◎東京ガス、協力企業が2,944名分の「お客さまカード」紛失
東京ガス(本社:東京都港区)は7月31日、同社の協力企業である「エネスタ」58社が、顧客の個人情報を掲載した書類合計2,944枚を紛失したと発表した。同社では昨年5月から今年5月まで、温水システム(TES)の利用顧客を対象として訪問キャンペーンを行った。その際、対象顧客約98万件のうち18万2,780件を各エネスタに委託し、昨年4月28日に訪問先顧客情報を記載した「お客さまカード」を配布。今年6月9日から、再訪問のために各エネスタで保管していたカードを順次回収したが、7月26日、未回収となっていた当該カードの紛失を確認した。同カードは、訪問する顧客の確認と事前連絡の状況などを記載するため、顧客1件につき1枚発行していた。紛失情報は顧客の住所、氏名、電話番号、設置機器情報など。エネスタでは作業中の紛失や盗難被害にあった事実は確認されておらず、当該情報が外部に流出し利用された事実も確認されていないという。同社は、当該顧客全員に対し事情を説明する書面を郵送している。また、今回の事態を真摯に受け止め、委託先協力企業との連携をはかり、再発防止に取り組むとしている。
・リリース(東京ガス)
http://www.tokyo-gas.co.jp/gas_temp/oshirase/20060731-01.html
◎ 楽天に出店の2店舗、ウイルス感染で注文確認メールなど463件流出
インターネットのショッピングモールを運営する楽天(本社:東京都港区)は7月31日、同社の「楽天市場」と「楽天フリマ」に出店している2店舗から、個人情報を含む注文確認メールなど463件がインターネット上に流出していたと発表した。同社は、当該店舗が使用しているパソコンがウイルスに感染しWinny(ウィニー)を通じて流出した可能性が高いと見ている。流出したのは「楽天市場」に出店しているインテリアショップ「ミキインテリア」(佐賀県佐賀市)の2005年5月から2005年9月の注文確認メールなど174名分と、「楽天フリマ」に出店している古書店「風林火山」(千葉県市川市:ニュートラル運営)の2005年3月から2006年2月の受注確認メールなど289名分。顧客の住所、氏名、電話番号、メールアドレスなどが記載されているが、クレジットカードに関する情報は含まれていない。楽天は出店店舗に対し改めて注意を喚起するとともに、個人情報保護の徹底や情報管理の支援を強化する。また今後も情報流出が確認された場合には、速やかに情報を開示するとしている。
・リリース(楽天)
http://www.rakuten.co.jp/com/faq/information/20060731.html
・リリース(ミキインテリア)
http://www.rakuten.co.jp/miki-interia/
・リリース(楽天フリマ)
http://furima.rakuten.co.jp/booth/s/9194/
◎ 百五銀行、ATMの取引記録2,168件を記載した記録用紙を紛失
百五銀行(本店:三重県津市)は7月31日、ATM取引内容の記録用紙(ジャーナル)1巻を紛失したと発表した。同行によると、紛失したのは同行亀山支店(三重県亀山市)内に設置されたATM1台のジャーナルで、2004年4月7日から19日までに行われた取引2,168件。顧客の口座番号、氏名、取引金額、残高や、振込先の氏名、銀行名や支店名、口座番号などが記載されていた。紛失が発覚したのは6月7日で、調査の結果、誤ってシュレッダー廃棄した可能性が高いという。これまでに外部からの問い合わせや、二次被害の事実は発生していない。同行は、顧客情報の管理体制を充実・強化し、再発防止に全力で取り組むとしている。
・リリース(百五銀行)
http://www.hyakugo.co.jp/whats_new/news_2006_013.html
◎ 住友生命、運搬中の契約関係書類が路上に散乱
