◎ 大阪府寝屋川市、介護認定更新申請者236名分の電子媒体を紛失
寝屋川市は10日、保健福祉部高齢介護室の職員が、介護認定更新申請者236名分の個人情報が記録されたパソコン用電子媒体を紛失したと発表した。市によると、紛失した電子媒体には先月31日に認定の有効期間が満了する認定者のうち、本年1月30日以降に更新申請をし、認定の判定が行われた236名の氏名と判定結果、一部申請者の住所、介護認定審査会合議体委員の氏名、住所等が記録されていた。当該媒体は、先月19日に職員の一人が会議資料作成のため、他の職員から借用したもの。翌日返還を求められて紛失に気づき、事務室内や会議室を捜索したが見つからず、22日に警察署に遺失届けを提出。該当者宅には、高齢介護室職員が直接訪問し謝罪したという。
・リリース(寝屋川市)
http://www.city.neyagawa.osaka.jp/op-jyoho/protect-rouei/kourei200603.htm
◎ ツカサ都心開発、イベント案内メールの誤送信で1,093名分のアドレス流出
マンスリーマンションなどを手がけるツカサ都心開発(本社:東京都品川区)は10日、イベント案内のメールを送信する際に、1,093名のメールアドレスが表示された状態で送った発表した。誤配信したのは、同社が計画している「伊豆昭和30年代村」の現地見学会の案内メール。同社によると、メール配信ソフトの「アドレスを表示しない」に設定しなかったため、「CC」欄に送付先のメールアドレスが表示されてしまった。同社は、誤配信を謝罪するとともにメールの削除を依頼。社内教育の再徹底を行い再発防止に努めるといい、流出したメールアドレスについては、その他の記録も含めて抹消し配信を中止するとしている。
・リリース(ツカサ都心開発)
http://www.222.co.jp/company/announce/2006/2006-04-10-01.php
◎ 日立ソフト、社員の私有PCから、業務資料と156名分の社員情報流出
ソフト開発業務を行う日立ソフトウェアエンジニアリング(本社:東京都品川区)は10日、同社社員が個人で所有するパソコンがウイルスに感染し、業務情報および社員が個人的に作成した名簿がWinnyネットワーク上に流出していたことを明らかにした。流出したファイルは58件で、同社が1社より受託した情報システム開発に関する業務情報や、同社社員61名分の名簿、のべ95名分の連絡先を含んでいる。同社は、新聞報道より前に流出を把握していたが、Winnyの特性上、被害の拡大を防止する意味で、これまで公表を控えていたという。
・リリース[PDFファイル](日立ソフト)
http://www.hitachi-sk.co.jp/News/News377.pdf
◎ マキタ、社員情報392名分と取引情報など流出
電動工具のマキタ(本社:愛知県安城市)は7日、同社従業員が自宅で使用している個人所有のパソコンがウイルスに感染し、取引情報等がネットワーク上に流出していたと発表した。同社によると、3月に当該パソコンがWinny経由でウイルスに感染し、当該従業員が所属する部署の従業員名簿や出張報告書、社内レポートなどの社内情報、および取引先1社に関する取引情報が流出。名簿には、従業員392名分の住所、氏名、連絡先などの情報が含まれていた。
・リリース(マキタ)
http://www.makita.co.jp/company/important.html
◎ 横浜市中区、給与所得者異動届出書10名分を紛失
横浜市中区課税課は7日、給与所得者異動届出書9社10名分を紛失したと発表した。同区の市民税係が受付け、特別徴収センターに庁内の文書搬送ルートで発送したものが、所在不明になったという。同届出書は、会社に勤務する者が退職等に伴って、給与から市県民税を天引きできなくなった場合に、会社(給与支払者)が市町村に提出する書類。5日に区内の2社から、2月に中区市民税係窓口で同届出書を提出したにもかかわらず、3月分の税額が変更されていないとの連絡があり、調査したところ、他にも7社分が未処理となっていることが判明した。9社10名分の同届出書には、住所、氏名、市県民税額、会社の所在、名称等が記載されていた。庁内の文書搬送ルートを利用しているため、横浜市役所以外に情報漏えいする可能性は低いとしている。市は、関係会社と納税者本人へ内容を説明し謝罪。今後は異動届出書受領の際は、受付記録簿に記入するとともに、特別徴収セン ターとの専用封筒を作成して使用し、受付記録簿(写)を同封するなど、再発防止策をとっていくとしている。
・リリース[PDFファイル](横浜市中区)
http://www.city.yokohama.jp/me/naka/kishahapyo/pdf/18/180407.pdf
◎虎ノ門病院、退職した医師のPC2台が盗まれ、144名の患者情報漏えい
