◎全国信用協同組合連合会、厚生年金保険料等の「領収控」9,668件を紛失
全国信用協同組合連合会(本部:東京都中央区)は7日、本店が取扱った厚生年金保険料等の「領収控」の一部を紛失したと発表した。同会の発表によると、2月に領収控の一部が行方不明であることが判明した。調査したところ、平成19年8月の書類廃棄の際に誤廃棄したものと思われるという。紛失した情報件数はのべ9,668件(うち個人情報は約700件と推計)。この「領収控」には住所、法人名・氏名、納付金額等の個人情報が記載されていた。これまでのところ、顧客情報の不正使用などは報告されていない。同会では再発防止の徹底を図り、顧客情報管理の強化に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](全国信用協同組合連合会)
http://www.zenshinkumiren.jp/pdf/20080307.pdf
◎ 大宮アルディージャ、メール便宛名ラベルから会員の個人情報流出
サッカーJ1の大宮アルディージャ(埼玉県さいたま市)は7日、オフィシャルサッカーマガジン「バモス」2008年3月号を発送した際、一部について宛名ラベルを他会員の宛名ラベルに重ね貼りした状態で送ったため、個人情報1,883名分が流出した可能性があると発表した。同クラブによると、同マガジンをメール便で発送する際、会員の郵便番号、住所、氏名、クラブメンバーズIDを記載した宛名ラベルを封筒に貼ったが、作業の途中で宛名ラベルの形式を変更。旧形式のラベルの上にマスキングシールを貼り、新形式のラベルを重ねて貼った。その結果、マガジンが会員に届いた際にラベルの受領証部分を切り取ることにより、下に貼ってあった旧形式のラベルが透けて見える状態となった。クラブメンバーズ会員1,381名と、ファミリーメンバーズ親会員502名の情報が流出した可能性があるという。同クラブでは、個人情報の安全管理に対する認識が甘かったことが原因だとし、再発防止のため、管理体制の強化を図るとしている。
・リリース(大宮アルディージャ)
http://www.jsgoal.jp/club/00061000/00061700.html
◎ 大阪府、不用品交換サイトでメールアドレス誤表示のおそれ
大阪府は7日、大阪府リサイクル社会推進会議が運営する不用品交換サイト「クルクルネット」において、特定の操作により、利用者のメールアドレスが誤表示される状態だったことを発表した。府によると、6日午後3時30分ごろ、システムチェックをしていた担当職員が不具合に気付いた。同サイトでは、不用品情報の削除時に必要なパスワードを登録者が忘れた場合、登録したメールアドレスを入力して送信すると事務局からパスワードを返信する仕組みをとっていたが、この仕組みにおいて、メールアドレスを入力せずに送信操作をすると、登録されているアドレスが画面に表示されてしまう状態となっていたという。府では、不具合判明直後にサイトを閉鎖し、システムの修正を行っている。また、これまでの利用者21名に対し、メールで謝罪した。府によると、システム内に保存されていた履歴により、現在、同サイトを利用している人の登録情報は漏えいしていないことが確認されている。
・リリース(大阪府)
http://www.pref.osaka.jp/fumin/html/18421.html
◎ 三協立山アルミ、取引先個人情報65件を含む業務用ノートPC1台盗難
アルミ建材の三協立山アルミ(本社:富山県高岡市)は5日、顧客の個人情報を含む業務用ノートパソコン1台が盗まれたことを発表した。同社によると、2月28日に同社神戸営業所の社員が車中に置いていた業務用パソコン1台が盗まれたもので、パソコンには関西エリア5社向けの見積書、受注情報、提案書と、顧客名、住所、電話番号を含む同社商品採用記録65件が保存されていた。このパソコンには、ログオンIDとパスワードが設定されている。同社では盗難発覚後、ただちに警察へ連絡。紛失した情報に関する不正使用等の事実は確認されていないという。同社は、当該顧客を個別に訪問し、説明と謝罪を行っている。また再発防止のため、パソコンの盗難や紛失に対する安全対策を行う義務について再教育し、個人情報の安全管理や取扱いを再徹底するとしている。
・リリース(三協立山アルミ)
http://www.sankyotateyama-al.co.jp/news/2008news/sa20080305.html
◎ NTT東日本埼玉支店、2名分の顧客情報をFAXで誤送信
