◎ 徳島信用金庫上八万支店、顧客情報25件を含む訪問予定表を一時紛失
徳島信用金庫(本店:徳島県徳島市)が、顧客25件の氏名等を記入した訪問予定表を一時紛失していたことが明らかになった。同金庫によると、同金庫上八万支店(徳島市上八万町)の職員が、9月26日午前中、渉外訪問の際に当該予定表を紛失。26日午後から27日午前中にかけ訪問経路を中心に捜索を行ったが発見できず、徳島東警察著に紛失届を提出した。同金庫では、27日から29日に該当顧客を訪問し、事情を説明し謝罪。29日にはリリースを公開した。同金庫のHPによると、当該予定表は10月2日、紛失当日に訪問した顧客の自宅から発見された。
・徳島信用金庫
http://www.shinkin.co.jp/tokusima/
・リリース[PDFファイル](徳島信用金庫)
http://www.shinkin.co.jp/tokusima/TOPICS1/owabi.pdf
◎ 東京社保事務局、新宿と神田事務所で個人情報4,708名分含むFD紛失
東京社会保険事務局は9月27日、同局新宿保険事務所(東京都新宿区)および神田社会保険事務所(東京都千代田区:現在は千代田社会保険事務所に統合)において、管内の適用事業所から提出された「健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届」など個人情報4,708名分を収録したフロッピーディスクと年金手帳を紛失したと発表した。両事務所では所内を捜索するとともに、該当事業所に謝罪と説明を行い、事業所が保管している予備のフロッピーディスクにより処理した。また、年金手帳の被保険者に対しては、謝罪のうえ基礎年金番号を変更した。当該フロッピーディスク及び年金手帳は、不要となった書類等に紛れ込み廃棄されたものと推測され、同局では外部への情報流出の危険性は低いとみている。また、同局港社会保険事務所(東京都港区)では「健康保険・厚生年金保険被保険者標準報酬決定通知書」を誤って別事業所に送付した。同事務所では、誤送付先から当該通知書を回収し、本来の送付先へ謝罪のうえ交付した。東京社会保険事務局では、管内の社会保険事務所の全職員に個人情報の取扱いについて再徹底を行った。
・リリース(東京社会保険事務局)
http://www.sia.go.jp/~tokyo/owabi-minato,sinnjuku.htm
◎ 国大セミナー、生徒の名簿や成績など3,617件が流出
埼玉県下を中心に学習塾を展開している国大セミナー(さいたま市浦和区)で、生徒の名簿などの個人情報3,617件が流出していたことが9月25日までにわかった。同社によると、流出したのは2004年と2005年の卒業生2,188名分の氏名、校舎、生年月日、住所などが記載された2,188名分の名簿、2005年の蒲生校と草加校の生徒127名分の名簿、同年中学3年生だった生徒502名分のテストの成績表、同年夏期講習会の未払い者300名のリスト、500名分の校舎別講師名簿など。昨年2月に退職した元社員が在職中に、これらデータを私有パソコンに保存していたところ、今年7月16日ごろウイルスに感染し流出した。同社では7月19日に流出を確認し、該当者に書面を送付するなどして経緯を説明するとともに、7月28日に経済産業省などに報告書を提出、8月には同社広報物で今後の対応策を発表した。掲示板の書き込みや新聞報道後を受け、9月26日午後にはホームページでの報告も掲載している。
・リリース(国大セミナー)
http://www.kokudai.com/owabi/owabi/index.html
◎ 山梨日日新聞社、販売会社の新聞センターで購読者2,800名分の名簿一時紛失
山梨日日新聞(本社:山梨県甲府市)の販売会社「新聞センター」は24日、甲斐市の販売店「玉幡新聞センター」で購読者約2,800名分の個人情報が掲載された名簿と、名簿を基にした1,800名分の領収書を一時紛失したと発表した。販売店によると、女性職員が22日に車のトランクに入れて自宅へ持ち帰ったところ、トランクが開いて名簿などがなくなっていることに気付いたという。翌23日夕方、女性職員の自宅近くの路上に落ちているのを近所の人に拾われ、全て回収した。名簿には、購読者の氏名、住所、電話番号、一部には口座番号も記載されていた。同販売店では山梨日日新聞のほか、毎日、産経、日経、各種スポーツ紙なども扱ってる。
・リリース(新聞センター)
