◎ ダイコク電機、下取り機のデータ消さずに他店に設置し顧客情報1,680名分流出
電子機器を製造販売するダイコク電機(本社:名古屋市中村区)は12日、パチンコホールから下取りした顧客管理用端末のデータを消去せず他店に設置したため、当該ホールの会員情報が流出したと発表した。同社によると、流出したのは2004年に下取った際に当該端末に記録されてた会員1,680名分の住所、氏名、電話番号、生年月日、性別、貯玉数、カード番号。今年9月、移設先の店が閉店に伴いあいさつ状を発送したところ、端末内に残っていた元の店の会員にもあいさつ状が届き、不審に思った会員2名の届け出により判明した。同社は、該当する会員に対し事情を説明し謝罪するといい、今後は業務手順と管理体制の見直しをはかるなどし、再発防止に取り組むとしている。
・リリース[PDFファイル](ダイコク電機)
http://www.daikoku.co.jp/pdf/H18_10kojinjouhou.pdf
◎メッセージ、有料老人ホームの入居者情報5,000名分を含むPC盗難
有料老人ホーム「アミーユ」の運営等を行なうメッセージ(岡山県岡山市)は12日、10日に関西地区において同社社員の車からパソコンが盗まれ、顧客情報が流出したと発表した。盗難にあったパソコンの中には、有料老人ホームの入居者5,000名分の住所、氏名、性別、年齢、介護保険情報が含まれていた。パソコンは指紋認証とパスワードで保護されている。同社は当該入居者とその家族に個別に謝罪を行い、今後は個人情報保護対策を徹底していくとしている。
・リリース(メッセージ)
http://www.amille.jp/ir/newsrelease/2006/061012c.pdf
◎ キャリアブレイン、医療情報メルマガの誤配信で個人情報5,872名分流出
医療業界の人材紹介を行なうキャリアブレイン(東京都港区)は12日、同社のメールマガジンの購読者リスト5,872名分を、同購読者3,736名宛に誤送信してしまったと発表した。誤送信されたのは、同社が配信しているメールマガジン『最新医療ニュース』の購読者リスト5,872名分で、それぞれメールアドレスと職業、氏名が記載されていた。これを一斉同報ソフトの操作ミスにより、送付リストではなく、誤って添付ファイルとして指定、12日午前0時頃送信した。同社では当該購読者にメールにて報告と謝罪を行うとともに、誤配信先へ当該メールおよび購読者リストを削除するよう依頼を行なっている。また、代表取締役以下、関係役員の報酬カット処分を行い、再発防止に努めるとしている。
・メルマガ誤配信に関するお詫びとご報告(キャリアブレイン)
http://blog.cabrain.net/press/article/?id=7182
・メルマガ誤配信に関する経緯調査状況と今後の対応について(キャリアブレイン)
http://blog.cabrain.net/press/article/?id=7218
◎ 札幌医大、ウイルス感染で学生の私有パソコンから診療情報4名分が流出
札幌医科大学(札幌市中央区)は12日、同大医学部生が作成し、本人所有のパソコンに保持していた個人の診療情報4名分がインターネット上に流出したと発表した。文科省から同大に連絡があり、判明した。発表によると、当該学生が臨床実習レポートに必要な個人の診療情報をメモし、このメモを基に自宅のパソコンでレポートを作成し保存。当該パソコンにファイル交換ソフトがインストールされており、ウイルス感染により流出したとみられる。流出したのは個人の診療情報を要約した資料で、個人の氏名が含まれているもの3名分、個人のイニシャルが含まれているもの1名分。同大は関係者に対し、流出経緯の説明と謝罪をしている。また再発防止の緊急的対策として、医学部学生を対象に私物パソコンの保有状況・ファイル交換ソフトのインストール状況等を点検するとともに、情報セキュリティに関する特別講習会を早急に実施する。恒久的対策としては、個人情報を含むファイルの暗号化等を図るとしている。
・学生が保持していた個人情報の流出について(札幌医大)
http://web.sapmed.ac.jp/daigaku/jjyouhou.html
◎ 松下ネットワークマーケティング、顧客のメールに個人情報を含む連絡票を誤添付
