◎ 帝京大学ちば総合医療センター、車上荒らしで患者情報114名分含むPCなど盗難
帝京大学ちば総合医療センター(千葉県市原市)は15日、患者の個人情報114名分が盗難にあう事件が発生したと発表した。同センターによると、今月11日夜から12日朝にかけて、同院の医師が自宅の駐車場で車上荒らしにあい、パソコンとUSBメモリー、診療録1冊が盗まれた。これらには、計114名分の氏名、性別、年齢、ID番号、病名と、一部には住所が含まれていた。直ちに警察に届け出たところ、12日朝USBメモリーが発見され警察に届けられており、盗まれた個人情報の大半は回収されている。センターでは、県に報告するとともに、該当者には文書などで個別に事情を説明し謝罪。今後は個人情報保護の強化と職員の再教育を行い、再発防止に向けて管理の徹底を図るとしている。
・リリース(帝京大学ちば総合医療センター)
http://www.med.teikyo-u.ac.jp/~chiba/26/index.html
◎ JAめぐみの、個人情報を記載した共済契約申込書63件紛失
めぐみの農業協同組合(JAめぐみの)は6月15日、顧客個人情報が記入された共済契約申込書63件を紛失したと発表した。6月8日に実施した当該書類の一斉点検で紛失の事実を確認した。紛失情報は、住所、氏名、電話番号、口座番号、生年月日、性別、職業、身体情報、共済契約内容等。当該顧客に対しては、同組合から直接経過の説明と謝罪を行った。紛失の判明後、徹底した調査を行っているが、現時点において紛失物は見つかっておらず、引き続き調査を行う。同組合では、今回の件を踏まえ、さらに厳重・適正管理を徹底するとしている。
・リリース[PDFファイル](JAめぐみの)
http://www.ja-megumino.or.jp/guide/pdf/070615.pdf
◎ 情報通信政策フォーラム、案内メールを「CC」で送りアドレス200件流出
情報通信政策を論議する場として設立された任意団体「情報通信政策フォーラム」(事務局:東京都千代田区)は15日、事務局の不手際により過去のセミナー参加者のメールアドレスが流出したと発表した。同フォーラム事務局が今月8日、第19回セミナーの案内メールを送る際に、本来ならばBCC欄に指定すべきアドレスをCC欄に指定したため、約200件のアドレスが閲覧可能な状態で送られてしまった。事務局は同日、誤配信先に謝罪と誤配信メールの削除を依頼するメールを送付。再発を防止するために、メール配信用のソフトウェアを導入したとしている。
・リリース(情報通信政策フォーラム)
http://www.icpf.jp/archives/2007-06-15-2203.html
◎ 北洋銀行、2支店で9,400件分の保管書類を紛失
北洋銀行(本店:札幌市中央区)は15日、北広島支店(北海道北広島市)と永山中央支店(同旭川市)で保管していた帳票など、取引件数約9,400件分を紛失したと発表した。同行によると、紛失したのは旧北広島団地支店(2003年3月北広島支店に統合)の2003年2月3日~3月7日までに納められた税金・公共料金の納付書控えなど約1,400件分と、旧永山中央支店(2003年7月永山中央支店に統合)の2002年6月3日~2003年7月2日までに預金口座へ預け入れた他店支払場所の手形・小切手を撮影したマイクロフィルム約8,000件。いずれも氏名や住所などの個人情報が記載されているが、行内で誤って廃棄した可能性が高く、外部への情報漏えいや不正利用などの被害は起きていないという。北広島支店で先月25日、永山中央支店で今月6日、過去の取引内容を確認する際に紛失が発覚した。同行は、顧客情報管理の強化徹底に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](北洋銀行)
http://www.hokuyobank.co.jp/news/info/pdf/000517.pdf
◎ 東京の京橋郵便局、124名分の個人情報含むUSBメモリー紛失
日本郵政公社東京支社は15日、東京都京橋郵便局(東京都中央区)で今月14日、同局職員が個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。紛失したUSBメモリーに含まれていた情報は、同局で取り扱う郵便物取戻し請求に関する受取人の個人名、住所、書留番号45名分のほか、同局職員情報など計124名分。同支社では、関係者への謝罪を行なうと共に、再発防止のため個人情報の保護徹底に取り組むとしている。
・リリース(日本郵政公社東京支社)
http://www.japanpost.jp/pressrelease/s03/yubin/070615_03201.html
