月18日に発送先から未着の連絡を受けて問い合わせたところ、ヤマト運輸による荷物の紛失が判明したという。ヤマト運輸に捜索を依頼したが、いまだ発見されていない。紛失書類は同社の川崎オペレーションセンターに通っている顧客3名の書類で、顧客の氏名、住所、電話番号などが記載されていた。同社は、当該顧客に面談で事故の経緯を説明し謝罪。今回の事故を受けて、委託業者の再確認と、委託業者に対する個人情報の管理体制を強化するとしている。
・リリース[PDFファイル](毛髪クリニックリーブ21)
http://www.reve21.co.jp/topics/pdf/nl_20060315.pdf
◎ 越前市武生図書館、同胞メールを「TO」で送りアドレス178名分流出
越前市は市立武生図書館が15日、誤送信で利用者のメールアドレス178名分が流出したと発表した。インターネット予約を利用登録している178名に、4月1日からの休館のお知らせを電子メールで送信した際、BCC(非表示)で指定するべきところを誤ってTOで指定し、送信。利用者からの連絡で、担当者が誤りに気づいた。確認したところ、エラーで送信されなかった26名を除き、152名の利用者に対し、178名のメールアドレスがグループ分のみコピーされ送信されたという。グループは、ア行~ワ行ごとに分かれている。
同館は発覚後すぐに送信先にお詫びメールを送付し、その後改めて経過報告とお詫び、着信電子メール削除のお願いをしたという。今後は、メールの一斉発信をする際は、複数の担当者または上司が画面で送信先を確認するよう徹底。また、Winnyによる情報漏えいへの緊急対策として、職員の個人所有を含むすべての利用パソコンを点検するとしている。・リリース(越前市)
http://www.city.takefu.fukui.jp/office/090/060/eti_tosyo/meruado.jsp
◎ 大阪ガスセキュリティサービス、101件の顧客情報を記載した資料盗難
ホーム・セキュリティなど警備業務の大阪ガスセキュリティサービス(大阪市淀川区)は15日、同社営業担当者が路上で携帯していたバッグのひったくり被害にあい、顧客情報101件が記載された資料を持ち去られたと発表した。13日、顧客訪問後帰社する際に被害にあったもので、当該資料には101件の顧客の氏名、住所、電話番号等が記載されていた。現在まで、持ち去られた顧客情報の不正利用等の事実は確認されていない。同社は当該顧客を個別に訪問し、お詫びと事情説明をしているという。また、このような犯罪に対する顧客情報保護対策をさらに強化するなど、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(大阪ガスセキュリティサービス)
http://www.oss-og.co.jp/privacy050315.htm
◎ TBS、外部スタッフがウイルス感染、「さんまのからくりTV」出演者情報流出
東京放送(本社:東京都港区/TBS)は15日、バラエティ番組「さんまのスーパーからくりTV」の出演者やスタッフなどの個人情報、約540件がインターネット上に流出していたと発表した。流出したのは、一般の出演者・応募者の住所、氏名、電話番号約400件と、スタッフおよびタレントの連絡先など約140件。同番組の外部スタッフがデータを自宅に持ち帰り、私有パソコンに保存していたところ、当該パソコンがWinnyのウイルスに感染し、外部に流出したという。
・TBS
http://www.tbs.co.jp/
◎ 大阪府の郵便局、職員の私有PCから18名分の顧客情報流出
日本郵政公社近畿支社は15日、岸和田北町郵便局(大阪府岸和田市)に勤務する男性職員の私有パソコンから、郵便貯金を担保に貸付を受けた顧客の情報31件、18名分が流出したと発表した。流出したのは顧客の氏名と住所。職員は、勉強のため許可を得て書類の様式例を自宅に持ち帰ったが、その中に誤って顧客情報が保存されていたという。
・日本郵政公社
http://www.japanpost.jp/