インターネットを利用した商品販売や関連サービスの提供を行う松下ネットワークマーケティング(大阪市中央区)は11日、顧客4名に他人の個人情報を含むファイルを誤って添付しメール送信したと発表した。同社によると、今月6日、委託先の松下電器産業の担当部門社員がモバイルパソコン「Let's note」の修理を依頼した顧客4名とメールでやりする際に、誤って連絡票を添付し送信してしまった。連絡票には、問合せ修理依頼内容と顧客の氏名、住所、電話番号、携帯電話が記載されていた。同社は、ただちに送信先と関係者に連絡をとって謝罪し、メールの破棄を依頼。今後は、個人情報保護の強化に取り組み、再発防止に努めるとしている。
・リリース(松下ネットワークマーケティング)
http://www.mylets.jp/goriyou/apology.html
◎ エフ・ディ・シィ・プロダクツ、クレジットカード伝票183枚を紛失
ジュエリーや服飾雑貨等の企画製造・販売等を行うエフ・ディ・シィ・プロダクツ(東京都品川区)は11日、五反田TOCビル(同)で今月5日~8日に開催したデザイナーズブランドセール「ザ・パーフェクトセレクション」に出店していた同社のジュエリー・雑貨店「4℃(ヨンドシイ)」で、5日に商品をクレジットカードで購入した顧客の伝票控え183枚を紛失したと発表した。同社によると、同社社員が5日午後10時半ごろ、伝票控えをバッグに入れてタクシーで自宅に持ち帰り、翌日本社に持参しようとしたところ紛失していることに気付いた。警察署に紛失届けを提出するとともに、タクシー会社に連絡するなどし探索を続けているが発見されていない。伝票控えには、カード名、カード番号、有効期限、アルファベットの氏名などが記載されており、同社は顧客に謝罪するとともに、カード会社を通じてカード番号の変更を依頼。今後は、個人情報の自宅への持ち帰りを一切禁止するとしている。
・リリース[PDFファイル](エフ・ディ・シィ・プロダクツ)
http://www.fdcp-ir.jp/pdf/181011.pdf
◎ セブン銀行、ATM取引情報4万2,858件を記録したMOディスク紛失
セブン銀行(本社:東京都千代田区)は11日、セブン-イレブン下妻本城店(茨城県下妻市)に設置されたATMの取引情報を記録したMOディスク1枚を紛失したと発表した。記録されていたのは、2005年12月28日から2006年8月21日までの間に行われた取引4万2,858件の情報で、金融機関名、顧客名、口座番号、取引金額、残高など。当該ディスク内のデータを解読するには専用のソフトウェアが必要なため、外部に情報が流出する可能性は低いという。同社によると、当該ディスクは保管委託先会社から同社の担当部署に取り寄せた後に所在不明となったが、誤廃棄した可能性が高く、これまでに情報が不正に利用されたとの連絡はない。同社は今後、顧客のATM取引情報の厳正な管理をさらに徹底するとしている。
・リリース(セブン銀行)
http://www.sevenbank.co.jp/about/news/2006/101101.html
◎ 北海道電力、委託員が顧客情報83名分を記載した検針関連書類紛失
北海道電力(本店:札幌市中央区)は10日、北広島市内において、同社の委託員が検針(電力量計量器の指針確認)作業に関わる書類を紛失したと発表した。6日、検針作業中に紛失したもので、当該書類には、顧客83名分の氏名などが記載されていた。同社によると、紛失判明直後より現場付近などを捜索してきたが、10日現在、当該書類は発見されていない。同社は該当する顧客に紛失の事実について説明し、謝罪している。また、今後、再発防止に向け、管理を徹底していくとしている。
・リリース(北海道電力)
http://www.hepco.co.jp/press/h18/1010.html
◎ 高島屋、宅配再委託先が送付先を記載した通販カタログ127冊を投棄
高島屋(本社:大阪市中央区)は10日、京都市の宅配再委託先が通販カタログ「初秋号」の一部・127冊を投棄したと発表した。同社によると、投棄されたカタログは直後に京都市環境衛生局が回収し、焼却されていることを確認したという。同カタログには、顧客の名前と住所が記載されており、同社は関係官庁に届出るとともに、該当する顧客に対し個別に事情説明し謝罪。今後は、個人情報の管理体制を強化し再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](高島屋)
http://www.shop.takashimaya.co.jp/tsuhan061010.pdf
◎ 瀬戸信用金庫、顧客情報を記載した保存伝票7,453件を紛失
瀬戸信用金庫(本店:愛知県瀬戸市)は10日、1支店で処理済の伝票7,453件を紛失していたことを明らかにした。同庫によると、紛失したのは1996年から2000年にかけての計14営業日分の預積金入出金伝票、融資取引伝票、振込依頼書。今年8月4日、自動引き落とし手数料の二重徴収を調査している過程で紛失が判明した。同庫は、内部管理態勢の充実・強化を図り再発防止に努めるとしている。