◎ ブリスク、同報メールを「TO」で送りアドレス60件流出
スポーツサプリメント「ZEN NUTRITION(ゼン・ニュートリション)」で知られるブリスク(東京都中央区)は6月15日、同社ホームページから「ZEN NUTRITION 無料お試しセット」を申し込んだ顧客のメールアドレスと送受信名60件が同社の不注意で流出したと発表した。情報流出が起きたのは6月4日17時で、当該顧客に礼状代わりのメールを送信した際に、「BCC」欄に各顧客の名前とアドレスを入力すべきところ、誤って「TO」欄に入力した。同社では今後 個人情報の取り扱いに関する従業員教育の徹底と業務の再点検を行い、再発防止に努めるとしている。
・リリース(ブリスク)
http://zen-j.com/info070615.html
◎ 楽天市場出店のランジェコスメティーク、業務PCから顧客情報142件流出
楽天市場に美容関連商品のショップ「ビューティーコロジー」を出店しているランジェコスメティーク(本社:横浜市戸塚区)と、楽天(本社:東京都港区)は13日、同ショップから顧客の個人情報が流出したと発表した。両社の発表によると、同ショップで使用するパソコンがウイルスに感染し、Winny(ウィニー)を通じて流出したもので、2006年8月から2007年2月に同店と取引した顧客の一部、142件の注文者氏名、住所、電話番号、購入商品、送付先等が流出した。クレジットカードの情報は流出していない。両社は該当する顧客に対し、注文時のメールアドレス宛てに連絡をしている。
・リリース(ビューティーコロジー/ランジェコスメティーク)
http://www.rakuten.co.jp/beauticology/kaiso.html
・リリース(楽天)
http://www.rakuten.co.jp/com/faq/information/20070613.html
◎ 警視庁、地域課巡査長の私有PCから捜査関連資料など1万件流出
警視庁は13日、北沢署地域課巡査長(26歳)の私有パソコンから、捜査関連の資料など1万件の情報がネット上に流出したと発表した。流出したのは、文書ファイル約9,000件、および写真ファイル約1,000件で、Winnyを介して流出した。巡査長は、同僚の巡査部長(32歳)のハードディスクからデータをコピーして自分のパソコンに保存していたとしている。流出したデータの中には、捜査報告書、供述調書など、事件、事故関係者などの個人情報を含む情報もあり、警視庁は確認作業を行っている。警察庁および警視庁は、職員に対し、Winnyが導入されたパソコンを使用しないよう指示していた。
・警視庁
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/
◎ JAならけん、143名分の顧客情報を含むノートパソコン盗難
奈良県農業協同組合(JAならけん)は6月12日、同組合椿井経済センター(生駒郡平群町)で個人情報143名分を含むノートパソコンを盗まれたと発表した。紛失情報は顧客の名前、住所、郵便番号、電話番号、金融機関番号、貯金種目、口座番号、カナ氏名、生産者コード、販売精算に関する各種コード。事件が発生したのは5月24日の業務終了後で、同センターで保管していた業務用ノートパソコン1台が盗まれた。翌25日に盗難が発覚し、奈良県警察西和署に被害届を提出した。収録されていた個人情報には、2重のパスワードによるセキュリティが施されており、現在までに当該個人情報の不正使用等の事実は確認されていない。当該組合員にはすでに状況を説明している。同組合は、これまで以上に顧客の個人情報の保管・管理に万全を期すとしている。
・リリース(JAならけん)
http://www.ja-naraken.or.jp/osirase/070612.htm
◎ NHK大阪放送局、顧客情報を含む帳票や携帯端末が盗難
NHK大阪放送局は12日、受信者の個人情報を含む帳票や携帯端末などを紛失したと発表した。11日に同局中央営業センターの派遣スタッフが、氏名、住所などが記載された帳票など計12件と、個人情報を記録した携帯電話の盗難にあった。携帯電話にはセキュリティ対策を施しており、個人情報が漏えいする危険はないという。同局では警察に盗難届けを提出し、該当者に個別に連絡するなど対策をとっている。
・リリース(NHK大阪放送局)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase070612.html
◎ 鹿児島県、県職員のPCがウイルス感染、県民の個人情報流出