虎の門病院(東京都港区)は7日、退職した医師が自宅に置いていたパソコンが盗難にあい、その中に入っていた入院患者144名の個人情報が漏えいしたと発表した。発表によると、今年3月に同院を退職した医師が、先月30日から今月6日まで自宅を留守にしていた間、家に置いていた2台のパソコンが盗まれたという。パソコンには、同医師が担当した患者144名の氏名、生年月日、年齢、性別、住所、入退院月日、病状などのデータが格納されていたほか、氏名、生年月日、住所のない個人情報123名分も含まれていた。同院は該当患者に個別に電話で謝罪するとともに、文書でのお詫びも並行して行っている。また今後は個人情報管理の重要性について再度関係者へ周知徹底を図り、再発防止策に取り組むとしている。
・リリース(虎ノ門病院)
http://www.toranomon.gr.jp/site/view/contview.jsp?cateid=17&id=411&page=1
◎ ザイオン、Webサーバーの運用ミスで顧客情報821名分が流出
ビジネスや技術のコンサルティングを行うザイオン(東京都港区)は7日、顧客情報821件の流出が判明したと発表した。過去のイベント時に使用した顧客データが、同社Webサーバーのメンテナンス時に運用ミスでサイトに残り、一部検索エンジンよって取得できる状態になっていたという。情報内容は、氏名、会社名と住所、電話番号、メールアドレスなど。同社は該当データをサイト上から削除するとともに、検索サーバー運営事業者にはキャッシュの削除を依頼した。また、今後の再発防止に向け、徹底した情報管理に全力で努めていくとしている。
・リリース(ザイオン)
http://www.zion-net.co.jp/jp/ir/pdf/060407-1.pdf
◎ 日本総合住生活、個人情報を含むPC盗難とHD紛失を公表
日本総合住生活(本社:東京都千代田区)は6日、千葉県と兵庫県で起きた2件の個人情報紛失事故を公表した。同社によると、千葉県では工事現場の仮設現場事務所が先月23日夕方から24日朝にかけて荒らされパソコンが盗難。兵庫県では仮設現場事務所から大阪支社事務所まで従業員が社有車両で移動する際に、外付けハードディスク1台を紛失した。盗まれたパソコンには工事施工に必要な顧客56名分の住所、氏名、電話番号等が、ハードディスクには工事施工にあたって車両の移動を依頼した駐車場の契約者231名分の駐車場番号、氏名、号棟・号室を記載したリストが記録されており、同社は該当者を個別に訪問し、事情を説明して謝罪したとういう。
・リリース(日本総合住生活)
http://www.js-net.co.jp/contents/company/p_osirase.html
http://www.js-net.co.jp/contents/company/p_osirase2.html
◎ 日産プリンス福岡販売、710件の顧客情報を含むパソコン盗難
日産プリンス福岡販売(本社:福岡市中央区)は、顧客情報が記録されたパソコンを6日未明に盗まれたと発表した。同社従業員が自車内にて仮眠中に、車内に置いていたノート型パソコンを盗まれたもので、当該パソコンには、顧客の氏名、生年月日、住所、電話番号、保険会社コード、証券番号、満期日等の情報710件分が含まれていた。同社は、同日警察署に被害届を提出。該当顧客には報告と謝罪をした。パソコンにはIDとパスワードが設定してあり、情報の不正使用等の事実は確認されていないという。同社は、本件を受け、店舗内に施錠できるキャビネットを設置し、その利用を再度徹底したとしている。
・リリース(日産プリンス福岡販売)
http://www.nissan-prince-fukuoka.co.jp/event/info1.html
◎ 東芝、従業員の私有PCがウイルス感染、8,800名分の個人情報流出
東芝(本社:東京都港区)は5日、同社従業員の個人所有パソコンがWinnyのウイルスに感染し、約8,800名分の情報がネットワーク上に流出していたと発表した。同社によると、流出情報の内容は、取引先担当者の氏名、会社連絡先、および同社従業員の所属、氏名、役職など。流出が判明したのは3月26日だが、流出時期は1月下旬頃だという。これまでに流出情報が不正使用された事実は確認されていないとしている。
・リリース(東芝)
http://www.toshiba.co.jp/toshiba/notice45_j.htm
◎ デンソー、来春卒業予定の就職希望学生53名分の名簿紛失
自動車電装品の販売等を行うデンソー(本社:愛知県刈谷市)は5日、同社の会員制就職情報サイトに登録していた学生53名分の個人情報を、3月下旬に紛失していたと発表した。同社によると、当該情報を書類として保管していた同社社員が、不注意により社外で紛失したという。紛失した書類には、2007年3月卒業予定で、同サイトに登録をしていた学生の氏名、住所、電話番号、メールアドレスが記載されていた。同社は該当する学生に連絡し、謝罪。現在のところ、紛失した情報の不正利用等の事実はない。同社は今回の書類紛失を重く受け止め、個人情報の管理・保護を徹底するとしている。