・振込手数料の二重徴求とお客様の情報の紛失に関するお詫びとお知らせ(瀬戸信用金庫)
http://www.setoshin.co.jp/setoshin/news-181010.html
・後取手数料二重徴求の概要等[PDF](瀬戸信用金庫)
http://www.setoshin.co.jp/setoshin/news-181010.pdf
◎ エルクコーポレーション、車上荒らしで個人情報40件を含むパソコン盗難
医療用機器販売のエルクコーポレーション(大阪市中央区)は10日、車上荒らしで個人情報を含む業務用ノートパソコン1台の入ったカバンが盗まれたと発表した。同社によると、大阪府の医療機関を担当する同社サービス担当者の業務用車両を契約駐車場に駐車していたところ、先月25日深夜から26日早朝の間に鍵を壊され、車内に積んでいた一般工具類と共にパソコンが盗難にあった。盗まれていたパソコンには、施設名と担当者名が記載されたFAX送付案内書約40件が保存されていた。当該パソコンには、起動時のユーザー名とパスワード、メール環境などには異なるユーザー名とパスワードのセキュリティ処理が施されており、これまでのところ個人情報の不正使用は確認されていない。同社は、不正使用が判明した場合には誠意を持って対応するといい、今後は個人情報保護の強化を図り再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](エルクコーポレーション)
http://www.elkc.co.jp/news/o20061010.pdf
◎東京ガス、車上荒らしで59世帯分の顧客情報含む資料盗難
東京ガス(東京都港区)は6日、同社北部地域計画部(埼玉県さいたま市)の業務用車両が5日に車上荒らしにあい、顧客情報が入った鞄を盗まれたと発表した。同日16時50分頃に同社社員が事務所への帰社途中でコンビニエンスストアに立ち寄った際、駐車場に停めておいた業務用車両が荒らされ、助手席に置いてあった業務用の鞄が盗まれた。当該鞄の中には、都市ガスへの燃料切替え作業を予定している59世帯分の顧客情報(住所、氏名、電話番号、申込み受付日、切替え予定日)を記載した書類等が入っていた。同社員は10分後に店から車に戻った際、助手席側の鍵穴が壊され、鞄がなくなっていることに気付いたという。現時点では、盗難により紛失した顧客情報が外部に流出し利用された事実は確認されていない。
・リリース(東京ガス)
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20061006-01.html
◎ 三菱東京UFJ銀行、96万人分の顧客情報を紛失
三菱東京UFJ銀行(東京都千代田区)は5日、85の支店で顧客96万人分の情報を含んだ資料を紛失したと発表した。紛失したのは、伝票、ATMの利用明細を記録したATMジャーナルおよび内部管理資料で、顧客の氏名、口座番号、取引金額等が記載してあった。また、35,835人については、住所、電話番号、生年月日、印影も記載されていた。内部調査の結果、これらの資料は誤って廃棄された可能性が高く、これまでに情報が不正に利用されたとの連絡はないという。同行は、今後、情報管理の強化・徹底および誤廃棄の再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](三菱東京UFJ銀行)
http://www.bk.mufg.jp/news/news2006/pdf/news1005.pdf
◎国立青少年教育振興機構、委託先から「子ども夢基金」関連個人情報11件流出
青少年教育の独立行政法人である国立青少年教育振興機構(東京都渋谷区)は5日、同機構が所持する個人情報が、ファイル交換ソフトWinny(ウィニー)を通じて8月10日にネットワーク上に流出していたと発表した。流出したのは同機構「子どもゆめ基金システム」に関するシステム改修作業の開発関係資料で、この中に、2001年度および2002年度の同基金助成団体の代表者連絡先11件が含まれていた。当該資料は、同機構の業務委託先であるエスエスイー(東京都中央区)の元社員の私有パソコンに保存されていた。9月8日付本記事で既報通り、当該エスエスイー元社員の私有パソコンがWinnyのウイルスに感染した際に、他の情報とともにネットワーク上に流出した。同機構では事故発生後、Winnyネットワーク上での監視を続けてきたが、8月10日以降の個人情報の流出および第三者によるファイル取得の痕跡は認められないという。今後は職員および委託業者への情報管理への徹底強化を実施するとしている。
