◎ 下都賀総合病院、車上荒らしで個人情報136名分含む私有パソコン盗難
下都賀総合病院(栃木市)は7日、同院に所属する医師が、個人情報136名分を含むパソコンを盗まれたと発表した。同医師が5月30日、栃木市内の駐車場で車上荒らしにあったもので、私物のノートパソコンの中に、同院整形外科にて2005年10月から2007年5月の間に手術した患者のうち136名分の氏名や病名、手術記録などが含まれていた。住所、電話番号、生年月日については含まれていないという。同院では、対象患者宛てに通知、謝罪すると共に、院内の情報管理体制の強化を図るなど、再発防止対策をとっている。
・リリース(下都賀総合病院)
http://www007.upp.so-net.ne.jp/shimotsuga/tounan.html
◎ レオパレス21、顧客情報31名分記載資料を出張中の列車内で盗まれる
アパート・マンションの賃貸管理などを展開するレオパレス21(本社:東京都中野区)は7日、関東地区で顧客情報31名分が記載された会議資料が盗難にあったと発表した。同社の営業部門担当社員が出張中の列車内で、同資料の入った鞄を盗まれたもので、顧客情報の内容は、氏名、施設建築地住所など。同社は該当顧客にお詫びと説明をしている。監督官庁である国交省への届出は完了している。また今後、こうした事態を招くことがないよう、業務手順見直しや社員教育等により、情報の適正管理を徹底していくとしている。
・リリース(レオパレス21)
http://www.leopalace21.co.jp/IR_topics_190607.html
◎ ネッツトヨタ栃木、顧客情報8,206件を含むノートパソコン9台盗難
ネッツトヨタ栃木(本社:栃木県宇都宮市)は7日、同社栃木店(栃木県栃木市)の事務所が荒らされ、顧客情報の入ったノートパソコン9台が盗まれたと発表した。同社によると7日未明、三重の施錠を破られて盗まれたもので、当該ノートパソコンには、顧客8,206件の氏名、住所、電話番号、性別、生年月日、勤務先と車の情報等が記録されていた。当該パソコンを起動するためにはIDとパスワードが必要で、パスワードを10回誤入力すると起動ができなくなるほか、暗号化ソフトによりパソコンが起動しない限りデータを読み取れないようになっている。これまでに顧客情報の不正使用等の事実は報告されていない。同社は今後、安全管理を見直し、これまで以上に顧客情報の保護を徹底するとしている。本件については、同店に保険代理店業務を委託している損保4社もリリースを出している。
・リリース(ネッツトヨタ栃木)
http://www.netztochigi.co.jp/news_release.html
・リリース[PDFファイル](あいおい損害保険)
http://www.ioi-sonpo.co.jp/corporate/news/pdf/2007/20070611.PDF
・リリース[PDFファイル](東京海上日動火災保険)
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/j0201/pdf/070611.pdf
・リリース(日本興亜損害保険)
http://www.nipponkoa.co.jp/news/whatsnew/2007/news2007_06_11_pctounan.html
・リリース[PDFファイル](三井住友海上火災保険)
http://www.ms-ins.com/news/h19/pdf/0611_1.pdf
◎ 栃木三菱自動車販売、顧客情報94件を含むノートパソコン5台盗難
栃木三菱自動車販売(本社:栃木県宇都宮市)と三菱自動車工業(本社:東京都港区)は7日、栃木三菱の栃木店(栃木県栃木市)で顧客情報の入ったノートパソコン5台等を盗まれたと発表した。6日から7日未明の間に何者かが侵入し、施錠済みのキャビネットをこじ開けられて盗まれたもの。栃木三菱によると、当該ノートパソコンには顧客94名の氏名、車両登録番号、車体番号が記録されていたが、暗号化ソフトによりデータ保護が施されている。これまでに情報の不正使用等の事実は報告されていない。栃木三菱では、該当する顧客に電話または訪問にて謝罪し、説明を行っている。また、今回の事態を踏まえ、セキュリティー強化を全店舗に徹底し、情報管理の充実を早急に進めるとしている。
・リリース(栃木三菱自動車販売)
http://www.tochigi-mitsubishi.com/others/owabi.html
・リリース(三菱自動車工業)
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/pressrelease/j/corporate/detail1640.html
◎ ヘルスコープ大阪、24万名分の個人情報含むMOディスク5枚を紛失
医療生協のヘルスコープ大阪(本部:大阪市鶴見区)は6日、約24万名分の個人情報を含むMOディスク5枚を紛失したと発表した。当該ディスクには組合員情報のバックアップが保存されており、組合員とその家族約24万人の氏名、生年月日、住所、電話番号、出資金状況等が含まれていた。同生協によると、5月18日午後、担当職員がバックアップしたデータをMOディスクに保存した後、当該ディスクを所定の場所に戻すのを忘れ、翌日、紛失に気がついた。同生協では、MOディスクをごみとして廃棄、焼却した可能性が高いとみている。5月末の時点で、情報の流出や漏えいの事実は確認されていない。同生協は、全組合員に文書にて事態を報告し、謝罪。事故後、バックアップデータは暗号化して固定式の機器に保存するシステムとした。また今後、本件発生の原因究明と、再発防止のための管理体制やシステムの構築に全力をあげるとしている。
・リリース(ヘルスコープおおさか)
http://www.health-coop.jp/owabi.html
◎ 小諸東中、パソコンの管理ミスから生徒が260名分の個人情報を持ち出す
