◎ メモワール、営業車両が車上荒らしにあい、顧客情報13名分を紛失
冠婚葬祭互助のメモワール(本社:横浜市南区)は2月25日、同社戸塚東営業所(横浜市戸塚区)外務員の営業車両が車上荒らしにあい、顧客の個人情報を含む書類13枚が盗まれたと発表した。同社によると、2月22日午後8時から翌朝午前8時までの間に、外務員の自宅駐車場に駐車していた施錠済みの営業車両から、当該書類の入った鞄などが盗まれた。事態が発覚したのは23日朝で、警察へ即時通報し、25日に被害届を提出したが、書類は見つかっていない。盗まれた書類は、入会申込書2枚、預金口座振替依頼書の控え1枚、営業訪問カード10枚。情報が不正に使用された事実は報告されていないという。同社では、当該顧客に事情説明と謝罪をし、金融機関への連絡を依頼した。また今後、再発防止のため、顧客情報の保管体制を見直し、全職員に個人情報保護に対する意識を再徹底するとしている。
・リリース(メモワール)
http://www.memoire.co.jp/01.html
◎ ノーリツ、顧客情報2,038件を含むパソコン盗難
給湯器メーカーのノーリツ(本社:神戸市中央区)は22日、同社の顧客情報2,038件を含むパソコンが委託先で盗まれたと発表した。同社によると、今月9日、子会社のエヌティーエスを通じて取り付け工事を委託しているトップワーク(東京都八王子市)が事務所荒らしにあい、ノートパソコン1台が盗まれた。15日にバックアップデータの存在が判明し同社に取り寄せ調査した結果、盗まれたパソコンには2001年~2007年に施工した東京都西部を中心とする顧客の氏名、住所、電話番号、工事内容、工事日などを含むデータ2,038件が保存されていたことが分かった。当該パソコンには起動時のパスワードが設定されており、これまでのところ個人情報を悪用した被害は確認されていない。
同社では、専用のお客様相談ダイヤルを設置するとともに、販売店と連携して該当者への連絡作業を進めている。
・リリース(ノーリツ)
http://www.noritz.co.jp/contact/important/19/index.html
◎ 神奈川県丹沢湖ビジターセンター、行事参加者150名の個人情報を含むパソコン盗難
神奈川県は21日、県自然環境保全センターが神奈川県公園協会に管理を委託している丹沢湖ビジターセンター(山北町)で、個人情報を含むパソコン3台が盗まれたと発表した。県によると、21日明け方に同センターに何者かが侵入。警備装置が作動し警察と警備会社が駆けつけが侵入者は逃走した後で、建物裏の扉がバールでこじ開けられパソコン3台と現金5,200円が持ち去られていた。 盗まれたパソコンのうち1台には、過去1年半分程度の自然観察会などの行事参加者、約150名の住所、氏名、年齢、性別、電話番号が含まれていた。同協会は、同日、警察署に被害届を提出するとともに、該当者連絡して事情の説明と謝罪を行っている。
・リリース(神奈川県)
http://www.pref.kanagawa.jp/press/0802/080/index.html
◎ミサワホーム北海道、顧客20名などを登録した携帯電話を紛失
総合建築業のミサワホーム北海道(本店:札幌市白石区)は2月21日、同社の従業員が顧客20名などの個人情報を含む業務用携帯電話を紛失したと発表した。紛失したのは2月16日で、当該従業員が降雪・積雪状態の建築予定現場において、当該携帯電話を外套着のポケットに入れたまま作業を行い紛失した。現地では紛失直後に解体工事の作業に伴う地面の掘削などが行われており、第三者が取得する可能性は低いが、顧客情報が流出するおそれがある。当該携帯電話には顧客20名のほか、社員50名および法人50社の氏名(法人名)と電話番号が保存されていた。すでに警察へ届け出、監督官庁である経済産業省・国土交通省への紛失の内容を報告したが、現在発見には至っていない。また、顧客情報の不正使用などの事実は確認されていない。同社では当該顧客に対して、電話連絡の上、訪問して報告と謝罪、今後の対応の説明を実施している。今後は携帯電話アドレス帳のロック機能や各電話会社の提供するセキリュティサービスの利用を周知徹底するほか、アドレス帳に登録する個人名を加工等するなど名前の判読ができないようにするなどの対策を講じて再発を防止する。
・リリース(ミサワホーム北海道)
http://hokkaido.misawa.co.jp/jiko.html
◎ トータルハウジング、資料請求者143名の個人情報がHPで閲覧可能に
マンション分譲・賃貸のトータルハウジング(本社:東京都港区)は20日、賃貸マンションの資料請求者143名の個人情報がホームページで閲覧可能な状態にあったと発表した。
同社によると、閲覧可能だったのは2002~2003年に賃貸募集した「ストーリア品川」のホームページで資料を請求した顧客143名の住所、氏名、電話番号、メールアドレス。先月末、一部の検索サイトの検索結果に表示されることが顧客からの指摘で判明し、同社は当該HPを閉鎖してデータを削除。検索サイトに残っていたキャッシュの削除依頼を出し、今月15日までに表示されることが無いことを確認。所轄行政庁への報告届出を行うとともに、該当者に事情の説明と謝罪を行った。
・リリース[PDFファイル](トータルハウジング)
http://www.total-housing.com/images/20080220.pdf
◎ 名古屋都市産業振興公社、メールニュースを「TO」で送りアドレス888件流出
名古屋都市産業振興公社(名古屋市千種区)は20日、メールニュースを送る際に操作を誤り、購読者のメールアドレス888件が流出したと発表した。同公社では、産業技術に関する講演会や研修会などの情報を、希望者にメールで提供する「名古屋都市産業振興公社メールニュース」を配信している。20日昼前、職員が購読者888人を5グループに分けて送信した際、本来ならば送信先が表示されない「BCC」に指定すべきアドレスを誤って「宛先(TO)」欄に指定してしまったため、同時に送信した全てのメールアドレスが閲覧できる状態で配信された。同日午後、受信者からの指摘で発覚し、全員に謝罪メールを送付して当該メールの削除を依頼。同公社は、再発防止に向けてメール送信操作の確認手順を職員に周知徹底するとしている。
・リリース(名古屋都市産業振興公社)
http://www.u-net.city.nagoya.jp/
◎ りそな銀行、15,184名分の顧客情報を含むCD-Rを紛失
りそな銀行(本社:大阪府大阪市)は20日、奈良市近鉄学園前支店にて顧客情報が記録されたCD-Rを紛失したと発表した。発表によると、紛失したCD-Rには2007年3月26日から2008年1月22日に同支店登美ヶ丘出張所「りそなパーソナルステーションGALLERY登美ヶ丘」のATMを利用した1万5,184名分の顧客の氏名、取引金額、口座番号、電話番号などが記録されていた。内部調査の結果、誤って廃棄した可能性が高く、また当該CD-Rは専用の機器を用いないと読み取りできないものとなっているため、外部に流出した可能性は極めて低いとしている。これまでに顧客の個人情報が不正に利用された事実は確認されていない。同社では、再発防止のため顧客情報の管理を徹底していくとしている。
・リリース[PDFファイル](りそな銀行)
http://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/newsrelease/pdf/200220_1a.pdf