鹿児島県は11日、県民の個人情報を含む業務情報約600件が、ファイル共有ソフトのWinny(ウィニー)を介してインターネット上に流出したと発表した。県農政課によると、県職員の私有パソコンから流出したもので、県民の氏名、住所、電話番号を記載した名簿や台帳も流出している。9日にインターネットの掲示板で指摘されたことにより、流出が確認された。県では、業務関係の情報を持ち出すことを禁止している。同県は8日に、ファイル共有ソフトShare(シェア)のウイルス感染によりプライベートな情報を流出させた別の職員に対する懲戒処分を発表したばかりだった。
・リリース(鹿児島県)
http://www.pref.kagoshima.jp/kensei/kisya/0706/ryusyutu.html
・リリース[PDFファイル](鹿児島県)
http://www.pref.kagoshima.jp/__filemst__/15768/jyouhou070611.pdf
◎ 中国電力、点検業務委託の調査員が顧客情報193件含む書類紛失
中国電力(本社:広島市中区)は11日、顧客の個人情報を含む書類を紛失したと発表した。同社によると6日午前中、計量器スイッチの点検業務を委託している調査員が、岡山市内で当日分の作業を始めようとして、バイク後部の備付ボックスに入れてあった鞄を開けたところ、顧客リストがないことに気がついた。紛失したリストは23枚で、岡山営業所サービス区域の顧客193件の氏名、電気使用場所、契約番号が記載されていた。同社は、現段階では事務所内で書類を紛失した可能性が高いと考えている。これまでに情報の不正使用の事実は確認されていない。同社は、該当する顧客を個別に訪問し、説明と謝罪をしている。また今後、委託先との相互チェック・情報管理体制の強化を図るなどして、再発防止に取り組むとしている。
・リリース(中国電力・岡山支社)
http://www.energia.co.jp/press/07/p070611.html
◎ 奈良県内ハローワークで求職者の個人情報1,135名分含むUSBメモリー紛失
奈良労働局は11日、大和郡山公共職業安定所(ハローワーク)で、求職中の障害者1,135名分の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。メモリーは同所内で所在不明となったもので、記録されていた情報には、同所に求職登録している障害者の氏名、生年月日、求職履歴等の個人情報などが含まれていた。同局では、盗難の可能性もあるとして警察に被害届を提出し、引き続き捜索を行なっているという。
・リリース(奈良労働局)
http://www.nararoudoukyoku.go.jp/00topics/H190612owabi.pdf
◎ 千葉県市原市立小、児童の個人情報269名分が流出、関与の教諭自殺
千葉県市原市教育委員会は8日、同市の市立小学校2校の児童269名分の個人情報がWinnyネットワーク上に流出していたことを明らかにした。市教委によると、流出した個人情報は、2001年度から05年度に若宮小学校に在籍していた248名と、06年度に明神小学校に在籍していた児童21名の氏名、電話番号、成績など。匿名の通報により1日に流出が発覚、流出元となったパソコンを所有していた明神小の男性教諭(34歳)は5日に自殺した。情報が流出したのは5月28日ごろと見られる。教諭は、同月23日より、体調不良のため学校を休んでいた。
・市原市教育委員会
http://www.ichihara-chb.ed.jp/board/
◎ 横浜市、HPの行政文書目録検索システムで文書件名に個人名を誤掲載
横浜市は、ホームページの行政文書目録検索システムの文書件名に、複数の個人情報(氏名)を誤って掲載していたと発表した。同市鶴見区において8日、文書作成の際のミスにより、閲覧用文書の件名にアルバイト職員4名分の個人名を記載していることが判明。その後同市全区局事業本部で再点検を行なったところ、新たに13件の文書で、件名にアルバイト個人名が記載されていることがわかった。同市では12日、同検索システムを中止して訂正後、14日に再開。文書決裁体制の見直しなどを行なって再発防止に取り組むとしている。
・リリース(横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/me/tsurumi/kisya/190608/190608.html
・リリース[PDFファイル](旭区・栄区・行政運営調整局・健康福祉局・資源循環局)
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/joho/press/joho070613.pdf