住友生命保険(本社:大阪市中央区)は7月31日、顧客情報が記載された手続完了済の指定代理請求特約付加書類を最大407名分、紛失した可能性があると発表した。当該書類に記載されていた情報は証券番号、契約者氏名、住所、電話番号など。医療情報などセンシティブ情報は含まれていない。7月28日午前、外部からの通報で、大阪市中央区の農人橋交差点付近に個人情報が記載された同社の書類が散乱していることが発覚。確認の結果、書類は同社が5月1日および2日に同特約付加を行った書類で、その一部を入れたダンボール箱1箱が、同社が書類の保管を委託している倉庫会社が手配したトラックから運搬中に落下、散乱したものであることが判明した。住友生命では書類を回収したが、現時点で407名分の書類が発見されていない。現在、情報の不正使用などの事実は確認されていない。同社は当該顧客に事情を連絡の上、謝罪。本件に関する問合せ先を公開した。また、本件を重く受け止め、これまで以上に顧客情報の保護に努めるとしている。
・リリース(住友生命)
http://www.sumitomolife.co.jp/news/060731.pdf
◎ アニーズ、メールの誤送信でアドレス569件流出
ウェブホスティングサービスなどのアニーズ(神戸市東灘区)は7月28日、顧客569名分のメールアドレスを記載したメールを誤って同報したと発表した。同社ではブログ上で当該顧客に謝罪。情報産業としてあってはならない事故であったとし、内部管理体制の充実および強化に向け、意識の向上と事務管理態勢の強化を図るとしている。
・リリース(アニーズ)
http://www.cpaneljapan.com/modules/news/article.php?storyid=23
◎ 東京個別指導学院、生徒らの個人情報4,587件が流出
全国で学習塾事業を展開している東京個別指導学院(本社:東京都中央区)は7月28日、生徒や従業員の個人情報4,587件がWinnyネットワーク上に流出したと発表した。流出したのは、同学院「溝の口教室」(川崎市高津区)で管理していた2004年までの業務情報。同年1月当時の退会者を含む生徒4,003件、問い合わせ者238件、退職者を含む講師や社員584件の住所や氏名などが含まれていた。同学院によると、同年3月に退職した同教室の従業員が持ち出して自宅のパソコンに保存していたものが、今年7月15日頃ウイルスに感染し流出。19日に経済産業省からの連絡で発覚した。同学院は、該当者に対し事情説明と謝罪を行っている。また今後は「個人情報の社外持ち出しの厳禁」を周知徹底し、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](東京個別指導学院)
http://www.kobetsu.co.jp/cgi-bin/Data/ir_wnew/Default/upfile/00000112-pdf.pdf
◎ 北海道電力、7名の顧客情報が記載された契約関係書類を紛失
北海道電力(本店:札幌市中央区)は7月28日、7名の顧客情報が記載された契約関係書類を紛失したと発表した。発表によると7月26日、同社網走営業所の社員が契約に関わる書類3枚(7名分)を、契約に関する現地調査中に紛失した。当該書類には、顧客の住所、氏名、口座番号などの個人情報が記載されていた。社内および現場付近を捜索してきたが、現在のところ発見されていない。同社は当該顧客に事実説明と謝罪をしている。また今後、再発防止に向け、管理を徹底していくとしている。
・リリース(北海道電力)
http://www.hepco.co.jp/press/h18/0728c.html
◎丸文、多数の取引先情報を含むパソコンを紛失、情報流出の可能性
半導体ビジネスを展開する丸文(本社:東京都中央区 )は7月28日、同社社員が多数の取引情報を含むパソコンを紛失したと発表した。紛失したのは7月25日、JR横須賀線車両内で、当該パソコンの中に収納されていた取引情報の内容は、会社名、所属、役職、氏名、電話番号など。現在のところ、当該情報が不正に使用された等の事実は確認されていない。同社は該当する取引先に対し、お詫びと事情説明の連絡をしている。また、情報取り扱いの教育を再徹底し、再発の防止に全力をあげて取組むとしている。
・リリース(丸文)
http://www.marubun.co.jp/info/qgc18e000000opqp.html
◎関東マツダ、川越店で顧客情報7万件を含むパソコン盗難