・リリース(デンソー)
http://www.denso.co.jp/ja/topics/060405-01.html
◎ 武蔵女子短大、委託先社員のPCから受験生1,072名分の合否流出
北海道武蔵女子短期大学(札幌市北区)は4日、2004年度受験生1,072名分の合否結果がWinnyネットワーク上に流出していたことを明らかにした。入試情報システムの開発を委託した大丸藤井(札幌市白石区)の社員の私有パソコンが流出元となった。流出資料は2004年8月、ソフト開発の必要から短大側が提供したもの。当該受験生の住所や氏名、合否結果などが含まれていた。同社員は会社の許可を得ずに自宅パソコンに当該資料を保存、ソフト開発の作業終了後も削除せず、同じパソコンでWinnyを使用していた。同短大は、今年4月3日に毎日新聞社から取材の申し込みを受け、初めて流出を知ったという。同短大では問い合わせ窓口を開設、流出による不利益が生じた場合、補償に応じるとしている。
・リリース(大丸藤井)
http://www.daimarufujii.co.jp/
・リリース(北海道武蔵女子短期大学)
http://www.musashi-jc.ac.jp/
◎ ヒューマンアカデミー、社員が705名分の個人情報含むPC紛失
全日制専門教育スクールなどを運営するヒューマンアカデミー(東京本社:東京都新宿区)は4日、同社社員が帰宅途中に個人情報705名分を含む私有パソコンを紛失したと発表した。今年3月14日から17日に実施されたヒューマンカップⅥにエントリーした選手の個人情報で、発覚直後に警察署へ遺失届を提出したが、いまだ見つかっていない。紛失情報の不正使用の事実も確認されていないという。同社は、該当者に個別に説明およびお詫びをしており、今後は個人情報の重要性の再認識、再教育を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(ヒューマンアカデミー)
http://ha.athuman.com/infomation.html
◎ NTTドコモ北九州、販売代理店社員の私有PCから個人情報1,037名分流出
NTTドコモ北九州(福岡県福岡市)は3日、販売代理店であるドコモショップ川崎店の運営会社社員の私有パソコンがファイル交換ソフトのウイルスに感染し、同社の顧客など1,037名分の個人情報が流出したと発表した。流出情報は2004年8月から2005年5月までに当該ショップなどで受け付けた顧客996名の氏名、携帯電話番号、機種名と、ドコモ九州グループ社員41名の氏名、メールアドレス。クレジットカード番号や銀行口座番号などは含まれていないという。
・リリース(NTTドコモ九州)
http://www.docomokyusyu.co.jp/info/notice/20060403_a_1.html
◎ オリエント貿易、ファクス誤送信で顧客情報流出
国内商品先物取引のオリエント貿易(本社:福岡市中央区)は3日、顧客1名の個人情報が流出したと発表した。顧客に建玉・値洗状況を説明するために作成した資料をファクスで送る際、誤送信してしまったもので、当該資料には、顧客の氏名、生年月日、初回取引日、建玉状況、値洗状況、証拠金状況、残高等が記載されていた。同社は、当該顧客に直接面談して謝罪。当該資料は誤送信先の十分な理解と協力のもとに回収したため、2次流出の可能性はきわめて低いとしている。また今後は、社外へのファクス送信について、社内ルールの徹底を図るとともに、これまで以上に個人情報の保護に努めていくという。
・リリース[PDFファイル](オリエント貿易)
http://www.orient-trade.co.jp/WhatsNew/kojinjh.pdf
◎ 日本StorageTek、社員のPCから29名分の個人情報含む社内文書流出
コンピューター周辺機器の日本ストレージ・テクノロジー(日本StorageTek、本社:東京都渋谷区)は1日、個人情報29名分を含む社内文書が流出したと発表した。同社社員の自宅の私有パソコンがWinnyのウイルスに感染し、保存していた社内文書が流出したもので、流出時期は2005年5月から8月頃とみている。流出書類はすべて同社内で作成した社内文書で、社外向けの報告書もあり、影響は19社に及ぶという。29名分の氏名、電話番号など個人情報も含まれている。同社は情報セキュリティ対策の強化を行い、再発防止に鋭意努力していくとしている。
・リリース(日本ストレージ・テクノロジー)
http://www.storagetek.co.jp/company/apology.html