http://www.sannichi-ybs.co.jp/NC/cgi-bin/news_detail.cgi?nc=t&id=1159002301
◎ トレンドマイクロ、メールの誤送信で予約購入者81名の個人情報流出
トレンドマイクロ(東京本社:東京都渋谷区)は22日、メールの誤送信で81名分の名前、メールアドレス、注文番号が、該当の81名に含まれる10名の顧客に流出したと発表した。同社によると、サービスウェア・コーポレーションに業務委託している「トレンドマイクロ・オンラインショップ」で「ウイルスバスター2007 パッケージ版」を予約購入した顧客に21日、製品発送完了のメールを送付した際、誤って個人情報を記載したメールを送信した。同社は該当者81名に連絡し、誤発送先の10名には当該メールの削除を依頼。再発防止のために改めて現状の総点検を行うとともに、当該事象の徹底的な解明に取り組むとしている。
・リリース(トレンドマイクロ)
http://www.trendmicro.com/jp/about/notice0922.htm?bannerID=JPhome+notice0922
◎ バイオマトリックス研究所、個人情報を含むモバイルパソコン盗難
バイオマトリックス研究所(本社:千葉県柏市)は9月22日、個人情報を含む業務用モバイルパソコン1台が盗まれたと発表した。同社によると同月19日、同社BMR技術開発センター勤務の社員が、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催されたセミナーに出席、同会場にて携帯していたモバイルパソコンを置き引きされた。当該社員は同日、丸の内警察署に盗難届を提出した。紛失情報は取引先の氏名、勤務先施設名、施設住所、施設電話番号、メールアドレス等。同社のモバイルパソコンには、パソコン起動時や電子データアクセス時などに適宜パスワードを設定している。現時点では、個人情報等が不正に使用された事実は確認されていない。紛失情報並びに当該パソコンに含まれた資料に該当する関係各位に対しては、謝罪と状況の報告を行う。同社では今回の件を厳粛に受け止め、個人情報を含むモバイルパソコンの携帯に関する教育の再徹底はじめ再発防止に取り組むとしている。
・リリース(バイオマトリックス研究所)
http://www.biomatrix.co.jp/whats_new/index.cgi?action=info&id=41
◎ オリエントコーポレーション、子会社の廃棄パソコンから債務者情報365件流出
クレジットカードのオリエントコーポレーション(本社:東京都千代田区)は22日、業務を委託している子会社のオリファサービス債権回収(本社:東京都豊島区)から、クレジット債権などの対象者365名の個人情報が流出したと発表した。流出したのは2001年11月から2004年10月までの関西地区に住んでいた365名の氏名、住所、電話番号など。同社によると、当該情報は委託先が昨年9月に分割吸収したオリファサービスの従業員が2004年10月に廃棄したパソコンに保存されていたもので、ハードディスクのデータ消去が不完全だったため個人情報の社外流出につながった。これまでのところ情報の不正利用などは確認されておらず、同社は対象者に順次連絡している。
・リリース(オリエントコーポレーション)
http://www.orico.co.jp/mainte/information_20060922.html
◎ アトラス、車上荒らしでボウリング場の会員情報34件を含むメモ盗難
家庭用ゲーム関連事業を行うアトラス(本社:東京都新宿区)は9月21日、同社が運営する大阪府堺市のボウリング施設を担当する社員の車両が車上荒らしにあい、顧客情報34件を記載したメモが盗まれたと発表した。発表によると、盗難があったのは9月15日午前3時20分頃で、同社員が業務終了後に立ち寄ったコンビニで車を離れた間に、車両の助手席からバッグが盗まれた。バッグの中には当該ボウリング施設内にあるショップの顧客情報が記載されたメモ帳が入っていた。顧客情報の内容は、氏名、電話番号、会員番号。警察に被害届けを出したが、現時点で発見されていない。盗難情報が外部に流出し利用された事実は確認されていない。同社は顧客に対し謝罪と事態の説明を行っている。また、個人情報の取扱に関する従業員教育を徹底し、管理体制の強化等の再発防止に全力を挙げるとしている。
・リリース[PDFファイル](アトラス)
http://www.atlus.co.jp/owabi/pdf/top206_0921.pdf