関東マツダ(本社:東京都板橋区)は7月27日、川越店(埼玉県川越市)が事務所荒らしにあい、顧客情報7万件を含むパソコンを盗まれたと発表した。盗難にあったのは7月22日深夜から23日未明の間で、すでに埼玉県川越警察署および関係機関に対して被害届けを提出したが、現在までに当該パソコンは発見されていない。また、当該情報の不正利用などの事実は確認されていない。紛失情報は顧客の氏名、住所、電話番号、保有車などのデータ。また、当該情報のうち、3,000件は東京海上日動火災保険の自賠責保険に加入した顧客のものだった。東京海上日動は、当該代理店より当該顧客に謝罪文を送付して事情を説明し、万一、盗難データにより顧客に被害が発生した場合の連絡先などを案内する。関東マツダでは、万一、盗難データにより顧客が被害にあった場合には誠意をもって対応するとして、同社の各店舗に連絡するよう呼びかけている。また、本件を真摯に受け止め、今後はこれまで以上に顧客情報の保護に努めるとしている。
・リリース(埼玉マツダ)
http://www.mazda-saitama.co.jp/whats_new/owabi/index.html
・リリース[PDFファイル](東京海上日動火災保険)
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/j0201/pdf/20060727181902.pdf
◎ ゲームオン、登録通知メール3,880件に他人のアドレスとパスワード誤記載
オンラインゲームを運営するゲームオン(本社:東京都渋谷区) は27日、同社のゲーム情報ポータルサイト「ジーパラドットコム」の登録完了通知に、他の顧客のメールアドレスとパスワードを記載し配信したと発表した。対象となるのは今月10日から15日に同社オンラインゲームを通じてジーパラドットコムに会員登録した顧客3,880名。27日午前3時頃に「Gpara.com登録完了のご確認メール」を配信した際、配信プログラムの不具合で、本人のメールアドレスとジーパラドットコム会員認証用のパスワードに加え、他の顧客のメールアドレスとパスワードが記載されてしまった。同社は同日午前11時頃に誤配信を確認し、不具合を修正。午後1時に該当する顧客のジーパラドットコムサービスの利用停止処理を行うとともに、オンラインゲーム会員登録時のジーパラドットコム会員登録受付も停止した。同社は、同日ジーパラドットコムおよび各ゲームサイトに謝罪文を掲載。今後は業務ルールの遵守とチェック体制の強化などを行い、再発防止に努め信用回復に取り組むとしている。
・リリース(ゲームオン)
http://www.gameon.co.jp/apology/index.asp
・リリース(ジーパラドットコム)
http://www.gpara.com/info/apology.htm
◎ インテック、Winnyのウイルス感染で受託先自治体の精神障害者情報1,653件流出
ITコンサルティングを行うインテック(本社:富山県富山市)は27日、同社が受託し開発していた高岡市ほかの福祉系システムに関連する個人情報1,653件がインターネット上に流出したと発表した。内訳は、高岡市1,634件、富山市4件、砺波市1件、射水市14件。流出元は同社に派遣社員として勤務していた20代の男性社員の私有パソコンで、当該社員は個人の判断で当該データをテストのために持ち帰り、自宅のパソコンで使用。当該パソコンにはWinnyがインストールされており、今月3日ごろウイルスに感染・流出した。高岡市によると、流出データは患者が医療費の助成を受けるため、市に申請した情報を基に2003年に作成したもの。同年、システムの改修をインテックに委託した際、市は申請者の住所や氏名、性別、生年月日、病名、医療機関などが入力された本物のデータを検証用に提供していた。データは作業終了時に破棄されるはずだったが、インテックは破棄せず市もそれを確認していなかった。同社は実データを使ったシステムテストの原則禁止、P2Pソフト利用の原則禁止、業務データの私有パソコンでの利用禁止を徹底するよう全社に指示。個人情報の管理教育を再度徹底し、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](インテック)
http://www.intec.co.jp/news/pdf/060727_1.pdf