・リリース[PDFファイル](国立青少年教育振興機構)
http://www.niye.go.jp/outline/pdf/kouho_jyuyou.pdf
◎ NTT西日本熊本支店、委託先が198件の顧客情報含む資料紛失
西日本電信電話(本社:大阪府大阪市)、および販売業務委託先であるテルウェル西日本(本社:大阪府大阪市)は4日、テルウェル西日本中九州営業支店(熊本県熊本市)において、NTT西日本熊本支店(熊本県熊本市)の顧客情報を紛失したと発表した。発表によると、紛失したのはNTT西日本熊本支店の熊本市および天草市内の顧客情報198件で、このうち86件は個人の顧客情報、112件は法人の顧客情報。情報内容は顧客名、住所、電話番号など。テルウェル西日本は3日、所轄警察署に遺失物届けを提出している。NTT西日本熊本支店によれば、現時点では紛失した情報の不正使用等の事実は確認されていないという。両支店では、当該顧客を早急に訪問、謝罪するとともに、NTT西日本熊本支店に専用電話を設け、土休日を含め問い合わせ対応を行なうとしている。
・リリース(西日本電信電話)
http://www.ntt-west.co.jp/kumamoto/news/h181004.html
・リリース(テルウェル西日本株式会社)
http://www.telwel-west.co.jp/gaiyo/181005.html
◎ 建築技術教育普及センター、262人分の建築士試験受験者名簿紛失
建築士の業界団体である建築技術教育普及センター(本部:東京都中央区)は4日、平成18年一級建築士試験「設計製図の試験」の受験者名簿の一部を、9月29日に名古屋市内の地下鉄駅構内で紛失したと発表した。当該名簿には、愛知県の受験者262人分の氏名、生年月日、受験番号が記載されていた。同センターによると、試験業務委託先である愛知建築士会の試験運営委員が、地下鉄駅構内で名簿を置き忘れて紛失した。名簿は4日の時点ではまだ見つかっていない。同センターは、関係受験者に事情を報告し謝罪した。また今後、外部有識者が参画した
委員会を設置し、第三者への業務委託における個人情報の取り扱いの在り方を検討するなどして、再発防止に努めるとしている。
・リリース(建築技術教育普及センター)
http://www.jaeic.or.jp/1k-061004meibo.htm
◎ NTTドコモ、販売代理店が4万人分の顧客情報含むUSBフラッシュメモリー盗難
NTTドコモ(東京都千代田区)とテレコム三洋(大阪市北区)は4日、ドコモの販売代理店であるテレコム三洋新潟支店(新潟県新潟市)の社員が車上荒らしにあい、ドコモの顧客情報を含んだUSBフラッシュメモリーが盗まれたと発表した。9月25日午後2時30分ごろ、新潟市内のショッピングセンター駐車場で車のドアガラスを割られ、車内にあったバッグごと盗まれたもの。同メモリーには2000年2月29日から今年9月23日までに新潟県内の販売代理店で手続きをした顧客のデータが含まれており、このうち氏名と携帯電話番号の両方を含んだデータが19,569件、氏名を含んだデータが11,800件、携帯電話番号を含んだデータが8,034件だった。ドコモでは、問い合わせセンターを設置するとともに、出来るかぎり顧客を特定して、郵送で事情説明と謝罪を行うとしている。
・リリース(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20061004a.html
・リリース(テレコム三洋)
http://www.telecom-sanyo.co.jp/20061004.htm
◎ JCB、メルマガを「TO」で送り顧客のメールアドレス54件流出
クレジットカードのJCB(東京都港区)は3日、同社の業務委託先が顧客にメールマガジンを配信する際に、他の顧客のメールアドレスが見える形で送信したと発表した。誤送信は、JCBカード会員の一部希望者を対象としたメールマガジンで、先月27日午後に発生。3つのメーリングリストで送信する際に、うち1つのメーリングリスト上のメールアドレス54名分を誤って「宛先」欄に入力してしまった。当該メールアドレスが表示された状態で、当該の54名を含む143名に送信された。同社は対象顧客にお詫びをすると共に、誤送信メールの削除を依頼している。また、同様の事態が起こらぬよう対策を講じ、信頼回復に努めていくとしている。
・リリース(JCB)