NTT東日本埼玉支店(さいたま市中央区)は4日、顧客情報を含む書面2通をFAXで誤送信したと発表した。同社によると、2月20日、顧客から届いた相談用はがき2件分を社内の関係部門あてにFAXで送信しようとした際、FAX番号の入力操作を誤り、別の顧客に誤送信してしまった。当該はがきには、顧客の氏名、住所、連絡先電話番号が記載されていた。同社では当該顧客に個別に対応し、謝罪と説明を実施。FAXの受信者に対しても謝罪と説明を行い、誤送信した書面は返却されたという。同社は、再発防止のため、業務委託先とも連携し、社員教育を徹底するなどして情報管理の強化を図るとしている。
・リリース[PDFファイル](NTT東日本埼玉支店)
http://web116.com/saitama/news/20080304.pdf
◎ テレウェイヴ、子会社で顧客情報3,788件を含むPC等盗難
IT関連のテレウェイヴ(東京都新宿区)は3日、同社子会社でIT支援等を行うテレウェイヴリンクス(東京都新宿区)において、大阪支店(大阪市浪速区)社員の車が車上荒らしにあい、顧客情報3,788件入りのパソコン等を盗まれたと発表した。同社によると、2月28日早朝、大阪市内のコインパーキングに駐車していた営業用レンタカーが荒らされ、パソコンとデジタルカメラが盗まれた。盗難発覚後、ただちに所轄署に通報し被害届を提出したが、盗まれた物はまだ見つかっていない。盗まれたパソコンには、顧客の氏名、住所、連絡先を含むデータが3,788件内外保存されていた。またデジタルカメラには、顧客事業所の概観画像5件が含まれていた。パソコンにはユーザIDとログインパスワードが設定されており、同社では、個人情報が流出する可能性は低いとみている。情報の不正使用の事実は報告されていない。同社は、該当する顧客に事情説明と謝罪を行うとしている。また再発防止のため、安全管理の徹底を図り、個人情報保護の強化と社員教育の再徹底を行うという。
・リリース[PDFファイル](テレウェイヴ)
http://www.telewave.co.jp/news/2008/pdf/20080303.pdf
◎さいたま市消防局、消防署職員のPCから市民情報含む質問調書など流出
さいたま市(埼玉県)は3日、市民2名分の個人情報を含む行政文書がWinny(ウィニー)を介してネット上に流出した可能性があると発表した。発表によると、2日午前4時頃、「当該情報がネット上に流出している」旨の匿名ファックスがあり発覚。同市消防局北消防署に所属する男性職員が、当該行政文書などをUSBメモリにコピーして自宅に持ち帰り、私用パソコンからWinnyを介してネット上に流出した可能性があることがわかった。3日現在、流出の事実確認は取れていないという。流出文書は、質問調書、署内共通ファイル、業務予定表。質問調書には市民2名分の個人情報(住所、氏名、年齢、職業、電話番号)が含まれていた。同市は該当する市民に事情説明などの対応をし、今後もひき続き流出情報の事実確認を行うという。また、全職員に情報の取扱いについて緊急点検を実施し、情報の持ち出しをしないなど市情報セキュリティポリシーの徹底を図るとしている。
・リリース[PDFファイル](さいたま市)
http://www.city.saitama.jp/www/contents/1204583937732/files/siryou.pdf
◎ ホンダカーズ埼玉、メール誤送信で顧客情報141件流出
自動車販売のホンダカーズ埼玉(本社:さいたま市中央区)は1日、顧客の個人情報141件が、メールで同社の顧客15名に流出したと発表した。同社によると、2月25日、営業スタッフが店長に自分の所属する拠点の2008年8月度車検対象顧客リストを送信した際、謝って自分が担当する顧客15名にも同時送信してしまった。リストには、顧客の氏名、住所、車名、登録番号、電話番号などが141件含まれていた。店長と同スタッフがメール受信者の自宅を訪問して顧客リストの削除を要請し、すでに消去は完了している。情報の不正利用等の事実は確認されていない。情報が流出した可能性のある顧客については、個別に連絡をとって謝罪しているという。同社では再発防止のため、情報管理の重要性を再教育し、業務情報、メール、メールアドレスの管理を徹底するとしている。また、個人情報に関するデータはパスワードで管理するよう、周知徹底するとしている。
・リリース[PDFファイル](ホンダカーズ埼玉)
http://www.hondacars-saitama.co.jp/html/apology0803.pdf