◎ 横浜市、南区のケアプラザで51名分の利用者情報を記録したメモリー紛失
横浜市南区役所福祉保健課と同区でデイサービスなどを行っている「大岡地域ケアプラザ」は7月31日、介護保険利用者51名の住所、氏名、生年月日、電話番号などを記録したUSBメモリーを紛失したと発表した。同課などによると、同プラザの職員が7月22日に利用者情報を所内の作業用に利用していたUSBメモリーに記録した。翌日、当該メモリーを紛失したことに気付き自宅などを探したが見つからず、25日に所長に報告。その後も捜査を続けるが発見には至らず、28日に警察署に遺失物届けを提出し、31日になって同課へ経過を報告した。同プラザでは管理の徹底が不十分だったとし、該当者には今後、個別に訪問し謝罪を行う。同区では、区内地域ケアプラザ所長会を1日に開催するとともに、今後は職員研修を実施し、個人情報の管理徹底を図るとしている。
・リリース[PDFファイル](横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/me/minami/upimg/18081_oooka.pdf
◎ 島根県大田市、ウイルス感染で個人情報104名分を含む業務情報流出
島根県大田市は7月31日、産業振興部の課長の私有パソコンから個人情報104名分を含む業務情報が流出したと発表した。市によると、流出した情報には市が2002年と2004年の雇用対策事業で雇用した104名の氏名と支払った賃金、大森観光センター(現・石見銀山特産品センター)の出店業者35社の社名や代表者名、売上額などのほか、課長の私的な住所録1,131件も含まれていた。先月23日、県を通じて総務省から連絡があり調査したところ、当該課長が無断で業務情報を持ち出しウイルスに感染、Winnyを介して流出したことが判明。市は同日付で当該課長を減給10分の1、6か月の懲戒処分にした。市は、再発防止に向けたあらゆる取り組みを実施するとともに、職員の指導、監督を徹底し信頼回復に取り組むとしている。
・リリース(大田市)
http://www.iwamigin.jp/aspapp/kswlink.asp?act=ksw510a4&articleno=188&bbsno=bbs021&ret=http://www.iwamigin.jp/ohda/
◎ 九州通信ネットワーク、個人情報36名分含む顧客一覧を再委託会社社員が紛失
九州通信ネットワーク(本店:福岡市中央区)は7月31日、同社の光ブロードバンドサービス「BBIQ」関係の工事を委託している会社の再委託会社社員が、BBIQ工事の対象顧客一覧を紛失したと発表した。同社によると、紛失が発生したのは7月29日午後4時から5時の間。当該社員が、同社以外の業者から請け負った住宅内工事に立ち会うために、福岡市中央区の駐車場に社有車を停めていたところ、車内にあった顧客一覧入りのカバンが紛失した。紛失は盗難による可能性が高く、警察へ被害届を提出したという。顧客一覧には、36名分の氏名、住所、電話番号と住宅種別等が記載されていた。同社では、当該顧客に謝罪と事実関係の説明を行っている。また今後、顧客情報の厳正・適正な管理を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・リリース(九州通信ネットワーク)
http://www.qtnet.co.jp/info/20070731.html
◎ 阿波銀行、顧客情報300件を記載した内部資料紛失
阿波銀行(本店:徳島県徳島市)は30日、顧客情報を記載した融資関係の内部資料を紛失したと発表した。同行によると、紛失したのは美馬市にある同行脇町支店の昨年4月分の「融資月中異動明細」。個人135名を含む顧客事業者300件の名前、融資の異動日、融資額、返済額、月末残高などが記載されていた。誤って廃棄した可能性が高く、外部への流出の可能性は低いという。同行は今年3月、2005年度までの保存書類の確認作業で5万7,133名分が紛失していたことを公表。その後2006年度分について調査したところ、新たな紛失が判明した。同行は、再発防止に向け内部資料の集中保管や電子化などに取り組むとともに、顧客情報の取り扱いについて周知徹底を図るとしている。
・リリース[PDFファイル](阿波銀行)
http://www.awabank.co.jp/usr_img/pdf_2550.pdf
◎ 東京ガス、車上荒らしで業務用携帯端末など顧客情報97件盗難