◎ NHK広島放送局、過去の回答者情報97名分を含むアンケートをメール誤送信
NHK広島放送局(広島県広島市)は7月27日、同局の地域情報番組「お好みワイドひろしま」(広島県域放送/月-金 午後6時10分-7時)の企画「夏休み子ども探検隊」の制作スタッフが、電子メールの誤送信で97名の個人情報を含む添付ファイルを11名の視聴者に送付してしまったと発表した。同スタッフは、番組の出演希望者に事前取材をするため、7月25日夜、アンケート調査票を電子メールで11人に送付したが、このとき添付ファイル内にアンケート以外の文書があり、個人情報が記入されていた。同日夜、受信者がコールセンターに連絡して発覚した。情報内容は、2004年と2005年の同企画に応募した小学生97名の氏名、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、保護者氏名、緊急連絡先など。同局は、電子メールを送付した11名に連絡し当該ファイルの削除を要請した。また、97名の児童の家庭にもお詫びと経過の説明をした。今後、職員、スタッフの教育を再度徹底し、個人情報の取り扱いにはいっそう注意していくとしている。
・リリース(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase060727.html
◎日本財団、メール誤送信で2,346件のメールアドレス流出
国内外の公益事業の支援を行なう日本財団(東京都港区)は7月26日、運営する公益コミュニティサイトCANPANの運営事務局がメール送信を誤り、2,346件のメールアドレスが流出したと発表した。誤送信があったのは同月25日で、「第6回日本財団ブログ道場のご案内」のメールを一部の関係者に送る際、BCCにするべきところ、TOで送信してしまった。送信先内訳は、2006年度同団助成先団体メールアドレス (609件)、2005年度日本財団福祉車両助成先団体メールアドレス (1,297件)、過去のブログ道場出席者の個人メールアドレス (192件)、過去に名刺交換をした関係者の個人メールアドレス (248件)。同団は、誤送信の対象となった関係者に経緯報告とお詫びの連絡をしている。また、今後の再発防止に向け、個人情報の取扱いと業務プロセスの改善・管理を徹底するとしている。
・リリース(1)(2)(日本財団)
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/news/2006693/2006693.html
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/news/2006694/2006694.html
◎ 東京工業高等専門学校、学生情報など3,381名分が学内LANで閲覧可能に
国立東京工業高等専門学校(東京都八王子市)は7月26日、学生情報など3,381名分が学内LANに接続されたパソコンから閲覧可能状態になっていたと発表した。学外からは閲覧不能だったことが確認されており、同データが学外へ流出した可能性は低いという。発表によると、7月18日、学内関係者から同校ネットワーク管理室長へ連絡があり、事態が発覚。ただちに事実確認を行い、当該データを閲覧できない状態にするとともに、対策本部を設置、調査を開始した。閲覧可能になっていた個人情報は、学生データ1,603名分の氏名、学籍番号、成績、顔写真。教職員データ315名分の氏名、住所、電話番号、給与情報。企業実習先担当者60名の氏名、連絡先。入試データ1,403名分の氏名、住所、生年月日、電話番号、入試成績(当該入試データはパスワードにより保護されていた)。同校は関係者に事情説明とお詫びをしている。原因は、6月2日、学生課職員の使用パソコンを入れ替える際に、ファイル共有機能を利用してデータ移行を行い、当該データの削除を失念したことにあった。同校は初歩的人為的ミスであったと反省し、今後は教職員に対する指導を強化し、再発防止に万全を期すとしている。
・リリース[PDFファイル](国立東京工業高等専門学校)
http://www.tokyo-ct.ac.jp/g00/documents/kojinjyouhoukanrimisuTNCT.pdf