http://www.jcbcorporate.com/news/dr-581.html
◎ NTT東日本千葉支店、事務所荒らしで顧客情報2,526件を含むパソコン盗難
NTT東日本千葉支店(千葉県柏市)は3日、顧客情報を含む業務用ノートパソコンが盗難にあったと発表した。盗難は2日午前6時40分頃、同支店が入居するビルで発生した。当該パソコンに含まれる顧客情報は、法人顧客情報268件、個人顧客情報2,258件で、計2,526件。情報内容は顧客氏名(一部含まず)、住所、Bフレッツ故障履歴等で、電話番号は含まれていない。対象地域は柏市、流山市、野田市、我孫子市、茨城県取手市の一部。当該パソコンはセキュリティワイヤーで盗難防止措置が施されており、現時点では情報の不正使用等の事実は確認されていない。同支店は該当顧客に順次個別にお詫びと事情説明を行っており、問合せ専用の窓口も設置した。発見直後に警察への通報も行っている。同支店は事件発生後に緊急体制をとり、再発防止に向けた管理体制の強化、入居ビルの建物セキュリティの強化など、全力をあげて警戒監視に努めていくとしている。
・リリース(NTT東日本)
http://www.ntt-east.co.jp/chiba/osirase/2006103.html
◎ テレビ朝日、社外スタッフの私有PCから番組関係者の個人情報108件流出
テレビ朝日(本社:東京都港区)は3日、同社の音楽番組「題名のない音楽会21」に関係する個人情報リストがインターネット上に流出し、個人情報108件が流出したと発表した。流出データは番組関係者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスなどで、一般視聴者の個人情報は含まれていない。発表によると、同番組の社外スタッフが当該情報をUSBメモリーにコピーし、自宅に持ち帰って個人用パソコンに移したが、そのパソコンがWinny(ウィニー)のウイルスに感染していたために流出した。流出時期は今年8月下旬以降とみられる。同社は事実経過と今後の対応策について監督官庁の総務省に報告した。同社は早急に個人情報の保護・管理に関する研修会を行うなど社員・スタッフの意識を高め、再発防止に全力を挙げるとしている。
・リリース(テレビ朝日)
http://company.tv-asahi.co.jp/press/2006/1003.html
◎ テレビ東京、社外スタッフの私有PCから取材候補先の個人情報47件流出
テレビ東京(本社:東京都港区)は3日、テレビ東京系で放送した番組取材先の個人情報がインターネット上に流出したと発表した。発表によると、流出したのは番組「出没!アド街ック天国」の取材候補先店舗等の取材窓口担当者の氏名47名分で、そのうち11名分は携帯電話番号も含まれる。先月27日、外部から指摘を受けて流出を確認した。同番組を担当した社外スタッフが、当該データを個人所有のパソコンに取り込み、そのパソコンがWinny(ウィニー)のウイルスに感染しために流出したと見られる。当該スタッフは、同番組の制作委託先に人材派遣会社から派遣され、昨年9月から今年3月まで同番組のアシスタントディレクターを務めていた。同社は情報が流出した該当者に連絡とお詫びをしている。また、再発防止のため社員に情報管理の徹底を指示し、制作会社にも情報管理の強化を要請するとしている。
・リリース(テレビ東京)
http://www.c-direct.ne.jp/tvtokyo/jpn/press/pubfile/00000164.pdf
◎ 東京ガス、業務委託先が顧客情報1名分を記載した領収書を紛失
東京ガスは2日、業務委託先のジャマ精工株式会社(本社:東京都世田谷区)の作業員が顧客情報を記載した領収書を紛失したと発表した。発表によると、同作業員は9月26日、帰社後に手書き用領収書(冊子)を入れた書類用バッグを紛失していることに気がついた。同領収書には、1名分の顧客情報(住所、氏名、購入品名、支払い金額等)が記載されていた。紛失に気づいた直後から、作業訪問先、同社事務所内、車輌等を捜索したが発見に至らず、9月29日、所轄警察署交番に紛失届を出した。同社は9月30日、該当顧客に連絡して事情説明とお詫びをした。紛失情報が外部に流出し利用された事実は確認されていない。同社は事態を真摯に受け止め、他の協力企業に対し、顧客情報ならびに領収証の管理を厳重に行うよう徹底するとともに再発の防止に努めていくとしている。
・リリース(東京ガス)
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20061002-01.html