東京ガス(東京都港区)は7月30日、ガス温水システム(TES)の修理・メンテナンス業務を委託する協和日成の協和日成TESメンテセンター(東京都江戸川区)で、顧客情報97件が入った業務用携帯端末、およびTES作業票18件等が盗まれたと発表した。当該端末には、葛飾区、三郷市、八潮市の顧客情報が計79件(作業完了33件と作業予定46件)、当該作業票には18件の個人情報が含まれていた。紛失した情報の内容は、顧客の住所、氏名、電話番号、顧客番号、使用機器関連情報、申し出内容など。盗難が発生したのは7月28日9時50分頃から10時50分頃の間で、協和日生の作業員がTES点検・保守作業のため埼玉県三郷市の公共駐車場に駐車。作業を終えて車に戻ったところ、助手席に置いていた当該端末等がなくなっていた。同日、東京ガスに連絡するとともに、所轄の警察署に盗難被害を届け出たが、現時点で発見されていない。当該顧客には個別に連絡して事情を説明するとともに謝罪した。同社では本件の発生を真摯に受け止め、委託先企業と連携して再発の防止に努めるとしている。
・リリース(東京ガス)
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20070730-02.html
◎ 大阪労働局、印刷用紙に雇用保険支給資料が混入し受給者情報33名分が流出
大阪労働局職業安定部は27日、岸和田公共職業安定所(大阪府岸和田市)で印刷用紙に「雇用保険基本手当て等支給状況票」15枚が混入し、受給者情報33名分が流出したと発表した。流出したのは雇用保険受給者氏名、性別、年齢、支給番号、基本手当支給額など。流出が発覚したのは7月18日で、同所に来所した求職者Aが紹介希望の求人票を求人情報自己検索パソコン(以下、自己検)から印刷して、職業相談窓口の職員Bに提示したところ、当該求人票の裏面に当該状況票が印刷されていた。その後の調査で、職員Cが管理していた当該状況票が白紙の印刷用紙に混ざり、自己検の印刷用紙を補充する際に紛れ込んだことが判明した。紛れ込んだ15枚のうち、求職者Aが印刷した求人票の裏面に印刷されていた4枚、自己検の印刷用紙の中から10枚を回収したが、1枚が所在不明で現在回収に努めている。求職者Aと当該受給者には経過の説明と謝罪をした。大阪労働局では原因の徹底分析を行い、同所では個人情報の取り扱い及び管理について見直しを行う。
・リリース[PDFファイル](大阪労働局)
http://osaka-rodo.go.jp/info/kishiwada.pdf
◎ 福岡市立特別支援学校、車上荒らしで児童5人の個人情報を含むパソコン盗難
福岡市教育委員会は7月27日、市立特別支援学校の男性教諭が車上荒らしにあい、児童5名の個人情報が含むパソコンが盗まれたと発表した。市教委によると、7月24日夜から25日未明にかけて、当該教諭が市内中央区のコインパーキングに自家用車を駐車していたところ、車のドアを壊され車内に置いていた私有パソコン1台が盗まれた。パソコンには、教諭が担任をしている児童5人の1学期の成績表やスナップ写真、児童の名前や住所、電話番号、保護者名を記載した教育支援計画が含まれていた。同校は、警察へ被害届けを提出するとともに、校長と担任で家庭訪問を行い保護者に事情を説明して謝罪。市教委は市内の全校に対し、個人情報の取扱いについて通知するとともに、マニュアルに沿った情報管理の徹底を図るとしている。
・リリース(福岡市)
http://www.city.fukuoka.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC02022&WIT_oid=px5v0cPfREPZUslLMOGjWPYweHGz
◎ NTT西日本、個人と法人2,568件の情報を含む公衆電話管理データ入りFD紛失
NTT西日本とNTT西日本-東中国は27日、公衆電話受託者の個人情報を含むフロッピーディスク(FD)1枚を紛失したと発表した。紛失したのは、NTT西日本-東中国が受託・運営している岡山、鳥取両県内にある公衆電話の設置場所や電話番号などの管理データで、公衆電話の設置場所や電源の提供、清掃や硬貨収納などを委託している個人と法人の名前、連絡先電話番号が含まれていた。内訳は岡山県内の個人702人と法人1,463社、鳥取県内の個人116人と法人287社の計2,568件。記録されている情報は暗号化とパスワードで保護されており、容易に読み取ることはできないという。NTT西日本などによると、今年5月22日にNTT西日本-東中国鳥取事業部から岡山事業部に送った際に紛失したらしく、今月になって所在不明が判明。11日にそれぞれの所轄の警察署に紛失届けを提出した。該当する受託者にはお詫び状を送付するなどして個別に対応しており、今後は情報管理の適正化、厳格化を図るとしている。
・リリース(NTT西日本鳥取支店)
http://www.ntt-west.co.jp/tottori/newsrelease070727.html
・リリース(NTT西日本岡山支店)