◎弥生、業務ソフト「弥生」シリーズの顧客情報16万4,304名分が流出
ソフトウェア開発の弥生(本社:東京都港区)は25日、同社が提供する業務ソフト「弥生」シリーズの顧客情報が外部に流出したと発表した。同社によると、2005年11月から今年1月までに同社から「弥生会計」「弥生給与」「弥生販売」のバージョンアップキャンペーン情報を文書で受け取った16万4,304名について、登録名義、住所、電話番号と担当者名が漏れた。流出した情報は早い段階で特定、回収したので、これまでのところ大事には至っていないという。同社は、該当顧客に謝罪文書を送付するとともに、引き続き全容解明に取り組み、HP上で進捗状況を報告するとしている。また、セキュリティシステムの検証等を行い、再発防止に取り組むという。
・リリース(弥生)
http://www.yayoi-kk.co.jp/news/20060725.html
◎トランスコスモス、元従業員の私有PCから顧客情報6名分など流出
情報処理サービスのトランスコスモス(本社:東京都渋谷区)は26日、同社元従業員の自宅私有パソコンがウイルスに感染し、パソコンに保存されていた顧客情報6名分などがネットワーク上に流出したと発表した。同社によると、流出したのは同社が受託しているコールセンター業務に関する顧客企業の顧客6名分の個人情報と業務関連情報、同社の業務関連情報。流出した個人情報のうち3名分は氏名、住所、電話番号が、残り3名分は氏名のみが記載されており、今月19日に発覚した。元従業員は、コールセンター業務に従事していたという。
・リリース(トランスコスモス)
http://www.trans-cosmos.co.jp/release/new_f/press060726.html
◎ ワコーテニス、社員の私有PCがウイルスに感染、会員1,916名の名簿流出
神戸市公園緑化協会からテニススクールの運営を受託しているワコーテニス(本社:東京都港区)は7月25日、社員の私有パソコンがWinny(ウイニー)のウイルスに感染し、神戸総合運動公園と垂水健康公園のテニススクールに2002年6月から2005年11月までに在籍していた会員1,916名の名簿が流出したと発表した。情報内容は、顧客氏名、住所、電話番号、生年月日など。メールアドレスや銀行口座は含まれていない。同社は今年3月にWinnyの危険性を周知し、社有パソコンへのダウンロードを禁止。個人パソコンへの会社関連データの保存禁止も再徹底していたという。同社は今後、なおいっそう個人情報管理について徹底を図り、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(ワコーテニス)
http://www.wakotennis.com/company/pim_20060725.html
・リリース(神戸市公園緑化協会)
http://www.kobe-park.or.jp/cgi-bin/sougou/news.cgi#44
◎ DTI、顧客のメールや登録先71件を含む携帯電話入りカバン盗難
インターネット接続サービスのドリーム・トレイン・インターネット(東京都港区)は7月25日、同社従業員が顧客の個人情報等を登録した携帯電話の入った鞄を盗まれたと発表した。盗難があったのは7月22日、東京都新宿区の路上で、所轄警察署に盗難届を提出したが、未だ発見されていない。当該携帯電話に登録されていた個人情報の内容は、個人の顧客情報23件(氏名、住所、電話番号、メールアドレス、契約プランなど)、法人等の顧客情報4件(会社名、担当者氏名と住所)、最大44件の取引先情報(会社名、担当者名、メールアドレス、電話番号など)のそれぞれ一部。カード番号などの信用情報は含まれない。当該携帯電話の閲覧にはパスワードが必要で、個人情報悪用による二次被害等の事実は確認されていない。同社は当該顧客には、個別にお詫びと事情説明をしている。また、今後は個人情報の厳重・適正管理を徹底していくとしている。
・リリース(ドリーム・トレイン・インターネット)<br>
http://www.dti.ne.jp/support/announce/important/060725.html<br><br>
◎ トヨタホーム愛知、車上荒らしで協力施工店が4名分の顧客情報含むカバン盗難