長野県小諸市教育委員会は5日、小諸東中(同市)のパソコンから生徒の個人情報が持ち出されたことを明らかにした。事態が判明したのは5月末。市教委によると、同校のパソコン教室に設置されたパソコンを使って生徒2名が教師用のデータを閲覧し、成績表、学級名簿、住所録、学級編成用資料など、約260名分の個人情報をフロッピーディスクやCDなどにコピーして自宅に持ち帰っていた。これらのデータには本来、教師しかアクセスできないはずだったが、生徒もアクセスできる状態となっていた。持ち出されたデータなど、これまで判明した全ての資料は回収したという。市教委では、学校側で何らかの設定変更をした際にセキュリティをはずし、そのままになっていたことが原因だとしている。また、今後、教職員の研修及び情報管理体制の強化等により安全対策を講じ、再発防止に万全を期するとしている。
・リリース(小諸市教育委員会)
http://www.city.komoro.nagano.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC020000&WIT_oid=icityv2%3A%3AContents%3A%3A2996
◎ アイフル、天草店で753名分の顧客情報記載書類を紛失
消費者金融業のアイフル(本社:京都市下京区)は5日、同社天草店(熊本県天草市)で、753名分の顧客情報が記載された「ご利用明細書兼領収書弊社控え」を紛失したと発表した。同書類に記載されていた個人情報は、氏名、住所、融資金額または返済金額、利用残高、その他の契約内容。2006年4月3日から2007年2月28日までの間に同店の店頭窓口または自動契約機で、返済または融資を行った顧客、および振込で返済した一部の顧客が対象となる。同店は2007年3月30日に下通り店に統廃合され、書類を下通り店に送付していた。同年4月2日に下通り店で送付された書類を開封し、当該書類が紛失していることが発覚。ただちに捜索したが、現在のところ発見に至っていない。同社は、同店が下通り店への送付作業を行っていたときに他の不要な帳票・書類とともに誤って破棄したものと考え、外部への情報漏えいの可能性は低いとしている。同社は該当顧客には個別に連絡をとり経緯説明とお詫びをしている。また本件を厳粛に受け止め、再発防止に向け社員教育の再徹底に取り組む。
・リリース(アイフル)
http://www.aiful.co.jp/f/topics/PFR0H120.html
◎ シャトレーゼ、顧客情報11名分含む書留小包を郵便事故で紛失
和洋菓子の製造販売を行なうシャトレーゼ(本社:山梨県甲府市)は1日、顧客の個人情報を含む書留小包を紛失したと発表した。同社によると、フランチャイズ店舗のシャトレーゼ中川店(愛知県名古屋市)において、5月2日~9日までに入会したポイントカード会員に対する入会の情報処理を行なうために10日、外部委託業者宛てに書留小包郵便にて入会申込書を発送した。翌11日、配達を行なった東京都牛込郵便局の配達担当者が、同書留小包が紛失していることに気が付いたという。紛失した小包に含まれていた情報は、11名分の個人情報。入会の情報処理が行なわれる前の段階だったため、紛失した11名の氏名、住所等は特定できていない。このため同社では、同店頭および同社ホームページ上において告知を行なっている。
・リリース(シャトレーゼ)
http://www.chateraise.co.jp/image/hunshitsu2%20.pdf
・リリース(日本郵政公社)
http://www.post.japanpost.jp/whats_new/2007/topics/personal_info200706041.html
◎ 北九州市、児童クラブ名簿盗難、歯科検診票紛失など情報流出相次ぐ
北九州市は1日、門司区にある放課後児童クラブ指導員の車が荒らされ、同クラブの児童名簿が盗まれたと発表した。市によると、5月28日午後0時40分ごろ、小倉北区の店舗駐車場でバッグごと盗まれたもので、名簿には児童の氏名、住所、電話番号、学年等が記載されていた。当該児童の保護者には、クラブ送迎時または家庭訪問を行って、説明と謝罪を行った。また同市は6日、5月17日に門司区で実施した「歯ッピー検診」を受診した9名の検診票を紛失したと発表した。検診票には、受診者の氏名、性別、年齢、住所、電話番号、歯と歯肉の状況等が記載されていた。門司区役所生活支援課が同17日、当該検診票を市役所内メールで市役所健康推進課へ送付したが、同31日、未着であることが判明。検診票は本来、区生活支援課で保存するべきもので、送付する必要はなかった。市によると、書類紛失のため、6日の段階で該当者が特定できていないが、受診の可能性が高い89名に電話にて受診の有無を確認し、該当者を確認でき次第、家庭訪問をして謝罪するとしている。
・リリース[PDFファイル](北九州市)
http://www.city.kitakyushu.jp/file/03010200/happyou/070601kojinnjyouhou.pdf
http://www.city.kitakyushu.jp/file/03010200/happyou/070606happy.pdf
◎ 中部テレコミ、業務委託先の従業員が個人情報含む申込書2件紛失
中部電力系の通信事業者、中部テレコミュニケーション(本社:名古屋市中区)は1日、同社が光ファイバーインターネットサービス「コミュファ」の営業業務を委託しているワッツアップ245(本社:東京都港区)の従業員が、記入済みの「コミュファ」申込書2件を紛失したと発表した。同社によると、紛失したのは、5月31日午後4時頃に名古屋市中区の三越百貨店付近の路上営業ブースで受け付けた申込書2件。同6時頃に紛失に気がついて付近を捜索したが見つからず、翌1日、中警察署へ遺失届を提出した。申込書には、顧客の住所、氏名、電話番号、生年月日、メールアドレスが記入されていた。中部テレコミュニケーションでは、今後、委託先に対して個人情報保護の重要性を再徹底し、より一層の厳正・適正管理を行うよう指導するとしている
・リリース(中部テレコミュニケーション)
http://www.ctc.co.jp/news/2007/070601.html