http://www.ntt-west.co.jp/okayama/newsrelease070727.html
◎ 高松信用金庫、2,488名分の個人情報を含む伝票綴3万件紛失
高松信用金庫(本店:香川県高松市)は27日、香川県善通寺市の旧金蔵寺支店(2004年11月に善通寺支店に統合)で扱った取引伝票30,134件を紛失したと発表した。同金庫によると、紛失したのは当該支店で2003年4月1日~2004年11月12日の伝票綴401冊。個人2,488名と法人顧客の氏名、住所、生年月日、勤務先、電話番号、取引金額などが記載されていた。同金庫の内規では取引伝票は10年間保存することになっているが、店舗の統廃合で伝票綴りを整理した際に保存期限が過ぎた書類に混入し、誤って溶解処分した可能性が高いという。先月28日、伝票を確認しようとした際に紛失が発覚。伝票の内容はデータとしても保存されているので、過去の取引照会などへの支障はないという。同行は、顧客情報の管理を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](高松信用金庫)
http://www.takashin.co.jp/owabi20070730.pdf
◎ さいたま市立上大久保中学校、生徒230人の成績を含むメモリー紛失
埼玉市教育委員会は27日、市立上大久保中学校(さいたま市桜区)の男性教諭(35歳)が生徒230名分の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。市教委などによると、紛失したメモリーには当該教諭が担当している、3年生全員の名前と1学期の保健体育の成績が記録されていた。当該教諭は終業式があった今月20日の帰宅途中、電車内にカバンを置き忘れた。カバンはその後発見され22日に回収したが、中に入っていたメモリーなど私物3点がなくなっていた。同校では警察署に盗難届けを提出するとともに、25日に3年生の臨時保護者会を開いて経緯を説明し謝罪した。同校では今後、研修会を開くなどして個人情報の管理を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・さいたま市教育委員会ホームページ
http://gakkoukyouiku.saitama-city.ed.jp/
◎ アフラック、代理店で顧客情報15万2,758名分を含むパソコン盗難
アメリカンファミリー生命保険(本社:東京都新宿区)は26日、同社の販売代理店「ツーサン」(東京都新宿区)の社員が顧客15万2,758名分、20万4,716件の証券情報を含むパソコンを盗まれたと発表した。同社によると今月17日、代理店の社員が出勤途中の電車内で置引き被害にあい、当該パソコンを入れたカバンを盗まれた。盗まれたパソコンには、顧客の住所、氏名、生年月日、性別、契約内容などが保存されていたが、口座情報や医療情報などのセンシティブな情報は含まれていない。また、パスワードや暗号化などによるセキュリティ対策が講じられており、第三者が閲覧するのは困難だという。代理店では、警察に被害届けを提出するとともに、該当者に対し謝罪文の送付と事情説明を行っており、同社は全代理店への指導を強化し再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](アメリカンファミリー生命保険)
http://www.aflac.co.jp/news_pdf/2007072600.pdf
◎ 長野県、委託先職員が水道の料金徴収書など26件分紛失
長野県企業局は7月26日、同局が水道料金等の徴収業務を委託している電算(長野県長野市)が個人情報26件分を含んだ領収書などが入ったカバンを紛失したと発表した。紛失したのは50件つづりで使用済み26件の水道料金の領収書など(うち書損じ3件)と、納入通知書4名分、現金4万5,184円と電算の収納受託者印。紛失したのは7月25日午後3時40分ごろで、千曲市上山田温泉で顧客を訪問中、領収書の入ったカバンを置き忘れた。直ちに周辺を捜索し、千曲警察署戸倉・上山田警部交番に紛失を届け出たが、発見に至っていない。これまでに当該情報が外部に流出し利用された事実は確認されていない。県の企業局と電算は当該顧客に対して個別に状況説明と謝罪を行なった。両者は本件の発生を真摯に受け止め、情報の取扱いおよび管理について厳重に行なうよう徹底し、再発を防止する。
・リリース(電算)
http://www.ndensan.co.jp/info/2007/0727.htm
・リリース[PDFファイル](長野県)
http://www.pref.nagano.jp/kigyou/keiki/happyou/190726-ryousyuusyo-hunnsitu.pdf