戸建住宅の設計・施工・販売等を行うトヨタホーム愛知(名古屋市名東区)は7月24日、4名分の顧客情報を含む資料入りカバンが盗難にあったと発表した。盗難があったのは7月20日午前、同社の協力施工店が建築現場で建物検査中に車上荒らしにあったもので、検査実施後に現場監督が盗難に気づき、警察署へ被害届を提出した。個人情報の内容は、顧客氏名、住所、電話番号。同社は該当顧客に盗難・流出の事実報告とお詫びをした。また、顧客情報の取扱いについて全協力店への再徹底を図り、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(トヨタホーム愛知)
http://www.toyotahome-aichi.co.jp/gohoukoku/index.html<br><br>
◎ 富士火災と富士生命、車上荒らしで代理店が顧客情報328名分を含むカバン盗難
富士火災海上保険(本社:大阪市中央区)と富士生命保険(同)は7月24日、江戸川支店(東京都江戸川区)所属の代理店である大澤インシュアランスサービスが、顧客情報328名分を含むカバンを盗まれたと発表した。盗難があったのは7月21日午後9時頃、営業活動中に千葉県市川市行徳駅前の駐車場で車上荒らしにあったもので、当該代理店は警察に届け出た。盗難カバンに入っていた顧客情報の内訳は富士火災318名、富士生命10名。情報内容は顧客氏名、住所、電話番号、保険契約内容および銀行口座情報。現時点で顧客情報の不正使用等の事実は確認されていない。両社は該当顧客への事情説明を行っており、今後は再発防止に向けて顧客情報の厳重な管理に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](富士火災海上保険)
http://www.fujikasai.co.jp/news/img/up_file/1153734449.pdf
・[PDFファイル](富士生命保険)
http://www.fujiseimei.co.jp/file/20060724184018.pdf
http://www.fujiseimei.co.jp/
◎ 日本テレコム、Winnyのウイルス感染で法人顧客情報4社152名分流出
ソフトバンクグループの日本テレコム(本社:東京都港区)は24日、同社社員と業務委託先担当者の私有パソコンがウイルスに感染し、法人顧客の連絡先情報が流出したと発表した。流出したのは4社152名分の会社所属名、氏名、会社電話番号、社用メールアドレス。今月20日に総務省からの連絡で流出が判明した。流出情報のうち2社27名分は、同社社員が私有パソコン上に保管していた2004年12月までのもの。同社では私有パソコンでの業務情報の取扱いを禁止し、保管情報を削除するよう指示していたが、当該社員は一部を削除し忘れており、その後のウイルス感染で流出した。2社125名分は、業務委託先担当者がウイルスに感染した私有パソコン上で連絡先情報を操作したため流出した。同社は、該当者に対し直接謝罪するとともに、今後は業務委託先を含め全社員の情報管理教育を再徹底し再発防止を図るとしている。
・リリース(日本テレコム)
http://www.japan-telecom.co.jp/release/2006/jul/0724/index.html
◎ 沖縄電力、取引先社員ら47件の個人情報を登録したPHS紛失
沖縄電力(本店:沖縄県浦添市)は7月24日、取引先社員ら47件の個人情報を登録したPHSを紛失したと発表した。同社社員が7月22日午前0時15分頃、同社貸与の業務用PHSが入ったバッグを持ってタクシーに乗車し、同日午前1時頃に自宅に帰宅した際、バッグの紛失に気づいた。帰宅経路周辺を捜索したが見つからず、午前11時頃に警察署へ紛失届けを提出。同日午後12 時頃に上司へ紛失の報告をした。引き続き捜索を続けているが、発見に至っていない。当該PHSには、取引会社と同社役職員等の個人情報(氏名ならびに電話番号)47件が登録されていた。同社は関係者へ事実説明と謝罪をしている。また、個人情報について厳重・適正管理を徹底していくとしている。
・リリース[PDFファイル](沖縄電力)
http://www.okiden.co.jp/news/060724.pdf